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kazunosukeの日記: 20億光年の孤独 5

日記 by kazunosuke

 ある方に会いました。

 僕が以前から一方的にとても興味を持っている方でした。
日記だけで感じ取れる自分のイメージとしてはその方は「金星人」でした。
お会いしてみたら「地球人」でした。そして「日本人」でした。ちょっとホッとしました。
何にも僕と違いはなかったです。そして何も僕と同じではなかったです。
その方はシャイな方でした・・・いえ、その場にいた方、全員がシャイでした
(もちろんそれは僕も含んでの話ですよ)。

 みんなシャイなのに、人には色々それを示すサインがあるのですね。
他の方のお話に耳を傾ける方、微笑み続ける方、緊張しちゃう方、礼儀正しくされる方、
「緊張しちゃう」と自ら言ってしまう方、お話が止まらない方、パンをそのままかじってしまう方。
全てそれは同じではない。いろんな人がいろんなことを考えていて、そしてそれを全て
曝け出すわけでもない。けれどみなさん同じ照れ屋さん。

 表面的なことだけでわかることって少ないですよね。
実はみなさんシャイじゃなかったかもしれません(でも僕はそう感じました)。
実はみなさん孤独だったかもしれません。

 「僕は孤独な人間です」

と言ったら誰か信じるかな?
ホントに孤独かもしれない。普段の僕がそれを巧妙に隠しているのかもしれません。
でもそれは誰にもわからない。本当は自分自身でもわからないのかもしれない。
思い込んでいるだけなのかもしれません。でも本当に孤独な人は全てを隠せない人ですよ。
必ずどんなかたちでもヒントを提示し、あるいは尋ねられていない問に答え、
何かを誰かを求めている。つまりみんな孤独なんですよ。
彼だけじゃない彼女だけじゃない僕だって孤独。
眠れないときだっていつもです。だから僕は走って疲れて無理やり眠る。

 人と人とを結びつけ新たに出会いを作る力は、孤独な力であると感じます。
だからみんなは求め合って、「求めていない」と言う人だって必ずサインは出している。
洞窟なんかに篭っていない。たとえ部屋から一歩も出なくてもPC繋げたりテレビを観ている。
みんな孤独です。みんな変です。みんな違うんです。あなただけじゃない。
僕の孤独を消し去り恐怖を打ち倒すための武器は扇子や爪ではないけれど。

 話が聞きたいです。たくさんの人の話をもっともっと!
下らない話なんてない。つまらない話なんてない。聞いた話をもう一度聞きたいんです。
僕の笑い声と止まらない話。それが僕の孤独や独りよがりの感情を消し去るための武器です。

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  • by argon (3541) on 2004年07月11日 17時09分 (#587172) 日記
    どうツッコミいれようかな。
  • やっと判りました、kazunosuke さんのウォッチ対象が私だったことに。

    まあ例の「扇子」も武器のひとつです。
    けれど、そんなものは本当の武器ではありません。

    たとえば銃があったとします。
    あっただけではそれはまだ武器ではありません。
    銃に弾丸を込めます。
    それもまだ武器ではありません。
    照準を合わせます。
    それでもまだ武器ではありません。
    トリガーに指を掛けます。
    それでもまだ武器ではありません。

    武器になるのは、人にトリガーを引く意思が宿ったとき。
    強い意思こそが真の武器。
    その意思を支えるのは決意。
    己の誇りを掛けた誓い。

    私は誓いを目に見える形にしていました。
    決して崩れないように。
    片時も忘れないように。
    それがリングに持たせた真の意味。
    右手人指指のリングも「貫く意思」を示します。
    Este jornal, e' o meu revo'lver.

    --- Durango Kid / Toninho Horta
  • by Anonymous Coward on 2004年07月11日 23時47分 (#587364)
    早く書け~。ACでコメントしてやるー。
    #誰だかバレバレ?
  • by Anonymous Coward on 2004年07月12日 22時55分 (#587906)
    オフ会の「中の人」より。
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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