kazunosukeの日記: ハチミツとクローバー 3
深夜アニメです。友人に言われて1回観てみたんだけど・・・ダメだこれはー、と思って昨日は観ませんでした。なんかその後の展開が読めたんですよ、うん。けっきょくおいしい(漫画的にはおいしい)役回りは、あの留年しまくっている意味不明の男でしょう。奴の家庭環境が知りたい。学費はどうやって捻出しているか・・・とか。新聞奨学生なんかの苦学生だったら許すけど。。。でもそれはありえないだろう。新聞奨学生だったら漫画的にいちゃつく暇がない(笑)。漫画で表現する苦学生なんてどこまで苦学生なんだろう。実際はもっと違うんだろうなぁと思ったらそこも嫌だ。ボロアパートの暮らしが「完璧なかたちでの漫画」で、リアルさを失わせて、またそれが腹立たしい。
なんかなー、しょうもなく歳をとったなぁと思うのです。僕は確かに年齢的には全然若いですよ(青いという意味で)。でもね、たとえば学生がいちゃついていたとしても親に莫大な金を投資されている中でいちゃついているんだよなぁ・・・と思ったらけっこう醒めている自分がいて。それは当然自分の経験ともオーバーラップしているんだけどさ。
「やっべ。自分は120%親を頼って、人を頼っていきてんじゃん?? ひとりでなんか生きてないのにすっかり口だけはいっちょ前ですよ。あぽー」って学生時分、ある日突然気付いてしまった。もうそれに気付いたときは「生きててすいません」って感じでしたよ。あー、別にそこまでは思ってないけれどそんなイメージです。
だから(略)「こんなことしててもママゴトみたいなんだよ」って嫌なことばっかり言ってた。うへー、死にたくなるね。なんてひどい言葉を投げかけていたんだろう。どうにもならないのに。そして言われて泣いてた。当然か。僕が悩んでいるったって何だってんだ? 死ぬ生きるの問題じゃない。守られている中で無力さで悩んでいるだ。バカバカしい・・・って思っていてもいつも辛かった。辛かったのかな? もう思い出せない(たぶん忘れようとしているから)。
えらく時間がかかったけれど、そのときに比べれば今は何をやっても充実しているような気がする。バカなことをやってお金を使っても「自分の稼いだ金だ」って思えるから。いちばん強く感じるときはプレゼントをしたとき。高いものなんか買えないけれど・・・でもそう思うんだよ。ただの自己満足なのはわかってます。。。
自分の経験は棚に上げて・・・自分がそういう経験をしてきたからこそ、学生の恋愛には感情移入できなくなってしまった。だから情けない自分を思いだすような大学生の恋愛ものは観るのがつらくなってしまったんだ。うんこみたいなモラトリアムは終わらせることができた。それはやっと僕が望んだかたちなんだ。変な奴だな、僕ってば。
私も原作オススメ派 (スコア:1)
今のところ全巻揃えてます。
こちらでは見られないので何とも言えないのですが、
原作でも「こんなのあるわけないよ~」と、思います。
(ええ、そりゃ思いますとも。)
が、ハチクロの面白さは「漫画的な漫画」「アンチリアル」にあるのでは?
でもって、絵もストーリーも女性好みなんでしょうね。
女の子の言う「かわいい」の要素が多分に含まれている気がします。
だから逆に男性には受け入れられにくいのかな?
(もちろん、はぐちゃん萌えの殿方はいっぱいいると思います。)
原作は私もオススメです。
むは (スコア:1)
ネットの環境を切り替えていてみれなかったんだ。
さてハチクロです。
いやー、なんというか、1回しか観てないから何ともいえないんだよ。
「観たくない」って書いたのに、たぶん読んだら確実にハマるでしょう。
日記を読んでもらえればわかるけれど、ほとんどハチクロのことには触れずに
自分のことを書いているでしょう。ま、つまりハチクロにかこつけた自分考ですよ。
古本屋で売ってたら買ってみるね。そしてハマってみます(笑。
奴は! (スコア:0)
ネタばれですが、とても漫画的に金を稼いでおります。
現実には無理無理ですが。
それがゆえに留年すると説明もついております。
んでもってあの作品は(アニメは見てないので漫画のほうは)!
まさにここでkazunosukeさんが書いているような心情を中心にうごいてますので、まぁ勧める人もいたのでしょう。アニメ化でどうなってしまったか知りませんが。
単行本なら巻数も少ないしお勧めできなくもないです。
欠点はまだ完結してないことくらいです。