先日の兆候通りにLinux版DelphiであるKylixのオープン版が公開された。これで、(GPL的な自由の意味の)freeなソフトウェアを作る為にはKylixがfree(無料)になった。まずはFAQを読め。そして面白いのがライセンス。オープン版自身のライセンスに「GPLなソフトの作成のみに使用可能」と明記するだけでなく、どのプログラムも必ずリンクするBaseCLXライブラリがGPLなので、プログラムは必ずGPLでなければいけない。
Titleに偽りあり (^^; (スコア:3, 参考になる)
じゃなくて、
「GPLなフリーソフトの開発しかできない」
だよねえ。
Delphi + Ruby = Apollo (スコア:2)
日本語版が (スコア:2)
http://www.borland.co.jp/kylix/openedition/
これでlinuxのGUIソフトも増えるかな?
ライセンスについて (スコア:1)
必然的に作ったオブジェクトはGPLでないと、という事になりますね。
もちろん、商用につかう場合は、Kylix有償版を使う事になります。
個人的にはこれでPascalファンが増えてほしいけど、C++Buliderが出たら皆流れるんだろうなぁ(T_T)
-----------------
#そんなワタシはOS/2ユーザー:-)
ダブルライセンス (スコア:1)
有償版のもので、商用版をつくるというわけですかね。
BSDライセンスで配布したい場合は、どうしたらいいのかなぁ?
軟弱者と言われそうだけど (スコア:1)
-- やさいはけんこうにいちば〜ん!
Re:ダブルライセンス (スコア:1)
Re:ダブルライセンス (スコア:1)
>What if I want to deploy my Kylix application with an open-source license other than GPL?
売り物版のほうを使うなら、
Borland No-Nonsense と相性悪くないライセンスなら
どーしてもいいぞ、とか、
Closedモノと混ぜた配布を許す類のOpenSourceライセンスは
Borland No-Nonsense と相性悪くないね、とか。
つまり、買えということっすよね。
ところでコンポーネント作りは? (スコア:1)
コンポーネント(=暮らすライブラリ)の
配布ライセンスについてはなにも書いていませんね。
どうなんだろう?
敢えてそれっぽいのを探すなら、FAQに
EULA(Open Edition IDE End User License Agreement)は
「どんな」ソフトを作るときでもOpenEditionを開発に使えば
GPLにせぇよと書いてあるんだけど、
でも、IDEでしょ?
コンポ書くのにIDE使うかよ?勿論IDEでもやれるが、
GUIでRADの恩恵は(TFrameというRADでComponentを
作れる特殊なクラスを使う時以外は)無いに等しいんで、
それってただのエディタでもやれる。実際俺もそうしてる。
(win版delphiでjvim使ってます(笑))
他にも色々気になる点がある。
1: ClosedなコンポをOpenEditionにInstallしてはイケナイのか?
Installだけなら問題ないかも知れないが、
生成したアプリにはGPLを課さないとならないから、
Closedコンポと衝突する。
あ。これはどうでもいいのかな?
2: must be released といってもこれは、公開「するならば」の話だよな?
公開せず自宅に隠蔽(笑)するだけなら、GPLでも縛ってないはずだ。
#アノニマス カワードなbinaryは出てくるなという意味だが(笑)。
…あ。これは答え有るなあ。
>Deployment happens as soon as source code or
>binaries are transferred to another person.
「自分が」いじるなら縛られないそうだ。
つまり、非GPLなソフトを作ろうとしている複数人からなるProcject
の「中」でやり取りするだけで、駄目になる(商用版を人数分買え)そうだ(笑)。
つまり厳密にはお試し版としても使えない。
自分が書いたテストコード(もしかしてClosedにしたいかも知れない)を
隣人に渡すのも駄目だから。
蛇足:
上記文の(片割れ)の元文は、以下の俺掲示板のスレッドにて。
http://mcgi2.nifty.ne.jp/cgi-bin/thread.cgi?user_id=BXQ04723&disp_no=7264&log_no=385&msg_per_page=10&def=10
Microsoftの反応は (スコア:0)
これに対応してMicrosoftは、Shared Source Licenseの プログラムしか作れないVB.NETのオープン版を公開、とか。