Anonymous Coward曰く、"ZDNetの記事によると、賛否両論多いインターネット雑誌「ネットランナー」が雑誌記事と連動した形のイベントとして機能強化やバージョンアップを期待するフリーソフトに対し、総額300万円の開発支援金を寄付するとのこと。雑誌の質はともあれ(売名行為だとしても)、日夜便利なフリーソフトを開発しているオンラインソフト作者にとっては、興味深い話なのではないだろうか。"
300万か (スコア:3, すばらしい洞察)
(´д`;)
フリーソフトはフリーソフトでも (スコア:2, 参考になる)
リストが全部出てないのでアレだが、ぱっと見はかなり微妙だ。
まぁ、鯖 [netcraft.com]を見る限りLinuxを知らないわけでは無さそうだけど。
# 非公式とは言え生IP [202.224.233.172]かい。
パッと見がアレなのは (スコア:1)
#そのIPアドレスにWhois [nic.ad.jp]はかけました?
Re:パッと見がアレなのは (スコア:1)
こっち [mse.co.jp]をよく使いますが。
一体何の会社 [google.co.jp]なのかと小一時間...。
Re:フリーソフトはフリーソフトでも (スコア:0)
別に今でも十分高性能だから、特に機能強化とか望んでるわけじゃないけど。
いっそのことさ (スコア:2, すばらしい洞察)
通年的に継続する事業にして欲しいね。
元がただとは言えど、それを記事にして金稼いでいるんだったら、フリーソフトとは言えど、そのくらいの
社会的還元はするべきじゃないかな。
300万とかだと、将来が期待されるフリーウェアに対して、早期的に開発を進めさせてやる事で、記事のネタには
なるし、社会的にも貢献するし、売名^h^h広告効果としても、絶大だと思うけどね。
ただ、その基金が政府の助成金みたいに、偏った配分になる事だけは避けて欲しいね。
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */
修正 (スコア:1)
「300万とかだと」は「一件あたり300万とかだと」
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */
Re:いっそのことさ (スコア:1)
公平な配分方法なんてありえないんだから、 どうせなら、単に金をばらまくのではなく、 vector とか sourceforge がやっている ことみたいにフリーソフトウェアの コミュニティーが活用できるインフラ整備にまわしてほしい…
眼球の不足 (was: Re:いっそのことさ) (スコア:3, すばらしい洞察)
>単に金をばらまくのではなく、 vector とか sourceforge
> がやっている ことみたいにフリーソフトウェアの コミュ
>ニティーが 活用できるインフラ整備にまわしてほしい…
sourceforge.jpのように閑古鳥が鳴いているところがあるのに、
このうえインフラなど整備してどうするのですか。
UNIXの眷族世界に限って云うと、フリーソフトウェアのコミュ
ニティーが今もっとも必要としているのは、「人」では?
というわけで、金額の話ばかり出ていますが、むしろこういう
企画の「お祭り」側面にもっと注目しても良いのではないかと
思います。
オープンソース界に限っても、〈眼球魔人〉が不足が絶望的な
レベルに達している日本の状況を見ると、もっといろいろお祭り
があっても、それも若い人、新しい人、新しいソフト、最近ス
タートした開発、作ったけど公開していない逸品に目を向けた
お祭りがあっても良いのではと、いやそれどころかむしろ必要な
のではと思うことしきり。
IN EARTH AND SKIE AND SEA STRANGE THYNGES THER BE.
何を期待してるかが雑誌ごとに… (スコア:1)
将来を「誰が」期待してるか、ってのが微妙な問題じゃないかな。
つまり、雑誌はそれぞれの芸風ごとに、イチオシしたいソフト、眼中にないソフト、が
ばらつくんじゃないかな。
例えば、NetRunnerで人気になるようなソフト(ってどんなだ?)は他の雑誌Aでは眼中にないとか、
Winの雑誌ではLinuxのソフトは眼中にないとか。
そういう意味では、すべての雑誌の基金の合体は、呉越同舟状態だよね。
同舟すればいいだろという問題でもないと思う。雑誌の芸風に我慢と妥協を強いても個性が摩滅するだけなので。
----
あと、言うまでもないけど、金が有ったらそれでいいのか?って問題も。
ふるさと創生一億円とまで言わないまでも、そこそこの金があれば巧くことを運べるような「こと」が
どの場(プロジェクトとか市町村とか)にも丁度よく存在するとは、限らないんだよね。
たとえば、金があれば、今までやってた仕事をする量が減らせて、その時間をソフト開発に回せる、という発想が有ったとしても、
ふつー(?)の会社に一定以上(?)の時間を献上して飯食ってるサラリーマン(でもあるフリーソフト作者)から見れば、
事実上、会社やめてフリーソフト(というかその一本のソフト)に人生賭けるか、
それとも何も変えられないか、の二者択一になりかねない。
これはつまり、金で時間が「どれだけ(必要なだけ)」買えるか?という問題。
案が提供されたとして、それを巧く実装するための勉強する時間と頭(笑)をどう工面するか、とか。
欲しいものは「金じゃ買えないもの」であるってことは頻繁にあり、
特にフリー(?)ソフトではその可能性は割と高めなんじゃないかな。
----
>社会的還元はするべきじゃないかな。
じゃあ「個々のプロジェクトじゃなく」社会に還元したほうがいいです。
尤も、そうするための良さそうな手段がなかなか見つからないのが悩みですが。
ダチが以前指摘していましたが、(現行法では)個人や法人と契約することは出来ても、
社会と契約する手段が無いようです。これはちょっと困ったことじゃないかな?
Re:いっそのことさ (スコア:1)
助成金っつーと未踏ソフト [ipa.go.jp]とかありましたね
#偏っていたかどうかはコメントできる立場にないけど
「それがどうした、おれたちには関係ない」
この本… (スコア:1)
なんていうか…
正直キビシイなーと…
多分売名行為なんでしょうね、妙に安い金額だし…
バンクでしょ、出してる会社。
300万なんて上層部のポケットマネー程度だし…
スラドに載せるような記事ではないような気がします…
Re:この本… (スコア:3, すばらしい洞察)
慈善事業やるんならともかくソフトバンクあたりにそんなもんは求めてないので。
で、実際のところどうかっていうと、継続的に行われるならそれなりに意味があるんではないかと。
とはいえ賞金はもうちっとあげてやってもいいのでわ。
ソフト作る側からすれば、元取るためにやってるのではないとはいえ、開発環境維持するのもバカにならんからね…
#いや別に無理して維持しなくてもいいんでしょうけど
Team Slashdot Japan Orca部もよろ
Re:この本… (スコア:2, 興味深い)
お世話になってるViX [nifty.com]の作者も、ここ [nifty.com]の2002-02-14で開発環境の高さを嘆いてます。
Re:この本… (スコア:1)
同誌CD-ROMのコンテンツは,フリーソフトのみではありませんでしたが,このフリーソフトをかき集めるってのが,じつはけっこう大変だったようです。
ひとくちに,フリーソフトといっても作者のいる著作物であることには変わりありませんから,雑誌に転載する場合,ひとつひとつフリーソフト作家に許可を貰ってきたりするわけで,それだけでも,かなり大変な作業でしょう。
今回の件について言えば,CD-ROMへの転載許可と,多少なりともオンラインソフト作家への援助となることを雑誌そのものの企画として連動させているわけですから,けっこうナイスなアイディアではないかと思います。
そもそも,あのケチで有名なソフトバンクが300万も出すというのは,評価してしかるべきかと。
斜点是不是先進的先端的鉄道部長的…有信心
オフトピすいません (スコア:2, すばらしい洞察)
訊きたいんですけど。
スラドに載せるような記事ではない
ってじゃあ何がスラドに載せるような記事なんですか?
どれが載せるべきではない記事なんですか?
載せるべきというか、ウケそうな記事っていうと (スコア:2, 参考になる)
・MSの失敗
・MS関係のセキュリティーホール
・MS関係のバグ
・Linux関連
・GNU関係
・フリーソフト全般
・その他セキュリティーホール
・学術的な内容
・変なもの
・新製品
(´д`;)
Re:載せるべきというか、ウケそうな記事っていうと (スコア:2, 興味深い)
それから、こういうのは放置プレイ [osdn.jp]されるらしい。
Re:載せるべきというか、ウケそうな記事っていうと (スコア:2, すばらしい洞察)
タレコミストが投稿者に格上げ(?)になる基準って全然分からないし。俺は現投稿者陣の個人的判断、好き嫌いだと思っているけど。そう考えれば採用されるタレコミに偏りがあるのも解る。
俺は/.-Jにいる連中の見識や考え方が好きだし、尊重しているけど、たまに内輪ウケなネタで盛り上がって興醒めすることがある。俺も含めてなんだけど、たまに自分の言動って省みてもいいんじゃない?
Re:載せるべきというか、ウケそうな記事っていうと (スコア:2, すばらしい洞察)
投稿者が興味を持たないor理解出来ないと
良質の記事でも却下されたりすることもあるだろう。
投稿者をバラエティに富んだ人達にすればいいんだろうけど、
今の投稿者連中は方向性が似たり寄ったりな気も。
/.-jでも昔はもっといろんな記事があったと思うんだが。
たまに毛色の違う記事があるなと思ったら、
「スラドにはふさわしくない」なんてコメントだらけだったり(藁
こういう情報取捨能力不足を公言している人たちに影響されて
タレコミ採用の基準が狭くなっているのだとしたら、
それはそれで投稿者が情けない。
変なタレコミをガンガン採用してもいいんじゃないか。
カスタマイズでストーリー選別出来るんだし。
Re:オフトピすいません (スコア:0)
夕刊紙みたいな記事を載せるなと
言いたいのだと、推察するが。
#夕刊紙、好きなのでAC
Re:この本… (スコア:1, すばらしい洞察)
売名行為結構。
企業なので、利益を無視して行うより余程信頼できる。
#ソフトバンクは全く信頼していないがw
雑誌の場合広告が入るので直接の参考 [kinokuniya.co.jp]にはならないが、
880円の公称20万部の雑誌で300万稼ぐのは結構大変だろう。
#ただでさえオマケプラモ [zdnet.co.jp]の金型で2000万円使っているのだからw
関係ないあげ足を取ったり、口だけ文句言うよりは
余程建設的だと思うが。
#公平な目で見たつもりだが
#ソフトバンク擁護と取られても仕方が無いのでAC
Re:この本… (スコア:1)
>売名行為結構。
>企業なので、利益を無視して行うより余程信頼できる。
ゴルゴの腕を信頼するようなものですか?
この文脈を敷衍すると「悪用厳禁ツール」の開発を奨励することが、
この企業の利益に繋がると読めてしまいました。
企画書ではそう書かないと通してもらえないかも。
Re:この本… (スコア:0)
ネットランナーって悪用厳禁ツールを悪用のヒントを与えて紹介するような雑誌だから、ここで取り上げられる悪用厳禁ツールは悪用されるものと見做さないとダメなんでない?
期能強化やバージョンアップを期待するフリーソフト (スコア:1)
機能ダウンやバージョンダウンを期待するフリーソフトや、
現状維持のままでよいと言うフリーソフトも沢山あるのに。
とりあえず個人的にはXYZZYに一票。
Re:期能強化やバージョンアップを期待するフリーソフ (スコア:1)
300万で時間を買うか・・・一年ほど。
時間の値段 技術者編 (スコア:1)
300万円程度で一年間時間が買えるんですか?なんかずいぶん安いような…。
私の会社の場合、会社の総売上 / 技術者 で考えると、その程度のお金ではせいぜい数ヶ月分の金額ですね。もちろん会社の場合には、事務所を構えなきゃならなかったり、管理職、営業職、総務、在庫管理の人間も居ます。だから、その分売り上げを上げなきゃいけませんから、単純比較出来ませんが。
ただ、直接「まともな」技術者に支払う給料としてみても、半年がいい所かなぁ。まあ実績のない学校卒業したての「即戦力でない」新人だったらもっと安いです。
vyama 「バグ取れワンワン」
Re:時間の値段 技術者編 (スコア:1)
残業手当を肩代わり、ってことでしょう。
そんなに悪い話ではないと思いますが。
-- 猫が寝込んだ、桶屋でOK
Re:時間の値段 技術者編 (スコア:1)
一年ぐらい完全にヒキコモリになって何か作れたらなという妄想です。
守るべき生活とか、そういうの全部捨ててね・・・
(実際時間を作ってみると何も出来なかったりするのかもしれないけれど。)
自分の場合ですが。
高い書籍もツールを買う事も含めて趣味の世界なので。
お金貰ってもなぁ、と。
300万だと (スコア:0)
PCとか食べ物とか。回線とか。1年は無理と思うが。
Re:300万だと (スコア:1)
単発で使えて、かつかなりの出費が必要な使い道というと、海外の学会への参加というのはどうでしょう? 大抵は間際にいろいろ手配しないといけないので、お金があるに越したことはありません。本職のころも年200万は使っていたような。
Re:300万だと (スコア:1)
学会聞いたほうが良いテーマなソフトと、そんなの関係ないソフトと、が有るわけで。
余談:
基本ソフトと応用ソフト、の違いかな。(OSとアプリ、という意味ではありません(^^;)
応用ソフトは、既に確立した基本を使うだけ。せいぜい本買えば足りるっつーか。
むしろ必要なのは、本を読む時間と、本を誤り無く理解できる脳。#これは基本ソフトでも同じだろうけど。
そして、そういうソフトもまた「必要」なんだよね。便利を人々が享受するためには、誰かが実装を作らないとならないのだから。
Re:300万だと (スコア:1)
と、困惑されるだけだと思いますが。なんか
対象としている文化圏の広さを誤解していませんか?
IN EARTH AND SKIE AND SEA STRANGE THYNGES THER BE.
Re:300万だと (スコア:1)
すると別の疑問が出てきます。そんなに文化圏(という未定義語を使うのも混乱の元だが)が広いならば、どうしてフリーソフトウェア開発者への支援がお金だけで済むのでしょうか?
Re:300万だと (スコア:1)
>使うのも混乱の元だが) が広いならば、どうしてフリーソフトウェ
>ア開発者への支援がお金だけで済むのでしょうか?
「済む」? 「済む」とはどういう意味でしょうか?
とにかく、わたしが聞いたことがあるフリーソフトウェア開発者への
支援というと、ミカンを箱で10個とか、石鹸100個とか、柿の種5キロ
とか、コシヒカリ10キロとか、そういうのですが……
この際、クロスレンジ能力が高い現金でも、べつに構わないと思いま
すが。中華キャノンでもよかったのにとか、そういうことですか?
IN EARTH AND SKIE AND SEA STRANGE THYNGES THER BE.
それだめ (スコア:0)
金を出した責任 (スコア:1)
ここの編集陣はちゃんと腹を切る覚悟は出来ているのだろうか?
ネットランナーって、ただでさえ故意に犯罪幇助をしている雑誌にしか
見えないんだが。立ち読みしかしていなかったので、実はこんなに
社会のためになる、ってな雑誌だったらゴメン。
Re:金を出した責任 (スコア:1, おもしろおかしい)
大丈夫、「遺憾である」ぐらいは言えるはず。
Re:金を出した責任 (スコア:1)
ここで批判しているのは確信犯的言論(というよりも煽動)です。
件の雑誌の姿勢はひいき目にみても批判されても仕方がない部分が
あると思います。一方、悪用可能なツール、というだけで意味もなく
禁止するべきものとは思いません。
# そんな事言ったらtcpdumpとかnmapまで禁止されちゃう :-/
私だって世界にある余剰HDDをローカルキャッシュにして
しまえないかとたくらんでるクチのひとりですから :-)
ただ、構造的にどうすれば、悪用を防ぎつつ自由な技術開発が
促進できるかと言われるとこれといって良いアイディアがありません。
悪用する人をある程度許容しつつ、リスクを負わせる事によって
覚悟も何もなくただノリで他人の権利を蹂躙するような風潮の
出現を防ぐ、ぐらいが現実的な路線なんでしょうか。
まさかとは思うが (スコア:1)
ベスト・オブ・悪用厳禁ツール2002というネーミングは、あくまで(作者が本来意図した使い方かどうかは別として)悪いことにも使えるツールが審査対象、という意味なのだろうか?
悪用できないソフト (スコア:1)
Apacheを使って毒物の合成方法を世界のテロリスト様にお伝えする。
PGPを使って政府転覆方法の相談をする。
gzipを使って売り物のソフトのCDイメージを圧縮して共有する。
以下略。
そうか、あらゆるソフトが対象、ってことだったのか。で、見る人を煽るようなタイトルにして売れるように仕向けてる、と。
-- Takehiro TOMINAGA // may the source be with you!
xeyesの悪用 (スコア:1)
しているおマヌケな他人のDISPLAYにでっかい目玉を
表示させてびっくり仰天死させる。
love && peace && free_software
t-nissie
つまり (スコア:0)
300万円でバージョンアップや"ユーザーの望む機能追加"を強要されるっていう風に感じてしまいました。
金額がチトでかすぎるので。
オープンソースプロジェクトへの寄付であればまた別ですが、個人でやってる普通のフリーウェアであれば、金が欲しけりゃシェアウェアにしてそうなもんですがねぇ…。
Re:つまり (スコア:3, すばらしい洞察)
金が欲しいわけじゃないけど、Windowsなどでは開発環境に金がかかるのは事実でしょう。
MinGW [mingw.org]とか、Borland C++Builderの旧バージョン [borland.com]とかがあるにはありますが、これまでVC++で開発してきた環境をそのまま移行できる訳じゃない。
雑誌の売名行為という見方は確かにあるけど、作者にビールをおごる [vector.co.jp]とか、ピザの送り方 [samba.gr.jp]が形を変えたと思えばそんなに大したことじゃない気が。
フリーソフトの作者をある日突然不幸が襲う [kazusoft.net]ことだってあるんですから。
Re:つまり (スコア:1)
煽りだと誤解されると悲しいけど(などと普通の人みたいな前フリをして、と)、
なんでVC++なんかで作っているかな?という疑問が、まず先に立ちます。
あんな色々な面でアプリを作りにくい環境で、さ。
いや、アプリ以外なら色々価値は有るかも知れません。
ドライバとまで言わなくてもDLLとか。
でもそれならGUIらしきもの(ぉ)がついた環境である必要はなく、
C(++)が欲しいならそれこそMinGWやC++BuilderやBorlandC++があるわけで。
GUI部については、VC++で作るのは、マゾでしかないでしょう。
C++の悪さがそのまま緩衝なしにプログラマに叩きつけられちゃってる感じです。VC++って。
個人的に大好きなDelphiも含めて(ぉ)多くの「GUIを作るのが楽な」環境が
無料とかで入手可能になっている今、VC++の出番って、ますます無いように思います。
まあ過去の資産の話をされると痛いものがありますが、それこそGatesの狙いはそこにある(笑)のだし、
実際不便も出費も多いのだから、なんとかして脱出する方策を練るほうが、
(そのプロジェクトから見ても)未来のためだと思います。
というか、たとえばDelphiだって出てから何年も経ってるのに、今までVC++ユーザー諸氏は
「道具の選定」をきちんとサボらずやってたのかな?という疑問は、どうやっても残ります。
蛇足:
http://sourceforge.net/projects/decal/ で、STL風味なことをDelphiでもやれるようになる、らしいです。
まだドキュメント読み(和訳(既にどっかに無いものかな))が終わってないんで、どこまでいけるのかは俺には未知ですが。
----
>ある日突然不幸が襲う
少なくともその事例は、WinだからVC++だから、というのとは毛色が違うと思います。
もし、その作者のソフトを俺が愛していたとしたら、WinやVC++と関係なくても、カンパするかも知れない。
WinだからVC++だから、金をくれ(例:シェアウェアにする)、という論法は、なんか変なものを感じます。
むしろ「口実」にしか感じませんね。
Re:つまり (スコア:1)
VC++の使いやすさうんぬんについてはコメントできません。なにせ使ったこと無いんで。
大体、人のソースをいじったことはあるけど、ゼロからコード書いたこと無い人間に、コンパイラや開発環境の優劣なんて判るはずもない(笑)
私が言いたかったのは、結果的にフリーソフト作者にお金が入って、これからもその作者が安定してより良いソフトをフリーのまま提供しつづけてくれて、多くのユーザーが幸せになれるなら、こういう企画もアリではないのか、ということです。
この趣旨からすると、開発ツールなどの道具や動作環境は本来あまり関係ありません。でも、Windowsというプラットフォーム上でソフトを開発する限り、Linuxや*BSDなどと比較すれば金がかかるのは厳然とした事実でしょう。OSのバージョンアップだって無料ではないわけですから。
繰り返しますが、私は「Windowsだから」「VC++で開発をしているから」金がかかって当たり前、という主張をしているつもりはありません。便利なツールをフリーで公開してくれている作者に常々抱いている感謝の気持ちを、言葉以外の形にして代弁してくれる(と私が思う)こうした企画を否定しない、ということです。
#でも、ネーミングはもうちょっとなんとかならんのか。
Re:つまり (スコア:2, すばらしい洞察)
>のまま提供しつづけてくれて、多くのユーザーが幸せになれるなら、こういう企画もアリではないのか、ということです。
まあこれも1つの道でしょうね。
ただ、既に意見が再三出ているように、まず、安定供給(^^;の後押しというものは
金でどうにかなるものなのか?という面がありますね。
むしろ企業ならばそれで(金額さえ折り合えば)OKであり話は簡単なんでしょうけど、
対個人とかだと、話は当人の感情とかまで関わってくるので、そう簡単ではないのが普通だと思います。
で、一方で我々は、プログラムの属人性を下げる効果があるがゆえに
「安定供給」を期待できる(かも知れない)手法を知っているわけです。OpenSourceという。
つまり、作者がトンズラしても臍曲げてもダウンしても、有志が居ればソフト(の安定改良の道)は残る、と。
#で、ESRは逆に、属人性を餌にして、(有能な)開発者をOpenSourceに引きとめようとするわけですけど(ぉ
そういうモデルと比べると、どうも「金で…」という発想は、陳腐(=効果も薄そう)かなという気がするんです。
実際、金が入ったからって何か新たな動きを起こせるわけでもない、ということ(のほう)が多いように思いますし。
それこそ他に職業を持っている人なら尚のこと。
>この趣旨からすると、開発ツールなどの道具や動作環境は本来あまり関係ありません。でも、Windowsというプラットフォー
>ム上でソフトを開発する限り、Linuxや*BSDなどと比較すれば金がかかるのは厳然とした事実でしょう。OSのバージョンアッ
>プだって無料ではないわけですから。
というわけで、巧い具合(^^;に、「良い」ツールが無料になったりしてるんですよね。
# よくないツール(ぉ)だけが有料のまま、か?
となってくると後はOSの問題ですが、これは開発ツールとは事情がちょっと違う人が「多い」んじゃないかと思います。
つまり、開発ツールは該当フリーソフト専用に調達する人は珍しくないだろうけど、
該当フリーソフト開発のため「だけ」にOSを調達する人って、珍しいと思うのです。
Winで「生活」してる人のほうが多いんじゃないかと。
で、生活費(^^;まで工面して差し上げるべきなのかどうか、という疑問が。
>便利なツールをフリーで公開してくれている作者に常々抱いている感謝の気持ちを、言葉以外の形にして
>代弁してくれる(と私が思う)こうした企画を否定しない、ということです。
これはあくまで俺個人の捉え方ですが、俺が感謝される側だとしたら、示される「形」は
やっぱり言葉がいいなあ。
ええと。ここでいう言葉ってのは、web上で独自に(^^;宣伝して下さるとか、そういう方向性のです。
つまりはファンサイトですな(^^;。非公式だろうがなんだろうが。
そういうのを見ると「燃える」作者って、FREE(どっちの意味にせよ)畑には、多いと思う。
お金のほうは、ちょうど今失業中だ!(時間は出来た。金は無い。)という時以外には、却って困っちゃうかも。
Re:つまり (スコア:1)
>なんでその前置きの結果が、MS叩きたいだけ違うんかと思われるような書き方になるんだ?
その直後の括弧に込められた意図(笑)を
判って頂けると幸いですし、
判って頂けなかったらそれはそれです。
なおターゲットは、半分はMS、半分はC++、です。
C++なんかに付き合わされてMSも可哀想だなと少し思わないでもないですが、
その無理を丸々ユーザーに振り向けてしまっている以上、同情も醒めます。
せめてC++BuilderくらいにC++の(GUIを作る際に)駄目な点をカバーする拡張をするべきだったなあ。
まあVCは先発ゆえに仕方ないという面もありますが、仕方ないなら尚のこと、博物館に行けばいいのであって。
>VC++やらなんやらは、あくまでも能力を引きだして結果を出すためのツール。
それは俺も
>WinだからVC++だから、金をくれ(例:シェアウェアにする)、という論法は、なんか変なものを感じます。
と書いたように、賛成します。
つーか事実なんだから。#つまり口実を肯定的に賛同する理由は何処にも無い。
#ただし、ツールといっても、「言語に貴賎(優劣)は無い」という発想(もし有るならば)は嘘だと思います。
#世の中にこれだけ多数の言語が有るのは、それだけ「より良い」言語を作ろうと人々が足掻いてる結果であり、
#べつに「足掻いたけど無駄だった」結果として(^^;多数が有るというわけではないと思います。
#参考文献はやっぱり「ほげ言語」のパラドックス [dreamhost.com]ですね。Lispが本当にサイコーかどうかは別として。
#というわけで、2つの言語を比較して「より駄目なほう」が決め得ることは、常にではないけど頻繁に、有ると思います。
#そして、それを見つけたときに口を閉ざす義理なんか、人には有りません。駄目なものを気づいても放置するのはむしろ非Hacker的だと思う。
だけど、
>「口実」がどうあれ結果が出ていれば払うものは払います。
そういう口実を言うようなキモイ人の作った(しかも時としてClosedSourceな)ソフトを
「安心」して使う気には、俺はなれません。
>むしろ無料ソフトはもっと感謝されるべきだわな。今回の件がなんかのきっかけになればいいのだが。
これも同意。良い方向の何かのきっかけには、なって欲しいですね。
Re:つまり (スコア:1)
>貴となって、悪手が使えない方が痛かったりします。
使いこなすといっても、「その言語で出来ること」の範囲でしか「使いこなす」ことは出来ない
(「出来る」を「容易に出来る」に置き換えても、同じことです)のですから、
その限界を超えられない悩みをどうするか?というのが、前述の「ほげ言語」の主張であるはずですが、
その辺はどう思われます?
どうせそれ以外のことはやらない、と言ってしまった瞬間に、
言った人は「ほげ人間」になってしまいます(^^;。
もちろんそれでもいいという人生を選択するのは自由ですが、
「その人間にとっては」の話が、(上を行きたい)他人には、あまり参考にならなくなるだけのことです。
どの言語にせよ「なんでも出来る」ってのはしばしば(というか大抵)詭弁です。
「やらないとならないこと」を、おっしゃる悪手がすべてカバーできる、というわけではないでしょう。
もしそうなら、なんぼこの稼業は楽であったことか…
きっとLinux上のものは (スコア:0)
たとえばサーバ系のソフトでけっこう必要なものってあるかと思うのですが、この雑誌の編集者とかトリマキが、その辺のことまで詳しくわかっているとは考えにくい、と思わせる雑誌ですし。
あと、300万円とかいって、「お金で」釣るのではなく、そのソフトウエア開発者が必要としているソフトウエア開発ツール、ハードウエアなどを「現物支給」というほうが、こういった場合は適しているように思いますね。もらったお金には領収証が必要で、この金額ではまず控除の対象にならないでしょうから、サラリーマン作者の場合なんか、会社との関係で問題が起こることもあるかも知れないしね。