RIAAの召喚状申請に立ち向かう個人 29
ストーリー by Oliver
泣き寝入りはしたくない 部門より
泣き寝入りはしたくない 部門より
brake-handle曰く、"CNET Japanの記事によると、カリフォルニアの匿名女性が、RIAAが申請している個人情報開示を求めた召喚状はプライバシーの侵害であり、違憲であるとして異議を申し立てた。
召喚状の申請はDMCAに基づくもの。DMCAでは、著作権侵害の調査を目的として、判事の許可なしに資料を召喚することを認めている。これに対し、匿名の女性は、召喚状に基づく個人情報の提出に当たり、異議を申し立てる法的機会があるとして今回の行動に出た。
ISPもこの法的機会の存在は理解しているようで、VerizonやAOLなどは会員の意志に基づき召喚状に対して異議申し立てができるとしている。しかし、RIAAはあくまでDMCAを優先させたいのか、召喚状から期日を削ったり、ISP会員が情報公開の手続きに関与すべきではないなどとしている。"
違憲か違憲でないか (スコア:2, 興味深い)
「判事の許可なしに召喚できる資料」の範疇に、個人情報がふくまれるかどうかが焦点だろうけど、
いかにDMCAといえども、憲法に保障する権利を越えて個人情報を自由に取得できるとは思えない。
# それより、資料の「召喚」って言い方が気になる、、、。
違憲合憲問題点 (スコア:2, 参考になる)
もうなんか、被告(にされたひと)も、原告(になったひと)も
現行一般法で対処出来ないと思うと、すぐに宝刀を抜く手段に出る。
憲法論議というのは、ある意味、思考停止した法曹界の怠慢。
今問われるべきは、法治国家の基礎である憲法の軽重でしょう。
まぁ、法廷戦術や法廷経済からみると、この方が、なんとか
相手に対抗出来るに、いい手段というのは認めますけどね。
現金? (スコア:0)
Re:違憲合憲問題点 (スコア:0)
> その国家において基礎でもなんでもないので軽重されて当然なのよ。
> cf.戦前のドイツ
いや、軽重されてるか良くないって話なんでしょ?
Re:違憲合憲問題点 (スコア:0)
みょーな位置での「ら抜き言葉」はやめよーよ!ってつっこみはとりあえずおいといて・・・
いま問題にしてるのは「法治国家」と「法の支配」という
「憲法」に対する二つの基本的な制度の違いですよ。
「法治国家」に於いて「国」を「治める」のは領主(往々に
Re:違憲合憲問題点 (スコア:2, 参考になる)
法解釈学では、よく「広義」と「狭義」だったりとか同じ言葉で複数の意味合いが
あったりするのもがあるのですが、「法治国家」も広義では「法の支配」を含みます。
なので元のコメントも、広義で捉えればおかしくはないです。
(とは言っても元コメントもいろいろな意味で「ずれて」います)
「法の支配」と「法治主義」の関係はどうも微妙に曲解されているように思います。
両者は、君主の専制を排除し、国家の統治権の発動は法律に従うべきという点で
同一なのですが、決定的な違いは法が立法権まで拘束するかどうかです。
(狭義の法治主義では拘束するのは行政権と司法権のみ、
法の支配では行政権、司法権及び立法権まで拘束します)
ですので領主の思いつきで簡単に法律を変えられるとか、そういう問題ではないです。
両者いずれにしても議会の承認を必要とする点で同一ですから、領主がどう思いつこうが
議会がYesと言わなければ法律は変えられません。
さらに、民意が反映されにくいのではなく、そういう構造上、一度改悪されてしまうと
なし崩し的に立法権が暴走しやすくなってしまうだけです。
例えばナチス時代のドイツは議会制民主主義を採っていた事で行政権と立法権の
結びつきが強かったため、一気に独裁政治へと走ってしまいやすかった、という話です。
最初からヒトラーの好き勝手にできた訳ではないですし、ナチスは正当な選挙に
よって選ばれて与党となった、すなわち国民が望んだ事であって民意が反映されにくい
というのは全く当てはまりませんし、そもそも国を治めているのが「領主」個人であれば、
それは「人の支配」であって広義でも狭義でも法治国家ではありません。
# ちなみに日本の法律・法体系の話を基本として話をしている様に見受けられる
コメントがありますけど、日本とアメリカじゃ法体系も、国民の法感情も
全く違うので日本の法体系や日本人の法感情を基本に話をするのは危険です。
Re:違憲合憲問題点 (スコア:0)
「法典」は法を記した文章の事を指すのであって意味合いが違う。
それにアメリカでの話なのに判例法がすっぽり抜け落ちるよ?
Re:疑問 (スコア:0)
盗人(自身も共有してるならですが)猛々しいとはこの事だなと、
いささか失笑ぎみでございました。
しかし「共有」って言葉はどこか罪悪感を減少させますな
まあ、ニュアンスの問題ですが…
Re:疑問 (スコア:2, 興味深い)
思ってしまう。
CDなら友人との手渡しでの貸し借りで事足りるし(これはこれで
本当は悪いことなんでしょうが)、音楽センスがないのか、自分
の買うCDは慨してまわりの受けがよくないです。
マシンのハードディスク中にはめぼしいものは何もないし、
いま見てみたら、CHAPなんとか、やら、Lesson云々、やら、
Example何某とかいったディレクトリがやたら目に付きます。
ゲームを作ろうと考えたらしいVC++のソースもありますが、
動かない所を見ると、途中で挫折したものと思われます。
ガラクタばかりの酷い有様です。
後は、無料ページから根気強く溜め込んだエロ画像ぐらいでしょ
うか。
けどこれもよくある感じの物ばかりだから、だれも喜ばないん
だろうなぁ。
共有する物がある人を少しだけ羨ましく思ったりして。
#本当はハードディスクの中身なんかより、貴女との
#時間や人生を共有したいっ、と思っているのだが・・・。
余談 (Re:疑問) (スコア:2, 参考になる)
別に悪いことじゃありませんよ。少なくとも一般的には違法なことではないです。
(貸与権)
第二十六条の三 著作者は、その著作物(映画の著作物を除く。)をその複製物(映画の著作物において複製されている著作物にあつては、当該映画の著作物の複製物を除く。)の貸与により公衆に提供する権利を専有する。
Re:余談 (Re:疑問) (スコア:0)
ここで友人にCDを貸そうとしている人はCDの著作者ではありません。
Re:余談 (Re:疑問) (スコア:1)
Re:余談 (Re:疑問) (スコア:0)
なので、友人間での貸し借りだけは法的にもシロだと思います。
#そっから先のこと、例えば貸し借りしたCDをコピーしたりした場合は、また別の話……。
Re:余談 (Re:疑問) (スコア:1)
貸与権の成立要件は「公衆」である、というだけの話なので、私的使用とは無関係です。少なくとも「ごく親しい友人2,3人以外は公衆である」という学説は聞いたことがありません。
複製権の話も、(通常)複製主体は貸与された本人だと思うので、基本的には無関係だと思います。
Re:余談 (Re:疑問) (スコア:0)
「視」って頒布権ひっかからないかな?
Re:疑問 (スコア:0)
罪悪でないものを罪悪と感じさせる用語 [gnu.org] を使うのであれば問題でしょうけど。
Re:疑問 (スコア:0)
これは (スコア:0)
Re:疑問 (スコア:0)
Re:疑問 (スコア:0)
いや、それだけの話なんすけどね。
Re:疑問 (スコア:0)
同感。
<以下邪推/>
やったことないなら
「ファイル共有なんてやった事もないわ!!」
ってアプローチで来ると思うし。
仮にやってたとしても潔白なら
(ftp版linuxのiso
Re:興味深い (スコア:0)
#和製英語なのでAC