X Prize財団、Automotive X Prizeガイドラインのドラフト版を発表 9
ストーリー by yosuke
今度のレースは環境配慮の自動車で 部門より
今度のレースは環境配慮の自動車で 部門より
news@natureの記事より。あのX Prize財団が4/2、Automotive X Prizeのガイドライン(ドラフト版)を発表した(プレスリリース)。
Automotive X Prize(AXP)は、環境に配慮したいわゆる「グリーンカー」で行なうレースである。参加する自動車が満たすべき条件は、
- ガソリンエネルギー換算で100miles/US gallon (43km/ℓ)以下の燃費
- wells-to-wheels(採掘から消費まで)、CO2換算で200g/mile (125g/km)以下の温室効果ガス排出量
- アメリカ環境保護庁(EPA)排ガス規制(Tier II Bin 5)基準のクリア
- アメリカ、その他の地域の安全基準に適合
- 10,000台生産コストが市場の典型的なものと同レベル
- 自動車購入の際に重要な機能・装備(インテリア、エクステリア、積載能力など)を設置可能
- 数年以内に市場に出すための明確で実行可能なビジネスケース
参加車は、以下の2つのクラスに分けられる。
- Mainstream - 4人以上の乗車定員、4つ以上のホイール、通常の大きさ、通常の能力
- Alternative - 2人以上の乗車定員で自動車輸送を進化させる革新的なアイデアに基づくもの
- showcase - 移動ステージ。勝敗には影響しない
- speed-constrained - 公道ステージ。一般交通は閉め切られているが交通ルールには従わなければならない。時差スタートで1台ずつ走行する。
- Track - サーキットステージ。速度制限なし。一斉スタート。
なお、このドラフトに対するパブリックコメントを60日間受け付けている。
Priusの二酸化炭素排出量 (スコア:2, 参考になる)
ガソリン1リットルを燃焼させたときの二酸化炭素排出量は2.31kgだそうです.
2.31/35.5 = 0.0651 となりますので,採掘やガソリンスタンドまで輸送時に発生する二酸化炭素は計算に入っていませんね.
EPAの計測方法と,競技中の実測値の両方で基準を越えなければならないそうなので,現行Priusより2倍以上燃費の良い車を作らなければならないようです.
ディーゼルハイブリッドなら可能かも (スコア:1)
ホンダが来年発売予定の新ディーゼルターボであれば、規制や燃費関連はクリアできそう。
ホンダは、トヨタと同じことをしたくないのでキャパシタに固執していますが、素直にトヨタ式に改めて、ディーゼルにつけてくれれば、勝つ可能性大かと。
Re:ディーゼルハイブリッドなら可能かも (スコア:0)
実際のところ、モーターの出番は、
減速時のエネルギー回収とターボの過給が立ち上がるまでのアシストくらいのもので、
あまり複雑なシステムにしても重くなるだけで結果としてトントンくらいの効果しか得られませんし。
それこそ、1000ccくらいのディーゼルエンジンを軽自動車に載せるくらいで充分達成できるのではないかと。
#なんで皆、車体を小さくする、って方向に向かないかな?
燃費 (スコア:1)
数字が大きいほうが燃費は良いんだよね?
「以下」というのが、数字の事だとしても、効率の事だとしても、どちらにしても燃費は43km/ℓより悪い事が参加条件になるのか?
>Priusの燃費は35.5km/ℓ
これは条件満たしてるという事?
Re:燃費 (スコア:1, 参考になる)
#野心的すぎてドライバーに体重制限付きそうだ
低燃費といえば… (スコア:1)
そしてカブ二人乗りで考えると
って条件も満たすとか?
#当然ネタだけど、IDでいーや(笑)
Re:低燃費といえば… (スコア:1)
>スーパーカブの燃費っていくつだっけ?
スーパーカブ50カスタムで30km/h定地走行公称値が146.0km/l。その他はこちら [honda.co.jp]で調べてくだされ。
Re:低燃費といえば… (スコア:1)
#俺の文章力が足りないんだな…orz
野心的ゆえに (スコア:0)
・一社だけ参加できて、参加=優勝
になりそうな悪寒