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変なモノ

世界初の(?)実用的な(?)背負い式飛行装置、航空ショーでデビュー 41

ストーリー by hylom
想像していたものと相当違った現物 部門より

Anonymous Coward曰く、

ニュージーランドのGlenn Martin氏が、ジェットパック(背負い式飛行装置)を先日ウィスコンシン州で開かれた航空ショーで発表した(NY Times記事本家記事)。

ジェットパックの開発はGlenn氏の子供の頃からの夢だったそうで、このジェットパックは30分という「実用的」な飛行時間を実現したのが画期的な点だ(いままで開発されてきたジェットパックは最長でも数分しか飛行できなかった)。ただ、このジェットパックはジェットエンジンではなく、ガソリンで動くピストンエンジンが大きなローターを回して推進力を得るという方式なので厳密には「ジェットパック」ではない。

今のところ、最高でも2m弱の高さまでしか飛んだことがないが、操縦と制御を完全に理解し身につけた後より高い高度への飛行を挑戦する計画で、6ヶ月内に150mの高度への飛行を計画しているそうだ。

元記事にはNY Times記者がこのジェットパックを試す動画が掲載されているが、航空ショーでデビューを果たしたときの動画の方が分りやすい。(両側に人が立っているのは「誘導」の為であって単独飛行も可能とのことである)

発明人曰く「世界初の実用的なジェットパック」とのことだが、ドラム缶を背負っているような装置、芝刈り機のような音、「飛行」というよりは「浮く」姿はどう見ても「実用的」では無いように思える。ちなみにこの装置、来年から1台10万ドル程での販売を計画しているそうである。

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