富士通、太陽光発電と熱電変換の両方を行える素子を開発

ある Anonymous Coward 曰く、

富士通が 1 つのデバイスで太陽光発電と熱電変換による発電の両方に対応可能な素子を開発したそうだ (日本経済新聞の記事より) 。

「n 型と p 型の有機半導体を組み合わせたものを複数個，配線でつなぎ合わせた素子」とのことで、状況に応じて素子間をつなぐ配線を切り替えることで太陽光発電と熱電変換の両方に対応するという。ただし、両方の機能を同時に使うことはできないそうだ。医療用センサなどでの利用を想定しているとのことで、「皮膚に貼り付けて使用する」ようなデバイスがサンプルとして紹介されている。

二者択一よりも複合の方がよいのでは？

[Anonymous Coward]

用途によっては、 1 つのデバイスで太陽光発電と熱電変換の二者択一より、太陽光発電素子の裏に熱電変換素子を張り付けた方が効率がいいかもね。実際、太陽電池パネルの発電効率は温度が上がるにしたがって下がるというので、太陽電池パネルを冷却し、その冷却水で給湯システムに予熱するシステムもあるようです。光で発電し、熱で発電し、予熱も回収するとなれば、バランス次第では効率がいいのではなかろうか？

Re:二者択一よりも複合の方がよいのでは？

[Anonymous Coward]

人間、考えることは、一緒のようです。

太陽電池の部分冷却について
http://staff.aist.go.jp/masa-amano/Cooling_of_Solar_Cell.pdf

太陽電池冷却用貯湯槽：特願平８－２８７３９０

など

応用例

[nemui4 (20313)]

肌に貼り付けて体温で発電しつつ体温を測定してBTだかなんだかで送信し続ける半永久体温ロガーとか？

#体温以外をモニターしたほうが有用なんだろうけど。

Re:応用例

[delta-keeper (31927)]

BTだと電力が心配かもね。

#補助電源は神経から微弱な電力を・・・

Re:応用例

[cat-did-it (34864)]

電源供給が止まったらUPSばりに大音量の警告を…　意外に役立つか？

Re:応用例

[bit (41221)]

>大音量の警告を

そんな音をたてる電力があるなら、蘇生とか医療系への電話とかしてほしいよな。

ひとりで静かに死を迎えるのもアレだが、大音量警告を聞きながらというのも嫌なものだと思う。

Re:

[Anonymous Coward]

そんな作りにしたら、
救助のために軌道エレベーターを上っていく途中で、
外気で体を冷やされたらアラームがなっちゃうじゃないですか。

両方同時は無理なのね

[Anonymous Coward]

太陽光って熱と共にくるので、両方とも利用出来ればかなり効率いいんじゃないかと思いましたが

ただし、両方の機能を同時に使うことはできないそうだ。

ですか、そうですか…

Re:

[Anonymous Coward]

両方使えますよ。効率とかそういう問題はおいておけば

ごく最近のネタ [srad.jp]

ほぼ、伝統芸能というぐらいに

素子さん

[Anonymous Coward]

苗字は「光・体温発電」でいいのかな？