binsmax 曰く、/.本家の記事となっているが、英ノッティンガム大学ナノテクノロジーセンターの老いた化学の教授であるMartyn Poliakoff氏が、彼自身の誕生日のお祝いとして、彼の一本の髪の毛に元素周期長をレーザーで刻印したそうだ (YouTube動画)。動画からは、電子顕微鏡と集束イオンビームを用いて、わずか数ミクロンの周期表が見事に刻印される様が見て取れる。随分と粋な誕生日祝いであり、ちょっと羨ましくも思う。
使い道 (スコア:3, おもしろおかしい)
Re: (スコア:0)
「14へ行け」
髪の毛って太いからね (スコア:2, 興味深い)
Re:髪の毛って太いからね (スコア:3, 興味深い)
大学のナノテク関係のところで、小さいサイズのものを作ろうとしたら、
トランジスタを作る技術(紫外光を用いて大量生産可能だがサブミクロン以下のサイズを作るのは
いろいろと工夫が必要で大変)ではなく、電子ビーム露光(100nm~10nmレベルの微小サイズが
比較的簡単に作れるが大量生産に向かない)を用いるだろうから、トランジスタとのサイズ比較は
意味がないと思う。
それに、トランジスタを作る設備(ステッパ1台だけで億円レベル以上)に髪の毛なんか入れよう
ものなら、ナトリウムやら何やらの汚染で大騒ぎになってしまいます。最悪、サンプルまわりの
部品を全部とりかえないといけなくなるかも。
だから、トランジスタを作る技術を使って髪の毛に加工したら、「あちゃあ~」という感じでしょうね。
実際には電子ビーム露光で髪の毛に描画するのはレジスト塗布からして難しそうだし、
収束イオンビームは妥当な線だと思います。
Re: (スコア:0)
こんなことして意味あるの?
とかコメントしちゃうのが
最近のスラドじゃないの?
付けられそうなタグ (スコア:2, 興味深い)
プロの犯行・先生何やってんすか・作ってみた業者シリーズ・半導体技術者ホイホイ・・・
辺りかな
FIBは(収束イオンビーム)に必要なイオンソースはガリウムですが、
500時間分で、交換費用込みで約70万円
イオンビームを絞り込む為のアパーチャもガリウムイオンビームで
浸食される為、1~2年ぐらいで定期的な交換が必要。
使用頻度や削るモノによっては高真空を保つに必要なイオンポンプも
劣化してくる為、交換が必要な場合も。なんだかんだで
年間で200万近くメンテナンス費用が飛ぶ装置
うちの実験室ではFIBを私用で下らぬモノを斬っていたら本気で怒られますが、
ここの実験室は大丈夫なのでしょうか?
Re:付けられそうなタグ (スコア:2)
くだらなくないCM打っても予算は増えないかも。
Re:付けられそうなタグ (スコア:2, おもしろおかしい)
>辺りかな
才能の無駄遣い
.
.
.
変態に技術を与えた結果がこれだよ!
Re:付けられそうなタグ (スコア:1, 興味深い)
> うちの実験室ではFIBを私用で下らぬモノを斬っていたら本気で怒られますが、
「怒られるから」やっちゃいけないと思っているうちは、まだまだです。
怒る側の立場に立てば、なぜ怒らなきゃいけないのか、(あるいは、
怒る必要などなかったのか)、よくわかると思います。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
年間二百万でどうこういう研究室ばかりじゃないと思うよ
すばるもSOFIAも一晩で一千万くらいの費用がかかるし、
民間企業なら、一日に億円単位の費用のかかる設備だってある。
200万って、安い人間の人件費より安いじゃないか。
Focused Ion Beam (スコア:1, すばらしい洞察)
Re: (スコア:0)
そうそう。
ビームライフルとレールガンとフェイザー砲とメーサー戦車とマーカライトファープは、
それぞれ違うんですよと。
ブレードランナーに (スコア:1)
あったよねえ。人造ヘビの鱗だっけ?
最初に見たときはうわSFと思ったもんだ。
#あとは道端の屋台で電子顕微鏡サービスを利用できるようになれば完璧。
Re: (スコア:0)
「39から46へ…STOP…何か書いてあるぞ!」
“そのネタは既に挙がっている”
「またか…これで47本目だ…」
#たこ焼きが半生だったのでAC
Typo。 (スコア:1)
頭髪保護活動 (スコア:0)
Re:頭髪保護活動 (スコア:2)
何も抜いた毛を使わずとも、自然に抜け落ちた毛を使えばよいのでは・・・
#抜ける毛すら無いって?
一人以外は全員敗者
それでもあきらめるより熱くなれ
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
「最後の一本の髪に刻印」って空目したからさ。
Re: (スコア:0)
みくろん? (スコア:0)
最近は「まいくろめーとる」じゃないの?
#あたしが学生の頃は「みくろん」だったけど
誰が? (スコア:0)
えらく元気じゃなイカ (スコア:0)
すごく元気で意欲的で、楽しそうな先生じゃないですか。