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蟹を使ったコンピュータ 60

ストーリー by hylom
まさに生体コンピュータ 部門より
insiderman 曰く、

神戸大学の郡司ペギオ幸夫教授が、蟹を使ったコンピュータ」についての論文(「Robust Soldier Crab Ball Gate」)を公開したことが/.で話題となっている(元ネタのNew Scientist記事)。

軍隊蟹(Soldier Crab)は群れで移動するそうなのだが、群司教授らは、2つの蟹の群れが衝突すると両者は合体し、それぞれの向きを合計した方向に進んでいくことに気付いたという。これを利用し、ビリヤードボール・コンピュータと同じ概念を導入することで論理回路を実装できるという。また、実際に40匹の蟹を使って実験を行ったところシミュレーションとほぼ同様の結果が得られ、「蟹ベースのコンピュータ」を実現できることが示せたという。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by staygold (23127) on 2012年04月17日 8時59分 (#2137180)
    情報処理学会誌の今月号の会誌 V0l.53, No.5で
    "可逆コンピューティング-ビリヤードボールコンピュータが作れるか-"
    という解説記事が載っています(電子図書館からPDFもダウンロード可能です).
    難しいけどとても面白い記事だと思います.
  • はいはいステマステマ (スコア:5, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2012年04月17日 9時04分 (#2137184)

    Realtek社員乙。

  • タイトル (スコア:5, 参考になる)

    by Z80 (39572) on 2012年04月17日 9時38分 (#2137217)
    蟹ちがいやん!
    軍隊蟹ってなんぞやと思って調べたら、ヤドカリとのこと。
    ヤドカリはどちらかというとエビ(甲殻網エビ目だったっけ?)だからカニというよりエビです。
    つまり、エビを使ったコンピュータではないかと・・・

    #カニよりエビが好き(もちろん食べるほう)なのでACと思ったけどIDでいいや
    • Re:タイトル (スコア:3, 参考になる)

      by doda (31157) on 2012年04月17日 10時09分 (#2137243) 日記

      Wikiedia によると、Soldier Crab と呼ばれているのは幾つか種類がある [wikipedia.org]ようですね。
      この研究で使ったのは Mictyris guinotae [wikipedia.org] で、こいつは蟹の仲間のようです。
      # すでに Crab Computing [wikipedia.org] について書かれてる…

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        調査不足すみませんでした。m(_ _)m
        軍隊蟹と呼ばれる生き物って色々いたのですね。
        Soldier Crab を英和辞書で調べたらやどかりとなっていたのでそっちのカニ(?)を使った実験だとばかり思ってました。

        # 小さくてかわいいけど食べるとこないやん・・・(オイ

    • by manmos (29892) on 2012年04月17日 9時52分 (#2137229) 日記

      まあまあ、タラバガニも、みんな、カニです。

      親コメント
    • by prankster (12979) on 2012年04月17日 9時57分 (#2137235)
      ぐんたいがにってこれ [exblog.jp]ですよね。
      # 正しくはこっち [ameba.jp]。
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        ぐんたいがにというとカツオノエボシみたいに小さな個体がいっぱい集まってカニになってるやつ?

      • by Anonymous Coward

        ぐんたいがににはヒャドというイメージが

    • by SteppingWind (2654) on 2012年04月17日 10時54分 (#2137269)

      Soldier crab: 和名 ミナミコメツキガニ [wikipedia.org]

      ちゃんとしたカニの仲間ですが, 基本的には前に歩きます. 日本では南西諸島の干潟で多く見られます.

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2012年04月17日 18時33分 (#2137631)

        New Scientistの記事で掲載されているミナミコメツキガニの写真は,
        この論文で対象になった種ではないと考えられます(足が少し赤い?).

        ミナミコメツキガニは,日本のほかに台湾やオーストラリアあたりにも生息していますが
        一昨年に,日本のミナミコメツキガニは,日本の固有種(他の国とは種が違う)であることが報告されています.
        (Mictyris guinotae)

        http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-08-26_9607/ [okinawatimes.co.jp]

        なので,他の国のものとは,ちょっとした外見的な違いもありますよ(脚の赤とか)

        親コメント
    • by Anonymous Coward

      なんの問題もないじゃなイカ
      むしろ喜ばしいことでゲソ

  • by apt (28270) on 2012年04月17日 8時49分 (#2137176) 日記
    では、次は、ペンギンを使ったコンピュータでLinuxを。
    #無理
  • CBC(Collision Based Computing)による論理演算というテーマにあたり、ようやく分かった(気になりました)。
    このような特性を持つ自然界の何をもってしても、それをつなげれば計算機と言えば言えなくもない話ですね。

    • > 計算機と言えば言えなくもない
      知ってて省略してるだけかもしれませんが、物理現象など法則を利用した計算機を一般的にアナログコンピュータ [wikipedia.org]といいます。
      例えば、電気法則を利用して電子回路でキャパシタンスつけて電圧図れば「あっというまに積分できた!」と喜べます。
      難点は問題ごとに回路つくんなきゃいけないなど。

      今回のはカニの法則でCollision-based computingをやってみよーってアナログコンピューティングみたいですね。
      paperのreferをみるとA. Adamatzky, Collision-based computing (Springer, Berlin, 2003).とのことでした。タイトルと著者から検索したところ書籍化されたのはこれですかね?
      http://books.google.co.jp/books?id=sab-9fGPCEcC&dq=A.+Adamatzky,+C... [google.co.jp]
      と、よくみたら、この著者が「Physarum Machines」とか書いてますね。
      http://www.amazon.com/Physarum-Machines-Computers-Scientific-Nonlinear... [amazon.com]
      # 粘菌よりもカニの方が多細胞生物だから高級言語コンピュータ??

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        今回のはカニの法則でCollision-based computingをやってみよーってアナログコンピューティングみたいですね。

        いやいや、"collision-based computer"はデジタルですよ。
        計算値を数字で表すのがデジタルコンピュータ、物理量で表すのがアナログコンピュータです。

        • by Anonymous Coward

          出力結果での主張(そちら)と方法での主張(こちら)で混同されているような。。。
          Collision-based computingの出力結果は論理演算結果で、出力する結果がディジタル(離散値?)というのは同意です。
          私が言っているアナログコンピューティングは物理量(今回はカニの行動結果から得られる群の状態)を用いた計算手法のことを主張しています。つまり、計算結果を得る方法の中で物理(連続・アナログ量)をそのままつかってるから、アナログだと。

          > 計算値を数字で表すのがデジタルコンピュータ、物理量で表すのがアナログコンピュータです。
          その定義は、たぶん出力結果が離散値(ディジタル)か連続値(アナログ)かで区別されているようですが、そんなこといったらディジタル回路の出力だって電圧の連続値の物理量なので、じゃあ定義からするとアナログコンピュータなの?とつっこまれてしまいます。
          # その突っ込みの答えは「逆もまた真なり」なのですがね。。。

          • by Anonymous Coward

            > ディジタル回路の出力だって電圧の連続値の物理量なので、じゃあ定義からするとアナログコンピュータなの?とつっこまれてしまいます。
            それを言ったらデジタル回路も計算手法じゃなくて結果(出力の電圧を量子化したもの)がデジタルなんじゃないの?

          • by Anonymous Coward

            >計算結果を得る方法の中で物理(連続・アナログ量)をそのままつかってるから、アナログだと。

            それを言うなら、今のCPUだのなんだのだって途中では(擬)連続量である電荷をそのまま使ってるじゃないか。
            #量子化する頻度は多いけれども。

            • 元ACです。2つレスついたけどここにリプ。
              > それを言うなら、今のCPUだのなんだのだって途中では(擬)連続量である電荷をそのまま使ってるじゃないか。

              Exactly,その通りですw
              それが下記コメの本意です。
              > # その突っ込みの答えは「逆もまた真なり」なのですがね。。。

              ということで
              > 物理量で表すのがアナログコンピュータです。
              に従うと、すべてのコンピュータがアナログコンピュータになってしまいます。

              と、ここまで書いてデジタルコンピュータをwikipediaで調べると、、、
              http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%8... [wikipedia.org]
              > アナログコンピュータは、電気的現象・機械的現象・水圧現象を利用してある種の物理現象を表現し、問題を解くのに使われるコンピュータの一形態である[3]。アナログコンピュータはある種の物理量を別の物理量で表し、それに数学的な関数を作用させる。入力の変化に対してほぼリアルタイムで出力が得られる特徴があり、各種シミュレーションなどに利用されたが、演算内容を変更するためには回路を変更する必要があり、得られる精度にも限界があるので、デジタルコンピュータの高速化に伴ってその役割を終えた。
              > 対してデジタルコンピュータは、電気的現象・機械的現象を用いて作られた演算論理装置の組み合わせによって構成される。チャールズ・バベッジによって開発された解析機関では、階差機関が演算論理装置に相当し、解析機関がコンピュータに相当する。

              え?なにこれ

              つまり、今回のカニの群行動が「電気的現象・機械的現象を用いて作られた演算論理装置の組み合わせ」に該当するならデジタルコンピュータ、そうでなければ(もうなんでもいいや的に)アナログコンピュータってことですかね?wikipedia的には。
              ん~よくわかんなくなったので降ります(逃げますw)ね

              親コメント
            • by Anonymous Coward

              降りたACですが一応補足しますね。
              > それを言うなら、今のCPUだのなんだのだって途中では(擬)連続量である電荷をそのまま使ってるじゃないか。

              「そのまま」のニュアンスが違うと感じました。
              > > 計算結果を得る方法の中で物理(連続・アナログ量)をそのままつかってる
              こちらのニュアンスは、計算過程において現象の値(量)を閾値・量子化などの解釈(加工?)することなく使っているという意図で、そちらの「電荷をそのまま使ってる」は、電荷の蓄積量(電位)を計算過程におい

        • by Anonymous Coward

          exercise: 日時計がさす時刻は数字を表しているのでデジタルコンピュータなのか?
          hint: wikipedia

    • by Anonymous Coward

      「ワンの絨毯」の発想と共通項があるように思いました。

  • レナルズの「火星の長城」という短編集の中の一編です。
    太陽系から10光年の距離にある恒星ロス248(恒星は実在)に惑星が存在することになっていて、そこの氷河の中にワームと呼ばれる生物が穴を掘って暮らしている。
    ワーム自体は単純な生き物なのですが、彼らが掘った穴が氷の中に驚異的に複雑なネットワークを作っている。ワームは穴を通るときにどの道筋を選ぶか、本能によって厳格な法則性を持っている。ワームの一匹一匹は周囲の環境に対してほとんど機械的に反応するだけの原始的な生き物だが、氷の中のネットワークはワームを部品とした回路を構成していて、それはコンピュータどころか意識を持っているレベルにあるかもしれない、というお話。
    オフとぴかも知れませんが、これを思い出してしまいました。
  • by Lurch (10536) on 2012年04月17日 9時12分 (#2137190)
    研究室で美味しくいただきました!(お約束

    そのカニ美味いのかな?
    --

    ------------
    惑星ケイロンまであと何マイル?
  • by Anonymous Coward on 2012年04月17日 9時13分 (#2137192)

    まだ出てないなんて・・・スラドも落ちたものだ

  • by PEEK (27419) on 2012年04月17日 9時24分 (#2137202) 日記

    カニアーマーが開発される。

    --
    らじゃったのだ
  • by gonzo (38147) on 2012年04月17日 13時33分 (#2137439)

    Realtekかと思ったら、本物の蟹だった・・・

  • by null-o (42709) on 2012年04月17日 13時54分 (#2137455)
    イグノーベル賞でも狙ってるんでしょうか?
  • 「『斜線都市 [amazon.co.jp]』実現か!?」と色めきたつところでしたが……

    # とはいっても『斜線都市』は駄目なほうのグレッグ・ベアだし。
    # ペギオ氏は檜山正幸氏や黒木玄氏に論破されていた印象しかないし。

  • by WizU (35053) on 2012年04月18日 12時32分 (#2138236) ホームページ

    復活で胸熱!、と思ったのは自分だけのようでした・・・

  • by Anonymous Coward on 2012年04月17日 8時48分 (#2137174)

    超人強度でいうと2パワーぐらいか。
    大したことないな。

  • by Anonymous Coward on 2012年04月17日 9時59分 (#2137237)

    どうやら、俺たちは考え違いをしていようだ。
    カニでコンピューターが作れるんじゃない。
    カニは地球の神経細胞だったんだよ!!

    Ω ΩΩ ナンダッテー

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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家

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