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聴診器に代わっての普及が期待される携帯型超音波デバイス 11
ストーリー by hylom
とはいえ聴診器の手軽さは捨てがたいのでは 部門より
とはいえ聴診器の手軽さは捨てがたいのでは 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
スマートフォン程度の大きさの医療用携帯型超音波デバイスが登場しているそうだ(CBS News、Huffington Post)。
一部のアメリカの医師によると、このような携帯型超音波デバイスは伝統的な聴診器よりも正確に心臓や肺などの問題を診断でき、聴診器を置き換えることができるという。現状価格は100万円ほどだが、今後参入者が増えれば価格は低下するだろうとも述べられている。
ただ、超音波デバイスによる診断結果の解読は比較的複雑であり、それには特別な訓練が必要となるらしい。しかし、新世代の医学生がこれを使うようになれば、それが標準になるであろうとのこと。
悪習 (スコア:2)
こういうアホな事をさせないために、開発技術者には頑張ってもらいたい。
超音波というと (スコア:1)
健診のとき、毎回、得体の知れない粘液を塗ったくられるのですが……
この「携帯型超音波デバイス」、そういう処理は不要なのかしら?
# ボトルとウェットティッシュも持ち歩かないといけないなら、逆に荷物になりそうな……
# それと、診断手段によって得手不得手というのがあるから併用するのが確実だと思うけど。
notice : I ignore an anonymous contribution.
医療用トリコーダー (スコア:1)
早く市販されて!(走召糸色木亥火暴)
"castigat ridendo mores" "Saxum volutum non obducitur musco"
Re:医療用トリコーダー (スコア:2)
だそうなので、そろそろ候補の写真や動画が上がってくる頃なんでしょうか。
置き換え可能なのか? (スコア:0)
超音波撮像装置は聴診器を置き換えるようなものでは無いと思うのだが........
「特別な訓練が必要となる」 (スコア:3, 参考になる)
ここのリンク先にあるような「胸水がたまっているかどうか確かめる」というような用途以外では、超音波診断装置では肺は殆ど見えませんから、その部分では聴診器に全くかないませんしね。
ところで、「特別な訓練が必要となる」というのは聴診器でも同じで、むしろ現代の(聴診器を使う職種の)医師だと超音波もある程度使えることが求められますから、ここは超音波のデメリットには特になりません。たとえば聴診器で心臓弁膜症の雑音を聴き分けるってのは一応できることになっていますけど、それが超音波での診断より簡単かといえば決してそんなことはありません。
爆発的なヒットになっているのはこれ [gehealthcare.co.jp]ですけど、急変ですぐに動かせない患者の部屋に持っていくのが容易、というようなことも人気の一つだろうと思います。聴診器の代わりとなるかはともかく、病室ごとに1つ置いておく、というような話だと(100万円というような価格なら)わりと現実的ですし。
Re: (スコア:0)
よく知りませんけど、「何を調べているか?」によるんじゃないんですかね
対象が同じなら置き換え可能、違うのなら併存するってことで。
#確かにアプローチが微妙に違う気がしないでもない
Re: (スコア:0)
今後低下するとしても100万円だとさすがに高すぎて置き換えにならないような。
Re: (スコア:0)
音を聞くのと音波を使って様子を見るのとじゃ全く違う。
3年前、たしか2010年発売 (スコア:0)
GEのVscan、
http://www3.gehealthcare.co.jp/ja-JP/Products/Categories/Ultrasound/Vscan [gehealthcare.co.jp]
2010年、発売したてだけれども売れてるよ!
http://www.nikkeibp.co.jp/article/dho/20101109/251154/ [nikkeibp.co.jp]
東日本大震災で活躍したけれどもバッテリすぐ切れるのが難点
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/it/report/201109/521469.html [nikkeibp.co.jp]
2012年、ご好評につき新型出たよ!
http://www.nikkeibp.co.jp/article/dho/20120717/316218/ [nikkeibp.co.jp]
デスクトップPC対ノートPC対スマホみたいなもので据え置き型に比べると
機能、画像の表現力等劣りますが、機動力が必要な訪問医に売れているようです。
聴診器は聴診器で録音やノイズキャンセリングができる電子聴診器がでまわっとります
リットマン4100
http://www.mmm.co.jp/hc/littmann/ele_stethoscope/es_4100/index.html [mmm.co.jp]
産婦人科の入院患者に使ってた (スコア:0)
たとえば切迫早産の女性は安静が必要なので、わざわざ診察室まで患者を運ぶ必要がなく、手軽なのでしょうね。
もちろん据置型のものとは解像度や画面の大きさがぜんぜん違いますが。
医師も、この機器はこれからは聴診器と同じぐらい手軽に使われるようになるだろうと言ってました。