第3回将棋電王戦第3局で豊島七段がYSSを破り、プロ棋士側の連敗をストップ 71
ストーリー by headless
勝利 部門より
勝利 部門より
29日に大阪・あべのハルカスで行われた第3回将棋電王戦第3局は、豊島将之七段がYSSを破った(第3回将棋電王戦、
マイナビニュースの記事、
時事ドットコムの記事、
朝日新聞デジタルの記事)。
豊島七段は1990年生まれの23歳で、関西若手四天王の1人とされる実力者。一方、YSSは世界コンピュータ将棋選手権の常連で、将棋電王トーナメント3位の実力ソフト。プロ棋士側の負け越しがかかった対局では、本番までに数百局の練習対局をしたという豊島七段がリードを奪い、その後もリードを広げて83手でYSSを破った。
豊島七段の勝利でプロ棋士側の1勝2敗。プロ棋士は昨年3月の第2回将棋電王戦第2局で佐藤慎一四段がponanzaに敗れて以来、引き分けを挟んで5連敗しており、1年ぶりの勝利となった。4月5日に神奈川の小田原城で行われる第4局では、森下卓九段とツツカナが対局する。
豊島七段は1990年生まれの23歳で、関西若手四天王の1人とされる実力者。一方、YSSは世界コンピュータ将棋選手権の常連で、将棋電王トーナメント3位の実力ソフト。プロ棋士側の負け越しがかかった対局では、本番までに数百局の練習対局をしたという豊島七段がリードを奪い、その後もリードを広げて83手でYSSを破った。
豊島七段の勝利でプロ棋士側の1勝2敗。プロ棋士は昨年3月の第2回将棋電王戦第2局で佐藤慎一四段がponanzaに敗れて以来、引き分けを挟んで5連敗しており、1年ぶりの勝利となった。4月5日に神奈川の小田原城で行われる第4局では、森下卓九段とツツカナが対局する。
佐藤慎一四段(おふとぴ) (スコア:3, おもしろおかしい)
14段ではひふみんの1239段には遠く及ばないな。
Re: (スコア:0)
昔は十段位があったので、最高12310段だったのだよ
Re: (スコア:0)
かつて存在した十段は段位じゃなくてタイトル戦の名称(名人とか竜王とかと同じ)では
Re: (スコア:0)
そんなに厳密な話じゃない
Re: (スコア:0)
一二三も段位じゃねえよ
Re: (スコア:0)
・・・・・
豊島?つよいよね (スコア:0)
T/O
#ゆれながら
ご苦労様です (スコア:2)
この時の状態のYSSにこの手順で指していけば常に勝てるのかな~?とちょっと気になってしまった。
まぁアルゴリズム次第なんだろうけど。
Re: (スコア:0)
のかな。
コンピュータ側も例えば、候補手の優劣差がある狭い範囲内に入った場合には乱数で決める、などとするとそういうやり方も通用しなくなるだろうね。
Re: (スコア:0)
やねうら王は対策済みだったけどまったく別のところで話題になってしまったのが残念ですね。
Re: (スコア:0)
他のソフト(第2回電王戦出場ソフトなど)のほとんどはそれやってるはず。
YSSは出自がオリジナルなのでどうかはわからないけど、やってるんじゃないのかなあ・・・
Re: (スコア:0)
同じ乱数が出れば同じ手順で勝てるだろうけど、その仮定に意味あるの?
Re: (スコア:0)
これ乱数なの?
好手を点数化して一番いい手をさしているイメージだったが。
Re:ご苦労様です (スコア:2, 興味深い)
人相手よりむしろコンピュータ相手にパターンハマりするおそれがある(勝てないソフトに一生勝てない)ので。
思考ログが公開されているので見てみるとわかると思います。
http://www32.ocn.ne.jp/~yss/index_j.html [ocn.ne.jp]
部門名は (スコア:1)
「豊島?強いよね!」部門にしてほしかった。
毎週日曜日午前中にNHKのEテレを見るような、一部の将棋ファンにしか通用しないネタだけど。
お約束 (スコア:0)
森下卓九段とツツカナが対局する。
ツヅクカナ :P
Re: (スコア:0)
最終回じゃないのぞよ もうちょっとだけ続くんじゃ
Re: (スコア:0)
建前:日本将棋連盟「俺たちの戦いはこれからだ」
本音:日本将棋連盟「もうゴールしてもいいよね」
Re: (スコア:0)
そのフラグはかなり長く続くんで、勘弁してつかぁさい
1回勝った負けたでは意味が無い (スコア:0)
将棋の場合、トップ棋士でも勝率は6~7割ぐらいなので、10局のうち3~4局は負けます。
やるのなら同じ組み合わせで10回ぐらい対局してはじめて本当の実力がわかると思います。
プロ棋士側が引き分けを挟んで5連敗とは絶望的な状況。
Re:1回勝った負けたでは意味が無い (スコア:1)
「プロ棋士側が引き分けを挟んで5連敗とは絶望的な状況。」
なんですか?
インタビューによれば、YSSには豊島七段は持ち時間5時間で本戦含め4連勝みたいですが。
Re: (スコア:0)
事前にまったく同じ相手に研究を繰り返せたらそりゃそうなるよな。人間はまったく同じに調整できるわけがないのに、明らかにコンピュータ側に不利なレギュレーション。
Re: (スコア:0)
人間側の棋譜だって研究を繰り返せますよ
スラドはコンピュータ贔屓すぎる
Re:1回勝った負けたでは意味が無い (スコア:1)
> スラドはコンピュータ贔屓すぎる
アレゲな観点でコンピュータの動向に注視してる人もそれなりにいますけど、
何というか出来あいの構図に乗せられて変にヒートアップしてる人が多いですよね。
「コンピュータ>>>>>>>>>プロww」って言いたいだけだろ、っていう…。
この元コメも「中韓が何か成した時のネトウヨ反応」そのまんまですけど、
第2局で目の当たりにした異常なまでのプロ罵倒ムードを思い出す限りでは
今回きっちりマイナスモデが付いてることに少し驚きました。
Re: (スコア:0)
どこが異常か分からない。
むしろやねうらおを炎上させていた将棋ファン側の異常さが目立っていた印象ですが。
Re: (スコア:0)
常にコンピュータ側は同じ手を差すとでも思ってんのかな?
Re: (スコア:0)
1局1局を観賞しようとせずにプロvsコンピュータの数字にしか執着してないあなたの価値基準にもあんまり意味が無い。
Re: (スコア:0)
1局1局の鑑賞と、統計的な観点は排除しあう切り口ではないよ。
沢山戦って何割勝てるかで実力がわかるという話は、ボナンザ対局時代の渡辺竜王もやっていたはず。
Re: (スコア:0)
ソフトも人間も固定せずアバウトに星の数だけ勘定するのが統計的な観点ですかねぇ…。
Re: (スコア:0)
絶望を見出す者は不幸を、希望を見出す者は幸福を得られるだろう。
Re: (スコア:0)
手を加えていないデータ更新もしていないコンピュータに同じ手を指してみようか
それぞれの特性の違いを考慮しないと
Re: (スコア:0)
統計的には、勝率6~7割なら5連敗という事態は当たり前のように出現すると思いますが。
双方の特性が良く分かっていないのだし、一時的な偏りの出現頻度も高いと思われますし。
人間がコンピュータに勝つ方法 (スコア:0)
ニュース記事によれば、急戦を仕掛けて83手で人類の勝利。
将棋の平均手数は110〜120手程度でそれより少ないのは急戦。
140手までいくと持久戦。
実力差が小さいと手数が増える傾向。
YSSの開発者・山下宏氏は「厳しい戦いになると思っていました。
評価値としては一回も(YSS)のプラスにならなかったことが印象的でした。
負けてしまって残念でした」と肩を落とした。
展開を読みづらい急戦だと、コンピュータ側の評価関数がうまく働かない。
そこを突いて終始リードすれば勝てるのかもしれない。
羽生さんはオールラウンダーだが、最近は急戦を仕掛けて勝つケースが多いらしい。(詳しい情報求む)
羽生さん自身が予想した2015年に決戦した場合どうなるかまだ分からなくなってきましたよ。
Re: (スコア:0)
今回の結果をみて各ソフトはさらに改良されるでしょうし、人間がコンピュータに勝つ方法も、コンピュータが人間に勝つ方法もまだまだ最終的な答えは出ないでしょう。
一部、今回の豊島七段の戦術に関する批判的な意見を見聞しましたが、プロらしく、みたいな論調で余計な制限が増えないでほしいと願います。相撲でいう、横綱は立ち合い変化してはいけない、みたいな制限は競技をゆがめます。
Re: (スコア:0)
去年に対してコンピュータ側に制限を加えた時点で、戦術の制限どうこうなんて話はもうどうでもいいと思いますがね。
年々アルゴリズムもCPUの進歩もある中で、来年はコンピュータ側にどういう制限をかけるかの方が興味あります。
Re: (スコア:0)
人間の疲れを再現するために無駄に円周率計算させたりとか
Re: (スコア:0)
エネルギー総量で人間と同等に、とか銘打って。
省電力方面の工夫は面白そう。将来的にモバイル機器向けに使えるだろうし。
Re:人間がコンピュータに勝つ方法 (スコア:1)
すると
本日のYSSのおやつは○○のリチウムイオンバッテリー (3.7V 150Ahぐらい?)
…とかなるの?
Re: (スコア:0)
無制限は世界選手権でやってるわけで
ツツカナみたいに「用意できるPCは低スペックだけど優れたプログラム」を見出すためにもスペック統一はいいと思いますけどね。
今回みたいに「PCとしてはハイスペック」なレベルでスポンサーの宣伝的にもちょうどいいんじゃないかと
Re: (スコア:0)
スペック制限を無くしたら金を積めば積むほど強くなるわけでそれはそれでつまんないですよね。
最終的にはどうやっても勝てないという時が来るのでしょうが、コンピューターも人間も両方共に強くなっていく期間が長いといいなと思います。
Re: (スコア:0)
「んー、まぁでも、ね、コンピュータのほうが強いのはプロならみんなわかってるんだよねぇ。そうは言わないけど(w」
あぁ、やっぱそうなのか、と思った。
ポカな展開 (スコア:0, 参考になる)
YSSが△1四金と指して、谷川会長がフリーズしたのもポカですが、
そもそも序盤の△6二玉が大ポカだった気がします。
おそらく他のソフトだったら、指さない手でしょう。
この手のおかげで、序盤から豊島七段が有利になったように見えました。
ポカも実力のうちですが、ねじり合いで中盤に入ったら
豊島七段クラスでどれだけ渡り合えるのかを見たかったです。
Re:ポカな展開 (スコア:2)
http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/d/20140330 [goo.ne.jp]
14玉は素人目にも分かる悪手だったと思いますが…
さすがにトッププロ相手にこういう手が出てしまうと、COM最強クラスと言えど辛かったなという印象です。
ただ今回はホントに豊島七段の強さが目立っていたと思います。全く隙が感じられませんでした。
練習でも持ち時間5時間で3番やって全勝と言ってましたし、
研究次第ではまだ人間も渡り合える…かも?という所を魅せてくれたのは、イチ将棋ファンとして見ていて楽しかったです。
# 森下続け
Re: (スコア:0)
第22回世界コンピュータ将棋選手権(2012年)のPonanza対ツツカナで
ツツカナが△6二玉とあがってるそうですよ。
ちなみに電王戦トーナメントでもYSSが△6二玉と指しているそうで、
表舞台で△6二玉が現れたその2試合は後手が勝っているそうです。
floodgateで2012年の▲21角の局面を検索すると先手の6勝1敗だそうですが。
http://ponanza.hatenadiary.jp/entry/2014/03/29/212500 [hatenadiary.jp]
Re: (スコア:0)
あそこまで差が開けば中堅クラスでも勝てたように見えます。
まさしく豊島の無駄遣いでした。
Re: (スコア:0)
あそこまで差を開かせるために豊島君が必要だったのです。
Re: (スコア:0)
こういう展開だとあんまり面白くないですよね。
14金には第二回の習甦戦での「0手馬」を思い出しました。
インタービューで大局観という言葉が (スコア:0)
開発者の方から出ていたのが印象的でした
若いうちは何十手、何百手と読めるがだんだんと衰えていく、年を取るにつれ経験や
大局観が大切になるらしいのですが、どうやって取り入ればいいんでしょう
Re: (スコア:0)
それありていに言えば「直感」ということでは。
コンピューターにそれを求めるのは現状難しいのだから、
もし直感が読みを上回るのであれば、将棋ソフトを現状のロジックでいくら開発しても棋士に勝つことは不可能。
ただし現状はそうなってませんよね。
Re:人間側が (スコア:2)
確かにバランスは難しいのだけど、棋士側だけが学習している訳ではない。