新技術により優位性が失われつつある潜水艦 48
ストーリー by hylom
見えてしまったら弱体化 部門より
見えてしまったら弱体化 部門より
taraiok 曰く、
米国はバージニア級原子力攻撃潜水艦の維持コストに年18億ドルを費やしているという。しかし、技術の進歩により、潜水艦の優位性は失われつつあるという(The National Interest、Slashdot)。
戦略予算を評価するワシントンD.C.ベースセンター報告書では、実際に原子力潜水艦への評価は変わりつつあることが示唆されているそうだ。アメリカの持つ低騒音な潜水艦は、中国やロシアの接近阻止・領域拒否(A2/AD)戦略の阻止に役立ってきた。しかし、潜水艦への探知方法としてこれまでのような音に依存する以外のものが登場した場合、潜水艦の価値は低下する可能性がある。
音に依存しない新たな探知技術としては、海中の航跡を検出するアクティブソナーや、レーザーもしく狭い範囲でLED光を反射させて検出する技術などがある。これらの代替技術は昔から知られていたが、今日ではプロセッサ性能の向上やビッグデータの活用により、こうした検知技術が実用的になっており、有人潜水艦にとっての脅威となるという。
将来を見越しての先手 (スコア:5, 参考になる)
ブロガーの方が要約されています。リンクはこちら。潜水艦ステルス性が危い:対抗策は新しい発想による戦術と技術の利用だ [blogspot.jp]
これを読むと、潜水艦探知について新技術が登場すると現状のままでは色々とまずい事になるので、先手を打って戦術を更新し、
それに必要な新艦艇などを開発する必要があるという事みたいです。
発言の主ライアン・クラーク氏は海軍作戦部長上級顧問で元潜水艦乗りだそうなので、現場からの声と言うか提言なのでしょう。
必要な事は発言しておかないと予算もつきませんし。
近年、中国海軍の戦力増強は目を見張るものがありアメリカの軍事力もをってしても接近が用意ではなくなりつつあると言われていますが、
東・南シナ海や黄海には中国版SOSUS [wikipedia.org]も展開されているそうなので、これまでの戦術では徐々に通用しなくなっていくのでしょうね。
#無人戦闘潜水艦艦隊なんてどこのSF話?と思っちゃうのはオッサン脳だからだな、きっと
Re: (スコア:0)
>ライアン・クラーク氏
トム・クランシーの小説に出てきそうな名前で笑った
しかもライアンとクラークで合わせ技ときてる
予算獲得のために脅威をあおってるだけ (スコア:0)
以前から新技術として航跡探知とかレーザーの使用とか言われてるが本当にそれが潜水艦の脅威になるほどにはなっていない
予算獲得のために少々話を大げさにしてるだけ
ただし、かなり先の話をすると浅い大陸棚ではセンサ網を設置して新技術やビッグデータ(?)を活用すれば、敵国沿岸(大陸棚)での米国の潜水艦の行動が制約される恐れは十分にある
分かりやすく言い換えると、中国の空母や戦略ミサイル原潜を待ち構えて出港直後から米国の原子力潜水艦で追尾するなんてことが出来なくなる
ちなみに潜水艦との海底通信網は日本でも防衛省技術研究本部の研究アイテムの中に入っている
Re: (スコア:0)
ああLEDで大光量が出せるようになったのは大きいのかな
中村教授がアメリカ国籍とったこととも関係あるかも
戦術の見直しが進むんじゃないかな
潜んで接近するのが無理なら高速移動すればいい
地面効果翼機が俄然現実味を帯びてきたんじゃないかな
対空レーザーとレールガン搭載した飛行戦艦が実現するかもしれない
水上艦より高い位置から撃つから射程も伸びるし
米国よりも (スコア:0)
日本の方が相当ヤバイんじゃないでしょうかこれ?
日本て全海軍戦力に占める潜水艦が占める割合大きいんでしょ?
Re:米国よりも (スコア:1)
日本の潜水艦隊在籍艦数など、訓練用を含めても、朝鮮人民軍海軍所有潜水艦艇数の1/5以下。(排水量は別として)
日本て全海軍戦力に占める潜水艦が占める割合大きいんでしょ?なんて嘘八百。
戦いは数だよ兄貴(出典:機動戦士ガンダムⅢ―めぐりあい宇宙― ドズル・ザビ中将談)は、永遠の真理。
Re:米国よりも (スコア:1)
排水量を別にしたらいかんでしょ(笑
海自の潜水艦は16隻(20隻まで増強予定)とはいえ2~3000tクラスのフルサイズの潜水艦、しかも一番古くて98年就役。
対する北朝鮮で比較対象になりそうなのはソ連製のロメオ型(1500t)が26隻、ただし本国での就役は58年のロートル、何隻稼働状態にあるのかは不明。
艦艇数5倍の内実としては、260tのサンオ型、100tそこそこのユーゴ型、ヨノ型、それに一応潜れる程度の半潜水艇(10~20t程度)が多数。ただしこれらは工作員輸送船であって、まともな交戦能力は無いでしょう。
これで数が5倍っていわれましても。
Re: (スコア:0)
それ、排水量を別にしてもいいんじゃない?
Re: (スコア:0)
特に潜水艦は数ですね。
300隻ぐらい欲しいところです。
Re: (スコア:0)
水中用MSの開発が待たれますね。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
アメリカと割合の比較だったのが、なぜか朝鮮人民軍との絶対数の比較になってる、、、
Re: (スコア:0)
っていうか、そもそもいきなりどこにも存在しない架空の国の軍隊話を持ち出すとか
脳内ファンタジーな話を始めてる時点で場所を間違っているとしか思えない。
Re: (スコア:0)
庇うんだ、共和国(笑)を。
Re: (スコア:0)
その国の場合在籍数より稼働率の方が気になるところ
Re: (スコア:0)
>原子力潜水艦への評価は変わりつつある
原子力潜水艦ありましたっけ。
Re: (スコア:0)
> 原子力潜水艦ありましたっけ。
やまと(古)
Re: (スコア:0)
くろしお(もっと古)
# またの名を青の6号
Re: (スコア:0)
日本的には、自国の潜水艦の活動がしにくくなるよりも、
他国の潜水艦を発見しやすくなることのほうが、
圧倒的に有利だと思いますが。
近海にうようよいるんだろうなあ。
Re: (スコア:0)
どこがそんな新技術を使って日本に攻めてくるの?って話ではあるんだけど・・・。
ステルス戦闘機だっていずれは補足可能になるって思われてる。
新技術はどんどん開発されるよ。
それに対して更なる新技術を開発するってだけかと。
光や電磁波を利用した探知が行われるのなら水上艦と同様のステルス処理を施すとかさ。
ただ、潜水艦の有用性が低くなってくるとなると、本気で日本も空母を運用する事を考えないとってのはあるかもしれない。
Re: (スコア:0)
>>ただ、潜水艦の有用性が低くなってくるとなると、本気で日本も空母を運用する事を考えないとってのはあるかもしれない。
アホを騙す詐欺師みたいだな。
Re: (スコア:0)
> 本気で日本も空母を運用
不沈空母(古)なら絶賛運用中だと思ってましたが?
音に依存しないソナー? (スコア:0)
とありますが、ソナーって音波を用いた装置だと思います。
どういうことなんでしょう?
Re:音に依存しないソナー? (スコア:2, 参考になる)
訳が問題では?
原文では潜水艦探知の新技術として下記の方法を挙げています。
・低周波アクティブソーナー
・水中音響以外の方法
- 航跡検出
- レーザーによる目標船体検出
- LEDによる目標船体検出
Re: (スコア:0)
原文が
These techniques include lower frequency active sonar and non-acoustic methods that detect submarine wakes or (at short ranges) bounce laser or light-emitting diode (LED) light off a submarine hull.
とまあわかりにくいのが原因ではないかと。
ところでレーザーorLEDって水中の光の減衰を考えるとかなり近距離じゃないと使えなさそうですね。
Re: (スコア:0)
「(潜水艦の発する)音に依存しない」ってことかと思ったけど、通常のアクティブソナーってpingの反射音を解析するものだから(そういう意味で潜水艦の発する音に依存しない)、そういうわけでもなさそうですね。
航跡探知のソナーってのは水中の乱流の痕跡とかもわかるってことですかね?
Re:音に依存しないソナー? (スコア:1)
敵艦の船体への反射音に依存せず、航跡の乱流に反応する(アクティブ)ソナー
という意味に読めました。
Re: (スコア:0)
潜水艦本体が音を反射しなくても、航跡で音の伝わりが変化することを使って検知するのでは。
Re:音に依存しないソナー? (スコア:1)
音に依存してるやん。
Re: (スコア:0)
訳し方に問題があったのでしょうかね?
national interestの記事では、低周波アクティブソナーと、非音響探知として(短距離しか有効でないけど)レーザーやLEDを潜水艦の外郭に反射させる事によって探知する方法が述べられています。
Re: (スコア:0)
>短距離しか有効でないけど
海で短距離って役に立つの?
Re: (スコア:0)
海峡に等間隔に敷き詰めれば通ったかどうかぐらいは把握できるんじゃない?
今もそういう体制はありそうだと思うけど。
Re: (スコア:0)
原文では、シンクタンクCSBAのレポート(Bryan Clark執筆)を引用しているのだけど、
それによれば「新技術により沿岸地域の海中が潜水艦には危険すぎる地域になる」との事なので、沿岸近辺の比較的浅い海中においては、"反射光"探知が役に立つのかもしれない。
あるいは、役に立つシーンも想定されるか、それともこの技術がより洗練されると・・・と言う事なのかも知れない。
尚、Bryan Clarkは探知技術革新によって引き起こされる問題への解決策も提案しており、それは有人潜水艦にUUVを搭載し、攻撃・偵察の任務はUUVにやらせようと言う物。
記事では、これをUnderwater Aircr
Re:音に依存しないソナー? (スコア:1)
さしあたりの敵がISISみたいのだと、ターミネーターの開発を進めそうだな
Re: (スコア:0)
敵側のUUVが脅威になってくると対UUVとしてのUUVも出てくるのでしょうかね、かつて飛行機がそうだったように。
# サブマリン707 [wikipedia.org]のジュニアみたいなのを妄想中
Re:音に依存しないソナー? (スコア:1)
UUVって2つ疑問があるのですが。
・最初のUはふつう「Unmanned」だけど、これPCに配慮して「man」を使わないように変更しなくていいの?
・無人で地下を移動する(ドリル!)兵器が出現した場合、区別つかなくて困らないの?
Re: (スコア:0)
・unhumannedですキリッ
・後発は別の呼称を利用してください!
Re: (スコア:0)
原文では、シンクタンクCSBAのレポート(Bryan Clark執筆)を引用しているのだけど、
それによれば、Bryan Clarkは探知技術革新によって引き起こされる問題への解決策も提案しており、それは有人潜水艦にUUVを搭載し、攻撃・偵察の任務はUUVにやらせようと言う物。
記事では、これをUnderwater Aircraft Carriers、海中空母と称していますね。
Underwater Aircraft Carriers、海中空母は、元記事の暴走でしょう。
正しくは、Underwater Carriers、海中母艦と称するべきでは。
話は代わって、原潜は原理上大熱量の温排水を排出しますから、熱交換水量を増やして温度差を下げても、熱交換水量を減らした代わりに排水温が上がっても、電池・ディーゼル・AIP潜より航跡が目立つのでしょうね。
Re: (スコア:0)
探潜ヘリに積んであるソナーは有効距離は短距離だけれども
精度の良いものを積んでいます。
ヘリの機動力で補っています。
Re: (スコア:0)
原文では"低周波ソナーと音を用いない手法で潜水艦航跡を検出する、もしくは(短距離で)反射レーザーやLEDで潜水艦船体を照らす"だそうだ。
核ミサイル発射基地 (スコア:0)
もともと原子力潜水艦の存在意義って、本国が核攻撃を受けた際にも、水中で生存して敵国に報復核攻撃を行う、
移動式の核ミサイル発射基地としての役割が大きかったと思います。核抑止力的な。
水中なので、核攻撃の影響を受けにくい。ということで。
(まあ、核ミサイル発射用ではない、攻撃型原潜もありますが。)
それなら、探知されていても、影響少ないかな、という気もします。
探知されていても、撃沈される前に核ミサイルを発射できれば役目は果たせるわけですから。
核戦争前に、敵国が潜水艦の全数を探知して、全数を撃沈してから、核攻撃を行えば、
たしかに原潜の存在意義がなくなっていますが、それは難しいんじゃないかな~
Re:核ミサイル発射基地 (スコア:1)
おっしゃられているのは戦略ミサイル潜水艦のことですが、このストーリーで問題になってるのは攻撃型原子力潜水艦の方です。
Re:核ミサイル発射基地 (スコア:1)
戦略原潜は、見つからないので初撃で撃破できない、だから報復攻撃ができる、というコンセプトのものです。
「水中なので、核攻撃の影響を受けにくい」も合ってるきがするけど、まあより正確に言うなら。
Re: (スコア:0)
>核戦争前に、敵国が潜水艦の全数を探知して、全数を撃沈してから、核攻撃を行えば、
>たしかに原潜の存在意義がなくなっていますが、それは難しいんじゃないかな~
以前より見つかりやすくなるのであれば、戦略ミサイル原潜の数を増やすとか、対応が必要になってきますよね。
Re:核ミサイル発射基地 (スコア:1)
戦略ミサイル原潜ってのは、基本的に自国の沿岸からあんまり遠くまで行きません。
装備しているのが弾道ミサイルで、射程10000km以上あるので自分が移動する必要はあんまりないんです。
また、移動する必要が無いので航跡を検出する技術は無意味です。
なので、探知される心配はあまりありません。
Re: (スコア:0)
気持ち悪い文体の上に、たれ込み読み間違えてるようだ。
見つかりやすい潜水艦は役立たずだという主旨なのに、逆の立場を語っているよう。
Re: (スコア:0)
最近お薬飲んでないでしょ?クリニックにはちゃんと通ってる?