ラットの脳に電極を埋め込んでコンピュータからの情報を送り込む実験 20
ストーリー by hylom
サイバー化 部門より
サイバー化 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
中国・浙江大学のGang Pan教授の率いるチームがラットの脳に電極を埋め込み、コンピュータからの信号を送り込む実験を行った。この「サイボーグ・ラット」は、通常のラットよりも早く迷路を抜け出すことができるようになったという（ギズモード・ジャパン）。
実験では脳の体性感覚皮質と内側前脳束に電極を埋め込んだラット6匹を使い、それぞれ違った14種類の迷路を通り抜けるよう訓練。ラットが補助が必要だと感じた際に電極に左または右に動くよう刺激を与えたところ、コンピュータからの刺激を受けた方が迷路のタスクをより良く解決できるようになったという。
また、このサイボーグ・ラットは普通のラットだけでなく、コンピュータと比較してもより少ないステップで迷路をクリアできたという。
人体実験 (スコア:2)
中国なら早々にできるかも知れない、と失礼ながら思ってしまった
Re:人体実験 (スコア:1)
素体の名称は両脚鼠でしょうか。
Re:人体実験 (スコア:1)
というスタンスならば、より確実な制御技術が欲しくなりますよね
Re:人体実験 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
今の段階ではまだだけど、
もし人間にコンピュータリンクを接続して処理能力を上げる装置を開発したら、
中国でなくとも被験者になりたい人は居るんじゃないか。
つか要は、リアルSAOでは。
VRで体験したことが後で脳で思い出せる仕組みなら、普通覚えられないことを記憶させるのにうってつけじゃん。
コンピュータとサイボーグラットで必要ステップ数は変わらんみたいだが？ (スコア:2, 興味深い)
普通のラットとコンピュータは、タスク完了までに同じくらいのステップが必要でしたが、
サイボーグ・ラットはより少ないステップで済みました。
論文 [plos.org]のFigを見た限りでは、必要ステップ数に関してコンピュータとサイボーグラットで差はなく、普通のラットで多く必要だったとしか読み取れない。
そりゃ、何のヒントもなく3D迷路に放り込まれたラットよりは、鳥瞰で方向転換のヒントを送られるサイボーグラットのほうが有利だろうと思うよ。
差があるのはCoverage rate（踏破率？）で、コンピュータ（右手法または左手法）よりもサイボーグラットの方が少ない。
研究としては面白いけれど、解釈に疑問。
#3D迷路でネズミで右手法だと、Windows95の頃にあったスクリーンセイバーを思い出すわ。
Re:コンピュータとサイボーグラットで必要ステップ数は変わらんみたいだが？ (スコア:1)
title.wma も、clock.avi もなくなってしまいましたねえ…
# いま flourish.mid, onestop.mid, town.mid が Windows 10 でも生き残っていることに気がついた
Re: (スコア:0)
GIZMODOの記事は比較対象とか内容とかあやふやすぎでツッコミどころ多すぎでさっぱりわからないですね。
Re: (スコア:0)
> ラットが補助が必要だと感じた際に電極に左または右に動くよう刺激を与えたところ
ここが問題でしょうね。
補助が必要と「判断した」のは誰なのか。
文では「ラットが判断した」ように読めますが、これ人間が「ラットが補助が必要」と判断したんじゃないでしょうか。
（ラットの思考がわかるなら苦労はない）
人間が補助したほうが早いのは、当然のような。
Re: (スコア:0)
そこのところも、GIZMODOの記事は間違って解釈しているような……。
おそらくは、論文中の"With the motivation to help rats solve the mazes,"あたりを受けて書いてると思うんですけれど、
内容としては、ラットが間違った道に入りそうなときに電気刺激で進行方向を補正しているようで、
そもそも誰も「補助が必要だと感じ」てないんじゃないかと。
Re: (スコア:0)
極端なことを言えば、ラットの肌に電極をつけて、
間違えたルートを選択した瞬間に、肌を電気ショックでピリピリと刺激するようにすれば、
そうで無い場合より成績は向上しますよね。
もはや脳とか無関係ですが。
Re: (スコア:0)
コンピュータには「答」が入ってるのか、マッピングの結果「間違い」が確実な時に補助するのか、どちらなんだろう？
後者ならサイボーグ化の利点にはなると思うのだけど。
ネズミの襲う日 (スコア:0)
コンピュータに繋がれたネズミがシステムを乗っ取り、
仲間のネズミを解き放って人間に襲い掛かるところまでは妄想しました
Re:ネズミの襲う日 (スコア:1)
ラジェンドラにフリーズされて、アプロに噛み殺されそうなストーリーを妄想した。
#ラテルは踊ってろ
ネズミを襲う日 (スコア:0)
アプロが噛み殺す？まさか。
全部頭から丸囓りするだけじゃね？
「ネズミってチッコくって、いくら食っても腹膨れないんだな。」
「お前はカピバラでも食べてろ。」
Re:ネズミを襲う日 (スコア:1)
CATシステムでコンピューターが巨猫化したかの如くに
RAT脳システム(?)に繋がれたコンピュータが巨鼠化して・・・
#ラスト忘れた。アニメ化もされてたっけ。
Re: (スコア:0)
バイオ素子のコンピュータならCDSに対抗できるんじゃないかと夢想。
ネズミの脳由来のコンピュータ(?)は、人類補完機構で使われてましたね。
Re:ネズミの襲う日 (スコア:1)
「バイオ素子」こういう名前のキャラどっかに居そう
Re: (スコア:0)
「拡散」という意味では、「電極」では弱いですね。
その研究所にいるネズミだけでは、数が全く足りないし。
やっぱ「ウィルスで脳が活性化して」の方が、拡散という意味で強力なわけです。
人類の○％が電脳化して・・・の未来に、自分が遠隔操作される恐怖のほうが・・・
この場合人類が勝手に電極を拡散してるわけだから。
鉄鼠28号 (スコア:0)
善いも悪いもティーチング次第？
# アキ「ノモラカタノママー！」