
Facebook、レーザーを利用した高速無線インターネット接続技術。専用帯域は不要 47
ストーリー by hylom
どれくらいの距離までいけるのだろう 部門より
どれくらいの距離までいけるのだろう 部門より
あるAnonymous Coward曰く、
Facebookが、レーザーを利用した高速無線インターネット接続技術を開発したそうだ(PCWorld、CNET、Optica、Slashdot)。
開発された技術は専用帯域や特別な認可が不要で利用できるという。レーザーを正確に受光器に向けて送信するのは難しいが、電球のような形の検出器と、「直交周波数分割多重方式」と呼ばれる技術を組み合わせてこの問題を解決したそうだ。
実験では2.1Gbpsの速度でデータを送信することに成功しているそうで、さらにこれよりも高速な通信も期待できるという。この技術を利用することで、インターネットアクセスのない地域に高速かつ安価なインターネット接続を提供するといったことを実現できるそうだ。
元記事をまとめた (スコア:4, 参考になる)
レーザー通信は特定の周波数帯域を占有する事もなく、混信もないので有望だが、
レーザーと言えど長距離伝送する間に広がってしまう。
受信機側のレンズで集光してフォトダイオードに当てるのだが、レンズの合焦制御系が複雑になってしまう。
従って、レーザー通信での高速通信は困難である。
Facebookのチームは、緑色蛍光色素を混ぜた光ファイバーを、レーザー集光部に使う事で、従来の数千倍の受光面積を確保した。通信に青色レーザーを使う事で、光ファイバー内の蛍光色素が励起され、緑色蛍光を発する。
緑色蛍光は光ファイバーを伝ってフォトダイオードに導かれ、信号となる。
これによって、広がったレーザービームを効率よく集める事が出来るようになり、高速通信が可能となった
Re:元記事をまとめた (スコア:1)
本記事の最後の一文
って…赤外線や紫外線などの不可視光は、それが目に入っても眩しいと知覚できないから避けることもできず、瞳孔が反応しないから網膜によりダメージがを与える、ってことで可視光より危険なんですけど…
Re:元記事をまとめた (スコア:1)
可視域近傍の波長帯は、知覚できないのに網膜に到達するので確かに危険。
けど、可視域からもう少し離れるとすぐに水による光吸収が大きくなって網膜にはごくわずかな光しか到達しなくなり、その危険は非常に小さくなりますよ。
赤外だと光通信でよく使う1.3μmとか1.5μmの波長なら、もう水の吸収が非常に大きくなり、安全基準も大きく緩和されます。
紫外線の場合、網膜に到達しなかったとしても眼なら白内障、皮膚なら皮膚ガンと、危ないことに変わりはなさそうですが・・・
Re: (スコア:0)
>水による光吸収が大きくなって
ということは、大気による減衰が大きくなる?
#結局使い物にならんのでは・・・
Re: (スコア:0)
つまりモデムはあくまで仮で、目的は送受信アンテナなんだな。アンテナ形状と素材を工夫することで従来よりSNRの良いアンテナができましたって研究か。
マイクロウェーブ通信の代替? (スコア:2, 興味深い)
霧や雨で途絶しそうだけど。
Re: (スコア:0)
マイクロ波なら「超水平線地対地通信システム」とかで、ある程度地球の曲面に沿って曲がることもできるようだが(そのかわり巨大パラボラが必要)、レーザーじゃそれもできそうにない。
Re: (スコア:0)
後方高空のAWACSから、遠方戦域内の戦闘UAVを遠隔操作するには向くかも。
電波と違って帯域の制限は遙かに緩い=狭空域中(魔女の鍋)の多数の戦闘UAVを遠隔統制・操縦が可能になる。
Re: (スコア:0)
問題は晴天時にしか使えないことか。両機とも常に成層圏より上で飛び続けるなら良いのかな。
もうミノフスキー粒子も怖く無い (スコア:1)
ティロフィナーレ!
Re: (スコア:0)
ミノフスキー粒子というよりはデュートリオンビーム(@ガンダムSEED DESTINY)に近い気がする
Re: (スコア:0)
でってにーのあれは送電技術じゃないの。シードだとレーザー通信とかそんなことを言っていた気がする。
ミノフスキー粒子でレーダーが使えないのに機体間の通信はできる不思議。
あと今時のミノフスキー粒子は当初よりも強化されているらしい。別に電波が使えなくても索敵捕捉追尾誘導はできますからね。
Re:もうミノフスキー粒子も怖く無い (スコア:1)
本家やZ,UCでもレーザー通信ってキーワードは出てきていたと思う。
Re:もうミノフスキー粒子も怖く無い (スコア:1)
ジョニーライデンの帰還では、ヤザ…じゃなくてヴァースキさんが、ミノフスキー粒子散布下で霧が出てきたらレーザー通信も途絶してヤバいって言ってた。
Re: (スコア:0)
なんであの世界は、レーザー通信やレーザーセンサーが存在して、LIDAR(光検出と測距:LIght Detection And Ranging 又は レーザー画像検出と測距:Laser Imaging Detection And Ranging)が出てこないのだろう。
まあMSのカメラセンサーなんかは、その親戚かも知れないが。
Re: (スコア:0)
互いにあれだけ高速にかつ無茶苦茶に動いている状態でレーザーを敵機に照射できるならビームなんか使ってないでレーザー兵器使えばいいんじゃね。
Re: (スコア:0)
あれ程自在に高機動する敵にクソ重たい火器(マニピュレーター含む)を指向・照準・射撃出来る世界で、索敵LIDAR(パッシブ含)による敵位置絞り込みを経て、火器より遙かに軽量な投光機能を有する照準LIDAR(モノアイ・デュアルセンサー・ゴーグル型センサーユニット←ジム系はパッシブ式=投光器別体式が多かったと思う)を機動する敵に精密指向できない筈はないと思うのだが。
# あの世界は、巨大ガスレーザー以外は、レーザーに実用的破壊力が期待できない設定らしい。(ランバ・ラル隊が使用したザンジバル級初期型以外は目潰し投光すらしている記憶がない)
Re: (スコア:0)
ミノ粉は可視光にも作用するという設定が後付けされたはず(レーザー兵器の少なさとスナイパー仕様のMSが存在することへの理屈付けだろう)。
それでも目くらましは成立する気はするが、何か対策があるのだろう。
Re: (スコア:0)
ミノ粉が可視光にも大きく作用するというなら、戦闘濃度ミノ粉圏内では、太陽・地球・月はぼやけ、星は見えなくなり、雲・霧・ゲドゥルトの海(リヴァイアス)・惑星レグニッツァ上空(銀英伝)中の様な表現にならないか?
MS全周表示コックピット内は補正表示としても、当然目視やカメラでの索敵・照準は困難になる。
確かにある程度の霧中でも投光器でモールス通信は可能=レーダー圏外でも電波通信が可能になる理屈だが。
Re: (スコア:0)
映像を見る限り、ミノ粉は可視光に対して、以下のレベルでしか影響を及ぼせていない。
* 目視戦闘は普通に出来ている
* 天体はぼやけていない
* 序盤でドズルとシャアがノイズ入りとはいえレーザー通信でビデオコールをできている
* ソーラ・システム、ソーラ・レイといった対要塞・対艦隊レベルの大威力光学兵器が使用可能
これと「ミノ粉のせいでレーザーは使えない」という設定とで敢えてつじつまを合わせるなら、
* 通常状態のミノ粉は電波・マイクロ波域などエネルギーの低い光子の拡散率がほぼ100%で、それ以上の赤外線〜可視光〜紫外線〜X線は非常に低いが、
Re: (スコア:0)
逆襲のシャーでやってた、コロニー設置のレーザー砲攻撃は無かった事にされとるんかい!
まあ、破壊工作でフィフスルナの落下は阻止出来なかったけど、
あれ、メガ粒子砲より小型施設やったぞ
Re: (スコア:0)
Gレコだとフォトン・アイつう特殊光学観測装置が出てきとるよ
>ミノフスキー粒子でレーダーが使えないのに機体間の通信はできる不思議。
戦闘空域手前のミノフスキー粒子の薄い領域では通信してて、ドッグファイトするような濃い領域では機体を接触して通信しとる描写になっとるよ
Re: (スコア:0)
もし、レーダーに使う電波と機体間の通信の電波の性質が同じものだったら不思議ですね。
Re: (スコア:0)
*モーソー
もしかしたら世界間の取り決めでレーダーに使って良い波長が厳密に決められてて両軍ともすごくマジメなので波長を厳密に守っているとか、ミノフスキー粒子はごく狭い範囲の波長のみ遮るようになってるとか、なので可視光範囲の電磁波には透明になってるとか。
Re: (スコア:0)
SEEDの方は宇宙世紀ではないのでミノ粉じゃなくミラージュコロイドとかナントカいう別の粒子になってたりします。
まあそれはそれとして。
機体間の通信も、ミノ粉の濃度によって精度が変わります。近距離だからできる、ということ。
レーダーも、精度がアレなだけで全く使えないわけではありません。ダミーにすぐ騙されるということと、銃撃やミサイルをあてたりするのには辛いというだけで、結構MSの居場所とか把握できてます。
電波通信の他、レーザー通信(当て続けるのが面倒だから戦艦との通信が主)、ワイヤー通信&お肌の触れあい通信(機体やノーマルスーツを接触させたりワイヤー繋いだりすることでの有線(?)通信)、スピーカーによる音声通信、各所のライトを応用した光通信(モールス信号含む)とか色々あります。
また、映像については「複数のカメラ・観測機器による情報を複合してCG映像で画面に投影してる」的な設定もぼんやり存在してるので、大丈夫(何が?)
Re: (スコア:0)
次は月面にマイクロウェーブ発振器を
あまりにもひどくない? (スコア:1)
> レーザーを正確に受光器に向けて送信するのは難しいが
わかる。
> 電球のような形の検出器
これは指向性の話で、狙いをつける話ではない。
> 「直交周波数分割多重方式」と呼ばれる技術
OFDMもそういう話ではない。
誰でもタレコミを行える以上意味不明なものが紛れ込むのは仕方ないだろうけど、
編集者が最低限の知識をもって取捨選択してくれないと…
Re: (スコア:0)
光ファイバーに有機染料を加えた集光器が主な改善点なのね
Re: (スコア:0)
部門名からして編集者が元記事を読んでいないのは明らか
オフトピだけど (スコア:0)
hylom氏以外の編集者って最近全く見ないんですが、ほぼ一人で回してるんでしょうか……
光無線通信 (スコア:1)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E7%84%A1%E7%B7%9A%E9%80%9A%E4%BF%A1 [wikipedia.org]
専用帯域 (スコア:1)
>開発された技術は専用帯域や特別な認可が不要で利用できるという
可視光域だろうから、認可がいらんのはそうだろうけど、「専用帯域がいらない」というのはちょっとなあ。そのレーザーの波長帯の光で受信機の周囲が飽和していたら通信できないだろう。
Re: (スコア:0)
飽和する光源って・・・・・
直射日光くらいしか思いつかない
Re:専用帯域 (スコア:2)
Re: (スコア:0)
光子はフェルミ粒子だから、空間にいくらでも詰め込めるよ。
Re: (スコア:0)
うそつけ
仔牛はボーズ竜氏だ
Re: (スコア:0)
飽和するというのは受光器のダイナミックレンジを超えるって話じゃないかなw
元本家のストーリー曰く (スコア:1)
フェイスブックの開発した新しいレーザー検出器は大きさが126平方センチメートルと今までの数千倍も大きい。これはプラスチックの光ファイバーから構成され、ファイバーは青色の光を吸収するように染めてある。ファイバーは大きく平らに配置され、検出器として機能する。染料が蛍光することで、青色の光は緑色の光に変換され、ファイバーに沿って進む。ファイバーは束ねられているので、その先で光はフォトダイオードに集められる。
よくわからん (スコア:2)
オレンジ色の「染料」のやくわり
あおいひかりを吸収して緑に変えるということだが何が目的か読み取れない。
エルビウムドープ光ファイバみたいに増幅してるわけではなさそう。
屈折率の波長依存性を逆用して変換位置をを外と内で変えて光路長をあわせるとか?
蛍光体ねぇ (スコア:1)
なんだか、ずーっとぼわーっと光ってるイメージがあるので、高速通信になんか使えるのかと、眉唾でしたが、YAGの速いのなら、数nsぐらいの残光時間のものが選べるらしいです。
それでも、nsは切れそうにないので、Gbps越えのため変調方式(OFDM)で頑張ってみました。
という話ですね。
#カミオカンデのある日本の人にはわかりやすい技術ですね。
昔からないか? (スコア:0)
20年前にもあったような?高速じゃなかったのかも。
Re:昔からないか? (スコア:4, 参考になる)
うん、昔からあるよ。
赤外線を使った近距離用
レーザーを使った中距離(数km程度?)など
2007年の製品
浜松ホトニクス 最長2kmを1.25Gbpsの光無線システム
「PHOTOLINER-G C10370」とか
2009年の製品
キヤノン CANOBEAM DT-100 1km 1.25Gbps とか
が発売されていたけど生き残ってないね。
日本メーカだと、浜松ホトニクス、キヤノン、ビクターが
製品化していたけど、後継製品は無くすでに廃止
光軸合わせが大変、見通し場所としか通信できない、
屋外だと雨、雪、霧などに弱い
といった欠点が克服できなかったのでしょう。
Re:昔からないか? (スコア:4, 興味深い)
15年以上前に、うちの会社で、30mぐらいの距離で隣のビルとの間で使ってた。豪雨の時でも通信は途絶えなかった。
当時は専用線の通信料が高かったので、節約する為だったけど。
でも今では通信料が安くなったから使わなくなったそうです。
将来のモバイルルーター (スコア:0)
目からビームにょ、な機器をきぼんぬ
Re:将来のモバイルルーター (スコア:1)
通信に使えるかどうかはわかりませんが、目からビームを出すのがXメンの登場人物にいたような…
Re: (スコア:0)
太陽の塔?
Re: (スコア:0)
光熱怪獣キーラ(ウルトラマン)放送1967年4月2日
太陽の塔 着工1968年12月 竣工1970年2月