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軍事

米空軍が新軽攻撃機を計画している 67

ストーリー by hylom
小規模紛争への備え 部門より
maia曰く、

アメリカ空軍が新たな軽攻撃機採用に向け2社に基本提案依頼書を提示したという。

対地攻撃機であり、CAS(近接航空支援)やCOIN(対反乱作戦、事実上の対ゲリラ戦)のカテゴリーである。戦闘機やA-10が使われることが多いと思われるが、A-10でも高コストだし、戦闘機には戦闘機本来の任務がある。そこで、ターボプロップ単発の安価な軽攻撃機を充実させたらどうかという話。

既にA-29(アフガニスタン空軍に供与)とAT-6Bがあるが、いずれかをベースにした発展型となるようだ。攻撃ヘリコプターはおいといて、ドローンという代替案もあるはずだが、有人機が現場で瞬時に判断することが重視されているようだ。

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  • by nemui4 (20313) on 2018年08月09日 17時13分 (#3458648) 日記

    ハックされたり暴走する可能性が怖いね。
    有人機でもそれはあるんだろうけど。

    • by Anonymous Coward

      ハッキングの危険もありますが、現用で機関銃装備のドローンはない(ミサイル装備しかない?)ので、要求される軽攻撃機としてのスペックを満たせないんじゃないでしょうか。

      #反動が制御できないのか、継続照準が辛いのか、単に重いのか問題のありかはわからないけど

      • by nemui4 (20313) on 2018年08月10日 7時30分 (#3459035) 日記

        こないだテロしてたのは自爆ドローンでしたっけ

        親コメント
      • 今の電子システムなら無人化や兵装量を大きくするのもさほど難しくないのでしょうけど、すでにロシアや中国がドローンを乗っ取ったり無効化したりするシステムを開発して、友好国を中心に売り始めてすらいるっぽい状況ですからね。
        アメリカも、表に出してるかどうかはともかく、類似のシステムはすでに開発されてるでしょうし。

        後、機関銃を使うとなると、衛星回線経由だとまだタイムラグがあって使いにくのでしょう…衛星回線を使わなければ、乗っ取られやすくなるし、衛星回線使ってタイムラグがあったら(仮に人工知能の支援で射撃自体は問題なくても)、友軍や民間人を誤射してしまう危険が高まってしまう…。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        A-10のような固定機銃は操縦桿の反応が良くないと当たらないから。AHからチェーンガンタレットを持って来ればいいような
        気もするけど、下手に新規開発してお仲間グルグルで予算大爆発するのを避けたいのかもしれない。

    • by Anonymous Coward

      そこで有線式ですよ。

    • 裏切ったら僚機が撃墜すればいいんじゃね。
      無人機だろうと有人機だろうと。

      ハッキングのリスクは現実的にはほとんど無視できるとしても、
      妨害電波の方はそうではないだろうな。

      • ECM対策で電磁シールド化した完全自律ドローンとかどっかで開発してそう。

        親コメント
        • すでに三年前に、ロシアは米国などの敵の無人機だけを選択的に無力化するシステムを実戦化してますから。
          http://wedge.ismedia.jp/articles/-/5534?page=2 [ismedia.jp]

          周波数解析とプロトコル解析で、自軍の無人機と敵の無人機を識別して、敵の無人機の指揮系統に介入して敵の無人機だけを無力化するのだとか。

          三年前でこれだから、今は当然衛星回線を使った操作ですら、無力化される危険があるし、場合によっては米軍の戦域ネットワークに介入して米軍の無人機で米軍を攻撃することすら可能にしてる可能性がかなりありますよ。

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          • by Anonymous Coward

            そのへんで拾えるようなネタに米軍が対処してないとか何故思えるのか不思議
            中露がこんな大事な話をこぼしてると素直に信じちゃうのも不思議
            撹乱情報アリアリでホントのところは蓋開けないとわからんでしょ

        • 無人でも有人でも、外部との通信を完全に遮断して「やっぱり中止」を指示できなくなるのはかなりリスキーですよ

          --
          うじゃうじゃ
    • by Anonymous Coward

      戦力移動のスーパースケーラ化が主眼なんじゃないかな
      戦争準備がほとんど交渉事に役を成さない交戦相手ばかりで
      陸戦力移送とバッティングせず自力フェリーで一発目の攻撃に参加できる航空戦力
      お手軽つってもドローンだと陸戦と一緒くたかなりの規模部隊移動を伴うっしょ

  • by Anonymous Coward on 2018年08月09日 17時17分 (#3458654)

    何より貴重なパイロットの生存性は。

    • 比較的低空で中低速だと、リスク高そうで、そこが一番の疑問です。A-10程の装甲はないだろうし。

      まあ、被弾したり撃墜されるようなら、これを引っ込めて、もっとヘビーな攻撃手段を投入するだけの話かも。

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    • パイロットの命<<機体価格 と言う風にバランスがおかしくなってるんじゃないですかね、今の米軍と言うか米国は。
      最近だと、たまにイスラム国にパイロットが捕獲される程度で、ベトナム戦争時代ほどではないので、軽く見てる可能性がある。

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    • by Anonymous Coward on 2018年08月13日 17時00分 (#3460788)

      これで対処するのは対空火器を一切持たない連中なので、基本的に問題ない。現在はすべての用途にF-16、F-15、A-10のような正規軍との戦闘に向けた高コストの航空機が発進や上空待機していて、費用や労力、労働時間までが問題視されている。それへの対応がこれ。

      ドローン攻撃や手製ロケット攻撃も同様で、コスト面の問題感が強まっている。20万円のドローンの群れを落とすために2億円のミサイルを撃ち尽くしたりすると、会計検査院に説明が付かなくなる。

      軍用ドローン、レーザー兵器、格安攻撃機はよくその解決策として提案される。

      親コメント
      • 確かに、ワシントンやペンタゴンで椅子に座って予算決めてる人達はそういうでしょうけども、実際問題としては、対空火器なんて、ゲリラならかなり簡単に入手出来てる訳ですよ。

        シリアの内戦を見ていても、旧ソ連や中国の対空機関砲は当たり前のようにゲリラ側が出してる動画に登場しますし、多分中国製の携帯対空ミサイルも、戦闘機やヘリとゲリラが戦ってる動画では当たり前に使われて特にヘリコプターを撃墜してる。

        イラク戦争の時は対空兵器が入手しにくかったのか米軍などの連合軍が占領してたんで「ミサイル狩り」がうまく行ってたのか余り登場しませんでしたが、諸外国がゲリラに支援する中にはその手の物が普通に入ってるくらい対空兵器が拡散してるのが昨今なんですけどね。

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        • by nim (10479) on 2018年08月14日 9時55分 (#3461111)

          携行対空ミサイル程度は「強力な対空兵器」には入らないんじゃないですかね。
          そんなものもないなら、ヘリでも行けそうなもんだし。

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        • by Anonymous Coward

          そもそもCASで低空飛行する事が無くなってきてる。
          そもそも現状ではA-10要らない(無くてもCASこなせてる)訳だし
          その中でも危険度が低く15や16飛ばすまでも無い仕事を回すだけだから問題無いでしょ。

        • by Anonymous Coward

          地対空ミサイルがほんとに脅威な局面ならA-10だって出番はないよ。A-10は対空砲への防御はいろいろ考慮されてるけど、さすがにミサイルを食らって生き延びられるほど強くはない。

          • イラク戦争のときに実際に SAM 食らってエンジンカウル吹き飛んだけど無事帰還した例があったはず。
            ※設計上は「昇降舵半分、垂直尾翼半分、主翼半分、エンジン半分」でも飛行できるとか
            --
            -- To be sincere...
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          • by Anonymous Coward

            A-10なら、歩兵肩撃ち地対空ミサイルの近接爆発なら一発程度は大抵耐えるだろうし、普通使われる着発信管でも余程クリティカルな所に当たらない限り、生還は可能でしょう。

            但しA-10のGAU-8アヴェンジャー機関砲は余りにオーバースペックなので、M242ブッシュマスター25mmチェーンガンや、M230機関砲30mmチェーンガン(GAU-8用30x173mm弾よりも軽短弾)や、ADEN30mmリボルヴァーカノン(M230と同砲弾)や、GSh-30-2ガスト式30mm機関砲辺りにスペックダウンしても良いと思う。(浮いた質量は装甲強化に廻す)

            • by Anonymous Coward

              最初から最後までそんな机上の空論で語られても。
              近接爆撃なら「大抵耐える」、とかゲームじゃあるまいし。

      • by Anonymous Coward

        > これで対処するのは対空火器を一切持たない連中なので、基本的に問題ない。

        これは言い過ぎ。
        A-29やAT-6Bなどはスティンガー程度の対空ミサイルや機銃による攻撃は想定している。
        ミサイル警報装置、チャフ、フレア、射出座席など装備している上に、先手を打てるだけの探知・攻撃力もある。

    • by Anonymous Coward

      紛争国へ供与するんじゃなく米空軍自身が使うとなると結局「我々に必要なのはA-10だったんだよ!」ってなって終わる予感。
      なんせ米軍は人が死ぬのを極端に嫌うから。

      COIN機が低コストなのは投入直後だけで、すぐに敵側がスティンガークラスのMANPADSを持ち出して来て人的・物的損害がうなぎ登りになる。
      だったら最初からA-10投入しとけって話になる。

      まあ、これまでも何回か繰り返された事なんですけどね。

    • by Anonymous Coward

      双発が単発よりも有利なのは飛行時の故障に関してでしょう。
      正直対空ミサイル持った敵兵がうようよしている状況で片肺飛行ができてもあまり関係がない。

      • by Anonymous Coward

        なんで?
        A-10でもCOIN機でも地対空ミサイル発射を検知したら任務は諦めてフレアばら撒いて逃げるとこまでは同じだけど、そんときに一発だけなら命中してもほぼ確実に助かるA-10とそうでないCOIN機じゃ生残性に大きな開きがあるよ?

  • by Anonymous Coward on 2018年08月13日 16時27分 (#3460764)
    今度のターゲットは軽自動車か(誤認
    • by Anonymous Coward

      ジムニーテクニカルですね(ぇ

  • by Anonymous Coward on 2018年08月13日 16時48分 (#3460778)
    ベトナム戦争時代のCOIN機であるOV-10を改修して試験運用してたという話もあるそうな
    #2015年
    • by hgsdrk (13085) on 2018年08月13日 17時25分 (#3460803)

      私もそれを思い出しました。

      つーか、ジェット機全盛の時代に、ゲリラ掃討や、低速で敵の状況を観測したりするプロペラ多目的機作るで、
      と言われたら、ああ、ベトナム戦争のときにOV-10ブロンコ開発したときの経緯の話をするんですね、それ知ってます。
      というミスリードするレベル。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        双発のOV-10系は、件の単発機スーパーツカノ系やウルヴァリン系より、被弾時の生還性は高いと思われるが、疾うに生産ラインを閉じたOV-10系を再生産するなら、イランでコピー機を量産できる程簡素で安価で充分速いF-5系を再生産した方が被弾確率を大きく下げられるのではないかと思う。
        対地襲撃専用にアフターバーナーをオミットすると割り切って、エンジンはオリジナルのGE J85ターボジェットから、ほぼ同寸法のGEホンダHF120ターボファンに換装すれば、燃費も大きく引き下げられ、武装・装甲量が増やせ、赤外線追尾ミサイルを引き寄せる排気温度が大きく下げられ

  • by Anonymous Coward on 2018年08月13日 17時41分 (#3460810)

    基本提案依頼書(DFRP)をシエラ・ネヴァダ/エンブラエルとテキストロン・アビエーションの2社に提示

    エンブラエル EMB-314 [wikipedia.org]

    ブラジル空軍では材木の不法伐採・汚染、麻薬売買などの不法行為に対する国境監視能力を強化するために
    アマゾン監視システム(SIVAM)計画を立て、早期警戒管制機やリモートセンシング機とともに
    軽攻撃機(ALX)の導入を決定した。

    民間軍事会社として名高いブラックウォーターUSA社が特殊作戦支援用に導入を計画しており

    ブラックウォーターUSA [wikipedia.org]

    ブラックウォーターは、アメリカ政府の国務省が契約するコントラクターの中でも最大の会社であり、
    特にイラク戦争におけるアメリカ軍正規兵の慢性的不足により傭兵の需要が増したことから、急成長を遂げた。
    同社サイトでは年4万人以上の社員を訓練していると発表している

    特殊作戦がどのようなものを指すのか分からないが、民間軍事会社でも需要があるようだ。

    • by Anonymous Coward

      スパイ映画や現代ものゲームの悪役がやるようなこと。旧ブラックウォーターはそのためだけの特殊な民間軍事会社。

  • by Anonymous Coward on 2018年08月13日 20時26分 (#3460874)

    次世代機は開発に失敗したとは聞きますが

    • by Anonymous Coward

      米空軍って、戦闘捜索救難ヘリのHH-60ペイブ・ホーク以外のヘリコプターを運用してたっけ?
      更に大型で長距離戦闘捜索救難ヘリのMH-53ペイブロウは、CV-22Bオスプレイに切り替わったそうな。

      # 要するに米軍内の協定で米陸軍が固定翼機を禁じられている様に、米空軍は戦闘捜索救難ヘリ以外の回転翼機を避ける様になっているのだろう。

  • by Anonymous Coward on 2018年08月13日 23時54分 (#3460989)

    相手はトラックに機関銃を積んだだけで「戦車」にしているような連中なんだから、
    そこいらの報道ヘリに機関銃を載せてガンシップにすればいいんじゃないかと・・・

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