あるAnonymous Coward曰く、中国で、第5世代移動通信システム(5G)を使った遠隔手術装置の実験に世界で初めて成功したそうだ(Ubergizmo、YouTube、Slashdot)。実験では中国福建省南東部の医師が5Gの通信を経由して50km離れた遠隔地に設置されているロボット手術アームを制御。遠隔地の実験動物から肝臓を摘出することに成功した。医師と遠隔地のロボット間の遅延はわずか0.1秒ほどだという。研究者達は、高速通信が致命的な医学的ミスのリスクを減らせるとコメントしている。
遠隔でできるならそれに越したことはない (スコア:2)
無菌状態を簡単に維持できるロボットアームで手術が完結するなら、衛生管理が格段に楽になる。
術者の環境を快適に保つことで術者自身の負担も減るだろうし、長時間に及ぶ手術なんかだと同じ施設内でやる場合でも遠隔の方が便利になるだろう。
ただ、5Gだから可能になったのかと言われるとちょっと微妙なところもある。というか、遅延が問題ならなんで無線使うの。有線で全部の回線つなげりゃいいだろう。
(文字通りの)オペミスを減らすなら低遅延よりもむしろアームの方の安全装置とかの影響の方がでかいんじゃないのかねぇ。
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Re:遠隔でできるならそれに越したことはない (スコア:1)
中国のへき地だと有線回線引いていない所などざらにあるだろうし
アフリカとか発展途上国等でも社会インフラとしては無線系の方が発展してます
そういうところにも機材持っていけば手術可能になるのは恩恵大きいだろうし
無線だから使える、無線しか使えない環境なんてのは容易に想像つくと思いますが
如何?
Re:遠隔でできるならそれに越したことはない (スコア:1)
なるほど、5Gがすでに普及してるならその通りかもしれませんね。
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Re:遠隔でできるならそれに越したことはない (スコア:1)
まだ5Gにはならないけど、今後も有線よりは無線のほうが発展しそうではあるかな...という地域にはよさそう。
M-FalconSky (暑いか寒い)
Re:遠隔でできるならそれに越したことはない (スコア:1)
正直、5Gにしようが一般回線使ってる時点でどうなのよ、という話がなきにしも……。
病院、というか、遠隔手術システム専用回線がいるんじゃないかなぁ。
で、そこで無線をどうしても使わないといけない理由が正直想像できない。
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Re:遠隔でできるならそれに越したことはない (スコア:1)
ゼロからインフラを作るとしたら、有線よりも無線中継局を立てていくほうが圧倒的に安い。
中国は国土が広いせいで光ファイバーよりも早くスマホの方が普及したのよ。
Re: (スコア:0)
意地でも5Gを否定したいようですが、アフリカの砂漠地帯で現地住民が使っている電話は有線で引いてから提供していたのでは普及するはずもありませんでした。
ですが携帯電話の基地局を設置するくらいで広範囲の住民にサービスが提供できたわけです。
「5Gがすでに普及してるなら」っていうけれど、有線(光ファイバー)すら普及していない地域だってあるんですよ。
もし光ファイバーも3G/LTEも普及していない僻地なら、5Gの無線通信を構築して提供してもいいじゃないですか。
Re:遠隔でできるならそれに越したことはない (スコア:1)
>意地でも5Gを否定したいようですが、
でもここの住人ならhylomの5Gを否定出来ないと思う
# 未だにーじー、さんじー、よんじー、ごじーと言ってしまう奴
怒りのアフガン (スコア:1)
今回中国で成功したわけだが
ファーウェイはアフガンやイラクの通信インフラも整備している
当然米軍も注目するだろうな
戦場でも同じ技術が利用できるようになるかもしれない
多くの米兵はラストベルトの出身なんだが
彼らが帰国したとき故郷ではLTE電波すら届かない現実に驚愕する
これが何を意味しているか?十字軍が欧州に何をもたらしたか思い出してみればいい
Re: (スコア:0)
すらどにしちゃ珍しく興味深いコメントだな。誰かプラモデあげてよ。
Re: (スコア:0)
は?
どこが?
Re: (スコア:0)
トランプが対メキシコの物理壁諦めて、5G網を張り巡らせて、IoTによる監視と通報、
それを受けて自動運転による警備隊出動というハイテクの壁を作る方向に動けば、
USA南部が5Gサービスの壮大な実験場になって、中国に押され気味の現状を打破できるかも。
5G,AIR自体は早いということか (スコア:0)
問題は交換系での遅延かな
そのあたりもローカルスイッチして早くなるという話ですが
でも公衆回線で遠隔手術かぁ
プライオリティ付けられるのかな
Re: (スコア:0)
共産党幹部のオペだとプライオリティ最上位、一般人だとまあそれなり(時々失敗)、反体制的とみなされると武装警察が回線を(ry
というオチが容易に想像できるのが、あの国の怖いところ。
これは5Gである必要はあるのか? (スコア:0)
高速で通信するなら環境が整えば5Gの必要すらない。
中国の取り囲みの事例宣伝記事にしか見えん。
Re: (スコア:0)
少なくとも「取り組み事例の」アナウンスではあると思う
Re: (スコア:0)
超低遅延は5Gのウリですし
中国以外でも、例えばドコモさんでも低遅延性をCMでアピールしていますよね?
4GというかLTE-A Proでもサブキャリア間隔を変更せずに
TTIの短縮を図るなんて話も出ていますが
そこまで行くと5Gと何が違うんでしょうか
Re: (スコア:0)
5Gミリ波使ったURLLCだから必要性は大有りでしょ。
Re: (スコア:0)
そりゃ宣伝記事でしょう
離島の手術を遠隔で (スコア:0)
その昔離島の手術を遠隔でやるという話はあった(2000年頃テレビでやってた)
実際は戦地で兵士の手術をする為という話もあったが
開発はその後どうなったか、未だにないということは失敗?
あまりにも使い勝手が良いので、隣の部屋から遠隔で手術することになったそうな
ところで、大容量って (スコア:0)
4Gの時にもキャッチコピー(?)に
高速、低遅延、大容量
ってのが使われていました。
前2つはわかるんですが、最後の大容量って何を意味してるんですか?
スマホのメモリー容量が増えるのは無線方式には関係ないよね?
1つの周波数帯をたくさんのスマホで使えるってのを大容量って表現するのは、違和感があるし...。
Re: (スコア:0)
1ユーザーあたりの通信速度と考えればいいでしょうね
ピーク速度×ユーザー数で捌けるわけではありませんから
混雑時でもどれだけ速度を維持できるかという観点ですな
Re: (スコア:0)
>1ユーザーあたりの通信速度と考えればいいでしょうね
いや、それは「高速」で表現されているでしょ。
Re: (スコア:0)
「高速」=低レイテンシー
「大容量」=単位時間あたりの転送量
ってことで。
Re: (スコア:0)
>低レイテンシー
これって、低遅延と違うの?
在宅手術もできる? (スコア:0)
上の方のクリニックから送られてきたカプセルを息子に被せておけば、予約した時間にペロリンチョ。
そんな未来を期待してもいいかな?
遠隔で治療ができるなら (スコア:0)
遠隔で治療失敗を装った殺人も可能ってことじゃないすかね。
過去にも状況の怪しい手術失敗って結構ありますが。
近未来に見えてくる光景 (スコア:0)
「○○手術センター」とかって拠点のフロアに押し込められた医師達が、
休む間もなしでモニター相手に世界中の患者の「手術」している光景が・・・
昼休みもコンビニ弁当食べながら、終電ギリギリまでひたすら「手術」
# 手術着に着替えたり消毒したり遠隔地なら移動時間を使って・・・などなど、
# 非効率に見える「息をつく間」って結構重要なんじゃないかと思う。
Re: (スコア:0)
医者が自宅や外出先からスマホ見て手術しろと依頼が来て仕事奴隷になるような気がする。
それで医療費が下がるのなら良いかもな。
Re: (スコア:0)
一昔前なら費用が下がる=いいことだと考えていたけど、今になると
働く人間の待遇が悪化することが問題だと思うようになってきた。
# 実際のところ人件費は下げられるところまで徹底的に下げられるけど、
# 提供価格はそれほど下がりはしないって実情もある。