がん免疫治療薬「オプジーボ」、最初にできた臓器が分からない「原発不明がん」に有効であることことが確認される 14
ストーリー by hylom
適用範囲が広がったら安くなったりするのだろうか 部門より
適用範囲が広がったら安くなったりするのだろうか 部門より
がんにおいては、最初にがん細胞が発生した場所とは違う場所に移動し、そこでがん細胞が増えていく「転移」が発生することが知られている。そして、転移した状態で見つかったために最初にがん細胞が生まれた臓器が分からないがんを「原発不明がん」と呼ぶが、この原発不明がんにがんの免疫治療薬である「オプジーボ」が有効であることが分かったという(共同通信、日経新聞)。
原発不明がんはがん全体の2~5%を占め、すでに転移する状況にまでがんの進行が進んだ状態で見つかることが多いことから、診断から5年後の生存率は2~6%と低い。しかし、オプジーボを投与した臨床試験では、投与対象45人中10人でがんの面積が半分以下になるという結果が確認できたそうだ。
オプジーボは生物の免疫機構を使った治療法に向けた薬だが、その薬価の高さも過去に話題になっていた。
タイトル (スコア:0)
> 有効であることことが確認される
さっそく原発不明のがん細胞が増えています!
Re:タイトル (スコア:1)
じっくり煮込んだスープに入ってるのはこれか
Re:タイトル (スコア:1)
「原発が原因の正体不明の恐ろしいガン」という誤解を招きそう。
#劣性遺伝子の塊!
治療可能になって有名になる前に、別の名前を付けて欲しいなあ。
Re: (スコア:0)
「原発が原因なら不明じゃないじゃん」って意味不明なツッコミが入りそう(苦笑)
Re: (スコア:0)
たしかに、そういう意味にして騒ぐ人いそう。
名前が分かりにくいと言えば、 (スコア:0)
新型コロナで問題になってる「再生産数」もそうだな。
最初見たときはグッズかCDの再生産の数量をどれだけにするかの話題かと思った。
Re: (スコア:0)
「原発性」というのは医学用語としてそれなりに定着してる用語だから、この例をもって名前変えろと言われても困るなぁ。
(第一の、最初の、みたいな意味で、二次性/続発性と対比される用語)
いや、学ぶ者的には「原発性/続発性」ってぱっと見分かりづらいから最初から別の言葉だったら良かったのに、とは思いますがw
最初から一次性/二次性だったらなぁ、と。
Re: (スコア:0)
原発は不明だけど、
原因はhyhyhylooooooomさんだから。。。
#原因を治癒する特効薬が待たれる
Re: (スコア:0)
解雇という劇薬はあるが平日の編集者がいなくなってスラドが消えるかも
どうやったら処方してもらえるのかもわからんし
単純に (スコア:0)
効いた10人のがんの原発部位が実はオプジーボの効くところだったって話じゃないの?
証明する方法は無いけどさ。
エンドポイント (スコア:0)
腫瘍の縮小はサロゲートエンドポイントで、本来は5年生存率とかで評価しなきゃなんですが、後者は結果が出るのが時間かかるし。
有効性が示されたというか、有望かも、くらいなんじゃね?
Re: (スコア:0)
いや、腫瘍の縮小は手術の適用判断およびQOL向上には重要な基準なので、
縮小だけでも効果があれば延命や自分らしい暮らしを取り戻せる人も出てくる。
#ええ、毎年のように腫瘍が見つかっている私にとっては重要です。切れない部分にもあるしね。
単に (スコア:0)
単にステージ4ってこと?
既に転移済みだし
そもそも原発で分類するのは日本の昔からのやり方で
すでに時代遅れってだけかと
ちなみにオプジーボはそんな末期でも効果が期待できるとして日本では使われているんだよね
もっと早く使えばもっと効果あるかもしれないけど、免疫暴走(サイトカインストーム?)が怖いから末期で使うことになったという話だったかと
がん万能薬 (スコア:0)
オプジーボの仕組みは免疫いじる方法なので、当初の適応だったメラノーマ以外に効く可能性は開発時から指摘されていた。
ただし効かない時は全く効かないのが旧来の抗がん剤と違うところで、更には間質性肺炎のような免疫疾患を踏んだ時の副作用が重大なので、標準治療としての適応拡大はハイリスクで踏み切れない。似た問題を引き起こしたイレッサは訴訟沙汰になったし。
あと、患者数の少ないメラノーマだけを対象に開発されたので薬価が狂ったほど高い。さすがに適応拡大後に引き下げられてはいるがそれでもアメリカの倍以上、引き下げたらなぜかアメリカ企業がイチャモン付けてくるわで、健保財政の問題からも拡大するわけにいかない。