訃報:劇作家 さいとう・たかを氏 54
ストーリー by nagazou
お悔やみ申し上げます 部門より
お悔やみ申し上げます 部門より
漫画・ゴルゴ13の作者としても知られる「さいとう・たかを」(本名斉藤隆夫)氏が24日に亡くなられた。膵臓がんのためで享年84歳だった。なお連載中だった代表作品、ゴルゴ13を掲載していたビッグコミックブロスによると、同氏の生前からの遺志により、ゴルゴ13に関しては今後も変わりなく掲載されるとしている(ビッグコミックBROS.NET、時事ドットコム、ORICON NEWS)。
さいとう・たかを氏は生前から「自分抜きでも『ゴルゴ13』は続いていってほしい」としており、そのためのコミックの分業形態での制作システム構築に注力していたという。今後はさいとう・プロダクションが作画を行い、脚本スタッフやビッグコミック編集部との協力体制で「ゴルゴ13」の連載を継続していくとのこと。
さいとう・たかを氏は生前から「自分抜きでも『ゴルゴ13』は続いていってほしい」としており、そのためのコミックの分業形態での制作システム構築に注力していたという。今後はさいとう・プロダクションが作画を行い、脚本スタッフやビッグコミック編集部との協力体制で「ゴルゴ13」の連載を継続していくとのこと。
ギネス (スコア:1)
間に合ってよかった、、、。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202107080000303.html [nikkansports.com]
Re: (スコア:0)
とはいえこち亀も連載終了後の分で201巻が出るんだよね。
ゴルゴ13が継続する、というのがタイトルそのまま巻数も継続ならゴルゴが先行していくだろうけど
臼井儀人が亡くなってスタッフが継続したクレしんが「新クレヨンしんちゃん」になったように
新ゴルゴとか続ゴルゴとかにリニューアルされるといずれはこち亀という亀に抜かされることでしょう。
Re: (スコア:0)
9月にゴルゴ13の202巻が発売予定だそうで。
とりあえず現時点では1冊分更新でしょうか。
情報ソース:
「こち亀」終わりじゃなかった 10月に新刊201巻:朝日新聞デジタル [asahi.com]
Re: (スコア:0)
すみません、情報古すぎですね。
もう発売していました。。。
情報ソース:
株式会社リイド社 » ゴルゴ13 (202) [leed.co.jp]
Re: (スコア:0)
ゴルゴを知ったきっかけは、こち亀の「ラオスのけし」のバーテンフィギュアの話だった。
さいとうさんが亡くなった後のゴルゴがどうなるかは不安だけど、続いて欲しい。
Re: (スコア:0)
亡くなられる二ヶ月半ほど前のお写真なのに、やつれた様子は全くなく、血色も肌つやも良い。
コメントも非常に前向きなものだ。
この後急速に悪化したのだろうか。
Re: (スコア:0)
漫画なら、例えば「点滴瓶の隙間に、200m離れたビルの一室から、致命的な薬品を弾丸として(略)」
とかありそうだけど、2ヶ月半なら恐ろしい事ぁけど、けっこう普通にあるそうです。
ゴルゴの正体は? (スコア:1)
逝く前にゴルゴの正体を明らかにする回を準備してたが、ゴルゴに阻止されたそうだ。たぶん。
ゴルゴばかり話題になるけど (スコア:1)
コミック乱の鬼兵犯科帳も話題にしてほしいな。
みなもと太郎も亡くなって看板作家が2つもいなくなると雑誌の存続が危ぶまれるけど大丈夫かな?
Re:ゴルゴばかり話題になるけど (スコア:2)
そこは大変気がかりなことですねぇ。
藤枝梅安は作家が変わっても行けましたが、
鬼兵はどうかなぁ。
今月号はみなもと太郎追悼号でしたが、
こう立て続けに追悼号になるとは思いませんでしたよ。
Re: (スコア:0)
さいとうたかをは時代劇劇画も多いですね。
私は雲盗り暫平が大好きですが電子書籍では全巻ではなくセレクションしか出てないのが哀しいところです。あまり人気ないのですかね。
Re: (スコア:0)
私も流石にさいとう・たかを版の「バロム・1」は読んだ事が無い(実は氏の漫画が原作らしい)。
Re: (スコア:0)
石ノ森先生の「仮面ライダー」などの「原作」が実質コミカライズ
(TV企画の方がオリジナルで、企画に協力した漫画家が漫画化する形)
なので、ヒーロー番組の「本当に原作」というのはかなり珍しいですね。
以前には確か2回くらい復刻されていた(単行本からの復刻と、雑誌からの
アオリ等含めての復刻があったはず)と思うけど、もしかして今は入手困難かな。
ちなみにアニメ化もされてたりします。
バロム1といえば悪役をドルゲという名前にしたら在日ドイツ人のドルゲくんが
いじめられたというクレームがあったことでも有名ですが、何十年もたつと
東映スタッフ、さいとう氏などの当時の記憶がいろいろ食い違っていて
真実は割とあやふやです。なお上記アニメでは敵がゴーモンという名前になってます。
分業制にプロダクション体制 (スコア:1)
「漫画家は個人事業主」という常識のマンガ業界で完全分業制のさいとうプロダクションを設立したのは偉大だよな
そのせいで「さいとうたかをは目しか描いてない」的な反発を業界から受け続けたわけだが
Re:分業制にプロダクション体制 (スコア:1)
NHKの漫勉でさいとうたかをさんがでてきましたが、ゴルゴの目のまつ毛をハイマッキーでギュッギュッと大雑把に描いているのに出来上がりはゴルゴの目になっているのがすごかったですね。
目だけではなく顔をちゃんと描いてましたが。
………だが、物語は続く (スコア:0)
https://bigcomicbros.net/65270/ [bigcomicbros.net]
「連載を継続していく所存です」
というわけでまあよかったよね。
ゴルゴはもともと複数のシナリオライターが話を考えてたみたいだし。
Re: (スコア:0)
将来はAI化も検討されているかもしれない。
Re: (スコア:0)
アメリカンコミックの手法と考えると、一概に偉大と言っていいものかどうか。
読者からしたら、作品が残る・続くという意味ではありがたいですが、それにより続くことが目的の作品になってしまわないかと懸念をしています。
Re: (スコア:0)
サザエさんもドラえもんもちびまる子ちゃんもクレヨンしんちゃんもアンパンマンもアニメは続いてるし
RIP (スコア:1)
謹んでお悔やみ申し上げます!
きっと普通に生きていたら一生知ることがないだろう世界を学ばさせてくださいました。
#どこまで私が理解が追いつけたか、わかりませんが、ありがとうございました。
Re:RIP (スコア:1)
世界中に現実にあるテーマや題材をもってきてるから知るきっかけになったってことでしょ
さいとう氏が「劇作家」とは知らなんだ :p (スコア:1)
氏は「劇画」ジャンルの作者の一人ではあるが、こんな間違いするくらいなら「漫画家」と書いといた方がよっぽど適切だったんじゃねーか?
Re: (スコア:0)
実は2.5次元舞台「ゴルゴ13」を自ら手がける予定があったのかもしれない
Re: (スコア:0)
しかも本文の書き始めは「漫画・ゴルゴ13」
追悼コメント (スコア:0)
麻生太郎財務相が取材時に追悼コメントをした [asahi.com]のだが、普段の政治的なコメントよりも饒舌だった、などと言われてしまう・・・
Re: (スコア:0)
何処でどう切り取られるかわからないから政治的なコメントが最小限になるのは普通だと思うけどな。
金の卵を生むガチョウ (スコア:0)
遺族、出版社にとっては金の卵を生むガチョウを殺す理由がない。従業員からすりゃ自分の会社を潰せばその瞬間無職。
作家が自分の創作活動のために作ったプロダクションの運命ですな。日本とアメリカとかディズニーとジブリの対比とかは興味ありません。
Re: (スコア:0)
何が言いたいのかよくわからん。わかるように書いてくれ。
それはともかく劇作家ってなんだよ。さいとう・たかを氏がいつ劇作家になったんだ。劇画作家ならまだわかるが。
Re: (スコア:0)
しらんがな。劇作家はお前の多球から出てきたんだからお前が説明しろ。
Re: (スコア:0)
お前の脳内からなぜ「劇作家」という言葉が突然出来てきたのかは分からんが
物語を創造して、誌上なのか紙上なのかスクリーン上なのか舞台上なのかの別を問わず表現手段として使っているのだと考えれば
広義の「劇作家」でもいいんじゃねーのかね。
Re: (スコア:0)
先がどうなってしまうのか不明なベルセルクに比べるとあまり変わらずやっていってくれそうなので読者には安心ですかね。
70年代後半から80年代前半くらいに製作されていたエピソード(30~60巻あたり)は何回も読んでしまうなあ・・・
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
創作活動のためにプロダクションを作ったんじゃなくて、
プロダクションを創作するという創作活動が達成されたんだよ
ゴルゴ13の (スコア:0)
目の描き溜めは十分にあるんだろうか?
結局、最終回はどうなる予定だったのか (スコア:0)
連載が続いてくれるのはいいけど、どういう終わり方になるかという興味も
あった。最終回の予想でいかにもありそうで面白かったのは
https://comic7.5ch.net/test/read.cgi/csaloon/1164046257/ [5ch.net]
46 :名無しんぼ@お腹いっぱい:2006/11/24(金) 18:43:12 ID:TQLN1+TUO
持病のギランバレー症候群により初めて狙撃に失敗。
スナイパーとしての責任が果たせなくなったコードネーム、ゴルゴ13は引退、行方不明へ。
各国の要人達がいろいろな手段でコンタクトを取ろうとするが音信不通。
時はたち、ある要人が狙撃された。どう見ても13の仕業の神業だったが証拠がつかめず。
そしてたかお得意のラストシーン、各国の要人たちが「いつまでも私たちは13の悪夢に悩まされるのか」みたいなコメントとたかおの社会情勢のコメントで終わる
逆に今後終わらせるタイミングとしては、雑誌やゴルゴそのものの人気低迷とか
リイド社に何か問題が起きたときとかで、きれいに終わらせる機会を逸したよう
にも思う。
Re: (スコア:0)
ゴルゴが全財産をどこかに寄付するエピソードがあったので、あれが実質的な最終回だと思ってます。
Re: (スコア:0)
連載は続けるだろうけど、さいとうたかを版最終回は数年後には発表されるのではないだろうか、と予想。例えば未来の話として。
Re: (スコア:0)
似たようなものかもしれないが、俺は漫画「タイガーマスク」みたいな結末を期待していた.....
Re: (スコア:0)
酷使された腕の筋肉が「ピシッ」と音がして切れて・・・なんていうのは期待していなかった;
Re: (スコア:0)
ゴルゴに煮え湯を飲まされ続けた世界中の悪人は結託、他のさいとう漫画の
キャラを呼んでゴルゴにぶつけるという禁断の作戦に出る。
鬼平、バロム1などの強敵をかろうじて倒すゴルゴだが、残弾一発のところで
彼の目の前に針を構える梅安が立ちふさがる。
至近距離での攻防の中、ゴルゴの銃と梅安の針が互いを捉えたその時、
富士山が大爆発、日本列島が二人をまきこんで沈んでいく。
そして破壊された大地の上をサトルが去っていく。
Re: (スコア:0)
>煮え湯を飲まされ続けた世界中の
悪人(?)が結託するには、連載初期に2話に分けてあったからなあ・・・
ただ、梅安対ゴルゴは見てみたい。
Re: (スコア:0)
さいとう氏の作品は詳しくなく申し訳ないですが
静岡で富士山爆発なら関東では関東地獄地震が起きてバイオレンスジャックが来てくれそうですね
小麦の思い出 (スコア:0)
遥か昔、卒論で小麦貿易を取り上げた。
ゴルゴ13の「蟷螂の斧」では、その時に読んだ何冊かの参考文献の内容と同じ筋で描かれていたのが「へー」だった。
#当時のその逸話に出て来た登場人物の「俺か?、俺は日本の百姓だ」が格好いいと思った人は多いと思う
##xgolgoをインストールしていたのでA.C.
Re: (スコア:0)
007みたいな活躍をする初期ゴルゴより、終盤までゲストキャラクターが話を回して、終盤だけ締める省エネなゴルゴの方が面白いですね。
2万5000年の荒野 (スコア:0)
このゴルゴが原発事故を食い止める話が載ったコミックの発刊が1984年でチェルノブイリ原発事故が1986年。
予言していたようなタイミングだったな。
Re: (スコア:0)
東日本大震災の後に読んで「予言してるようだなあ」と思ったけど、まさか福島どころかチェルノブイリより前だったとは。
スリーマイル島事故が1979年にあったから、たぶんそれが下敷きだったんだろう。
Re: (スコア:0)
そのスリーマイルの事故の直前に公開されたのが「チャイナ・シンドローム」。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%... [wikipedia.org]
絶妙のタイミングだった。
Re: (スコア:0)
これね。
ラストの「どうすればいいんでしょう?」というのが、良いとか悪いとか、安易に答えを出さないで考え続けないといけないんだ、というメッセージになっていて、素晴らしいと思ったな。
Re: (スコア:0)
秀逸な終わらせ方だったけど、一応元ネタはある。
40-50年前に公開されたSF映画「アンドロメダ・・・」のラストのセリフがこれ。
ちなみに、その映画で扱われていたのは、「致命的な細菌」(汗)
結局この漫画も・・・ (スコア:0)
エピソード主体の漫画で、打ち切りの打診がない限り終わりは来ないんじゃいのだろうか?
サザエさんみたいに時間が進まない漫画
分業制でさいとう氏自身はすでに名前と出来チェック程度の仕事しかしてなかった
作画やストーリーは従業員(アシスタントスタッフ?)や編集さんが作ってた!