23年間昏睡していると言われていたが、実は「ずっと意識があった」男性 50
タレコミ by osakanasan
osakanasan 曰く、
本家記事、 MailOnlineの記事、 AFPBB Newsの記事によると、 ベルギーのロム・ハウベンさん (46) は、1983年の交通事故以来、昏睡状態であると診断されていました。しかし、実際は体が麻痺状態でコミュニケーションがとれないだけであり、意識はずっとあったということが分かりました。
母親のジョセフィーン・ハウベンさんは、ロムさんは話し掛ける言葉を理解しており、昏睡状態ではないと信じ続け、3年前にリエージュ大学の専門チームに検査を依頼。ロムさんの脳はほとんど正常に機能していることが判明しました。その後、ロムさんはきびしいリハビリを乗り越え、現在ではヘルパーの助けをかりてコンピュータを介し言葉をタイプすることもできるようになりました。間違いが分かるのに、自ら指摘することができないという状態を20年間も耐え、今、新しい人生を歩き始めたロムさんの姿に、「決して諦めない信念」の大切さと「家族の愛」を見ました。
日本でもありましたね (スコア:4, 参考になる)
NHKスペシャルで報道されて物議を醸した「奇跡の詩人」問題。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%87%E8%B7%A1%E3%81%AE%E8%A9%A9%E4%BA%BA [wikipedia.org]
http://kisekinoshijin.web.infoseek.co.jp/ [infoseek.co.jp]
今回の例も、コンピュータデバイスで意思疎通とか書いてあったから自分の意思でやってるのかと
思いましたが、介助付きでしたか…。
記事にある英語論文にも目を通しましたが、症例報告とかではなく、植物状態の診断は
厳密な基準に基づいてしっかりやろうぜ、みたいな意味合いの多症例解析であり、
「くだんの人が元気に意思疎通が出来てるのか」に関する説明は全くありませんでした。
似たような話で (スコア:2)
似ているけど、違いますが。
Re:似たような話で (スコア:2)
思いついたので過去の例として以下を挙げておきます。
ほぼ全身不随になりながら瞬きだけでエッセイを書き上げ、また映画にもなったという「潜水服は蝶の夢を見る [amazon.co.jp]」、 かなり怪しい例として2002年のNHKスペシャル、「奇跡の詩人 [wikipedia.org]」の件(これはWiredのリンク先からも参照されていました。)。
Wiredの記事だけよみましたが、本当かどうかは判断できませんね。
Re:似たような話で (スコア:2, 参考になる)
かなり違うけど、星新一のショートショートでそんなのが。
ぐぐってみたけど、タイトルがなんだったかは分からなかった。
「なぜかエロや売春が肯定されている国。
ある時点を境に歴史が動いたのだが、それを調べていくと、ある昏睡状態の男に辿り着く。
医者によると、彼は意識はあるのだがそれを外部に知らせる術がないのだという。
そこで彼が辿り着いた結論。彼の妄想が社会に影響を及ぼしたのではないかと。
彼はその男をひと思いに楽にしてやるが、今度は返り血を浴びた彼の方がその
病気に感染してしまう。
彼は五感が消えゆく中、せいぜい好きな酒の妄想に浸ることにする。うまくいって
病院の食事に酒が入る日が来ることを夢見て」
だいたいこんな感じ。
Re:似たような話で (スコア:1)
小松左京じゃなかったかな?
私もそれ思い出したんだけどやっぱり題名が思い出せない(汗
らじゃったのだ
Re:似たような話で (スコア:2)
....『理論的には何百年も』
Re: (スコア:0)
FSSのアマテラス陛下。
外見で分かるような自律活動をしていなかっただけで、全ての情報を認識し記憶していたと。
#文字通りの「化け物」。
Re: (スコア:0)
自分は「ロレンツォのオイル」 [wikipedia.org]を思い浮かべました。
もはや脳死のようにしか見えない息子に語りかけ、物語を読んであげる母親。
ヘルパーにもそれを強要するので衝突するが、その姿が鬼気迫ってて狂気じみてて思わずシーンを飛ばしたくなる。
んだが、母親の方が正しかった!んですねぇ。実話なだけに「母は強し」ってのを再確認しました。
Re: (スコア:0)
しかし視界にはベッドに横になった自分の姿が見えていた…
てぇのなら良く聞くんですがね
Rom さんて名前 (スコア:2, すばらしい洞察)
仮名とかネタなのかと思ったけど本名なのか
20年間ROMってたんだ
Re: (スコア:0)
俺の人生を一生romりたいです
何故今更・・・なのかこれ? (スコア:2, 興味深い)
ちょっと検索しても今回のニュースに流されて見れないorz。
同一の事例についてだと思うのですが、単なる俺のデジャブでしょうか・・・
1983年+23年で2006年。記事にも
ハウベンさんの本当の状態は3年前に明らかになった。
とあるので2006年の時点では明らかになっていたはず。
今このタイミングでニュースになったのは何故?
Re: (スコア:0)
>今このタイミングでニュースになったのは何故?
論文が出た。
#だがそれも数ヶ月前か
恣意的 (スコア:1, オフトピック)
この場合の恣意的って正しい意味の方か、誤解の方か、どっちなんでしょうね?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
下世話 (スコア:1, 興味深い)
ベルギーの医療費は無料という事を調べて、『そうだよなー』と思ってしまいました。
意識のない人の復活を信じて待ち続ける……、話としては美しいですが、費用対効果としてみれば
おっと、感傷的なメタモデラーからクレームが。
Re:下世話 (スコア:2)
意識は有り痛みは感じるのに体は全く動かない。
「植物状態」と診断されて、
毎日天井を見つめながら苦痛を耐え生きていく、
こんなの辛すぎますよね。
家族親族にも負担がかかりますし。
「延命治療は断固拒否します」と書いた紙切れを
保険証と一緒に財布に入れてます。
Re:下世話 (スコア:1)
Re:下世話 (スコア:1)
医療の費用対効果が必要という点について俺も同意だ。自己負担率が一律だけど、回復の見込みが薄い病気の治療や延命に大金をかけるよりは、緩和医療に金をかけて速やかに安らかに死ねるようにした方が、社会全体のコスト負担は少ないし、そのほうが良いと思っている。負担割合を一律にするのではなく、費用対効果を加味して自己負担率を変えてもよいと思う。
Re: (スコア:0)
メタモデラーから来るなんて自惚れています。M1されないと来ませんよ。
あと、感傷的じゃなくて感情的じゃない?
Re: (スコア:0)
親コメみたいなコメントがさらっと出てくるのも、それに「興味深い」のモデがついちゃうってのも、こわい世の中になったもんだなあ。
Re:下世話 (スコア:1)
おれも餓死してくださいはないと思う。人間の尊厳をまもった最低限の安楽死が提供されてしかるべきだろう。安楽死なんてたいして金もかからないんだし。
Re: (スコア:0)
安楽死が本当に安楽なのかは確認が取れてないんですよね。
#安楽死に失敗の場合の報告はあると思いますが・・・
費用対効果 (スコア:0)
道具や行為の費用対効果は分かるけど、人間の費用対効果ってどう考えればいいの?
費用は分かるけど、効果ってなに?
効果ってことは、それは何らかの目的のための手段だってことですよね。つまり、
目的達成のためにどれだけ役に立っているか、というのが「効果」の意味ですよね。
人間の目的はこれです、なんて決められないのだから、効果だって決められないし、
費用対効果も分からないと思います。
Re: (スコア:0)
難しいけど「社会活動可能」とかのレベルに設定するしかないんじゃない?
社会の維持のためのシステムなんだし。
「費用対効果分かりませ~ん」で済んだら誰も困らないんだけどねw
じゃあ、そういう医療費をまずお前が負担しろ、って言われてオシマイ。
Re: (スコア:0)
復帰して創造活動をするようになると効果が見積もれませんけどね。
大病から復帰した人はしばしば、天才的な創造とかしてくれますからね。
周囲の声 (スコア:1)
フグ毒にあたって意識不明と思われてた患者が
実はかすかに意識があって、周囲の声が聞こえてた、という話が載ってました。
ベッドのわきで親族が遺産分配の話をしてたのが聞こえてたという・・・・
うさんくさい (スコア:0)
まともな意思表示が出来るのか?
Re: (スコア:0)
随意運動は出来なくても、五感は正常だったんでしょ?
一方NHKは (スコア:0)
Re: (スコア:0)
自閉症?
リンク間違ってない?
Re:一方NHKは (スコア:1)
うぐぅ (スコア:0)
という事にしたいんですね?
Re: (スコア:0)
あれは幽体離脱では?
#ケータイを知らないって、お前は一体何年昏睡状態だったんだと。
事実なら怖い (スコア:0)
#痛いニュース [livedoor.jp]で取り上げられたのを見たもので。
恐くないってば (スコア:2, 参考になる)
痛いニュースでもさんざん突っ込まれてるけど、昏睡状態と脳死は違う。
脳死判定されたわけじゃないし、どうみても「瞳孔固定 両側4mm以上」の段階で弾かれる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%B3%E6%AD%BB [wikipedia.org]
ちなみに瞳孔を開く薬はあるので、薬物を使用している場合は例外になるそうだ。
#というか、昔は心臓停止と瞳孔散大だけで死亡判定してたんだぞ。
#脳死判定はそれよりレベルが上だっつーの。
Re:事実なら怖い (スコア:1)
「脳が死んでいるから」脳死であって。意志があるなら脳は活動している=脳死じゃないのでは?
Re: (スコア:0)
意識もあるのに意思表示ができない状態だったため誤診で事故死と言われて心臓移植のドナーにされた女性が、摘出された自分の心臓を取り戻すために「出る」というホラー漫画を思い出しました。
具体的なタイトルや時代は覚えていませんが、30年位前の代物だったはず。
#無論、実際の医療現場ではもっと厳密に死亡確認するので、ありえない話のはずですが。
奪われた心臓 (オフトピック) (スコア:1)
その頃の漫画版は怖くて読めませんでしたが後年、映画かVシネマで実写で作られた分のDVDを持ってます。
疑問 (スコア:0)
そもそも、本人の意思なのか、それとも介助者の意思なのかを識別する意味はあるのでしょうか?
本人の意思に反して何々させているというのが問題とするなら、本人の意思がそうではないことを誰が証明するのか。
Re:疑問 (スコア:3, 参考になる)
難しく考えないで、実験すればいいだけかと。
1990年代に自閉症児のFCについて疑念を提唱したJames Randi氏は、今回のインタビュー動画について、介助者がキーボードやスクリーンを見ず、自分自身が聞いていない質問に関して介助するのでない限り、信頼できないと指摘している。
Re: (スコア:0)
「被介助者 + 介助者」 で1個の人格とみなしてしまえば、
>自分自身が聞いていない質問に関して介助するのでない限り、信頼できないと
別にそれを信頼できなくてもいいでしょう? と言ってるわけです。
Re: (スコア:0)
その場合「男性に意識がある」ということも信頼できなくなるので、
> 23年間昏睡していると言われていたが、実は「ずっと意識があった」男性
とはいわないでくださいね。
23年間昏睡状態の男性が今もなお昏睡状態。ではニュースになりません。
Re: (スコア:0)
つまりあなたは、介助者が被介助者の意志を無視して私利私欲でやりたい放題していてもかまわんというのですね?
Re: (スコア:0)
>つまりあなたは、介助者が被介助者の意志を無視して私利私欲でやりたい放題していてもかまわんというのですね?
そのとおりです。それで何か不都合がありますか?
きみはこの呼吸に気づいたかね? (スコア:0)
これって (スコア:0)
Re:これって (スコア:2)
同じのを思い出した。
でも、この主人公は意志を持って植物状態を[演じていた]からちょっと違うのでは?
Re: (スコア:0)