C0FFEEの日記: (メモ)新生銀行内部システムへの不正アクセス事件、判決
元派遣社員が新生銀行内部ネットワークに不正アクセスで逮捕の件、どうやら判決が出た模様。
(判決内容が明らかになったら追記)
9月5日(金)被告人・アビナッシュ・シャルマ:不正アクセス禁止法違反など(判決)
<社内ネットワークに侵入した事件> 08年7月、インド国籍の無職アビナッシュ・シャルマ(当時32)は、新生銀行の社内ネットワークに侵入してファイルを削除して、不正アクセス禁止法違反などの疑いで逮捕された。シャルマは07年10月まで、システムメンテナンス会社から新生銀行に派遣され社内ネットを管理していた。調べに「正社員採用を求めたが、断られ腹が立った」と供述しているという。
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被告人席にトンボ返り、誕生日に実刑判決か…より
8/21初公判の様子
「東京」と大きくプリントされた白いTシャツに、ジーンズ姿というラフな格好の被告は、通訳を通じて起訴事実を認めた。しかし、その声はか細く、肉声はほとんど聞き取れない。
検察側の冒頭陳述によると、被告は平成16年にインドにある銀行の子会社から、日本に派遣された。同年10月~昨年10月までの3年間、システムエンジニアとして勤務した。その後、昨年10月から、外資系の金融機関に移り、システムエンジニアを続けていたが、今年2月、リストラのために退職を余儀なくされた。
無職となった被告はすぐに、銀行の正社員採用を申し込んだが、あっさり断られた。検察側は「『日本人じゃないから採用されなかった。人種差別を受けている』と思い、犯行に至った」と、動機を指摘した。
検察側が証拠の中で明らかにした銀行幹部の供述調書によると、被告の犯行によるシステムトラブルのため、銀行は約1700万円の損害を被ったという。