GetSetの日記: /.Jにこっそり訊け!:Windowsの入ったHDDを移行する際の手段は? 14
日記 by
GetSet
ddでいいじゃん、と思った日曜の午後。
とある秋葉原のショップにて、表題の目的を叶えるべく、店員さん1名を占有して「あーでもない、こーでもない」を繰り返していたお客さんを見て、そう思った次第。knoppixなりubuntuなりのCDからbootできるlinuxを使えば、投資額はほぼゼロで済む。難点は「元と先のHDDがどこにぶら下がっているか」がわからないとどうしようもないことか?
無償ですむ手段を薦めるわけにもいかないだろうし、店員さんも微妙に説明に困った様子だった。
件のお客さんは、「これdo台」に興味を示しつつも価格であきらめた様子で、bulkのHDDとTrueImageあたりを選んでいた様子。がんばれ。
とある秋葉原のショップにて、表題の目的を叶えるべく、店員さん1名を占有して「あーでもない、こーでもない」を繰り返していたお客さんを見て、そう思った次第。knoppixなりubuntuなりのCDからbootできるlinuxを使えば、投資額はほぼゼロで済む。難点は「元と先のHDDがどこにぶら下がっているか」がわからないとどうしようもないことか?
無償ですむ手段を薦めるわけにもいかないだろうし、店員さんも微妙に説明に困った様子だった。
件のお客さんは、「これdo台」に興味を示しつつも価格であきらめた様子で、bulkのHDDとTrueImageあたりを選んでいた様子。がんばれ。
私はddですね。毎回次の手順でやります。 (スコア:3, 参考になる)
そして、そのHDDの規格に合った「USB Storage化させるガワ」を用意します。もしできれば、read only にできる奴を選んでください。無理な場合でも、是非「アクセスランプ」ははっきりとわかるやつを。
今まで使っていたHDDを「USB Storage 化させるガワ」に組み込みます。で、もし、read only にできるようでしたら、今、この場で『read only にしてください』
次に新品のHDDを本体側(今後使うべき所)に組み込みます。で、古いHDDもUSB経由でつないでください。また、Windowsを立ち上げるためのHDD以外は外しておく事をお勧めします。
で、適当な Linux の distribution を選んで(可能な限り新しいものを選ぶのがコツ)、そいつの rescue モードで立ち上げます。
さて。最初に。USBストレージがどれかを調べます。大丈夫。どうせ /dev/sda, /dev/sdb のどちらかです。次のコマンドを1つづつ打ちながら、アクセスランプが光るかどうか確認します。
# head /dev/sda > /dev/null
# head /dev/sdb > /dev/null
光ったら、それが対象になるデバイスです。FROMという環境変数に設定しましょう。
# FROM=/dev/sdb sdb で光った場合。
念のために、正しく設定できた事を確認。
# head $FROM > /dev/null
同様にして、新しいHDDを探します。こちらもアクセスランプがある場合はそれを使います。無い場合は棒か何かでHDDのアクセス音を拾う必要があります。
# head /dev/hda > /dev/null
# head /dev/hdb > /dev/null
# head /dev/sda > /dev/null
# head /dev/sdb > /dev/null
アクセスランプが光ったらそれが新しいHDDです。TOという環境変数に設定しましょう。
# TO=/dev/hda hda だったとしましょう。
念のために、正しく設定できた事を確認。
# head $TO > /dev/null
で、最後に。
# dd if=$FROM of=$TO bs=4M
を実行すれば…めでたくちゃんとコピーできるか、オリジナルのHDDごと大破するか、どちらかになります。
最後の瞬間に粗忽者はその真価を発揮するので、これだけの手間をかけても油断大敵。その店員さんも同じように考えたんでしょうね。
fjの教祖様
Re:私はddですね。毎回次の手順でやります。 (スコア:1)
でも結構な頻度で、ifとofを間違えるケースが発生するんですよね……(^^;
Re:私はddですね。毎回次の手順でやります。 (スコア:1)
では、これをスクリプト化(「んーー?これか?このデバイスか??」と聞いて回る機構付きで)と、
それをあちこちの distro の rescue モードに導入していただく活動は任せたっ (^o^)/
# えぇ、Bootable CD に最初っからスクリプトが入ってればいいんですよ。
fjの教祖様
Re:私はddですね。毎回次の手順でやります。 (スコア:1)
名前は「amiba.sh」で決まりですね;-)
/dev/sdaを「/deku」とかにaliasしてあげると、それらしさが向上するかも(を
Re:私はddですね。毎回次の手順でやります。 (スコア:1)
fjの教祖様
その名前はヤバイ (スコア:0)
ん!? まちがったかな…
Cドライブ増やせ!と (スコア:1)
怒るので dd 使えません orz
# Linux なら LVM で何とでもなるけど、
# Windows ではわからん・・ダイナミックディスクなのか?そうなのか?
# 余計ドツボにはまりそうな気がする
屍体メモ [windy.cx]
Re:Cドライブ増やせ!と (スコア:1)
というわけで、そういう場合は
1) まず HDD イメージを新しいHDDにコピーします
(この段階で、古いHDDは『バックアップ』になっています)
2) Windows を立ち上げて、例の「一部分が変わってるぞ」云々を全部認証させます。
3) Partition Magic 等のパーティション操作ソフトを使って、既存のCドライブを大きくします。
4) もう一度 Windows を立ち上げて、Cドライブが大きくなっている事も確認します
# という4が終わるまで古いHDDは大切に保存する。
という手順を使います。
fjの教祖様
dd か TrueImage (スコア:2, 参考になる)
後者はタレこみに書いてあった.というわけでいきなり終了.
スラド読者だったらブータブルな Linux で dd というのがお手軽,かつ
何やってるのかもよくわかって気分すっきりだと思いますが,
TrueImage は作ったイメージファイルを Windows からドライブとして
マウントできるのが便利です.え? Linux でも NTFS をマウントできるし,
必要ならループバックマウントなんかもあるよ,って?
移行ツールとしてみた場合,TrueImage はパーティションサイズの変更が
可視的に可能なのが便利です.え?GParted 使えって?
まぁTrueImageはWindowsにインストールして(Linux版もあるけど),
バックアップ専用HDDにバックグラウンドで差分バックアップとり続ける
スケジュール設定して放置しておくと安心.遠隔地に住んでて実家のPCを
ちゃんとメンテナンスできない身としては,最悪の事態を避ける意味で.
普段一切オモテには出てこないけど半年に一回くらいやってくる
ファイル誤消去で老親ガックシorzという時に過去にさかのぼって
スナップショットをマウントしてファイルを取り出して見せると,
なんか魔法のように思うらしい.
#BartPE 用のコンポーネントも付いているアレゲなところもお気に入り
#儲っぽい書き込みだな
屍体メモ [windy.cx]
Re:dd か TrueImage (スコア:1)
昔はGhost (スコア:1)
マルチキャストでイメージを配信していたんですが、
職場を変わってそういう業務じゃなくなって TrueImage 使うことが増えました。
単に職場で使ってたから、という理由なので、Ghost で困ったことがあったから
乗り換えた、というわけではなく、最新バージョンの昨日比較とかはしてません。
屍体メモ [windy.cx]
Re:dd か TrueImage (スコア:1)
2000円程度と安い(Source Next)のと、外付けUSB HDDに対応していたのが決め手に
なりました。
外付けUSB HDDに十分な空き容量を確保したあと、全部バックアップ&CDブートでリペア。
100GBほどで、全行程に約30時間かかりましたが、ほぼ手放しでできるので楽ちんです。
Ghostは昔買ったデスクトップ内蔵用についてきたおまけしか触ったことがないのですが、
あの頃は2台同時につなげるか(ノートPCなので無理)数十枚のCD-Rに焼かなければ
いけなかったりでかなり面倒でした。最近のはもっと便利になってるのかな。
貧乏人は苦労しろ (スコア:0)
知識がないなら金払え。金が無いなら自分で勉強しろ。そんなことで店員にたかるな。
#以上感想
Re:貧乏人は苦労しろ (スコア:1)
店員さんもそういうのをさらっとお勧めしちゃえば楽なのでしょうが……件のお客さんは濡れ落ち葉よろしくくっついてましたし、難しいんでしょうねぇ。