akiraaniの日記: 現実のフルダイブVRゲームにユニークスキルや称号が実装されることはあるのか 24
小説家になろうなどの小説投稿サイトが流行りだして急激に増えたジャンルに「VRゲーム」というのがある。ログ・ホライズンとかソードアート・オンラインのアニメが放送されて以降に急激に増えた印象がある。
第1回電撃ゲーム小説大賞で金賞を受賞したクリス・クロス(1994)とか、フルダイブVRのゲームを題材にした作品はけっこう前からあったし、SFジャンルになら他にもあるだろう。
ただ、ここ10年で急激に増えたのはおそらく異世界転生ものテンプレが確立され、流用しやすい設定として注目されたからだと思う。
例えば、典型的なパターンとしては、初心者が普通のゲーマーがしないはちゃめちゃムーブをした結果、偶然が重なって冗談みたいなユニークスキルやら称号をゲットしてめっちゃ強くなって無双する、というのがある。
数作読んでみたらわかるけど、異世界転生で俺TUEEEとまったく同じテンプレである。
俺TUEEEは主人公だけが理不尽に強くなるギミックが必要になるのだが、それを「ユニークスキル・装備」や「最初の一人しか獲得できない称号(トロフィー)の特殊効果」などの、ゲーム中に一人にしか与えられない特典で代用するという形だ。
実際のゲームにそんな「特定のプレイヤー1人にしか与えられないゲームバランスを崩すほど強力な能力」が導入されることは果たしてあり得るのだろうか。
まあ、普通に考えたら、ない。
レアリティを操作して射幸心を煽ってユーザーの財布のひもを緩める、みたいなことは現実のゲームで多々行われているが、誰か一人が取ったらもう他のプレイヤーは入手不能になる、みたいなギミックでは集金力はほぼ期待できない。にもかかわらず、ゲットするたった一人のためにデバッグやらバランス調整に工数を裂く必要がある。
まともなゲームデザイナーだったら、そんな機能を実装しようなどとは考えないだろう。
あるとすれば「自分だけの○○を手に入れよう」みたいなキャッチコピーを付けたい場合とかだろうけど、それだってスキンみたいなゲームプレイには直接の影響を与えない機能にとどまるんじゃないかと思う。
とまあ、今までの常識であればどうしてもそういう結論になるのだが、それだと面白くないので、なんとか未来技術も鑑みて実現方法を探っていきたい。
現実問題として壁になるのは「実装のコスト」である。ゲームに限らず、ソフトウェアの実装コストの大半を占めるのはデバッグ工数である。ゲームの場合だとバランス調整のためのテストプレイなんかもデバッグの一種と言える。
それらの工数がAIによって極限まで削減できたとすれば、もっと気軽にバラエティ豊富なユニーク能力が実装できるのではないだろうか。
そういうシステムで開発されたゲームが、人間が調整して面白さを演出するという方法論に対抗して、何が起きるかわからないユニークスキル山盛りにしてゲームバランス無視して混沌さを売りにするというのはありなのではないだろうか。なんなら、ユニークスキル自体もAIに考えさせて実装させれば、プレイヤーの数だけユニークスキルがあります、みたいなオンラインゲームも作れるのでは。
そんなものはない (スコア:1)
ですよねー。
ジャイル含めた無条件リコールや解除不可のハイドスキルや赤青黄灰のハイドしたゴーストを視認可能かつスピリットトークなしに会話する能力が一般プレイヤーに付与されるわけないですよね!
#すぐに別のMMORPGの仕事についてしまったからその後は知らない……
とあるフルダイブゲームを舞台とした漫画で (スコア:1)
長時間(年単位?)潜ったまま出てこれなくなってるという設定らしいけど
その場合肉体が滅びてるよねと思ってしまった
最後にどうつじつまを合わせるのかが気になって読み続けてます
シャンフロ (スコア:1)
作者がかなりヘビーゲーマーなこともありそれなりに整合性はあることと。
作中で作品内作品について、どうしてそういう実装やってるかそれなりに納得のいく内容で間接的な説明れてるな...とは思った。
(作品根幹にかかる部分はあるので、あまり詳細じゃないが)
リアリティをどう下げる(フィクショナルにするか)というのもあるけど、まあアリかなと
(作品は一応SFといえるけど、作中には半ギャグでオカルトな話もある)
M-FalconSky (暑いか寒い)
著者は非ゲーマー (スコア:0)
VRどころか普通のMMORPGすら遊んでいないに100ガバス。
一つしかない装備のためにグラフィックデータを全ユーザーに持たせたり、通信でデータを配布していくなんて考えたくもない。
ぎりぎりありそうなのはランダムOPに色をつけるぐらいか。
初討伐というより100回討伐ごとにランダムの範囲内で少しいいものがドロップするとかそんな感じ。
Re: (スコア:0)
もし、小説のようなゲームのようになったとしても、
マスターデータの管理(台帳)は、Excel で管理しているんでしょうね。
# こわっ
Re: (スコア:0)
著者は非ゲーマーというより、ゲーム開発の実際を全く知らないおばかさんって感じがする。
こういうギミックつければいいのに。簡単だろ?みたいに思ってるぽい。
それでいて開発側のことも作品内ですこし触れたりしてるから「はぁ?」な記述が増えていく。
Re: (スコア:0)
んーとなんでそういう感想になるのかよくわからない。
結局書いてる方は読者受けするかどうかだけ考えてるわけだし。
所詮フィクションで対象読者はゲーム開発者でもないしオンラインゲームプレイヤーでもないので。
まああんまりにもあんまりだとそりゃないよとか思ったりはするが。
ハリウッド映画でCIAが世界中の監視カメラをリアルタイムで検索したりFBIがボケボケの写真を高画質化したり。
Re: (スコア:0)
フルダイブ型ならどのみちゲーム内の360°全ビジュアルを全ユーザーが共有できなきゃいけないので、装備のグラフィック程度をケチるレベルでは実現が不可能では?
フルダイブなら視界に入る可能性のあるもののグラフィックデータは全部その場にいる全員が参照できる状態になっているのが大前提。
Re: (スコア:0)
フルダイブであってもチープな世界なら現状と変わらないので個別装備を増やすのは問題になる。
でも小石の1個、砂の1粒レベルまで表現されるようなものだと個別装備ぐらいは誤差になりそう。
Re: (スコア:0)
砂粒までいくとどこまで細かくするかが問題になってくるけど、石ぐらいは触って持って投げたりできないとダメじゃね?
視覚情報しかない現状のVRならともかく。
フルダイブだけど周りの物には触れません、持てません、形は変えられません、身体へのフィードバックもありませんみたいなのはフルダイブと認めたくない……
Re: (スコア:0)
砂利道や砂利山とかあると破綻しそうだ。
もしそんなものがなく世界にまばらに石があったとしても、自分のように無意味なものでも集めようと思ったりするのがいると、局所的に酷く負荷がかかる場所ができてきそうw
フルダイブは五感が繋がっていることが肝なので、触れない、身体へのフィードバックがないというのは基本的にNG。
だけど、持てません、形は変えられませんというのがあったとしても問題はないでしょう。
Re: (スコア:0)
まあどこまでっていう範囲はあるだろうけども。
例えば風にそよいでるように見える木の枝に触ってみたらカッチカチでまるで曲げられないとか興ざめじゃない?
リアルの世界で出来る程度の周りへの干渉はできた方がいいなと思うし、できないと五感が繋がってるだけに違和感が凄そう。
Re: (スコア:0)
漫画とかラノベはゲームではないのでゲームの現実は不要でエス。
まあでも機能のない名前だけの称号ならたまに1プレイや用に用意されたりする。
世界チャンピオンとか戦国炎舞のあれとか。
機能付きのスキルとかはまあゲームバランス考えると漬けないだろうな。
プレイヤーキルありで殺した奴がスキルを奪えるニワトコの杖みたいなのならありかも。
バランス調整 (スコア:0)
RPGでデザイナー側が想定したレベルでは楽に経験値がたまるのに、そのレベルを超えると強敵であっても極端に渋くなり、次のエリアに行くと簡単に倒せる雑魚で前エリアの強敵以上にがっぽり経験値がもらえるなんてのがありますが、デザイナーの手のひらで無理やりに踊らせられている感があまりにも強くて嫌になってしまいます。AIがバランス調整をして気持ちよく手のひらで踊らせてくれるRPGが出て欲しいものですね。
えーと、 (スコア:0)
nWo(防振り)の話ですか?
Re:えーと、 (スコア:1)
幕間で無茶な実装して自業自得なデバッグに苦しんでる謎運営はAI説
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
人類シミュレーションを動かしている高次元知性体か宇宙人説
HxHみたく別の空間(次元や宇宙含む)に移動してたとかよくある設定ですね。
先行実装として (スコア:0)
最初は一人または極少数に与えて様子を見て、感触が良さそうなら入手手段を拡大する、あるいはマスプロ版を実装するということならあり得るんじゃないの。
一時的あるいは結果的に一人だけのために実装したように見えるけれど、その実たった一人のためにデバッグやらバランス調整に工数を裂いてるわけではないので合理性はある。
# そういえば『防振り』でそんな展開なかったっけ
Re: (スコア:0)
自分が知っているのはオフラインのゲームだけど、デバッグ系のコマンドを通常のゲームプレイでは取得できないスキルやアイテムの形で実装しているケースもあるので、その手合いをバグをついてゲットした、とかなら有り得なくもないかなとは思った。
まあ、その場合運営がまともに機能していない前提じゃないと話が続かないんだけど、この手の話だとまともに仕事してる方が希少だよね。
Re: (スコア:0)
それ系で一番有名なのが初代ポケモンの「ミュウ」でしょうかね。
まともなゲームデザイナーを前提にするのが間違ってるのはその通りだと思います。極論、面白ければ何でもアリですから。
結局ミュウの仕込みがバレて公式に20体配布することになったわけですが、その時点では十分ユニークと言えるんじゃないでしょうか。
日記主の言うフルダイブVRゲームではないですけど、通信対戦型ゲームでの実例はあると言っていいでしょう。
そもそもオンラインゲームは基本的に財力=パワー (スコア:0)
そういうのはベータやアルファ版として別サーバで完全に隔離してやります。
本サーバだとチートな技を使える人がウジャウジャいるのでチートで俺はつえーぜできるけど他の人もつえーぜ状態。
それに新規要素は現状強いプレイヤーだけが取れるような入手条件にされることが多いので与えるのではなく入手できる人を制限している形ですね。ただこれだとラノベにありがちな無課金低レベルの実は天才系プレイヤーが活躍する余地はありませんけど。
あと無課金の人がチート的な裏技を見つけても運営に穴を潰された上アカウント停止されがち。そこは無課金かどうかとは関係ないけど。MMOだと他のプレイヤーに自分が何やってるか丸見えなのですぐうらわざがひろがるし。
あえていうと金持ちの子供に転生して代理プレイと鬼課金で無双が現実的な線?それが面白いかは知りませんしなんか混ぜてはいけないものを混ぜた気もしますが。
本筋とは関係ありません (スコア:0)
第1回電撃ゲーム小説大賞で金賞を受賞したクリス・クロス(1994)とか
昨年末くらいに書店で「タイプリープ~あしたはきのう」の新装版とか出てて、
あとがきに執筆時の回想録とか書いてあったので作者まだご存命だったのかと
#H2Oはエタらせたままですかそうですか。
Re:本筋とは関係ありません (スコア:1)
ええ知らなかった
そんな竹本泉商法やってるんだったら新装版も買わねば…
#H2Oはエタってますかそうですか。
Re: (スコア:0)
クリス・クロス(1994)という作品は知らなかったのですが、既に「ゲーム開発者の陰謀にプレイヤー達が巻き込まれる」「自分ではログアウトできない」「ゲーム内で死んだら現実世界でも死ぬ」といった設定があったんですね。