秋田県田沢湖で絶滅したと見られていたクニマス、山梨県西湖で生きていた
秋田県田沢湖にかつて生息し、1940年に絶滅したとされていたクニマスが、山梨県西湖で発見された(asahi.comの記事より)。
田沢湖では1940年に玉川の強酸性水が流入し酸性化、この影響で田沢湖の固有種であったクニマスが絶滅したとされていた。
今回発見に至ったのは、タレントで東京海洋大学客員准教授のさかなクンが、クニマスのイラスト執筆のため近隣種である西湖のヒメマスを取り寄せたところ、明らかにヒメマスと異なる特徴があり、これがきっかけで遺伝子解析を経て生存が確認されたとのこと。
秋田県民のタレコミ人は何度か田沢湖に行き、資料館などでクニマス絶滅の資料やポスターなどを目にしていただけに、今回の発見は驚きと喜びで一杯でした。