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gm300の日記: 看取り 2
日記 by
gm300
「看取り」という言葉を学んだ。
これまで消極的治療という言葉を知っていた。それと同じようなモノだ。
しかし意図は違うかもしれない。
ヨメは、ある日、内緒で娘とポケモンGOで遊びに行くために家を出た。
電車に乗る前にくも膜下出血の発作を起こし、意識が戻らない状態だ。
親、親類が死ぬところを見て回復できないときは、さっさと治療を止めて、苦痛を取り除くのが望ましいと話していた。医療的には消極的治療で、本人の希望だ。
看取りにも状況は様々であろうが、その問いが家族に向けられる。また施設がたぶんビジネス的な要因で行う。
看取りには「もう諦めますか?」「手間を掛けたくないですか?」「次の人に場所を譲ってあげてください」という意味が含まれているように思う。
身内への優しさも含まれています (スコア:1)
知り合いに親の延命を最大限にお願いして、胃ろうにした身内の方がいます。
亡くなるまでの5年間は寝たきりのまま。
その間ずっと回復しない親を見続けたそうで、すごく後悔したと言ってました。
寝たきりで動けないと痩せていく一方らしいですし、
患者さんと身内の絆の深さによっては、逆に延命で後悔する場合もあるのではないでしょうか。
☆大きい羊は美しい☆
Re:身内への優しさも含まれています (スコア:2)
今の病院では、BMIを制御していると説明がありました。体重は、看護する側からは大きなポイントで軽いほど看護は楽です。意識なくて胃ろうなら、それ以外は気にすることはほぼ無いのでないでしょうか。
「生きていること」よりも実感としての「QOL」が重要だと思います。
しかしQOLは主観的なものなので医療的観点、本人、看護を行っている家族、看護に参加していない家族で評価が一致しないのは問題になります。