maiaの日記: 光ディスクはロストテクノロジーか 6
日記 by
maia
PhileWebの記事にBlu-rayと不織布の話がある。CD/DVD/Blu-rayはレーザーが当たるのはいずれもレーベル面の反対側。構造上の主な違いは記録面の深さ。CDは1.2mm、つまりレーベル面の直下。DVDはちょうど真ん中の0.6mm。Blu-rayは0.1mm。だからCDはレーベル面がデリケートで、Blu-rayは記録面がデリケート。なお光ディスクの保存に不織布は非推奨。プラスチックケースが無難。
現在の実情 (スコア:2)
かつてCDは「半永久的」と謳われてましたケド、全然って感じ。。
今だに80年代半ばのCD(ほぼ最初期)を何枚か持っているのですが、
アルミ蒸着層が錆びてフシ穴だらけになってるプレスCDがあります。
記録位置からすると、CDの場合、反射面の傷って深刻ではなくて、
削りつつも磨けば何とかなりますが、レーベル側の傷は致命的。
CD-Rですと25年位前のが一番古いのカナ…昨今は貴重だとモテ囃されている
日本製が多いのですケド、コレは気温差や湿度によって発生するのでしょうが、
経年変化で蒸着膜が剥離して、浮き上がって来たりします(^^;)ハラリパラパラ
なのでCDは、ど~しても定期的にリフレッシュさせないとダメみたいなので、
個人的にはロストテクノロジー入りさせちゃってます。。
その点、DVDは真ん中で貼り合せしているので、強そうに思えますネ。。
幸か不幸か、まだ物理的な経年変化で読み出せなくなったモノはありません。
BDのようなハイテクドライブが手元に無い(>_<)ので判らないのですケド、
記録面まで厚さ0.1mmだと、磨いて再生復活させるコトも難しそう。。
スピンドルケースでも危ないカナ…やっぱり個別ケースが一番安全そうですネ。。
ヒトよりコト・モノに関心を持ち、反応するように心掛けています♪(^^)v
Re: (スコア:0)
だってレコードは再生するだけで摩耗するし。
それに比べれば圧倒的な長寿命ではある。
ただし『保管状況が良ければ』の制限がつくだけで。
Re:現在の実情 (スコア:1)
レコードを光学的に読み取って再生する機器はもう普通にあるから、
再生時にすり減るのは考慮しなくてもよくなってる。
そうするとレコードの寿命はポリ塩化ビニルの劣化だけになるので、
レコードの方が長寿命になっちゃうんじゃないかという気が……
どのへんが? (スコア:0)
現在もメディアも再生機も生産されているし、どのへんがロストテクノロジーなんでしょう。
Re:どのへんが? (スコア:2)
「〜か」という語尾には反語的表現のニュアンスも込めてあるんだな。
ロストテクノロジーとオワコンは一応違う概念。仮にオワコンになっても、ロストテクノロジーになるにはだいぶまだ距離がある。
経験や知識が失われていく傾向にあるのは事実。
Blu-rayの記録層深さが0.1mmと知らない人がスラドにいるのに驚いたのが発端。
市場の後退も事実。まあ消えないとは思う。
需要は縮小、役割を終えつつある光学ドライブ・メディア市場 [bcnretail.com]
PS5にみる物理メディアの終焉 [itmedia.co.jp]
「私、CD使った事がありません」 [idle.srad.jp]
Re: (スコア:0)
LASERDISCとかVHDとか MOとかMD(は光メディアになるのか?記録は磁気、読書きは光だが。。)
の事かもしれない。