あけおめ~
今年も色々とご指導ご鞭撻のほどアレゲによろしくお願いいたします。
過去に夢描いたXMLモドキな言語仕様を考案したのはW3CのHTMLなんていうみょうちくりんな代物よりも私の方が古く、当時は特許庁にはお世話にならなかったので公式な発明のタイトルフォルダではなく著作権法の範疇なですが、未発表という特許出願のルールからすればXMLモドキな言語では、なんびとたりと特許を取得することはできない鴨しれないし、もし特許タイトルがあるならば剥奪も可能なの鴨しれない。
XMLモドキな言語仕様のユニバーサルなハイパーテキストも言い出しっぺでありながら大きな成果無くまた一年が過ぎ去って、石の上も三年どころではなく20年以上ぐらい迷宮を抜け出せずに時がすき去っていったような感じです。
当時、昼はサラリーマンの夜は高校生でした。そもそもの馴れ初めはというと・・・
昨年撤退したラオックス吉祥寺店で、展示品のFM-77を売ってもらえずX68000を売りつけられてしまったのでした。もしX68000を買い込んでいなかったら、たぶんXMLのような言語の発想には至らなかったかもしれません。
なぜならば、漠然に思っていた「互換性なきワープロテキストの不満」から、「ハイパーテキストの必要性」という確信へと変わったフォースを感じ取ったのは、今は亡き満開製作所の電脳倶楽部を目にしてしまった瞬間でした。
そう。電脳倶楽部はDSHELLという文章中に埋め込まれた簡単なステートメントを実行することで、ハイパーテキストのような関連付けが実装されていたのでした。
ハイパーテキストに関しては坂村教授のTRONに関する予言のほうがはるかに早いのですが、(坂村節もアップルコンピュータHypertextのスタックよりも使いやすいぐらいの音頭でしたし、)私的に思うところTRONのハイパーテキストには互換性のないワープロのフォーマットがひとつ増えるだけ。ぐらいの気分しかありませんでした。
タグ付けシーケンスも目に見える文字のテキストで表現すれば、レンダリングできない機械では単なるテキストファイルに過ぎないというところが味噌だということを考えついたのでした。
ハイパーテキストの仕様書を創造する上で、実際にタグで囲んでみたら、CVSのようなデータフォーマットにありがちな「何番目のデータが何であるか」といった不満に対しても充填できることにも気が付いて、ワープロ文章や組み版だけではなく何でも使えるユニバーサルなハイパーテキストであることを予言しました。
私の技術が畑違いだったことなど色々不利な面を克服できずにパイオニアの威厳を保つことができなかったことが、今思えば十数年ぐらい技術を停滞させてしまったような気がします。
私が助けを求めようと探りを入れたソフトウェアベンダが1社だあるのですが、唐突にもカタログに書いてあった代表番号に「お宅の製品に興味があるので、アルバイトとかできませんか?」と電話したところ・・・某ア○テ○ハ○スさん曰く「弊社ではそのようなことを行っていませんのですが・・・あっ、ちょっとままってください。(保留の音)ぴろろぴ~♪ぴろろぴ~♪・・・やはりそのようなことはできません。」といわれてしまったので、私も「あっ。そうですかぁ。」としか返す言葉がなかったのよ。
さすがに満開製作所に電話かける度胸は私には無かった。
もちろん祝さんの魅力はOh!Xの記事から十分感じ取れていたのだけれども・・・
だって、零細ベンチャーは、将来会社を背負って立つぐらいのフォースが必要だと直感していたから、需要の見込めそうなパッケージを持っているベンダに比べたら、定番商品の無い満開だとワナビからグルヘと羽化するまでの許容時間が短すぎる気がしたのよ。
基本的には「予言実行」がベンチャー会社の全てみたいなものです。だからこそ社員一丸となって突き進めるのだとおもいます。
もちろんグルとしての自覚と雇用を守り抜く度胸があれば、収入印紙を貼って会社登記も選択肢のひとつだと思います。