mujiの日記: 則重則秀の会013 道(セルリアンタワー能楽堂)
セルリアンの能楽堂超ひっさし振りー。呉服屋のイヴェントで大藏基誠のkyogen lounge観て以来かなー。
定員201席、プラス松風・羽衣の座敷が国立能楽堂でいうところのGB席ぽく観客入れられるようになってはいるものの、定員数だけ見たら矢来より更にコンパクトだったんだー地下空間の割にそこまで狭い印象はなかったんだが。
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セルリアンの能楽堂超ひっさし振りー。呉服屋のイヴェントで大藏基誠のkyogen lounge観て以来かなー。
定員201席、プラス松風・羽衣の座敷が国立能楽堂でいうところのGB席ぽく観客入れられるようになってはいるものの、定員数だけ見たら矢来より更にコンパクトだったんだー地下空間の割にそこまで狭い印象はなかったんだが。
インド歌舞伎2回目。
当初予定してなかったので幕見通し敢行、の割に普段の昼の部に行くのとほぼ同じタイミングで動いたんで危うく序幕の自由席を買いそびれるところだった←tk自由席24席あるのに販売は20席とはこれ如何に。その4席を埋めない意味が判らん。
序幕と二幕目は自由席なのを生かして、というか今のシステムでは居続けできなくなったから序幕大下手、二幕目大上手からそれぞれ観て、大詰は指定取ってマイ幕見定番席から。
ライヴはPAありきだけど舞台殊に歌舞伎は生音が大前提だからその点で立川は既にアウトな訳で。
台詞の残響がひどかったー。
夜の部よやくー
昨年の南座顔見世が最後だろうと踏んで観に行ったら何で今年お江戸でやったんだ松嶋屋の太鼓。
源吾の述懐が松嶋屋好みにされていてあーryとなるなど。
なお馬から落ちそうになるときは今年は隼人と吉之丞の二人がかりで抱えることにしたらしい。
鎌三は自分の中でスタンダードがない分いつ観てもこんな進行の仕方だったっけ? となる。
そして書き出しが三浦之助ってやっぱり異例かつ不自然、と、幕切の絵面を観て思うなど。過去40年公演DB遡ったけど高綱か時姫が書き出しな訳で、何かもうねry
舞踊三段返しは20分×3本で1時間。なげえよw
昼の部よやくー
再演のインド歌舞伎がナウシカやらFFXやら既視感既聴感が強くてどないしろと。
そしてならえんてんの化身は本人コメにもあるように難しいっすわ……初演のクリシュナの出番全然覚えてなくても出てきて台詞しゃべってるだけで菊五郎で再生できる上に存在感の違いが残酷なまでに浮かび上がるからねぇ…(´・ω・`)
バガヴァッド・ギーターもヲタからしたら悶絶必至だけど今日一番の手が来た芝のぶの最期からしたら静かなもので。tk芝のぶに「血筋血筋といい立てて」って台詞いわすかよ! いくら元々あったとしても。
先にいっとくと来年11月もここで立川立飛歌舞伎やるんだってさ。ライヴ向けの芝居の音響が全く考慮されていないハコで。
人が入ればいいってもんじゃないでしょ、じゃないんだね、人が入ればいいんだね。
それでいいんかね?
これまでも澤瀉屋型の吉野山や四の切は観てはいた訳だが「忠信篇」としての澤瀉屋型は初見。
鳥居前でいきなり弁慶がよっつねの前でかしこまっちゃってるし、だから「いやとよ方々」がないし! そいや四天王が二天王で欣弥と門松で、よっつねの床几は義経の郎党としてひとり軍兵がつく形。四天に人数使う分こういうところで調整してんのか。欣弥も門松もこの場割だと台詞なくてお気の毒。あと笹目忠太じゃなくて鵜の目鷹六なんて初めて観た。踏み潰されるのは同じだから別段忠太のままでもよくね? そこがおもだかの「忠信篇」たる所以でもあろうが。
#そして鳥居前と吉野山を続けるといろいろ被りすぎてカオス←
#あれ鳥居前でも「星満々たりといえども」あったよね、とか、吉野山フリスビーしなかったっけ、とかごっちゃになるなど。フリスビーは落人だよと何度いえばry
夜の部よやくー
引き抜きは恐らく3回に1回はしくってるんじゃないかと←
にしても下半身残し気味の失敗はなかなか。まるっと抜けなかったときもあったっていやそれは(´・ω・`)
この道程をたどるのも今日で当分ないのか…と思いながら敷地内に入ってからは要所要所で写真残してみたり。
でもって入場してみたら、
毎公演毎回こっっっれだけ人が入ってればねーーーーーーーーーーーーーーーーーー
てな埋まり具合でつい毒づくなど←2階席両サイドブロックが満席とまではいかないにせよほぼ埋まってたってどんだけ久々にお目にかかっただろう……
そんな中で正直寂しい公演だったねえ、と鹿。
疑着の相が弱いとかお三輪ちゃんに辛い評が多かったようだが、そりゃこの大和屋仕込みの演り方が菊之助に合ってないってことでしょ。胴上げされて花道まで持ってかれて間なしに三国一の婿取り聞かされちゃあ嫉妬の準備もできやしない。だから何でもかんでもry
でもって幕切れの台詞は菊五郎で聴きたかったよーーー
(ひとまずー
考えてみたら日曜はゆっくり舞台写真物色してるヒマはないんだった、と、前日買っておこうとなれば菊を幕見しない手はない訳で。流石に自由席は残ってなかったが。tk指定も結構売れてて上手側数席しか残ってなかったというね。インバウンド需要も善し悪しかなあ。
でもって菊幕見。
新システム後初の自由席、を昼の部入場前に買ってみたら整理番号1番。おおお初めて1番もらったー←
昨日は引き抜きしくって下半身が抜けなかったらしいが(そこで表情に出すのがいかにも…w)今日は一応おk。とはいえちょっとどうかなー的な感じもあって、うーむ、なかなか難しかろうなぁ…
(とりあえずー
昼の部よやくーが今頃という(ありがち
天竺徳兵衛は国立で観たのってこんなだったかなあと思いながらずーっと観てたという。
今回大分端折ってるよね、吉岡宗観って国立のときは誰だったっけああ彌十郎か、今回の吉岡宗観の中の人は国立で梅津掃部だったよね、敵か味方か判らなくてねー、とか思いつつ。
韓噺は琉球からマカオでギャンブルやら何やらいろいろぶっ込んでたなあ。
夜の部よやくー
菊がようやくナゾ舞踊ではなくなった訳だが女方舞踊なはずなのに元禄花見踊ならぬ元禄菊踊状態なのはやっぱりナゾ。
国立劇場第九二回雅楽公演、は、現国立劇場での最後の雅楽公演、でもある訳で。
そこで持ってきた番組が
てあたりが流石といおうか。
もう昼夜一緒にしちゃえ、といいつつまともにエントリしたのが過去あっただろうか←
そうそう六斎念仏意想曲ダイジェストをここで出してくるとは、だったなあ。だから地獄巡りの面子があの4人だったのか。あれは趣向の華を観に行っていた人でないと通じなかったかもなー、といいつつ坂東流はいなかったはず。まあドラム叩いてた訳だしそこはいけるか。
(とりあえずー
ということで本来のメインイヴェントはこちら。
国立能楽堂は開場40周年なんだねー。
全席字幕システム、所謂のぞき見防止フィルター付ではあるが、自分より前列の席であれば自分と同じ席番から左右1番ずつずれた席であっても十分読めてしまうし、目に入れたくなくても黒地に白文字だから目線移動で結構気になる程度には光が漏れる。善し悪しだなー。
あと座面が微妙に高いし長時間着座向きではない、割に、能楽に足を運ぶ客層は休憩時間も居続けだったりするんだが、まあそれはどこの劇場でも一度着席したら終演まで席立たないご見物はいくらでもいる訳で。個人的にはあり得ないと思ってるが。
#トイレ休憩は終演後でもいいよ別に。今のご時世なら特に場内の空気だけに触れっ放しってなどうかと。
でもって本日の番組ー
あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall