shimashimaの日記: 常態としてのデスマーチ・続き 3
日記 by
shimashima
前回エントリの続き。
なぜ私の会社が「常態としてのデスマーチ」を行っているか。社長が説明してくれた。
曰く「見積もり5000万円の案件に対して営業上2500万円で受注した場合、赤字にする訳にはいかないのでサービス残業をして2500万円以内でやってもらう。」
何も言い返せなかった。
これはエドワード・ヨードン氏がいうところの「競争の激化」と「海兵隊方式」の融合というやるだろうか。
他にも恐ろしい発言は続く。
曰く「shimashimaのように残業をしない社員よりも、某A氏のように休日出勤して倍働くほうが会社としては嬉しい。なぜなら、残業しても残業代は払わないので支払う給料は増えないからだ。」
曰く「残業代がほしいなど、待遇について要求するのであればそれ相応の待遇のよい大手にいけばよい。いやなら出て行ってくれ」
怒りよりも悲しさの方が大きかった。
もうだめかもしれない。
会社のトップである社長がこのような考えでいる限り、この先はないだろう。私以外の社員がこの発言を聞いたらどう思うだろうか。それでもまだ残って支えていくという人は、さてどれだけいるのだろう。
成長過渡期と安定期 (スコア:0)
成長安定期でも定常的にそれをやっちゃうと待っているのは会社の衰退だけ。
無理が効くのは会社でも人間でも短期で、それを超えると壊れる。
限度ってものがあるんだよね。
Re:成長過渡期と安定期 (スコア:1)
失望したのは会社の失敗を社員に負担させようとする考えと社員の評価基準がアウトプットではなく時間であったことです。この二点は会社の状況関係なく、社長の考えをあらわしていますから。
それと、はたして私の会社を成長過渡期と呼んでいいのやら。なんだかんだですでに10期を越えています。そろそろ社内制度を整えるべきだと思うのですが、なかなか進んでいません。
思うところは皆一緒なのかどうかしりませんが、最近退職者が増えていますね。なにか察するところがあったのでしょう、きっと。
Re: (スコア:0)
もちろん、社長の考え方が褒められたものではないのはわかりますが
経営者視点に立って考えると、実際のところ
はてどうしたものかと考えされられます。
> 会社の失敗を社員に負担させようとする考え
会社って何?
会社の本質は社員の集合では?
> 社員の評価基準がアウトプットではなく時間
時間にかわる公平な評価基準ってあったっけ?