zonkermanの日記: OSDLが1/3の人員削減とCEO辞任を発表 26
日記 by
zonkerman
CNet Japanの記事に詳しいが、
OSDLが人員の約3分の1の削減、
CEOであるStuart Cohen氏の辞任、
技術的事業の縮小というリストラを発表したらしい。
技術的事業に関しては、ハイエンドサーバ、電気通信機器、携帯電話、
デスクトップコンピュータなどに関わる事業を止めるようだ。
人員削減により得られた資金を法的業務に当てるということだが、
GPLv3の件でもますますその権威?が高まっているEben Moglen氏が率いる
Software Freedom Law Centerが、そもそもOSDLと袂をわかつように
設立されたということから、期待できるかはよく分からない。
今年の8月には今やLinuxカーネル開発における最大の実力者である
Andrew Morton氏がGoogleへ入社したということもあって、
相対的にOSDLの格が低下しているということもあったが、
もはやOSDLのような企業コンソーシアムの形態というのも時代遅れなのかもしれない。
権威とか格とか (スコア:3, すばらしい洞察)
困る・・・な。 (スコア:1)
儲かろうと赤字でリストラしようと関係ない。ただ、
「ほーら、オープンソースなんか儲からない。うまくいきっこない。」
という意見の持ち主の連中に、いい燃料投下とならないか心配。
-- gonta --
"May Macintosh be with you"
Re:困る・・・な。 (スコア:2, 興味深い)
サポートで食っていく人間にしてみれば、オープンソースであろうとなかろうと維持費は変わらない。初期導入費用に差が出る程度。
で、その差にしても粗利で比べるとほとんどない。
でもね、粗利が一緒なら売り上げの高いほうを売るのが、商売の基本。だからオープンソースを避ける傾向はどうしても出てくる。
結果、売り上げでも粗利でもオープンソースの割合は上がらないし、経営陣はそれをみて「儲からない」と判断するよ。
内容にアドバンテージなんてないのが一番の敗因だねぇ。
Re:困る・・・な。 (スコア:0)
へえ、そうなのか。これって、100万円で仕入れて200万円で売るよりは、1000万円で仕入れて1100万円で売る方がよいってことだよね?なんで?
Re:困る・・・な。 (スコア:1)
経営努力により仕入れのコストを一割下げました。
A君は、90万円で仕入れて200万円で売りました。B君は、900万円で仕入れて1100万円で売りました。
Re:困る・・・な。 (スコア:1, 参考になる)
最も大きな影響があるとしたら、対外的な情報公開に関わる部分ではないでしょうか。
よく「(製品名)の売上額が〜億円を突破」とか新聞記事に書かれたりしますが、売上額というのは対外的に公表可能な数字の中でもっとも商売の特徴を良く表わした数字になります(実際の利益は計算方法や公平性の観点からあまり参考にはならないです)。この売上額をもとに銀行からの出資や株価の変動、他社との取引の適合性が外部から見られるわけです。
そういう理由から、商売をする人にとっては売上額の増加こそが至上命題であり、利益で少しくらいのマイナスが出ても売上額が大きくなる方向に持って行こうとするわけです。
駆け出しの商売人なので間違ってたら修正希望
Re:困る・・・な。 (スコア:1)
最近の企業の傾向としては「トータルで利益を」あげるということが基本になっています
(昔から基本ではあったのですが現場レベルまで徹底が求められて来たってことですが)
Aという部門では赤字を出しつつもBという高値入部門でA部門の分の利益もカバーするという感じです
(所謂粗利MIXという奴です)
Re:困る・・・な。 (スコア:0)
「100万円で仕入れて200万円で売る」のが3ヶ月間しか続かないよりは、
「1000万円で仕入れて1100万円で売る」のが半年間続くほうがいいよな。
Re:困る・・・な。 (スコア:0)
<期間>ってのはどっから出てきたんだ?
Re:困る・・・な。 (スコア:2, 興味深い)
「サポートを売る」「LPIC保持者の収入は高い」などと言う意見を聞くことがあるけど、
サポートを商売にする会社が売り上げを伸ばそうとすると、サポートをやる人間が
その分たくさん働かなくてはいけないという結果になっている。
人間一人がこなせる仕事量は限界があるので、儲けにも限界がある。
サポートをやる人間をたくさん雇わなくては売り上げは伸びないし、またサポートを
やる人間の仕事量もどんどん増やさなくてはいけない。
一人当たりの仕事量が多くなるのだから、収入が高くなるのも当然だ。
でも、いくら収入が上がっても、その分自分の自由に出来る時間が無くなったり、
命を削ってしまっていては「儲かる」なんていえないと思う。
オープンソースが儲かるのは、売り物と近い代物を無料で入手でき、経費が削減できた
利用者が主だろう。
Re:困る・・・な。 (スコア:1, 興味深い)
# 例え罵倒されようとも、無償サポート要求されようとも
ナンセンス (スコア:0)
つまるところ,このコメントの批判は基本的にどんな製造業においても当てはまってしまう。例をあげよう。
オムライスを商売にするレストランが売り上げを伸ばそうとすると、
シェフがその分たくさん働かなくてはいけないという結果になっている。
人間一人が作れるオムライスの量は限界があるので、儲けにも限界がある。
シェフをたくさん雇わなくては売り上げは伸びないし、
またシェフの仕事量もどんどん増やさなくてはいけない。
一人当たりの仕事量が多くなるのだから、収入が高くなるのも当然だ。
でも、いくら収入が上がっても、その分自分の自由に出来る時間が無くなったり、
命を削ってしまっていては「儲かる」なんていえないと思う。
# 一体これに"興味深い"を付けたのは誰なんだろ?
Re:ナンセンス (スコア:0)
すこしでも考えればわかるはずだけど、理解力が極端に不足していたり
考えることをやめている人間も多いみたいだ。
> つまるところ,このコメントの批判は基本的にどんな製造業においても当てはまってしまう。例をあげよう。
あまり別の話にすりかえるのは良くないが、理解力不足な君のために
その話の例で説明しよう。
> オムライスを商売にするレストランが売り上げを伸ばそうとすると、
オムライスの製造を自動化する仕組みを開発し、レトルトとして大量生産。
シェフは商品開発をするだけで、オムライスを手作業で作ったりはしな
Re:ナンセンス (スコア:0)
その証拠にあるソフトの開発が打ち切られたり、会社が倒産したりすると,機能的には変わらないのにそのソフトの価値はガタ落ちする。
となると,オープンソースでない会社が一般的に行ってる"商品を高く売ってサポートはほとんど無料"ってのは明らかに自滅的だ。
だって,ソフトの固定収入で延々と続くサポートを続けれるわけないじゃないか。(市場が飽和する前はできるけどね)
実際に、企業はそれを避けるために,サポートを打ち切るか
Re:ナンセンス (スコア:0)
サブスクリプション方式は、それなりに歴史がありますし、規模の小さい企業や価格の安い製品では採用しにくい方式ですが、サポートコストを得るには良い方式ではないでしょうか。
独占だけが唯一の方法ではないと思います。それに、マイクロソフトの最近の発表などから考えると、サブスクリプション方式にとても興味を持っていると思いますが…
この人の言っていることを落ち着いて冷静に想像してみよう (スコア:0)
> サポートをやる人間をたくさん雇わなくては売り上げは伸びないし、またサポートを
> やる人間の仕事量もどんどん増やさなくてはいけない。
> 一人当たりの仕事量が多くなるのだから、収入が高くなるのも当然だ。
> オープンソースが儲かるのは、売り物と近い代物を無料で入手でき、経費が削減できた
> 利用者が主だろう。
いろいろ制限を付けているようでもあるが,ようするにオープンソースやりゃサポート代で収入上がるし,場合によっては経費削減
Re:困る・・・な。 (スコア:1, すばらしい洞察)
もともとオープンソースはボロ儲け出来るような仕組みでもないので、バブルのノリで来た人々が完全にいなくなりつつあるこの頃ではないでしょうか。企業側の人で、かつじっくり取り組みたい人だけ残ったと。
Re:困る・・・な。 (スコア:0)
来年あたりやバイんじゃないかな~ (スコア:0)
日本はどうするのかな?
Re:来年あたりやバイんじゃないかな~ (スコア:0)
そりゃまあ… (スコア:0)
# おさいふとか
Re:来年あたりやバイんじゃないかな~ (スコア:0)
お金だけ使って何もしない奴多すぎ、経済産業省への言い訳が立たない
Re:来年あたりやバイんじゃないかな~ (スコア:0)
入れ物もだいぶ小さくなってますね。
以下 (スコア:0)
Re:以下 (スコア:1, 参考になる)
OSDL [www.osdl.jp]とOSDN [osdn.co.jp]は違います、/.jp運営は後者です、って。
# ごめんこれ以上は知らない
Re:以下 (スコア:2)