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ユーザー自身の個人情報を特定できる相手へ、 ユーザー自身のプライバシーにかかわる情報が 含まれる可能性のあるコンテンツを公開する場合において、 ユーザー側の手によって匿名性を保証しなければならないとき
です。 たとえば・・・・
ユーザー側が匿名を保証できるネットワークであれば、 ユーザーの責任範囲で匿名を確保した上で、 クレームを相手に送り届けられます。
2次著作行為は認めるが、 2次著作への1次著作権の放棄を認めない著作に対する2次著作物がある場合、 1次著作者と2次著作者が合意の下で匿名性を保証したスペースを作れば 2次著作者が著作を完全に匿名に保ったままへ提供できるようになります。 この場合、2次著作の匿名性が逆に1次著作者の著作権を保護するわけです。
具体的には放送のリスナーコメントとかに応用可能かと。
まあ、いろいろ、あるかと。
確認ですが、複写機など技術的な情報流通の制限だけが専ら表現の自由を脅かしたという証拠はどこにありますか? もしそんなものが存在するならば、ロシアの文学が政治や社会に対するメッセージを高度な表現により隠していたという評価(現時点でロシア文学の最も強烈な特徴として文学界で認められている)は否定しなければなりませんよ。
実際に旧共産圏で行われていたのは、単に技術に対する弾圧だけではありません。政府は作家が出版する作品を一字一句読み、政治的なメッセージがどこかに隠れていないかと必死で探しました。もちろん作家もそれを承知しており、さらに高度な背景や知識がなければ理解できないような表現技法を追い求めたのです。日本で行われている、技術をたたくだけの低俗なイタチごっことは全く違います。結果として、作家どころか国家までもが文学の質を高める役割を果たしていたのですから。
それと比べると、先に挙げられたWinnyの使い方の例は、どうしても流通すること自体や、そのための技術だけを高めようとしているようにしか理解できません。「知る権利」などといいますが、権利を行使して何かを知ったことにより、自分やその周囲は無条件に恩恵を得ることができるのでしょうか? もしそうだとしたら、文学の質なんていうのは世の中で価値を一切持たないということになりますよ。もっとも、アメリカや日本では本当にそういう世の中になりつつあるのは否定しませんが... 少なくとも、Winnyを使っているような人の中に、ロシアや中東の文学を評価できるような人は一人もいないでしょう。そんな人たちにコンテンツを語らせて、実りある結果が出てくるんでしょうか?
IP-addressが固定でなければいいだけのような気もしますけど. 最近だと 繋ぎ変えてもIP-addressが変らないところもあるそうですが.
ddで/dev/zeroから引き出したデータ。コンテンツは空っぽだから著作権の問題は絶対発生しないし、帯域があり余っている人はファイルサイズを調整すれば自分の回線の容量も測定できる。
ISPが何というかは知ったこっちゃありません。
おいしいオリジナルレシピの交換とかに使いたいなぁ…… 「牛すじ肉」「トマト」とかキーワードを入れると、対応したレシピを探してくれる、とか。あとはプログラミングFAQとか。
ファイル共有ソフトは、画像や動画、プログラムといったファイルに含まれる貴重性を失わせ、経済財から自由財にしてしまう仕組み。
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開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー
教えて! (スコア:3, 興味深い)
// 頭が悪いので、「タダでモノをコピーしあう」使い方以外、どうも想像できません。
Re:教えて! (スコア:3, おもしろおかしい)
「タダでコピーしてよいものをタダでコピーしあう」という利点があるのがわかりました。どうもありがとうございましたー。(なるほど)
ところで、Winnyの備えている「高い匿名性」や「exportすればするほど効率よくimportできる」機能って、これを積極的に使った「まっとうな使い方」についても、ついでに教えていただけますでしょうか?
Re:教えて! (スコア:2, 参考になる)
Winnyのノードは、ゆるいピラミッド型に繋がってデータをリレーしています。
(速い回線は上の階、遅い回線は下の階。具体的には、
「自ノードと回線速度が違いすぎる場合、切断」というアルゴリズム。)
速い回線は速い回線同士、遅い回線は遅い回線同士で繋がる事により、
帯域の性能を無駄なく生かす事が出来ます。
光回線の人がダイヤルアップ回線の人からデータをもらう、
なんてのは非効率的ですしね。
ついでに、データの中継ポイントとして自分より高い位置のノードを
経由する事により、中継地点がボトルネックになる可能性を
減らすことが出来ます。
(光と光の間に56kの中継が入ると、ボトルネックになります。)
という訳で、外からは「アップ沢山する→ダウン沢山できる」と見える訳です。
中から見ると、クラスタ全体の回線を効率良く使うための工夫です。
Re:教えて! (スコア:1, 興味深い)
仕事でやってるので、見つかると上から怒られる…でも作ってみたいんだよぉ!的な。
他には、技術が未熟で今名前が売れられると不味い人なんかが、練習と市場傾向を調べる場としても使えますね。
あぁー、あいつ昔あんなの出してたヘタレでしょ?って言われたくない恥ずかしがりやは結構いそうだし。
2chにも見られることですが、発表の参入障壁が低くなるかと。
本音で軽く話せ、中身のない話でも許される2chを土台として、MLやWikiの内容が充実する(こともある)ように
匿名メディアが非匿名メディアの足場となり得る、というのが匿名メディアの私が考える一番の可能性ですね。
クリエイターにいかに利点を認識させるかが、今後のP2Pの鍵でしょう。
# 匿名の臆病者なのでAC、これを文章以外でも使えたら…
Re:教えて! (スコア:1)
確実に有益だと思うのですが、いかがなもんでしょうか。
よく小学校の先生なんかで気合いの入った教材作ってる人がいますよね。例えば「教材」で地引き網方式でダウンロードして、良くできているものを使うなんてこともできるわけです。
こういったノウハウが共有されれば日本の教育は大きく変わると思います。
Re:教えて! (スコア:1)
Re:教えて! (スコア:1)
まぁ、それでも度が過ぎればダメですが。
さらに「教育の名のもと」に違うことやってたら、もっとダメですけど。
高い匿名性のつかいみち (スコア:1)
使い道はシンプルに、
ユーザー自身の個人情報を特定できる相手へ、
ユーザー自身のプライバシーにかかわる情報が
含まれる可能性のあるコンテンツを公開する場合において、
ユーザー側の手によって匿名性を保証しなければならないとき
です。
たとえば・・・・
ユーザー側が匿名を保証できるネットワークであれば、
ユーザーの責任範囲で匿名を確保した上で、
クレームを相手に送り届けられます。
2次著作行為は認めるが、
2次著作への1次著作権の放棄を認めない著作に対する2次著作物がある場合、
1次著作者と2次著作者が合意の下で匿名性を保証したスペースを作れば
2次著作者が著作を完全に匿名に保ったままへ提供できるようになります。
この場合、2次著作の匿名性が逆に1次著作者の著作権を保護するわけです。
具体的には放送のリスナーコメントとかに応用可能かと。
まあ、いろいろ、あるかと。
いなんず[いつでも前向きでイタい]
Re:教えて! (スコア:1)
前者に関しては,ひとまずプライバシ保護の観点から考えると必須の機能かと思います.
Re:教えて! (スコア:1, 興味深い)
そもそも、WinnyはまったくUpしなくても十分DLできます。
(十分には個人差があるでしょうが(笑))
逆にMXはまったくUpしないとちょっと厳しいですね。
UpするとDownが「増やせる」だけであって、またUpは中継も含む
ので、自分から何も発信しなくても十分にDown数は稼げます。
「何を流すか」で増やせるのではなくて、
「流せる速度を持った回線か」で増えているわけで、
違法ファイル/合法ファイルのアップ云々とはまったく別問題
だと思います。
Re:教えて! (スコア:1)
内容ではなく、あくまで方法について限定すれば。
これとキャッシュによる効率的な転送の仕組みは、優れていると思いますよ。
合法とか非合法を区別しない仕組みです (スコア:1)
その気になれば合法的なもののアップだけでも
非合法なものをゲットできます。
確か、素で2コネクションから同時にDownできて、あとは上り帯域を使うとDown枠が増えるはず。
だから、需要さえあればOKです。
本人がアーティストなら、それほど困難じゃないでしょう。たぶん。
Re:教えて! (スコア:2, すばらしい洞察)
・オープンソースソフトの配布。特に新バージョンリリース直後
・インディー/アマチュアアーティストの楽曲配布
・ゲームの体験版/デモの配布
・インディー映画の予告編
とっさに思いついた例だけなので、まだまだ他にも便利な活用方法はあると思いますよ。
私はテクノ・トランス系音楽をよく聞くので、世界中のインディーDJの曲をBitTorrent [bitconjurer.org]などで落として聞いています。
-------------------------------------
「早くアレゲになりた〜い」by エセあれげ人間
Re:教えて! (スコア:2, すばらしい洞察)
P2P自身あると思いますけど
匿名でファイル共有目的で作られたソフトにないでしょうね。
真っ当なら匿名である必要はありませんし
必要なら郵送で送りましょう。
P2Pでノードをお互いに繋いで電話じゃないが
それに似たようなものが作れたのかもな。
実験的ならファイルサイズの限定を行うべきだったと思うし
人数を限定するとかしてればここまで大きくならなかったでしょうね
#何処かの掲示板見たのですが、旧日本軍の資料を 何方かWinnyで流してくれ
#ってメールアドレスを書いている人がいました。
#要は匿名でなくても構わないのですが
#個人間で大容量の送信する部分がインターネットでは欠けている
#と思いましたね。
Re:教えて! (スコア:1, 興味深い)
オンラインで送れるなら送ってしまうほうが楽な場合が多いです。
#電話とFAXがあるんだからe-mailなんかいらん、って言っていた
某会社の幹部の発言を思い出しましたよ(笑)
(ほんの数年前の実話です)
>P2Pでノードをお互いに繋いで電話じゃないが
>それに似たようなものが作れたのかもな。
ICQとかhotlineとかですかね。
メッセンジャーも今はできるんだっけ?(未使用なのでわかりません)
たぶん似たようななソフトはいくらでもあると思います。
>実験的ならファイルサイズの限定を行うべきだったと思うし
ファイルサイズを制限すれば分割するだけっしょ(笑)
それはwebに上げられているころからの鉄則(ぉ
人数を限定しないところが(MXと違い)実験の趣旨の
一部だったと思います。
>#個人間で大容量の送信する部分がインターネットでは欠けている
まあ窓ユーザーばっかりになればメッセンジャーでいけるん
じゃないですかね?
そもそもwinnyだって窓用だし。
前述のICQ、hotline等もずいぶん前からありますし。
IRCのDCCなんかも便利ですね。
むしろ不足しているのは
「情報を持っている人」と「情報を欲している人」とのコンタクト
の場所が少ないということではないでしょうか。
たとえばここのような掲示板、ML、IRC、なんかを見回しても
積極的に主張&参加しない限りは誰がどういう情報を持って
いるかさえわからないわけですし、そこいらじゅうでクレクレ君
やるわけにもいかないですしね。
思想年代生活にこだわることなく情報をシャッフルして、
情報を持っている人と情報が欲しい人を繋ぎやすくする
手段として匿名P2Pは有効であると思います。
(違法であるかどうかは置いておいて、の話)
#ちょっとまずいのでAC
Re:教えて! (スコア:2)
winny を配布する。
#ちょっと言ってみたかっただけです。ごめんなさい、ごめんなさい。
Re:教えて! (スコア:2)
しかし、Winny2にはBBS専用モードというものがあり、そのモードではファイル交換はせずにP2P匿名掲示板を利用することができます。責任の所在はBBSノード管理者とすることができるので、2ch程度の管理でいいのであれば、合法的な使用法ではないかと思われます。
ただし、通信相手を探すために非BBS専用ノードを含む初期ノードデータベースを管理しますので、初期ノードBBSの運営が違法という判断がなされるなら、BBS専用Winnyの起動も違法となるかもしれません。
Re:教えて! (スコア:2)
現在の我が国では、「どうしても」と言うほどの必要性は内かもしれませんが、『思想』の表現を匿名で行えて、さらに手軽に流通させることができる、という仕組みは画期的かつ非常に重要なことだと思います。
これまで『出版』→『流通』はどうしても一握りの主体者に責任・権限が集中せざるを得なかったため、そういったことをコントロールすることができました。しかし winny のようにかなりの匿名性を有して情報を流通させることができるツール自体の存在はとても重要でこれを安易に手放すようなことがあってはいけないと思わなくもないです。
まぁ、たとえ話になってしまいますが、こういうことを想像してみてはどうでしょう。winny で「例の文藝春秋の記事が流れる」とか、「通常の流通経路には載せられない文書が流れる」とか。それはプライバシ侵害かもしれないし、猥褻物として取り締まられたものかもしれない。でも知る権利、知った上で判断する権利とどちらが優先するのかも含めて判断材料が手に入る可能性はとても大切です
そういった意味では、技術の視点から既存の法体系に喧嘩を売った(著作権法だけじゃなく)、ということにもなりますよね。個人的には「よくやった」と賛辞は惜しまない気分です。
今の日本では概ね経済原則だけで出版、流通の可否が決まりますが、戦前・戦中・戦後のGHQ占領時代では出版・流通が厳しく制限されていた時代もありました。また、チャウセスク時代のルーマニアなど旧共産圏の、特に独裁国家では情報の流通・コピー機の使用などが想像を絶するほど厳しく管理されていた、という事実もあります。
憲法二十一条に照らしてもこういったツールそのものを闇に葬ることのないようこの裁判の行方は注目しなければならないと思ったり。
作品のよさが分からんヤツがコンテンツを語ってもねぇ (スコア:1)
確認ですが、複写機など技術的な情報流通の制限だけが専ら表現の自由を脅かしたという証拠はどこにありますか? もしそんなものが存在するならば、ロシアの文学が政治や社会に対するメッセージを高度な表現により隠していたという評価(現時点でロシア文学の最も強烈な特徴として文学界で認められている)は否定しなければなりませんよ。
実際に旧共産圏で行われていたのは、単に技術に対する弾圧だけではありません。政府は作家が出版する作品を一字一句読み、政治的なメッセージがどこかに隠れていないかと必死で探しました。もちろん作家もそれを承知しており、さらに高度な背景や知識がなければ理解できないような表現技法を追い求めたのです。日本で行われている、技術をたたくだけの低俗なイタチごっことは全く違います。結果として、作家どころか国家までもが文学の質を高める役割を果たしていたのですから。
それと比べると、先に挙げられたWinnyの使い方の例は、どうしても流通すること自体や、そのための技術だけを高めようとしているようにしか理解できません。「知る権利」などといいますが、権利を行使して何かを知ったことにより、自分やその周囲は無条件に恩恵を得ることができるのでしょうか? もしそうだとしたら、文学の質なんていうのは世の中で価値を一切持たないということになりますよ。もっとも、アメリカや日本では本当にそういう世の中になりつつあるのは否定しませんが... 少なくとも、Winnyを使っているような人の中に、ロシアや中東の文学を評価できるような人は一人もいないでしょう。そんな人たちにコンテンツを語らせて、実りある結果が出てくるんでしょうか?
Re:教えて! (スコア:1)
Re:教えて! (スコア:1)
「タダでコピーしてよいもの」をコピーすればいいんじゃない?
Re:教えて! (スコア:1, 参考になる)
だけで十分合法的利用方法では? 配布する側もタダ、受け取るほうもタダ。
特に配布する側は、今まで容量の大きなファイルや、たくさんダウンロードされることが予測されるファイルを配信するには、結構なお金がかかっていることも多かったですし。
ただ、著作権者に無断である、許可を得ていないという部分が違法であるというだけで。
Re:教えて! (スコア:0)
ことだと思うんですが。
Re:教えて! (スコア:1, すばらしい洞察)
下のほうにあったレシピについても、どんなレシピを配信しているかを見れば、その人の嗜好や興味が分かってしまいます(ダイエットとかさ)。
そういうのを誰かが使って、詐欺商法に利用したりするかもしれませんねえ。
※ということで怖いので AC
Re:教えて! (スコア:1, すばらしい洞察)
配信者の情報を、受信者すべてが特定できる必要はないでしょ。
例えば電話なんて、番号が通知されてても、一般的に逆引きはできない。
まぁ電話帳を電子化して検索可能なものが売られてるけど、電話帳に載せてなければ、それにも載らない。
でも事件性があるなどで手続きを踏めば逆探知できるよね。
その程度の匿名性で、何か不都合がありますか?
Re:教えて! (スコア:1)
IP-addressが固定でなければいいだけのような気もしますけど.
最近だと 繋ぎ変えてもIP-addressが変らないところもあるそうですが.
Re:教えて! (スコア:1, すばらしい洞察)
>ことだと思うんですが。
まさにその通りだとおもいます。
と、いうことは 匿名性の技術こそが罪に問われているわけです。
これで有罪になれば、「インターネット上で流す情報は全て非匿名にすべし」
という法ができたと同じですね。
その法はつまるところ、匿名性の技術の息の根をとめて、すべての情報がお上に管理される世界への道を舗装しているわけですが、そんな世界でいいの?
Re:教えて! (スコア:1)
タダでモノをコピーしあうことが自動的に違法だということではないですよね?
Re:教えて! (スコア:1)
商用ソフトベンダだって、パッチを流す手段にもなります。
(Windows Upadteが、つながらないってこともなくなります)
アマチュア、インディーズ系のミュージシャンとか、
フィルムメーカー達にとっても公開手段がひろがるでしょう。
企業が広告ムービーを流すという手だってあるし、
著作権がきれてるコンテンツだっていっぱいあるし。
なんつーか、そういう真っ当な利用法が検討されないまま、
ひたすら規制の方向に行ってしまうのは、非常にもったいない気がします。
Re:教えて! (スコア:2, 興味深い)
一度、フリーウェア作っている知人に話をしたとき、以下のような結論になりました。
・現状のWinnyでは、クリティカルなバグがあったときに、緊急で配布停止が出来ない。
・問題がある旧バージョンの流通を停止することも出来ない。
#この辺を改善できればいいんですけどね。
Re:教えて! (スコア:1, 参考になる)
という意見もあります。
逮捕が無ければ今後も改良されたことでしょう。
最新版だけに需要があるわけでは無いし、信頼できるハッシュキーを指定してダウンロードするようなインターフェースを使えばいい。
現状、ソフトウェアの配布には向かないと思いますが、
とりあえずファイル名は[最新版]じゃなくて日付入れるべきですかね。
Re:教えて! (スコア:2, すばらしい洞察)
論点がズレているようです。
(#559450 [srad.jp])のAC氏がおっしゃりたいのは、
「再配布許可したらどのみち自分でその再配布を止められない」
ということを言いたいのだと思います。
再配布を許可すれば、P2Pでなくてもどのみち作者が把握し切れない再配布者に対して再配布を停止させるのは事実上不可能ですから。
もちろん「再配布する際には必ず連絡の取れるメールアドレス等を記載して作者に知らせてください」という条項が存在したと(して、再配布者全員がそれを遵守)すれば、作者は「緊急で配布停止」を再配布者全員に知らせることで対処が可能かもしれませんが。
# ちなみにGPLとかにはそういった条項はありません。念のため
Re:それ、問題なの? (スコア:1)
NetNews でいうところの、cancel とか supersedes みたいなことができれば結構便利だと思うのですが…
まあ、匿名性を維持したまま、安全にそういうことが出来るようにするのは難しいとは思います。
思想の多様性への配慮(Re:それ、問題なの?) (スコア:1)
P2P(と言うよりノード形式での分散サーバ)での安易な削除機能の実装は逆に危険だと思います。
何を言わんかとしてるかというと、配布者が匿名であった場合、第三者が自分に都合の悪い記事やデータへの削除命令を安易に出せてしまうので、P2P網自体が破綻してしまう危険性が出てくる。
NetNewsの世界だと、某氏のサーバからjapan.binaries.*の記事への連続自動キャンセル発行が行われ、結果多くのサーバからデータが失われ大騒ぎになった事がありました。
確かにキャンセル対象の記事はエロ系画像でトラフィックを喰う物でしたが、某氏の思想を全体に押しつける結果となりました。
このような故事を考えると、安易な配布停止機能によってP2P網がバラバラにされる危険の方が、「間違った」ファイルの配布に伴う危険よりもずっと高いと思うのですが。
# 実際、現状のP2Pのバイナリのみでは信頼が出来ない。どっちにしても
# 公式のサイトなりミラーなりから情報を入手しないとダメでしょう。
Re:思想の多様性への配慮(Re:それ、問題なの?) (スコア:1)
一次配布者にのみ可能なようにする仕組みを実現しないといけないと思います。
今でもトリップという一次配布者識別情報がありますから、その延長で、
・配布ファイルには一次配布者の公開鍵をつけて、
・cancel/supersedes には一次配布者が秘密鍵で署名する
ようにすればいいかなと思いました。
でも、このやり方だと、一度ダウンロードしたものを
すかさずアップフォルダーに入れてしまうと
もう制御不可能になるんですよね…
Re:それ、問題なの? (スコア:1)
していまが、それなりに制作側で流通を制限することも出来ます。
Winnyに関しては制作側だけでは配布を制限することが出来ず、旧ファ
イルが永遠に残ります。
(他のファイル共有ソフトは今回は対象外)
旧バージョンの使用は、own riskかもしれませんが、やっぱりある程度は
制作側で面倒を見て、出来るだけ安定したモノを使って欲しいというのも
あります。
Re:教えて! (スコア:1)
要するに、「流しても良いもの」を流す用途には大手を振るって利用できます。
いくらWinnyといえども、無から何かを生み出すわけではありません。
何らかのソースがあってはじめてその効力が生まれます。Winnyはそのバケツリレーを実現したに過ぎないのです。
情報発信には、いろいろなやり方があると思いますし、それが匿名ではいけないという理由はありません。
たとえば、風変わりな料理のレシピを公開した人がいたとします。
それをWebやblog、掲示板に書いたとすると、必ず聞いたり質問されたり、
場合によってはケチをつけたりする人もあるでしょう(お腹壊したとか)。
実は割とこういうケースはあるらしく、それが個人での情報発信の大きな妨げになっているとも思えます。
身近な例では、車の改造法をWeb公開していた人が、しつこくサポートを要求されて、ページを閉鎖したというのがありました。
できれば発信元を特定したくないが、自己責任で利用する心ある人には情報を提供したい、という人もいるでしょう。
2ちゃんねるがここまで大きくなったのも、(犯罪や事件に関係ない限り)、個人が特定できないからだともいえます。
そういったことに活用できませんかね。
そうは言っても、 (スコア:1)
結局、怪ファックスと同じじゃないですか。車の改造にしても
変なレシピにしても、実際なんか問題を含んでいて、それに対して
コミュニケーションがうざいからって言うのなら、始めからそんな
ネタを公にしなきゃ良いので。
それに2ちゃんねるは、半匿名でサイト管理者側ではある程度の
特定が出来ることからWinnyと同列で語るのはどうかと思いますが。
Re:そうは言っても、 (スコア:1)
んーそうすると、個人で情報を提供するにはかなりの労力が必要となりますね。
マスコミとかは、情報に対する対価を得て、苦情受付窓口を用意できるわけですが、個人からの情報はそこまでの労力をかけるほど利益も対価も無いわけで(苦笑)
責任のある情報を求めるのであれば、雑誌とかマニュアルとかに求めれば良いのです。
インターネット上の無料情報にそれを求めてはまずいでしょう
で必ず責任をとなると、提供されていたかもしれない「自分で判断して責任を取る事を前提に提供された情報」と言うのが無くなる事が懸念されます。
それでは、自分で情報を判断・吟味して雑多な情報のなかから良いものを見つけ出すことすら不可能になります。
自分でその有益性を判断して自己責任で使う側にとっては情報が出てこなくなることの方が好ましくない状況でしょう
>結局、怪ファックスと同じじゃないですか。車の改造にしても
>変なレシピにしても、実際なんか問題を含んでいて
いや、情報の補償が無いと駄目ならそんなのゴミ箱に捨てれば良い訳で..
別に受け取った側は必ず実施しなければならないなんて強制はされてないでしょ?
いくつか思いつきますが、とりあえず一つ。 (スコア:1)
「自分の興味の対象については周囲に対して匿名性を維持したい」
「でもトラフィックを緩和しないとがパフォーマンスが得られない」
というような時に有効と思われます。
参考 [goo.ne.jp]
Re:教えて! (スコア:1)
Re:教えて! (スコア:1)
著作権は絶対侵害しないデータ (スコア:1)
ddで/dev/zeroから引き出したデータ。コンテンツは空っぽだから著作権の問題は絶対発生しないし、帯域があり余っている人はファイルサイズを調整すれば自分の回線の容量も測定できる。
ISPが何というかは知ったこっちゃありません。
Re:教えて! (スコア:0, オフトピック)
そのうちコロンブスの卵的な発想が登場して世間を席捲するかも知れません。
あなたにも考え付くチャンスがありますよ。
And now for something completely different...
Re:教えて! (スコア:0)
おいしいオリジナルレシピの交換とかに使いたいなぁ…… 「牛すじ肉」「トマト」とかキーワードを入れると、対応したレシピを探してくれる、とか。あとはプログラミングFAQとか。
ファイル共有ソフトは、画像や動画、プログラムといったファイルに含まれる貴重性を失わせ、経済財から自由財にしてしまう仕組み。
Re:教えて! (スコア:1, すばらしい洞察)
帯域の負荷分散が目的な気がします。(うまくいえないけど)
ISOファイルや教材の配布にはぴったりでしょうね。
配布元が匿名である必要性って、かなり限られた用途であり、
その用途の為に広域ノードを保持できるほどの規模が
構築できるとは思えませんねえ…
レス元には関係ないですが、
Winny の話ではよく他のP2P技術を使ったシステムが
引き合いに出されますけど、わざとP2P全体の問題に
拡大解釈しようとする意見が散見されます。
きっちりと分けて議論して行ってもらいたいとこですね。
Re:教えて! (スコア:1, フレームのもと)
警察や役所にタレコんでも握りつぶされる可能性が高いし、匿名掲示板やWEBページでは削除されたり身元を割り出される危険性がある。
(悪マニなんかを想定して欲しい)
そういう人にとってはnyの掲示板の様な(私はnyを使ったことがないので伝聞で言ってますが)システムは非常に有意義なものになる。
Re:教えて! (スコア:1)
/K
Re:教えて! (スコア:1)
Re:教えて! (スコア:1)
でも、ある意味、最強のバックアップ環境だと思うんですよ。
一度流れた情報は絶対に消えないわけで。。。
#核攻撃にも耐えうる世界規模の分散バックアップ
もし、回線速度が無限に速くなれば、
デスクトップ情報を暗号化して winny ネットワークに流して、
マシンが壊れたら、そのデータでリストアとか、
遠隔地で、その情報を引き出して、、、
なんてのも可能だったのかも。
by rti.