「ブット元首相暗殺」マルウェア、驚異的な速さで確認される 20
マルウェアも神速 部門より
Ars Technica記事より。今月27日のブット元首相暗殺事件については世間的な大ニュースになったことでもありご存知の方も多いことと思うが、Trend Microの研究者がそのブログ記事で、暗殺事件について検索したユーザを標的としたJavascriptベースのマルウェアを確認したことを報告している。スクリプトはさらにトロイの木馬TROJ_SMALL.LDZをダウンロードしようとし、これがさらにWORM_HITAPOP.OとTROJ_AGENT.AFFRの2つの悪意あるファイルをダウンロードしてインストールするということだ。このようにニュースを利用してユーザを釣ろうとするマルウェアは新しいものではないが、以前のスマトラ島沖地震をネタにしたマルウェアと比較すると、24時間以内という時間で出現したことは驚異的な速さであるとしている。