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テクノロジー

3Dプリンタで作ったチタン製自転車パーツ 52

ストーリー by hylom
耐久性は大丈夫なのだろうか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

DMM.makeがデザイン会社Triple Bottom Lineと共同で、3Dプリンタを使って作成したチタン製パーツを使用した自転車フレーム「DFM01 OUSIA」を発表した。完成車重量は約7kgと、チタン製ながらフルカーボン製フレーム並の軽さを実現しているという(Engadget)。

チューブ部分についてはカーボンパイプを使い、それらを接合する部分やギヤ取り付け部分などに3Dプリンタで作成した部品を使用しているとのこと。部品の接合には接着剤を使用しているという。現時点ではプロトタイプとのことだが、製品化も考えているとのことで、その際の価格は50~70万円程度になるという。

とはいえ、強度や性能面でのデータが明かされていない状態なので一抹の不安も残るが……。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by QwertyZZZ (8195) on 2015年04月16日 13時30分 (#2798271) 日記

    物自体は、自転車をイマイチ知らないブルジョアに売る気としか見えない。
    ヘッドまわりもBBも、チタンの部品として売っている物をわざわざ3Dプリンタで、
    それも全然持ち味を生かさず使って何がしたいんだか。

    3Dプリンタ云々言うのなら、この位 [gizmodo.jp]はやって欲しい。

    • by Anonymous Coward

      チェーンステーをまるごとチタン・モノコックにしてるのはまあ目新しい
      果たして乗り心地はどんなものなのか?

      • by QwertyZZZ (8195) on 2015年04月17日 14時35分 (#2799055) 日記

        そこは素直にパイプをハイドロフォーミングしてからCNC仕上げでもすれば、ずっと良い様に思いますが。
        そうすれば完全に一体で3Dプリンタ用に限らない豊富な材料が使える。
        スーパーレコードとかバネまでチタンですよね。
        それ位今のチタン合金は性格の幅が広いですよ。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        そういえば昔あった(今もまだある?)ロータス・ブランドのカーボンモノコック・フレームはモノコックが共鳴してカラコロ楽しい(?)音がしたものだが、チタンだと音はどうなるのかな?

      • by Anonymous Coward

        チタンモノコックって言っても接着だからなあ。
        3Dプリンタ焼結用は旧態依然たる64チタンの類だし、そっちも期待できない。
        つかチェーンステーなんぞどうにかしたければ、材質変えてハイドロフォーミングかけて実質モノコックで乗り心地作れば良いだろうに。
        でも実はチタンの場合、クロモリ同様に弾性率と衝撃吸収率のバランスが良いので未だにパイプをそのままで使うメーカーが多い。

    • by Anonymous Coward

      金持ちはそういうのには靡かないよ。

      人に誇れるストーリーが何も無いもの。

      50万のフレームで完成車重量6.8kgにしかならないフレームなんて今時マニアですら買わない。

  • by Anonymous Coward on 2015年04月16日 13時32分 (#2798274)

    むしろ事故が起こらないわけがないだろう。

  • by Anonymous Coward on 2015年04月16日 14時02分 (#2798300)

    重さがあまり変わらず価格が高いこれを買う理由が思いつかないです(プロトタイプなので買えないでしょうけど)。技術的にすごいとは思います。

    • by Anonymous Coward

      接合部分の角度とパイプの長さを変えれば、フルカスタムのフレームができるのである意味凄いと思うけどなぁ。

      • by Anonymous Coward

        それって今までも中小のフレームビルダーがやってた事なんだけどね。
        クロモリは有名だけど同じラグを使ってチタンやカーボンのフレームを作っているビルダーもある。

        今回新しいのは3Dプリンターでラグを作っただけしょ。

  • by Anonymous Coward on 2015年04月16日 14時16分 (#2798310)

    確かに部品だけど、フレームをパーツと呼ぶのはモヤッとする

    • by Anonymous Coward

      フレームを構成するパーツ(ラグ)に使ってるので特に違和感はないきがしますが

    • by Anonymous Coward

      よく読みましょうよ。
      ここで言ってるパーツって”自転車のパーツ”じゃなくって”自転車フレームのパーツ”じゃないか

      >チタン製パーツを使用した自転車フレーム

      とあるしね

      ついでにリンク先読むと「ヘッドクラスター、ボトムブラケット、チェーンステー」がプリントアウトして作られたパーツだそうです

      #でも、3Dプリンタの金属って組成的にどうなんだろ?鋳造鍛造と比べたら劣らないのだろうか??

      • by Anonymous Coward

        レーザや電子ビームを利用したチタン材料(Ti6Al4V,一番ポピュラーなチタン合金)については
        ASTM(アメリカの工業規格)に既になっています.F2924です.近いうちにISOにも反映されるでしょう.

        http://www.astm.org/Standards/F2924.htm [astm.org]

        上記は購入しないと読めませんが,他で引用されている文献より要求値を確認すると,
        強度と伸びはTi6Al4V鍛造材(ASTM Grade5)と同じ値を示しています.
        十分な機械特性ではないでしょうか.

  • by Anonymous Coward on 2015年04月16日 14時34分 (#2798326)

    > チューブ部分についてはカーボンパイプを使い

    乗り心地悪そうだな

    • by Anonymous Coward

      ネタにしてはつまらないのでマジレスしますが、ここでいうチューブというのは
      フレームチューブ、つまりフレームを構成するパイプのことです。

      • by Anonymous Coward

        しかし、自転車でチューブと検索するとタイヤチューブがどっさりと引っかかるこの事実・・・

        自転車のフレームについてはここ [wikipedia.org]に書いてあるので参考にしてね

        # しかしフレームパイプだと思ってたらフレームチューブなのね(違いがようわからん)

        • by Anonymous Coward

          まぁ、タイヤチューブにもカーボン使ってるだろうしなぁ。

  • by Anonymous Coward on 2015年04月16日 14時40分 (#2798334)

    >チタン製ながらフルカーボン製フレーム並の軽さを実現しているという
    接着カーボンじゃん。
    アルミやチタンのラグで繋いだのも過去には有ったよ。
    探せば今でも有るかも。
    モノコックで作るのが楽になったから減っただけで。
    素人騙そうというのか知らないけど、その程度は軽量クロモリでも可能なのだが。
    例えばMIYATAのクロモリ [miyatabike.com]。
    あ、ゴメン。もうちょっと軽いわ。

    • by Anonymous Coward

      つうかこれってチタン粉末を使った焼き物だよね。
      チタン材のパーツもあるのに、焼き物をチタン製パーツと言われると何だかなあって思う。
      素人騙すのってそんないいのかね。

    • by Anonymous Coward

      LOOKやTIMEのフレームは今でも接着では?
      ラグはカーボンだろうけど。

      • by Anonymous Coward

        最近はモノコックとラグのハイブリットみたいな構造に

  • by Anonymous Coward on 2015年04月16日 14時44分 (#2798340)

    耐食性はチタンに劣るが、強度/密度 比はジュラルミンの方が上でしょ。
    チタンの疲労限度の有無は知らないが。

  • 3Dプリンタで作る場合は、従来では不可能だった形状が作れると言うメリットがある。
    一方でデメリットとしては、焼結である関係上、どうしても鍛造パーツなどに比べて強度が劣るという欠点がある。

    さて、これはどうだろう?
    ただ3Dプリンタで作りましたというだけではないか。3Dプリンタの良さを全く生かしていない。

    特殊な接着剤を使っていると言われても、3Dプリンタで作るなら、継目なしの一体造形で作るべきで、接着剤を自慢とかありえない。恥じるべきだ。形状も切削で十分に作れるものばかり。そして、切削で作った方が価格も安くできるだろうし、強度も高いからさらに軽くできるだろう。

    ただ3Dプリンタで作ったと自慢すれば売れる時代はもう終わり。
    というか、終わらないと次の段階には行けない。
    この手の虚業屋はしらないが、実業を担う産業界は次に行こうとしている。
    こういうまやかしはもうやめろ。

    • 「フルカーボンの他社製トップモデルとほぼ同じ重量を実現し、競技用車両に求められる性能だけでなく、意匠面、ユーザー個々人に合わせたカスタマイズ性なども追求している。」

      と書いてあるので、そもそもカーボンなどに比べて性能がいいというつもりはなくて、性能は最低限レースに使えるものができたので、あとは自由に意匠や角度などがカスタマイズできるよ、ということではないでしょうか

      お気に入りのアニメキャラを立体的に彫りこんだ痛チャリがつくられるような予感がします

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        (空気抵抗的に)邪魔な胸・・・
        でもあの人なら72も問題なし!

        • by Anonymous Coward

          取り付ける方向次第では流体効果を得られそう

          #おっぱいダウンフォース!

    • by Anonymous Coward

      背景として、今までのラグフレームはロウ付けや接着で個人規模でも比較的簡単に好きなジオメトリのフレームを作れたが、ラグの入手が難しくその形状も限られていた(=デザインやジオメトリが制約されていた)、という事情があります。ラグの3Dプリントでこの制約から開放されて、例えば自分の体に合わせたジオメトリを設計したり、リカンベントやハンドバイクのような特殊な形状のフレームの自作に用いたり、今回のように装飾的なラグ形状を追求したり、という可能性が考えられています。
      フレームまるごとの3Dプリントの研究をしてる人もいますが、ロードフレームは大部分が直線パイプで構成できるためラグだけプリントしてコストを抑えるというのも理にかなっています。

      • 加工に詳しくない人ほどこういうこと言うけど、それらは全て切削のほうが安価で3Dプリンタでやる意味は無いって事なんだよ。
        そういったことは、CAD/CAMで実現されている。3Dプリンタを待たなくてもね。そっちのほうが安価で高強度だ。世界規模でみてもまだ100台も存在しない金属3Dプリンタをあてにしなくても、そこらの町工場で普通においてある多軸マシニングセンタでできる。

        3次元 CADで設計ができれば、精度問わずでよければ加工屋に流せば加工してくれる。精度問わずで流しても、3Dプリンタよりも二桁は精度良く作ってくれるだろう。現状3Dプリンタには分解能という概念はあっても、精度という概念は無きに等しいので。
        もちろん治具や加工検討は3Dプリンタよりは必要になるケースもあるだろうが、それを上まわるほど現状3Dプリンタ出力そのものが超絶にコストが高い。
        さらに今回は、設計の部分も3Dプリンタのメリットを生かしてないので、使う意味は無い。

        デザインだけ見たいのならば、金属切削して作ったものに、装飾部分だけ張り付けるのが最適だってのは分かりきってる。
        まともな能力もっている技術者ならば、3Dプリンタ使ってますなんてのはハッタリであり意味が無いことを知っているし、内心苦々しく思っているだろう。
        3Dプリンタを使わない方が現実的に良いものが安価にできると言う事を知らずにこんなものを作ってるなら、普通に無能でしょう。素人といってもいい。
        今回はデザイン事務所が主導しているようなので後者だと思われるが、とりあえず今すぐまともな機械設計事務所にかけこむべき。

        フレームまるごとの3Dプリントの研究をしてる人もいますが、ロードフレームは大部分が直線パイプで構成できるためラグだけプリントしてコストを抑えるというのも理にかなっています。

        これは順序が逆で、製造上の理由で直線パイプの構成になっているだけだよ。自転車の荷重を与えて、コンピュータで最適化の計算させると、フレームは有機的な曲線を描き、内部は単純なモノコックにはならない。ここで設計屋が「こんな形状で作ってくれ」と現場に持ち込むと、現場の怖い技術者の方が「んなもんできるわけねえだろ。アホかお前。だいたい製造の事を考えずに設計するとか何を」と一蹴の後に小一時間説教されることになり、実際には製造できる単純な形状で置き換えられていく。
        それを、3Dプリンタを使えばそのまま出力してみる事ができる。それらを直接製造する事ができるならばメリットがある。

        単純なフレーム形状が最適解ではないのは、産業史的にもこれは裏付けられていて、自動車は当初は単純な形でフレームが形作られていたが、力の方向などを考慮して、今は多数の断面が組み合わさってできている。

        つまり、どこまでが既存の技術で可能で、どこから先に積層造形が生かせるか、十分に見極める事が大事。
        でないとこういう「3Dプリンタでつくった」という事しか宣伝文句のないものを掴まされることになる。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          何年前の話でしょう?
          別に書きましたが強度は十分に出ていますし,コスト的にもマシニングセンタ等の
          機械加工製品に近づいています.(マシニングセンタもそこそこに高価)

          > 世界規模でみてもまだ100台も存在しない金属3Dプリンタ

          今や,一工場に100台並べて量産しよう,という世の中です.

          http://www.3dprinter.net/when-will-additive-manufacturing-arrive [3dprinter.net]

          こういう工場のイメージです.自分も以前は「所詮,試作や少ロットでしょ?」と
          言っていましたが,本気の企業は量産に持っていこうとしている状況です.

          • ちょっと夢見すぎですね…。

            何年前の話でしょう?

            今年の2月に情報を仕入れたのが最後です。以下の話はそこらへんだと思って聞いて下さいね。
            この時、金属3Dプリンタについては、商社の人は、研究施設のような所に、まだ数台入れただけだという話を聞いていますよ。

            別に書きましたが強度は十分に出ていますし

            この
            http://srad.jp/comments.pl?sid=656272&cid=2798396 [srad.jp]
            上の材料強度と加工後の強度を混同されたコメントをしている話なら、全然違いますよ。金属は叩かれ打たれると物性が変わります。針金を何度も折り曲げていると、硬く脆くなりますよね。規格に乗っているのは、材料その物の強度のことなので、ほぼ変わらないのは当たり前です。そして、それで判断するのは間違いですよ。
            実際に3Dプリンタで出力したらどうなるか?が論点です。そして、金属の3Dプリンタはまだまだ各社特性がかなり異なります。研究レベルのものを加えればさらに。そんな状況で一概に言うのは、完全に間違いで、材料の事を知らなすぎると言わざるをえません。
            どのメーカーに聞いても、実用上は問題ないと言う言い方はするところがありますが、無垢材と同等だ等と言う所はありません。

            コスト的にもマシニングセンタ等の
            機械加工製品に近づいています.(マシニングセンタもそこそこに高価)

            全然違います。コスト的に近づいているなんてとんでもない。無理です。
            今回、SLSという用語をあてていることで、3D Systems(が買収した、LayerWise)のものだと思いますが、本体のみで6000万円からです。
            その上で、作業部屋などは、不活性ガスで満たす必要があるためそのガスの供給システムや、火災の危険性があるため特別な消火設備等々、設置場所も設備もそれだけでは済まないです。工場などを持ってない場合は周辺もろもろ含めて8千万円は必要になると言われました。
            これで出力出来るサイズはA5程度。サイズが倍になると、装置価格も倍になります。話を聞いた代理店は、研究所などを中心に僅かに納入したのみだと行っていました。
            この他に、ドイツのSLMソリューションの製品も国内に代理店があって販売されていますが、まだ二桁の出荷はされていないとのことでした。
            これらを使えば、10円玉の表面に書かれた文字が判別できる程度の解像度になります。しかし、これはソフトの力が大きいようで、精度等と言うものは求める事はできません。
            そこで、3D金属プリンタと、切削加工を組み合わせたものがあります。例えば松浦のもの。そちらは初期導入キットで8千万円と聞きました。DMG森精機などが出して居るもっとダイナミックなものは、その倍程度はするとのこと。ただどちらも手探り段階でしょう。

            一方で、切削マシニングセンタ。
            DMG森精機の、ワークサイズが直径600ミリの5軸マシニングセンタは吊し価格で2000万円。CAD/CAMをつけて電源工事しても、ガス供給システムや防火設備などやっかいなものは必要無いので、普通は搬入までこの価格で導入出来ます。
            台湾や中国のものでよければワークサイズ直径500mm程度のものが、500万ぐらいから導入出来ます。こっちも全部含めて一千万ぐらい。

            そして材料は、切削のチタンの丸棒、2kgで5000円ぐらいですが、3DPrinter用の粉は桁が2つ違います。

            > 世界規模でみてもまだ100台も存在しない金属3Dプリンタ
            今や,一工場に100台並べて量産しよう,という世の中です.
            http://www.3dprinter.net/when-will-additive-manufacturing-arrive [3dprinter.net]

            リンク先、ちゃんとよんでますか?
            それ、樹脂の3Dプリンタ、それもFDMの奴ですよ。この機種です
            http://www.marubeni-sys.com/3dprinter/lineup/fortus400mc.html [marubeni-sys.com]
            金属の3Dプリンタと、樹脂の3Dプリンタは全然事情がことなります。
            樹脂はたしかに、3Dプリンタで十分な品質の同じものを作ろうとした場合、切削よりは安く作る事ができます。射出成形に比べればそれでも製品単価は相当高くなりますが、金型の場合は簡易型で数万、ちゃんと型を作ると数十万~数百万の金型代が必要になるので、生産数量が限られます。
            その隙間を狙った部分では効果があるでしょう。ですので、少量多品種を直接製品を製造しようという試みも、不可能ではなくなっています。

            が、そのFDMでプリントしたものは、射出成形品などと同等に扱えるような代物では今のところありません。
            例えば強度が必要な所には使えません。またガラス繊維などで強化したものも作れません。温度がかかるところにも使えません。エンジニアリングプラスティックどころか、普通に使われている耐熱ABSクラスですら出せません。

            何よりも表面がざらざらになるので、精度などは望むことはできません。用途を限定すればなんとかなるという所です。
            樹脂ですらこれなので、金属なんかまだまだ全然。タービンブレードなど特殊な用途に実用利用できるようにになるまで、あと3年はかかるでしょう。他の製造方法で代替できる分野では、イージーオーダー以上の量産品に適用できる日は私は来ないと思っています。3Dプリンタのような手法を使わなければできない形状だけで運用されるようになるでしょう。

            ありのままの現状を把握した上で、新しい思考で利用方法を考え広げていく段階なのに、そういったことを知らない無知につけ込んで売りさばくような事をされたら、健全な評価がされなくなります。本気の企業はそんな大雑把な捉え方をしていません。夢では無く、現実を踏まえて考えています。一緒にするのやめてもらえますか。

            とにかくこれは微妙ですよ。どう取り繕っても微妙。

            親コメント
            • by Anonymous Coward

              今回の場合は切削加工でもっと安く作れることに異論はありません.
              3年程度で逆転することがないということについても同様です.

              ただ,現在「世界的に100台も存在しない」ということはないと思います.
              電子ビーム型のクソ高いARCAMの1社だけでも販売台数は150台くらいあった
              と思います.レーザ型ならば何倍も出ているのではないでしょうか.
              オバマの一言からの速度は異常に速いです.

              > どのメーカーに聞いても、実用上は問題ないと言う言い方はするところがありますが、無垢材と同等だ等と言う所はありません。

              ASTM規格は,実際の試験結果をもとにしていますので信頼できると思います.
              最低保証値とは言いますが鍛造材の最低保証値と同じ値を出しているのは
              大きいと思います.
              ちなみ

              • by Anonymous Coward

                横なんだけど、結局その夢の三年後とやらがまだ来てない現在である今回の件についてはまやかしってことでOK?

              • by Anonymous Coward

                ある程度同意はしていますよ.
                (最初のとこで世界で100台とか書いていたので状況を知らない人かと
                思っただけです)

                ただ,今回の件をどうしてもやるなって理由は特にないのでは?
                金持ち相手にでも,使っていれば技術は進むでしょう.

                今は,切削でできることしかやっていなくても,多様性の高いプロセス
                なので将来どんな需要がでるかわかりませんし.
                5軸加工機でもできない加工形状なんていくらでもあります.

    • by Anonymous Coward

      そうそう、だから
      「ペダルにあなたの嫌いな人の顔を彫り込めます」とか
      「ハンドルに好きな二次元キャラのなめらかボディを再現」とか
      「サドルの形状をお好きなキャラの(検閲)」とか
      そういう一品モノ商売ならなんとか!(しません)

      • by Anonymous Coward

        ペダルは反撃してくることがあるから嫌いな人の顔なんか彫ってあると余計にイラッとしそう。

        # 勢いよく踏みそこねるとグルッと反回転して脛に直撃する。
        # 時々やらかして悶絶してるもんで…

  • by Anonymous Coward on 2015年04月16日 15時00分 (#2798354)

    カーボンモノコックは金型を作るのが大変だから、普通は吊るしのジオメトリしか買えない。
    3Dプリンタで金型を出力できるようになれば、フルオーダーのカーボンモノコックフレームが現実的な値段にできるのではあるまいか。
    吊るしからのアップチャージが20万円以内なら、相当需要があると思う。

    • by Anonymous Coward on 2015年04月16日 15時27分 (#2798382)

      カーボンモノコックの型は金属ではなくて、数を打たなきゃケミカルウッドで十分です。

      耐久性を気にするなら金型になります。
      つまり、現状金型が使われるのは、性能上の要求ではなくて一つの型から取れる数を増やして製造コストを下げるためです。

      現状3Dプリンタを利用した金型は、通常通り作った金型よりも製作や材料費が高くなるため金型そのものは高価です。また大型のものは作れません。(現状、A3サイズが作れる大型の金属プリンタがあるが、2月の時点で日本にはまだ入ってないと聞いた)がさらに言えば、結局金型から抜かなきゃならないのは変わらないので、金型から抜ける形状しか作れないことも変わらない。

      ではケミカルウッドのかわりに樹脂の3Dプリンタならどうか、と言う事になるけれど、3Dプリンタで出せる合成樹脂の耐熱温度はせいぜい100℃ちょいが限度。しかも耐熱材は材料その物が非常に高価で、10グラム3000円ぐらいする。そもそも型には使えません。
      一方でケミカルウッドはかなりの高温に耐えるものまであります。実はこれでも型に使うには不十分な場合があり、この場合さらに表面にGFRP層を生成して使うんですが、樹脂3Dプリンタ材料ではこれもできません。

      現状、3Dプリンタ技術を応用するのは難しいし、
      無理矢理やっても結局、現実的な値段にはならないよ。

      ちなみに、従来よりも製作コストが高いのに、なぜ金型で金属3Dプリンタが有望視されているかというと、特に冷却配管とガス抜きが自由にできるという事が大きい。冷却がコントロールしやすいので、従来よりもヒケや収縮、歪みを抑える事ができるし、冷却の速度を早くすることができるので、製造を早くすることができる。また、人工的に金属の中に目に見えないレベルの隙間を作る事ができるので、そこから生成の時に出るガスを逃がすことができる。
      これにより、従来1ショット10秒かかっていたものが、7秒でできると、生産効率が1.5倍になるという計算だね。
      つまり量産するものではメリットがある。一方で、オーダーメードではあまりメリットがない。だからまだ難しいかと。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        3Dプリンタって極小ロット専用だとばかり思ってたけど、金型は逆なのか! 面白い。
        ケミカルウッドを切削して型を作るのなら別に最新技術でもなさそう。それでもフルオーダーのカーボンモノコックの話をまず聞かないのは、マーケティングの問題かな。

        • by Anonymous Coward on 2015年04月16日 15時54分 (#2798400)

          マーケティングの問題というより、ケミカルウッドを削るにしてもサイズが大きいので、それなりのお値段になってしまうからだと思います。

          自転車じゃないけど、大きさ1メートル四方の厚さ30センチぐらいのものをカーボンモノコックと同じ手法で作ったときは、型設計とは別に、型費だけで400万ぐらいかかったよ。形状は単純なカバーのようなものだったので、フレームはさらにお金かかると思う。部品そのものは1個10万ぐらいで、ひとつの型で30個ぐらいとれたので、型費こみこみで1個50万とかな。

          ただし、国内の名の知れたメーカなので台湾とか行けばもっと安いところあるかも。

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          単にコストの問題。
          だからコストの問題の無いF1とかヨットのレース艇とかでは普通にやってますよね。

  • by Anonymous Coward on 2015年04月16日 15時01分 (#2798357)

    自転車にはBAA基準という、ちゃんとした安全基準があるので、
    少なくとも国内においては、それをきちんとクリアした自転車に乗るべき。

    この3Dプリンタ製の自転車が「ちゃんと安全を考えている」なら、
    絶対にBAA基準を守るはず。
    もし「設計上は~だから問題なし」とか「~基準を「参考に」しているから安全」とか言って
    BAAマークなしなら、厳格な試験にかけるコストを省略したってことだから、正直、相当危険だと思う。
    なので、格好いい自転車を買おうとか考えている人は、そこをまずチェックしておいた方がいい。

    全般、日本国内で販売するにも関わらずBAA基準を無視するようなモノは、道路走行中に突然壊れて
    骨折、あるいは車にひかれて死ぬリスクが無視できないレベルで存在することを肝に銘じて、
    周囲の人にも忠告してあげてほしい。

    以下とかも参考に貼っとく。

    「 1万円の中国製自転車は、なぜ1万円で売れるのか」
    漫画『アオバ自転車店へようこそ!』作者の宮尾岳さんによる、激安中国製自転車を通した自転車への価値観の話。
    http://togetter.com/li/560542 [togetter.com]

    • by Anonymous Coward

      自転車にはBAA基準という、ちゃんとした安全基準があるので、
      少なくとも国内においては、それをきちんとクリアした自転車に乗るべき。

      ロードバイクはBAAじゃないよ。
      http://www.baa-bicycle.com/ [baa-bicycle.com]
      http://www.sbaa-bicycle.com/ [sbaa-bicycle.com]

    • by Anonymous Coward

      漫画『アオバ自転車店へようこそ!』作者の宮尾岳さんによる、

      自転車の二人乗りだのさすべえだのを良いこと良い物の如く作品中で描いてた人なんかの言うことを有難がってるとそのうち恥掻くぞ。

      • by Anonymous Coward

        とある個人営業の自転車屋の店主にあの漫画の事どうですか?って聞いたことあるけど、
        失笑してたので、あの漫画の知識で話すると本当に恥じかく

        • by Anonymous Coward

          ありゃあノスタルジーやらファンタジーが入ってこそのマンガなので
          現実とリンクしすぎたお説教が入ると鼻につくのは仕方がない。

          長く連載しつづけすぎたんや。ネタがあろうと無かろうと一ケタ巻で充分なのかもしれん。
          (合計40巻分くらいまでは買っちゃったけど)

    • by Anonymous Coward

      大体5~7万円台くらいまでの自転車なら、BAA認定の有無を基準として良いと思います。
      初めてスポーツ自転車に乗りたいんだけど、という人達にとってはBAAやSports-BAA認定を求めるのは悪くないと思います。
      この認定はそもそも低品質輸入自転車に対抗するための認定なので。
      今回話題のチタン部品などを使った自転車等の高級品は、恐らくBAA(Sports-BAA)認定の取得はしていないと思います。

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