米国内のハイブリッド車の所有者、買い替え時のリピート率がたったの35%
米調査会社R.L. Polk&Co.が、2011年米自動車市場の調査を行ったところ、既にハイブリッド車を所有していた人の買い替え時のリピート率はたったの35%であったとのこと。またトヨタのプリウス購入者に限定すると、リピート率は25%まで落ちるという。2008年には米国の新車市場の2.9%を占めていたハイブリッド車であるが、昨年は2.4%まで下がっていたとのこと(本家/.、Los Angeles Times記事より)。
リピート率が低いことの理由は明確には分かっていないものの、その一つに、昨年電気自動車を購入した人はおよそ17000人いたが、その多くがハイブリッド車からの買い替えであったことが挙げられるという。
またハイブリッド車の購入を考える人は、パワーが同クラスのガソリン車との比較を行う傾向があるが、コンパクト及びミッドサイズのガソリン車の低燃費化が促進されていることもあって、燃費の良さを売りにしてきたハイブリッド車の魅力が半減し、価格が割高と受け取られてしまっているようだ。