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火星

akiraaniの日記: デジタルチューナーの私的録画補償金問題、文化庁の暴走であることが確定 6

日記 by akiraani

私的録画補償金に関する、経済産業省の回答を受け取りました(MIAU)

 MAIUが経産省に出した質問状の回答があったそうです。以下は、その内容についての要約抜粋です。

1.文化庁見解書については、事前に経済産業省と文部科学省・文化庁の間で「検討」が行われ、両省の合意の下、出されたものではないと理解してよろしいでしょうか。
→Yes

2.アナログチューナー非搭載DVD 録画機器の私的録画補償金の取り扱いは、関係者間による合意が完了していないと理解してよろしいでしょうか。
→Yes

3.今後「両省」はその取り扱いについて検討し、「政令の見直しを含む必要な措置を適切に講ずる」と理解してよろしいでしょうか。
→努力します。

内容としては火を見るより明らかなことを文書で確認しただけですから、MIAUの予想通りの回答でしょう。
これがどういう意味を持つかというと、私的録画補償金問題はついに法廷へでSARVHが錦の御旗として担ぎ出していた文化庁見解書が実は文化庁の独断専行だったことが確定してしまったわけです。3/9に口頭弁論を控えた補償金訴訟で、SARVHにとってかなり不利な材料が出てきたことになります。
また、補償金問題や著作権延長、フェアユースなどの著作権関連の今後の調整についても影響が出ます。この一件で、消費者、メーカーの文化庁への不信感が非常に大きなものになっています。ただでさえ私的録音録画補償金問題は何年にもわたってこじれ続けていたのに、調整会合を主催する文化庁がこの調子では状況はひどくなる一方、最悪の場合、何かあるたびにメーカー側が経産省を通じて文科省にクレームをつけるという事態に陥りかねません。

CPRAなんかの権利者団体も、そろそろうかつなことがいえない状況になりつつあるわけですが……どうするんでしょうね。

なんか表のストーリーで捕捉されてた……。たれ込まれるほどのネタじゃないから、と思って安心してあおりっぽいこと書いてたのにw

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 文化庁の関係者は処罰されて然るべきレベルだ。

  • ダビ10規制も撤廃した上で、コンテンツ製作者にお金が落ちるような仕組みができるのが全員幸せな解なんですけどね。なんかいい手ないかなぁ。

    放送は全部湯気でSELL版は湯気すっきりというのが今実施されてるわけですが。放送版は全部額縁or4:3でsell版は16:9、とかくらいでなんとかならんかなぁ。実は「けいおん!」が後者に近いスタイルなんですが。地上波放送 and レンタルDVDは4:3、BSデジタル and sell BDは16:9(sell DVDはどっちだか知らんです)。だから16:9のTV未放映「ライブハウス」を見たけりゃ7巻買うしかない。

    --
    KyaTanaka
  • by Anonymous Coward on 2010年03月06日 12時27分 (#1728621)

    蛇足ですが・・・

    否定文にたいしては日本語の「はい」と英語の「yes」では意味が全く反対なのでこの文章だとMIAUの受けた回答とは正反対になります。

    ◯◯◯ではないのですか?

    日本語の場合否定文の否定の部分に対しての肯定・否定をするので
    はい、◯◯◯ではありません。
    いいえ、◯◯◯です。
    になりますが、英語の場合は否定文であろうが肯定文であろうが、主題にたいしての肯定・否定で返答するため
    no, it is not
    yes, it is
    となります。要するに英語の場合、主題に対してが否定である場合、否定文で聞かれようが肯定文で聞かれようが「NO」
    日本語のはい・いいえと英語のyes・noでは掛かる対象が違うのでお気をつけを。

    • 揚げ足をとるようで申し訳ないが「この件には経産省はノータッチという認識は正しいですか?」という質問なので、Yesでいいんじゃないの?

      --
      しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      なので書き方としては、意味を補足する文章をつけて書く方が確実ですね。 日本語・英語の例(意味はどちらも同じ):
      • はい、事前合意があったわけではありません。
      • No, there were no prior agreement.
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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