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オケ屋が儲かるとかバタフライ・エフェクトじゃないけど。風力発電が今後ドカドカ増殖したとしてそこで消費されているはずの風のエネルギーって気象の方には影響は全く無いのかな。閉じた系でのエネルギー保存則はあるはずだけど、地球規模で見たらドイツだけで過剰にやったとしても地球レベルか欧州地方レベルで見たらゆらぎのうちに入るくらいなのかな。
空中だと鳥の領域だし、そっちの生態にも影響はないのかとか。
再生可能エネルギーとか言って色んな所から電気取り出そうとしてるけど、集中的に過剰にやっちゃうと思わぬところから影響出るんじゃないかと盲亀浮木的に杞憂。そんなのって思わぬところに影響が出てからじゃないと対処のしようもないか。
太陽光パネル並べ立てたら風や洪水でどないかなってから初めて問題視されるとか。経済やコストだけで行動してしまうのはそういう人間社会だからしょうがないし。
#いでよ賢者
案の定というか、日本野鳥の会が、しっかり対策を求めていますね。
野鳥と風力発電http://www.wbsj.org/activity/conservation/habitat-conservation/wind-power/ [wbsj.org]
野鳥のサンクチュアリとなっている地域は、開けた平地があって一定の風が吹いているところで、風力発電の適地も多いのだが、風力発電施設へのバードストライク、騒音による鳥の行動変化など、直接的にも間接的にも影響が大きく、各地で意見具申を乱発しているというのが現状のようです。
自然保護なんかでよく言われているのは年に1割減少する影響があるなら、5年もすれば半減してしまうから、たかが1割減少の影響ではないのだという論理ですね。
地球全体の風力エネルギーは陸上部分だけで7万TWh/年(世界の電力需要の4倍)、洋上はその10倍 [nef.or.jp]とのこと。もし全世界の電力を風力だけで賄ったら、数%ぐらいのオーダーでは(少なくとも局地的には)影響があるかも?
農業面では、地上付近の空気をかき混ぜることで霜を抑えるほか、耕作可能期間を僅かに伸ばす効果もあるかも、とのことです。http://www.sciencedaily.com/releases/2010/10/101005121726.htm [sciencedaily.com]# 言われてみりゃ、防霜ファンの超巨大な奴みたいなもんですね。
原発の廃熱で周辺の海水温が2~3度上昇してワカメだかコンブだかがとれなくなったという話もあるぐらいだから、そりゃまぁ影響がないとはいかんでしょうな。
>空中だと鳥の領域だし、そっちの生態にも影響はないのかとか。こっちの話は既に出てますね。「野鳥 風力発電」あたりでぐぐればゴロゴロ。http://www.wbsj.org/activity/conservation/habitat-conservation/wind-power/ [wbsj.org]http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG20HCA_Q5A120C1CR8000/ [nikkei.com]
小規模にチマチマやってる分にはいいけれど、大規模になるといろんな生態系を狂わす恐れも。
風力発電が作られる→ 風車で野鳥が死ぬ→ 野鳥を目当てにキツネや野犬などがやってくる→ それを目当てに...みたいに風力発電を起点とした食物連鎖はありやなしや。
世界各国で風力発電を推進した挙句に生態系の大激変が起こって人類絶滅なんてことにならなければ、他のエネルギーよりベターな方策として局所的な環境変化や少数種の絶滅は受け入れるべきだと思います。火力で地球温暖化が進行したり、老朽化した原子炉が爆発して環境が大規模に崩壊するよりはマシです。
なんかバカなこと言ってる奴がいるな。
で、あんたは生態系の大破壊が起こらないことを、一体どうやって証明したんですか?「試しにやってみた。滅んだ。」じゃ遅いんですよ。
20世紀に盛んに行われた大気中核実験をはじめ、チェルノブイリの他にも核に絡んだ事故は意外なほど多かったりします。これらで環境が大規模に崩壊したというエビデンスはありません。
いや、原発事故に絞っても、チェルノブイリ一つ取っても環境が大規模に崩壊してるだろ。隠すなよ。地球規模じゃねえだろという反論なら、自然エネルギー発電だって地球規模の破壊はねえよ。
それで良いのなら既に風力発電も証明済って事にも成り得るぞ。多分あなたの思うよりも多数の風力利用が遥か昔から為されている訳ですから。
チェルノブイリ周辺は野生動物の生息数など、自然が回復してますが。
そりゃ柵がある訳じゃないから外からでも入ってくるし、中で繁殖もするでしょ。でも死産や奇形や様々なバランス異常は無視してるでしょ。土壌や植物の汚染だってある。どうしてそういうのを意図的に無視するの?
死産があろうが奇形があろうが、個体数は増えてる。繁殖していける環境は崩壊しているとはいえない。
むしろ放射能汚染を嫌がるのは文明教化された人間だけなので、原発事故が起これば起こるほど、一部の極度汚染地帯を除いては、地球環境は回復に向かって行くと言うレトリック。
でも地球的規模の放射能汚染の大部分は海洋が吸収するので限度はあると言う。
無視する必要はないけど、それまで含めて環境変化として「自然は受け入れてる」って事だよね?その事は無視するの?
ふくいちでも同様で、屋外の電源ケーブルをネズミに齧られる事故が発生している。という事は、ネズミはあの環境でも「繁殖できる」という事。管理建屋内で繁殖して逃げ出したというのも考えにくい。空気の出入りすら管理されているのにどこからネズミが出入りするのか?穴なんか開けて出て行ったらその時点で線量が上がって問題になる。
世代交代が早いネズミだからこそ本来ならバランスが崩壊するのも早い。つまり、絶滅しない程度に安定して繁殖できている可能性を示していたりする。
だからと言って放射線は危険じゃないとか寝言を言うつもりはないが、自然が適応できているという事実も「意図的に」無視するつもりは無い。
ネズミは相当目の細かい網使わんと簡単に侵入してくるよね。
家の新築するときに基礎の換気口に目の細かい網を使うか聞かれて、換気口の柵は1センチ間隔程度だったので大丈夫だと思ったお袋が結構ですと断ってしまったら10年後にきっちり侵入されましたとさ。業者さんの忠告にはきっちり耳を傾けましょうという教訓。そーいや最近の家の基礎部分には換気口ない事が多いらしいとか。
線量の件を無視してるな?漏れてくれば騒がれるのに、意図的だな。
文明は滅亡しても人間という種は火を失わない限りはそうそう滅亡しないハズ。ゴキブリよりも環境適応力あるから。
次点は犬。
この二種ががっちり共生してるうちは地球そのものがぶっ壊れない限り何とかなっちゃうと思う。
猫は生き残れないのでしょうか?猫がいないってだけで生きていけない人間もゴマンと居ると思うのですが。
真空へも熱は逃げていきます。放射熱といいます。真空に熱が逃げていかないなら太陽の熱だって地球に届かない。そして放射熱も熱傾斜の影響を受けます。温度差が大きければ放射量も多くなる。大気の温室効果が一定であれば、熱傾斜が大きくなった分だけ放射熱も大きくなるので問題ない。
「放射熱」が「放射脳」のせいで熱出したみたいに見えた。
>。放射熱といいます。当然そんなものは元コメントでも書かれてるわけだが。
>光などの電磁波で拡散される分だけ。
放射冷却がそこまで万能なら、そもそも元コメの真空断熱カップだって存在できないわけで。
> 放射冷却がそこまで万能なら、そもそも元コメの真空断熱カップだって存在できない
放射熱=赤外線(電磁波)のやりとりによる熱の移動。同じ温度でも、黒い物体ほど、たくさん赤外線を出すし、たくさん赤外線を受け取る。白い物体は赤外線をあんまり出さないけど、赤外線を受け取りにくい。真空断熱カップなんかは、その内面を鏡面反射するような加工することで、放射熱も減らすようにしてます。
単に熱伝導を減らすだけではなく、伝導、対流、放射という熱の移動方式全てについて、熱移動を減らす工夫が行われているんです。(イマドキはステンレス製ですけど、昔ながらの魔法瓶はガラスにメッキでしたね…)
ガラス製魔法瓶の内側をメッキで鏡面にしたり、断熱カップや水筒に銀色のステンレスがよく使われているのは放射熱を反射させるためなので、真空断熱容器が放射熱を無視してるというのは間違いですよ。単に放射熱まで遮断してないタイプもあるってだけの話。
よかった。温暖化は起こらないんだ。
>大気の温室効果が一定であれば、熱傾斜が大きくなった分だけ放射熱も大きくなるので問題ない。平衡化する温度が変わっちゃうのは問題で無いのか?海水温が上がると氷山が溶けて熱吸収率が上がったり、メタンハイドレートが崩壊して温室効果に正のフィードバックが掛かっちゃう可能性も有るぞ。
平衡温度が変わるのは温室効果が変わったとき。前提に「大気の温室効果が一定であれば」とあるので平衡温度は変わらない。
大気としての平衡温度ではく系としての平衡温度の話だろ。加熱の為の投入エネルギーが増えれば当然温度は上がりますって。
判って居てわざと言っているのか、それとも水を火にかけても沸騰しないというのか。
もしかして:放射冷却
CO2が温暖化原因物質と言われるのは、放射冷却を阻害するからですよ。海面や地表から赤外線として深宇宙に向けて捨ててる熱を、CO2が再吸収して大気の熱にしてしまう。
水蒸気も実は温暖化物質だったりするけど、こちらは大気のアルベド(反射率)を上げる方向にも寄与してますね。色々複雑であります。
あと、原発で出てくる熱なんて、太陽光線が地球に与えている熱に比べたら誤差です誤差。
太陽放射と原発の廃熱を比べたら誤差ですが、それをいったら産業革命以来増加したCO2の放射強制力も太陽放射と比べたら誤差レベルですしね。
日本の原発の廃熱(稼働率0.75で計算)/(日本の面積x太陽放射)が 0.14%、産業革命以来増加したCO2の放射強制力 / 太陽放射 が 0.12%、
で、前者の方が大きくなるという計算もあるようですし。アメリカのように国土が広ければ前者のような原発の廃熱率は低くなるけど、小さな国土に原発建てまくってる日本のような国では原発の廃熱率は高くなる、という話のようで。
日本の面積で割っては駄目です。地球規模の気候変動とエネルギー収支を述べるのに、国土面積なんて意味ありません。ちゅーか、この比較で国土面積を出してくる場合、なんらかの曲解した結論を導こうとの意図がありますよ? 異なる単位で比較するのは引っかけの初歩でしょう。
別にも書きましたが、全世界の原発廃熱/太陽放射熱比は 0.00054% 程度です。火力発電所は原発の10倍ぐらいありますので、そっちを含めると発電で生じる廃熱は太陽放射熱比で 0.005% ぐらいですかね。おおざっぱで。
CO2による温暖化影響が 0.12% もあるとすると、やはり廃熱ごときは誤差にすぎません…。
※航空機の発達による雲の発生などの方が気候への影響大きかったりしてな?w
太陽光だの風力だので環境破壊ってのも基本的に局所的に起きるんだろうし、原発による日本への局所的な影響は考慮しなくていいのかというと……
原発の廃熱は太陽から受ける熱の0.00054%に過ぎません。
内閣府原子力委員会のQA資料 [aec.go.jp]に説明がありました。単位がカロリーなのでワットに換算すると、
世界中の原発の廃熱量: 7.0×10^11ワット (700ギガワット) 地球が受け取る太陽熱: 1.3×10^17ワット (130ペタワット)
5桁以上の差があります。
気象に対して有意かと言われると微妙ですねぇ。局地的には影響あるかな?ただし、地球温暖化に対してなら誤差未満でしょう。例えば地熱の総量が2.5×10^13ワット(25テラワット)で太陽熱の0.04%です。それと比較しても桁違いに小さい量ですから。
#地球が太陽から受ける全エネルギーは 1.72×10^17 ワット なのですが、氷雪や雲などで反射される部分があるので、いくぶん少ない値になっています。
というわけで、心配は無用です。
尚、当然ですが火力発電所の方がより多くの廃熱を行っています。全世界では火力発電所の割合の方が遙かに多いから当然ですね。火力7割、原子力7%です。10倍差。熱効率に大差が無い以上、火力発電であっても地球の総熱量を上げることには違いませんが、まぁ、それも誤差未満でしょう。
太陽熱の周期変動あるいは100年単位での変動が0.1%程度しか無いならば、温暖化傾向ぐらいの問題には火力も原子力も両方影響ありそうな気がします。
原発の排熱がグローバルな環境に与える影響は微小、ってことには同意だけど、
熱効率に大差が無い以上、火力発電であっても地球の総熱量を上げることには違いませんが、まぁ、それも誤差未満でしょう。
超々臨界圧ボイラーとかが実用化されている火力発電の方が、原発よりも熱から電力への変換効率という意味ではかなり高い。
まぁそうだけど、そりゃ先進国での話なので、地球全体で平準化するとけっこう劣悪な効率だったりするんじゃないかな…。
いずれにせよ、オーダーレベルの話だから、結論に大差は無いけどね。
>地球温暖化については、下手すりゃ火力より原発の方が酷いだろう。>火力なんかくらべものにならないほどの熱だして、高温の廃水垂れ流してんだから。
それって運転によって漏らしてる熱エネルギーの話じゃなくて、CO2排出量についての話じゃなかったっけ。
> 火力なんかくらべものにならないほどの熱だして、高温の廃水垂れ流してんだから。
沸かしているお湯の温度が低い原発の方が効率が悪いが、火力だって燃料を燃やした量に応じて熱を環境中に垂れ流しているぞ。
まさか火力発電はタービン回した蒸気を冷やす復水器が不要とか思っているのか?
> 空中だと鳥の領域だし、そっちの生態にも影響はないのかとか。
こっちの方については、生態学の方面からの研究を(も)ちょくちょく目にします。鳥だけじゃなくてバット(コウモリ)・ストライクも問題視されつつあるようで、数年前に国際会議の発表で見ました。直接的に骨折で死なない場合でも、三半規管だかの感覚器をやられても死んでしまう(死期が早くなる?)というようなことだったような。
一方で、死亡した個体数を調べた(推計した?)研究では、北米の small passerine という限定はあるものの、communication tower(電波塔?)に比べると小さいという話がありました: http://dx.doi.org/10.1371/journal.pone.0107491 [doi.org]ただ、おそらく猛禽などのように個体数が少ない種ではインパクトが大きいのではないかとは思います。
また、ちょっとソースが出てこないのですが、少し前の Nature か Science のニュース記事で、ある種の猛禽では視界に異方性があるために風力タービンの存在に気づきづらく、多く犠牲になっているのではないか、したがって鳥の接近を風力タービン側で事前に検知して、回転を止めるとかなにか対策をできないか、みたいな話があったように記憶しています。
鳥も飛ばないような高空領域を活用できればいいんだろうけど、技術的に困難だろうなぁ。送電も難しくなるし。
人間様が生きていくためには地球資源も他の動植物の生存権も致し方なし。で進んでいくしかない、業の深さ。
> そこで消費されているはずの風のエネルギーって気象の方には影響は全く無いのかな。
そこにビルを建てた場合と比較してみるといいのではないかと思います。
ビルの場合だと完全に風を止めてしまうけど、風車なら一応風は弱まりつつも抜けていきますので、ビルを建てた場合よりも少ない程度の影響ということではないでしょうか。
関東平野の海陸風は、東京湾臨海部のビル群開発によって大きな影響を受けたことがわかっています。
東京のヒートアイランドはもちろん、風が吹かなくなった港湾内、関東平野の内陸部までインパクトを受けているようです。
何らかの影響を与えているのは確からしい、というところまでしか解明はされてはいません。影響の程度は未だ推測の域を出ておらず、「大きな影響を受けたことがわかっています。」とは聊か大仰な表現ではないでしょうか。(そもそも、何と比したものかを示さずに”大きな”と表現することには賛同できかねます)
影響があるのは事実。しかしその程度やメカニズムは解明されていません。
地球シミュレーターとか使って散々計算していなかったっけ?
風の話だけに、ちょっと吹かしてみたんでしょう。
その辺感覚的にはそうだろうな、と思ってますけど。そこで止まらずに実際にきちんと実験したり影響調べたりしてるのかなぁとひそやかな不安。
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風が吹けば (スコア:3, 参考になる)
オケ屋が儲かるとかバタフライ・エフェクトじゃないけど。
風力発電が今後ドカドカ増殖したとしてそこで消費されているはずの風のエネルギーって気象の方には影響は全く無いのかな。
閉じた系でのエネルギー保存則はあるはずだけど、地球規模で見たらドイツだけで過剰にやったとしても地球レベルか欧州地方レベルで見たらゆらぎのうちに入るくらいなのかな。
空中だと鳥の領域だし、そっちの生態にも影響はないのかとか。
再生可能エネルギーとか言って色んな所から電気取り出そうとしてるけど、集中的に過剰にやっちゃうと思わぬところから影響出るんじゃないかと盲亀浮木的に杞憂。
そんなのって思わぬところに影響が出てからじゃないと対処のしようもないか。
太陽光パネル並べ立てたら風や洪水でどないかなってから初めて問題視されるとか。
経済やコストだけで行動してしまうのはそういう人間社会だからしょうがないし。
#いでよ賢者
野鳥と風力発電 (スコア:2, 参考になる)
案の定というか、日本野鳥の会が、しっかり対策を求めていますね。
野鳥と風力発電
http://www.wbsj.org/activity/conservation/habitat-conservation/wind-power/ [wbsj.org]
野鳥のサンクチュアリとなっている地域は、開けた平地があって一定の風が吹いているところで、風力発電の適地も多いのだが、風力発電施設へのバードストライク、騒音による鳥の行動変化など、直接的にも間接的にも影響が大きく、各地で意見具申を乱発しているというのが現状のようです。
Re:野鳥と風力発電 (スコア:1)
自然保護なんかでよく言われているのは年に1割減少する影響があるなら、5年もすれば半減してしまうから、たかが1割減少の影響ではないのだという論理ですね。
Re:風が吹けば (スコア:2)
地球全体の風力エネルギーは陸上部分だけで7万TWh/年(世界の電力需要の4倍)、洋上はその10倍 [nef.or.jp]とのこと。もし全世界の電力を風力だけで賄ったら、数%ぐらいのオーダーでは(少なくとも局地的には)影響があるかも?
農業面では、地上付近の空気をかき混ぜることで霜を抑えるほか、耕作可能期間を僅かに伸ばす効果もあるかも、とのことです。
http://www.sciencedaily.com/releases/2010/10/101005121726.htm [sciencedaily.com]
# 言われてみりゃ、防霜ファンの超巨大な奴みたいなもんですね。
Re:風が吹けば (スコア:1)
原発の廃熱で周辺の海水温が2~3度上昇してワカメだかコンブだかがとれなくなったという話もあるぐらいだから、そりゃまぁ影響がないとはいかんでしょうな。
Re:風が吹けば (スコア:1)
>空中だと鳥の領域だし、そっちの生態にも影響はないのかとか。
こっちの話は既に出てますね。「野鳥 風力発電」あたりでぐぐればゴロゴロ。
http://www.wbsj.org/activity/conservation/habitat-conservation/wind-power/ [wbsj.org]
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG20HCA_Q5A120C1CR8000/ [nikkei.com]
小規模にチマチマやってる分にはいいけれど、大規模になるといろんな生態系を狂わす恐れも。
風力発電が作られる→ 風車で野鳥が死ぬ→ 野鳥を目当てにキツネや野犬などがやってくる→ それを目当てに...
みたいに風力発電を起点とした食物連鎖はありやなしや。
Re: (スコア:0)
世界各国で風力発電を推進した挙句に生態系の大激変が起こって人類絶滅なんてことにならなければ、他のエネルギーよりベターな方策として局所的な環境変化や少数種の絶滅は受け入れるべきだと思います。
火力で地球温暖化が進行したり、老朽化した原子炉が爆発して環境が大規模に崩壊するよりはマシです。
Re: (スコア:0)
なんかバカなこと言ってる奴がいるな。
で、あんたは生態系の大破壊が起こらないことを、一体どうやって証明したんですか?
「試しにやってみた。滅んだ。」じゃ遅いんですよ。
Re: (スコア:0)
20世紀に盛んに行われた大気中核実験をはじめ、チェルノブイリの他にも核に絡んだ事故は意外なほど多かったりします。
これらで環境が大規模に崩壊したというエビデンスはありません。
Re: (スコア:0)
いや、原発事故に絞っても、チェルノブイリ一つ取っても環境が大規模に崩壊してるだろ。隠すなよ。
地球規模じゃねえだろという反論なら、自然エネルギー発電だって地球規模の破壊はねえよ。
Re: (スコア:0)
それで良いのなら既に風力発電も証明済って事にも成り得るぞ。
多分あなたの思うよりも多数の風力利用が遥か昔から為されている訳ですから。
Re: (スコア:0)
チェルノブイリ周辺は野生動物の生息数など、自然が回復してますが。
Re: (スコア:0)
そりゃ柵がある訳じゃないから外からでも入ってくるし、中で繁殖もするでしょ。
でも死産や奇形や様々なバランス異常は無視してるでしょ。
土壌や植物の汚染だってある。
どうしてそういうのを意図的に無視するの?
Re: (スコア:0)
死産があろうが奇形があろうが、個体数は増えてる。繁殖していける環境は崩壊しているとはいえない。
Re: (スコア:0)
むしろ放射能汚染を嫌がるのは文明教化された人間だけなので、原発事故が起これば起こるほど、一部の極度汚染地帯を除いては、地球環境は回復に向かって行くと言うレトリック。
でも地球的規模の放射能汚染の大部分は海洋が吸収するので限度はあると言う。
Re: (スコア:0)
無視する必要はないけど、
それまで含めて環境変化として「自然は受け入れてる」って事だよね?
その事は無視するの?
ふくいちでも同様で、屋外の電源ケーブルをネズミに齧られる事故が発生している。
という事は、ネズミはあの環境でも「繁殖できる」という事。
管理建屋内で繁殖して逃げ出したというのも考えにくい。
空気の出入りすら管理されているのにどこからネズミが出入りするのか?
穴なんか開けて出て行ったらその時点で線量が上がって問題になる。
世代交代が早いネズミだからこそ本来ならバランスが崩壊するのも早い。
つまり、絶滅しない程度に安定して繁殖できている可能性を示していたりする。
だからと言って放射線は危険じゃないとか寝言を言うつもりはないが、
自然が適応できているという事実も「意図的に」無視するつもりは無い。
Re: (スコア:0)
ネズミは相当目の細かい網使わんと簡単に侵入してくるよね。
家の新築するときに基礎の換気口に目の細かい網を使うか聞かれて、換気口の柵は1センチ間隔程度だったので大丈夫だと思ったお袋が結構ですと断ってしまったら10年後にきっちり侵入されましたとさ。業者さんの忠告にはきっちり耳を傾けましょうという教訓。そーいや最近の家の基礎部分には換気口ない事が多いらしいとか。
Re: (スコア:0)
線量の件を無視してるな?
漏れてくれば騒がれるのに、意図的だな。
Re: (スコア:0)
文明は滅亡しても人間という種は火を失わない限りはそうそう滅亡しないハズ。
ゴキブリよりも環境適応力あるから。
次点は犬。
この二種ががっちり共生してるうちは地球そのものがぶっ壊れない限り何とかなっちゃうと思う。
Re: (スコア:0)
次点は犬。
この二種ががっちり共生してるうちは地球そのものがぶっ壊れない限り何とかなっちゃうと思う。
猫は生き残れないのでしょうか?
猫がいないってだけで生きていけない人間もゴマンと居ると思うのですが。
Re:風が吹けば (スコア:3, 参考になる)
真空へも熱は逃げていきます。放射熱といいます。真空に熱が逃げていかないなら太陽の熱だって地球に届かない。
そして放射熱も熱傾斜の影響を受けます。温度差が大きければ放射量も多くなる。
大気の温室効果が一定であれば、熱傾斜が大きくなった分だけ放射熱も大きくなるので問題ない。
Re: (スコア:0)
「放射熱」が「放射脳」のせいで熱出したみたいに見えた。
Re: (スコア:0)
>。放射熱といいます。
当然そんなものは元コメントでも書かれてるわけだが。
>光などの電磁波で拡散される分だけ。
放射冷却がそこまで万能なら、そもそも元コメの真空断熱カップだって存在できないわけで。
Re:風が吹けば (スコア:2)
> 放射冷却がそこまで万能なら、そもそも元コメの真空断熱カップだって存在できない
放射熱=赤外線(電磁波)のやりとりによる熱の移動。
同じ温度でも、黒い物体ほど、たくさん赤外線を出すし、たくさん赤外線を受け取る。
白い物体は赤外線をあんまり出さないけど、赤外線を受け取りにくい。
真空断熱カップなんかは、その内面を鏡面反射するような加工することで、放射熱も減らすようにしてます。
単に熱伝導を減らすだけではなく、伝導、対流、放射という熱の移動方式全てについて、熱移動を減らす工夫が行われているんです。
(イマドキはステンレス製ですけど、昔ながらの魔法瓶はガラスにメッキでしたね…)
Re:風が吹けば (スコア:1)
じゃあ、常に地球は太陽から莫大な(原発で発生している熱の総量なんて比じゃないほどに)熱を受けて、熱せられ続けているのに、一定の温度に保たれているのか説明してください。
現代の科学では、それは放射熱で冷却されているのとバランスいている温度と理解されているかと思いますが…
Re:風が吹けば (スコア:1)
放射冷却がそこまで万能なら、そもそも元コメの真空断熱カップだって存在できないわけで。
ガラス製魔法瓶の内側をメッキで鏡面にしたり、断熱カップや水筒に銀色のステンレスがよく使われているのは放射熱を反射させるためなので、真空断熱容器が放射熱を無視してるというのは間違いですよ。
単に放射熱まで遮断してないタイプもあるってだけの話。
うじゃうじゃ
Re: (スコア:0)
よかった。温暖化は起こらないんだ。
Re:風が吹けば (スコア:1)
Re: (スコア:0)
>大気の温室効果が一定であれば、熱傾斜が大きくなった分だけ放射熱も大きくなるので問題ない。
平衡化する温度が変わっちゃうのは問題で無いのか?
海水温が上がると氷山が溶けて熱吸収率が上がったり、メタンハイドレートが崩壊して温室効果に正のフィードバックが掛かっちゃう可能性も有るぞ。
Re: (スコア:0)
平衡温度が変わるのは温室効果が変わったとき。
前提に「大気の温室効果が一定であれば」とあるので平衡温度は変わらない。
Re: (スコア:0)
大気としての平衡温度ではく系としての平衡温度の話だろ。
加熱の為の投入エネルギーが増えれば当然温度は上がりますって。
判って居てわざと言っているのか、それとも水を火にかけても沸騰しないというのか。
Re:風が吹けば (スコア:2, 参考になる)
もしかして:放射冷却
CO2が温暖化原因物質と言われるのは、放射冷却を阻害するからですよ。
海面や地表から赤外線として深宇宙に向けて捨ててる熱を、CO2が再吸収して大気の熱にしてしまう。
水蒸気も実は温暖化物質だったりするけど、こちらは大気のアルベド(反射率)を上げる方向にも寄与してますね。
色々複雑であります。
あと、原発で出てくる熱なんて、太陽光線が地球に与えている熱に比べたら誤差です誤差。
Re: (スコア:0, 興味深い)
太陽放射と原発の廃熱を比べたら誤差ですが、それをいったら産業革命以来増加したCO2の放射強制力も太陽放射と比べたら誤差レベルですしね。
日本の原発の廃熱(稼働率0.75で計算)/(日本の面積x太陽放射)が 0.14%、
産業革命以来増加したCO2の放射強制力 / 太陽放射 が 0.12%、
で、前者の方が大きくなるという計算もあるようですし。アメリカのように国土が広ければ前者のような原発の廃熱率は低くなるけど、小さな国土に原発建てまくってる日本のような国では原発の廃熱率は高くなる、という話のようで。
Re:風が吹けば (スコア:4, すばらしい洞察)
日本の面積で割っては駄目です。地球規模の気候変動とエネルギー収支を述べるのに、国土面積なんて意味ありません。
ちゅーか、この比較で国土面積を出してくる場合、なんらかの曲解した結論を導こうとの意図がありますよ? 異なる単位で比較するのは引っかけの初歩でしょう。
別にも書きましたが、全世界の原発廃熱/太陽放射熱比は 0.00054% 程度です。
火力発電所は原発の10倍ぐらいありますので、そっちを含めると発電で生じる廃熱は太陽放射熱比で 0.005% ぐらいですかね。おおざっぱで。
CO2による温暖化影響が 0.12% もあるとすると、やはり廃熱ごときは誤差にすぎません…。
※航空機の発達による雲の発生などの方が気候への影響大きかったりしてな?w
Re: (スコア:0)
太陽光だの風力だので環境破壊ってのも基本的に局所的に起きるんだろうし、
原発による日本への局所的な影響は考慮しなくていいのかというと……
Re:風が吹けば (スコア:2, 参考になる)
原発の廃熱は太陽から受ける熱の0.00054%に過ぎません。
内閣府原子力委員会のQA資料 [aec.go.jp]に説明がありました。
単位がカロリーなのでワットに換算すると、
世界中の原発の廃熱量: 7.0×10^11ワット (700ギガワット)
地球が受け取る太陽熱: 1.3×10^17ワット (130ペタワット)
5桁以上の差があります。
気象に対して有意かと言われると微妙ですねぇ。局地的には影響あるかな?
ただし、地球温暖化に対してなら誤差未満でしょう。
例えば地熱の総量が2.5×10^13ワット(25テラワット)で太陽熱の0.04%です。それと比較しても桁違いに小さい量ですから。
#地球が太陽から受ける全エネルギーは 1.72×10^17 ワット なのですが、氷雪や雲などで反射される部分があるので、いくぶん少ない値になっています。
というわけで、心配は無用です。
尚、当然ですが火力発電所の方がより多くの廃熱を行っています。
全世界では火力発電所の割合の方が遙かに多いから当然ですね。火力7割、原子力7%です。10倍差。
熱効率に大差が無い以上、火力発電であっても地球の総熱量を上げることには違いませんが、まぁ、それも誤差未満でしょう。
Re: (スコア:0)
太陽熱の周期変動あるいは100年単位での変動が0.1%程度しか無いならば、
温暖化傾向ぐらいの問題には火力も原子力も両方影響ありそうな気がします。
Re: (スコア:0)
原発の排熱がグローバルな環境に与える影響は微小、ってことには同意だけど、
熱効率に大差が無い以上、火力発電であっても地球の総熱量を上げることには違いませんが、まぁ、それも誤差未満でしょう。
超々臨界圧ボイラーとかが実用化されている火力発電の方が、原発よりも熱から電力への変換効率という意味ではかなり高い。
Re: (スコア:0)
まぁそうだけど、そりゃ先進国での話なので、地球全体で平準化するとけっこう劣悪な効率だったりするんじゃないかな…。
いずれにせよ、オーダーレベルの話だから、結論に大差は無いけどね。
Re:風が吹けば (スコア:1)
むしろ火力は二酸化炭素を出すのが問題なのでは。
Re:風が吹けば (スコア:1)
>地球温暖化については、下手すりゃ火力より原発の方が酷いだろう。
>火力なんかくらべものにならないほどの熱だして、高温の廃水垂れ流してんだから。
それって運転によって漏らしてる熱エネルギーの話じゃなくて、CO2排出量についての話じゃなかったっけ。
Re: (スコア:0)
> 火力なんかくらべものにならないほどの熱だして、高温の廃水垂れ流してんだから。
沸かしているお湯の温度が低い原発の方が効率が悪いが、
火力だって燃料を燃やした量に応じて熱を環境中に垂れ流しているぞ。
まさか火力発電はタービン回した蒸気を冷やす復水器が
不要とか思っているのか?
Re:風が吹けば (スコア:1)
> 空中だと鳥の領域だし、そっちの生態にも影響はないのかとか。
こっちの方については、生態学の方面からの研究を(も)ちょくちょく目にします。鳥だけじゃなくてバット(コウモリ)・ストライクも問題視されつつあるようで、数年前に国際会議の発表で見ました。直接的に骨折で死なない場合でも、三半規管だかの感覚器をやられても死んでしまう(死期が早くなる?)というようなことだったような。
一方で、死亡した個体数を調べた(推計した?)研究では、北米の small passerine という限定はあるものの、communication tower(電波塔?)に比べると小さいという話がありました: http://dx.doi.org/10.1371/journal.pone.0107491 [doi.org]
ただ、おそらく猛禽などのように個体数が少ない種ではインパクトが大きいのではないかとは思います。
また、ちょっとソースが出てこないのですが、少し前の Nature か Science のニュース記事で、ある種の猛禽では視界に異方性があるために風力タービンの存在に気づきづらく、多く犠牲になっているのではないか、したがって鳥の接近を風力タービン側で事前に検知して、回転を止めるとかなにか対策をできないか、みたいな話があったように記憶しています。
Re:風が吹けば (スコア:1)
鳥も飛ばないような高空領域を活用できればいいんだろうけど、技術的に困難だろうなぁ。
送電も難しくなるし。
人間様が生きていくためには地球資源も他の動植物の生存権も致し方なし。
で進んでいくしかない、業の深さ。
Re: (スコア:0)
> そこで消費されているはずの風のエネルギーって気象の方には影響は全く無いのかな。
そこにビルを建てた場合と比較してみるといいのではないかと思います。
ビルの場合だと完全に風を止めてしまうけど、風車なら一応風は弱まりつつも抜けていきますので、
ビルを建てた場合よりも少ない程度の影響ということではないでしょうか。
Re:風が吹けば (スコア:4, 興味深い)
関東平野の海陸風は、東京湾臨海部のビル群開発によって大きな影響を受けたことがわかっています。
東京のヒートアイランドはもちろん、風が吹かなくなった港湾内、関東平野の内陸部までインパクトを受けているようです。
Re:風が吹けば (スコア:1)
何らかの影響を与えているのは確からしい、というところまでしか解明はされてはいません。
影響の程度は未だ推測の域を出ておらず、「大きな影響を受けたことがわかっています。」とは聊か大仰な表現ではないでしょうか。
(そもそも、何と比したものかを示さずに”大きな”と表現することには賛同できかねます)
影響があるのは事実。
しかしその程度やメカニズムは解明されていません。
Re: (スコア:0)
地球シミュレーターとか使って散々計算していなかったっけ?
Re: (スコア:0)
風の話だけに、ちょっと吹かしてみたんでしょう。
Re:風が吹けば (スコア:1)
その辺感覚的にはそうだろうな、と思ってますけど。
そこで止まらずに実際にきちんと実験したり影響調べたりしてるのかなぁとひそやかな不安。