アカウント名:
パスワード:
なぜかというと、コインは政府が発行し、額面で日銀に売却されるのに対し、紙幣は政府が製造して日銀に原価で売り、日銀が発行するからです。ですから、政府はコインの額面-製造原価の収入を得ることができます(これを貨幣発行益、シニョレッジといいます)。一円玉ではおそらく赤字でしょうが、500円玉はそれなりにもうかっていると思われます。
昭和60年に発行された10万円金貨は、原価4万円ほどで、なんと 1000万枚も発行されました。政府は6000億円ものシニョレッジを得た計算になります。
日銀が印刷局から買う紙幣の価格は平成12年度概算価格で、 壱万円券22.2円/五千円券20.7円/ 弐千円券16.2円/千円券14.5円 ということです。
なお、日銀は政府と違ってシニョレッジを一度に手にすることはできず、発行したお金を貸し出して、そこから得られる利子で運営をおこなっています。余りは政府におさめられます。
ただ、全ての入出金が発生する場所に読み取り機と情報取得の通信経路が必要なのが問題ですね。
あ、Suicaみたいに有効な場所を区切ればいいのか。フリーマーケットでは「ちゃんとしたお金」しか使えませんとか。
今朝も改札で使ったけど、あれのこと? 何時にどこから入ってどこで出たかまで記入されてる、、、、
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
日本の技術だということはさておいて。 (スコア:1, 興味深い)
もし買えるとしたら、それはそれで嫌な気がしますよね。(品物は自分が持って帰るからいいけどお金は店で払って帰るから…、その後何かされると怖いよなぁと)
まぁ、公安機関からみれば脱税や麻薬の取り締まりとか強盗事件とかを追っかけるのがかなり楽になるんでしょうね。
といっても、紙幣の発行量・流通量共に膨大なものですから、国民全体のお金の流れなんて把握できようもないでしょうし、せいぜいマークされた個人単位でしか追っかけきれないと思うので、即プライバシーがどうこうなるとは考えにくいでしょうけどね。
# 自分はマークされそうな覚えないし…。
Re:日本の技術だということはさておいて。 (スコア:2, すばらしい洞察)
ね。極論だけど拳銃とか。大抵ロクな目的に使われないけど。
国家・行政なら特定団体の資金源、マネーロンダリングの解明にも利用できるかも。
この読み取り機を満員電車に持ち込んで、財布にいくら入っている、といっ
た情報が得られないモノかと考えてみたり、、。
中国製の読み取り機が秋葉原で売られている、なんてのはありがちでは?
Re:日本の技術だということはさておいて。 (スコア:1)
どういう目的にせよ、紙幣で追跡しようなんて、かなりお馬鹿だと思うのですが。
あ、でも100枚ぐらいマークしたものを渡して足跡を追うってのは可能かな?
いや、やっぱり使ったお札が使った場所にじっとしているとは限らないから、ダメだな。
Re:日本の技術だということはさておいて。 (スコア:2, おもしろおかしい)
無線LAN仕様だったり、なんて妄想してみました。
盗まれた紙幣へpingを打つと、他のお札をルーティングしな
がら辿りつく。あ、でも実際の所在は判明しないから更にGPS
機能を持たせる。でも現場で急行しても隠匿されていると発見
できないから、「ここだよー」って喋る機能も付けちゃう…
って、それじゃドラえもんだ(^^;
#そこまで紙幣にさせるんなら電子マネーにした方が…。
And now for something completely different...
そこまでやったら (スコア:1)
(「お金足らなくて倒産したドジな造幣局」と『帰って来たドジ』を思い出したりして ^^;)
Re:そこまでやったら (スコア:0)
Re:そこまでやったら (スコア:2, 参考になる)
でも常識的にいって貨幣の製造原価は額面より高くしないと、
「本物と絶対見分けのつかない」偽物がいくらでも作れちゃいますね。
ちなみに以前テレビで聞いた話ですが、偽札を警察に届けた人に払われる報奨金は、
その偽札の額面より多少多いらしいです。でないと届け出ないでそのまま使っちゃう人がいるからなんだそうで。
# それを聞いて思わず偽札を自分で作って自分で警察に届けようと思ったけどID
あぁ、「ン」が消えてるんですよ。「ビーフン・カレー」ね。
Re:そこまでやったら (スコア:2, 参考になる)
なぜかというと、コインは政府が発行し、額面で日銀に売却されるのに対し、紙幣は政府が製造して日銀に原価で売り、日銀が発行するからです。ですから、政府はコインの額面-製造原価の収入を得ることができます(これを貨幣発行益、シニョレッジといいます)。一円玉ではおそらく赤字でしょうが、500円玉はそれなりにもうかっていると思われます。
昭和60年に発行された10万円金貨は、原価4万円ほどで、なんと 1000万枚も発行されました。政府は6000億円ものシニョレッジを得た計算になります。
日銀が印刷局から買う紙幣の価格は平成12年度概算価格で、 壱万円券22.2円/五千円券20.7円/ 弐千円券16.2円/千円券14.5円 ということです。
なお、日銀は政府と違ってシニョレッジを一度に手にすることはできず、発行したお金を貸し出して、そこから得られる利子で運営をおこなっています。余りは政府におさめられます。
Re:そこまでやったら (スコア:1)
お金の匿名性がなくなったら、常にカードやネットショッピングみたいな意味でびくびくしないとならんのでは。
つまり「最悪落としても、あきらめりゃいいや」とは言い切れなくなるんで。
>でも常識的にいって貨幣の製造原価は額面より高くしないと、
>「本物と絶対見分けのつかない」偽物がいくらでも作れちゃいますね。
常に製造原価のほうが高いままだと、
造幣側(国家)は幾らお金を作っても(まあ作らなくても)破産しちゃいませんか?
破産するのが目的で造幣する奴は(正当であっても不法であっても)居るわきゃないと思います。
きっと、沢山作れば損益が反転するポイントが有る(スケールメリット)んじゃないでしょか?
ところで、現存する贋金作り諸兄が、本家と同じ作り方をしないのは、
「コストが見合わないから」だったんでしょうか?
他の理由が有るのかなとなんとなく思っていたんですが…
#つまり、製法が未だ漏洩していないせいだ、とか…
Re:そこまでやったら (スコア:1, 興味深い)
Re:そこまでやったら (スコア:0)
15時間つけっぱなしするぐらいの電力が必要」
「1円玉をアルミニウム材料としてお金に換算すると4円程度になり、
作れば作るほど赤字になる"高価な"硬貨である。」
だそうです。また、 「アルミは精錬時に、 [nisshinkogyo.com]
Re:そこまでやったら (スコア:0)
そんな紙幣存在しないと思うんだけど。
政府以外の人間が作ろうとした時の原価、なら
そうかもしれませんが。
Re:そこまでやったら (スコア:1, 興味深い)
もともと、貨幣はその信用の根拠を原材料の希少性に求めますが、紙幣はそれを発行するものに対する信用から発行されていると考えられます。(そのために、古代世界では金や銀などがそのまま通貨としての価値を持ちます)
日本も江戸時代までは金をそのまま通貨として利用していましたし(すなわちもしも幕府が倒れても、通貨はそのまま金属的な価値を持って流通し続けられる)、その後も金本位制に基づく通貨制度をを利用していましたしね。(政府が金あるいは銀と通貨との交換を保証する…危なくなったら即交換できる?)
今は、管理通貨制度によって日本銀行が発行主体となっていて、通貨自身にそんなに物理的な価値はありませんが…。(それでも、外貨準備や金備蓄などで十分な裏付けがあると思いますけど)
# ん~、何がいいたいのかよく分からんかも。
Re:そこまでやったら (スコア:1)
だが、いいこともあるぞ、外の天気は上々なんだ
Re:そこまでやったら (スコア:0)
- 1円玉を精錬するコスト(=1円玉の材料価値):4円
と仮定して、100円玉からアルミ材料を精錬した場合の損益は
4 * 100 - 100 - 200 - 0.03 * 400 = 88 (゚Д゚)ウマー
となりますね。
#両替時の人件費等を考えなければ。
ネタにマジレススマソ
Re:そこまでやったら (スコア:1)
> 「コストが見合わないから」だったんでしょうか?
> 他の理由が有るのかなとなんとなく思っていたんですが…
> #つまり、製法が未だ漏洩していないせいだ、とか…
コストが見合わないからだと思います。原価5万円の10万円金貨はたくさん贋金が出てきましたね。(もちろんどれも本物と見分けがつかない)
あぁ、「ン」が消えてるんですよ。「ビーフン・カレー」ね。
Re:そこまでやったら (スコア:0)
Re:そこまでやったら (スコア:1)
じゃあお店は丸損だったんですか?
あぁ、「ン」が消えてるんですよ。「ビーフン・カレー」ね。
Re:そこまでやったら (スコア:1)
端数は1円単位まで計算するっていう決まりでしたよね。
というわけで、あの当時は製造コストより税収だったんでしょう。
その後、1円玉は郵便局などでも収容スペースで問題を起こし、
わざわざ貸し倉庫を借りて保管してたという話も出て問題になってたり。
余計なコスト負担を要求する面で、あまり良い貨幣でないことは確からしいです。
Re:そこまでやったら (スコア:2, 参考になる)
参考 http://www.houko.com/00/01/S22/148.HTM
Re:日本の技術だということはさておいて。 (スコア:0)
Re:日本の技術だということはさておいて。 (スコア:0)
全部の取引が記録されるようになったら、追跡も可能になりそう。
もし検索サービスが一般人にも公開されたらどうなるかな。
近所のオバハンが、町内会で払った会費の紙幣の ID を覚えておいて、
その後のお金の流れを検索して、町内会の人たちの生活を覗き見るとか。
Re:日本の技術だということはさておいて。 (スコア:1)
滅多なこと、この番号を使ってどうこう、というのは見ませんね…
いずれにしても、新紙幣のチップを有効活用できるには
チップ情報読みとり機等の普及が不可欠ですけど、EU全体に広まるには
いったいどれくらいの時間がかかるのか…
# まぁカラフルな(だけ?の)アメリカ新紙幣 [moneyfactory.com]よりは見所がありそうですが。
"Stupid risks are what make life worth living!" -- Homer Simpson
Re:日本の技術だということはさておいて。 (スコア:1)
番号+色ならuniqueだったと思う。
後継の夏目漱石もそうなんじゃないかなぁ…。
Re:日本の技術だということはさておいて。 (スコア:0)
Re:日本の技術だということはさておいて。 (スコア:1)
# IPv6にしとけばよかったのに(違
あぁ、「ン」が消えてるんですよ。「ビーフン・カレー」ね。
Re:日本の技術だということはさておいて。 (スコア:1)
Re:日本の技術だということはさておいて。 (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:日本の技術だということはさておいて。 (スコア:1)
Team Slashdot Japan Orca部もよろ
この番号を使ってどうこう (スコア:0)
> 滅多なこと、この番号を使ってどうこう、というのは見ませんね…
番号不揃いの紙幣で○千万円用意しろ!
ドラマではよく見るけど、現実は...?
兎に角、番号を記録する作業が一瞬で出来る、と。
Re:この番号を使ってどうこう (スコア:0)
署員総掛かりで紙幣の番号を書き留める。
明け方になり「ぜってー終わんねーよ」と文句たれた男が
ふと手を休めて見た先には…………、コピー機が。
#うろ覚えなのでAC
Re:この番号を使ってどうこう (スコア:0)
技術の応用 (スコア:1)
ひょっとして、これ?
Re:技術の応用 (スコア:1)
なんか他にもいろいろグッズが無いとできなさそうだけど。。
(I can't get no) satisfaction
Re:技術の応用 (スコア:2, 参考になる)
販売した記録がない=万引きしたもの
という仕組みのようですね。
古書店も盗品売買の片棒を担いでいる、といわれる昨今、古書店側も乗る気の
ようです。
Re:技術の応用 (スコア:2, 興味深い)
先日まで出版社勤めだったんですが、あるとき古書店の調査をしていたら、発売後1週間しか経っていないウチの雑誌(エロ本)が一軒の古書店にまとめて五冊並んでいました。どうやら以下のようなルートができているみたいです。
1.新刊書店がある雑誌を10冊入荷→2.店頭に陳列することなく、直ちに5冊返品→3.流通業者がその5冊を荷物から抜き、古書店に流す。
ご存知のように、書籍・雑誌は再販制をとっておりまして、返品可能な商品です。ところが、流通である取次、版元である出版社ともに、返品されてきた書籍・雑誌の数について、帳簿上の数字だけを見て、正確な数をカウントしていないのが実情です。ですから、返品されてきた書籍・雑誌の実数が帳簿上の数字と多少食い違っていても、まず発見されません。
怖いのは、上記のルートの 3. で、流通業者と新刊書店の間に別のルートができ、
3a.流通業者がその5冊を抜き、元の新刊書店へ戻す→4a.新刊書店は戻ってきた5冊を再度返品する。これで帳簿上は最初に入荷された10冊まるまる返品したことに。→5a.新刊書店は残った5冊が売れればまるまる儲け。売れ残ったら古書店へ流せば良い。
…となることです。これだと、版元の出版社の帳簿上では1冊も売れずに全て返品された、ということになってしまうのです。 書籍へのRFIDの組み込みは、このようなとんでもないシステムを何とかするため、という意味合いもあるんじゃないでしょうか。
Re:技術の応用 (スコア:0)
理由は、万引き防止なんですかね?やっぱり。
Re:技術の応用 (スコア:0)
大手の書店では自前で同じことをやっているんですが、何せ問屋からきた書籍の梱包をほどいて、タグを入れ、また封をし直すと、まぁ面倒なことになっているそうです。(印刷の段階で埋め込むようにしても、コストはそ
Re:技術の応用 (スコア:1)
今回のやつと同じなんですか?
>万引きに業を煮やした書店&出版が出版物にICチップを埋め込ませることで流通の管理(古本屋へ売らせない)をすると
これって古書店側がRFIDをチェックして、万引きしたやつだと(チェックアウトされてないやつ?)買い取らないということを前提としているようだけど、うまくいくかねえ?
Re:Mシステム? (スコア:0)
ユンボでATMを破壊しても直ぐに足がついたりまた
盗まれたお金を使用不能にする事もできるでしょう。
使い捨てのお金って作れそうですね。
ATMから取り出すとプラカードに1000円とか印刷されていて
使うと直接印刷されて残金が減っていく、全部使うと0円
Re:Mシステム? (スコア:1)
ただ、全ての入出金が発生する場所に読み取り機と情報取得の通信経路が必要なのが問題ですね。
あ、Suicaみたいに有効な場所を区切ればいいのか。フリーマーケットでは「ちゃんとしたお金」しか使えませんとか。
Re:Mシステム? (スコア:1)
(毎回暗証番号入れるのも心配ですが。
Re:Mシステム? (スコア:0)
>ATMから取り出すとプラカードに1000円とか印刷されていて
>使うと直接印刷されて残金が減っていく、全部使うと0円
今朝も改札で使ったけど、あれのこと?
何時にどこから入ってどこで出たかまで記入されてる、、、、
Re:Mシステム? (スコア:0)
お金だった残骸を渡される?
お金(紙幣、硬貨)は再使用できることが最低限必要なので、使い捨てみたいに
したいなら、普通にクレジットカード払いになるんじゃないでしょうか。
または携帯電話会社が目論んでいる携帯による決済払い
大丈夫かも (スコア:0)
# 他の枝でも指摘がありますが、追跡より偽造防止が目的なのでは。
### ID持ってないのでAC ###
Re:大丈夫かも (スコア:0)
Re:大丈夫かも (スコア:0)
大丈夫です。その場合はドルで持ちますから。
持ち込みドル (スコア:1)
これ [sponichi.co.jp]って現役引退後に政治家になった時に使う予定の裏金だったのか?
# 違う?
コメントと内容のギャップ (スコア:0)
# 私もね。なのでAC。
Re:コメントと内容のギャップ (スコア:0)