宇宙戦艦ヤマトの著作権訴訟で松本零士が敗訴 42
ストーリー by wakatono
これにはビックリ 部門より
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nyaonyao曰く、"時事通信の記事によると、宇宙戦艦ヤマトの著作権は西崎義展氏にあると東京地裁が判決を下したそうです。
まあ、TV番組の場合、プロデュサーに著作権が全くないはずはないですよね。
以前、キャンディキャンディで原作者と漫画家が著作権を争って原作者が勝ったことがありましたが、大ヒット作品となるともめるものですね。
しかし、「ヤマト」の新作はどうなるんでしょうか?同じ名称を使っちゃ駄目とかなるんだろうか?それに、前作も新作も漫画も描いてましたよね。西崎氏に印税の一部を払え、ということになるんでしょうか?"
西崎被告 (スコア:2, 参考になる)
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元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:3, 参考になる)
だいたい、原作があるんなら、初期段階で、ガミラス人が、初期設定ではラジェンドラ人だったとか、そんな錯誤があるわけない(笑)
それにキャラデザ担当で、2000万は安いどころか、結構高い方です。たったの数十万なんてのも当たり前なんですから(笑)、それどころか原作者には金が全く行かないのも珍しくないしね。
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:1)
なるほど、コミック版とアニメ版が共に存在すると、コミック版が「原作」であるという偏見を抱きがちである、と。たしかに。
# 「聖闘士星矢」に今だに人気があれば、同じような訴訟が起きそうだなって思ったり
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:2, 参考になる)
あのころは松本零士氏のヤマトとひおあきら氏のヤマトが確か平行して連載されてましたね。
で、西崎氏の構想にはひおあきら氏のコミックの方がより近い内容でしたね。
#松本氏のヤマトにはハーロックが最終に近い頃出てるし
#どうしても宇宙を四畳半程度の大きさにしたがってた雰囲気も(藁
#それはそれで嫌いじゃないんだけど:-)
西崎氏としては26話で済ませるつもり無くて、もっと壮大(というか冗長だったかもしれんが)な
話が構想としてあったのがはしょられて、ひおあきら版のほうにそれを反映させたってことかな。
アサヒソノラマからでてた豊田有恒氏の小説はどれとも違う。
もっと悲壮な話(島大介が拉致されて改造人間にされたりーこれは真田氏のキャラになったかー?
放射能除去はできずに、地球の生物を改造して生き残るための技術をを持ち帰るエンディング)
だったけど、これもまた「違う作品」でしょう。
ラジオドラマも少し後でNHKであったけどこれも違うストーリー。
あれほど何が原作かよくわからない作品も珍しいんでは。
そういや最初のメカ&キャラデザはさいとうたかおに話を持っていったとか、
超大昔のまだアニメ誌でないころの「OUT!」で読んだかな(年バレバレ)。
しかし・・・
「青い鳥」のアニメ化でこけたりした西崎氏よりは松本氏の方が、どちらかと
いうとその後商売は上手だったと思うのはボクだけかなぁ。
-- (ま)
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:2, 参考になる)
豊田有恒原案で、作者は石津嵐でしたね。 ガミラスが強すぎて波動砲以外通用しないあたりもシビアだった記憶が。
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:1)
その通りでございます。恐れ入りました。確かに石津嵐氏でした。
>ガミラスが強すぎて波動砲以外通用しない
テレビではデスラー砲なんてのがあって
伊武雅刀が「波動砲はガミラスにも有るのだよ」とか言って
使ってましたね。あるなら最初から出せばいいのにとか思って
子供心に萎えた記憶が・・・・
-- (ま)
ガミラス砲 (スコア:0)
だって、ヤマトの波動砲に対抗して作られたんですよ。
もともと波動エンジンはイスカンダルからの情報に基づいて作られたんだし、波動砲はその応用。
イスカ
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:1)
これって確か
「滅亡編」と「復活編」があったです。
ひょっとしたら実家に残ってるかも
Geheim is not anonymous coward
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:0)
要するにアニメ版の古代守がハーロックに変わってるだけのことなんですが....
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:1)
松本版(コミック)ヤマトではどうだったかなぁ、石津版(豊田氏は原案でした)
小説ではそうでした。名前だけ借りているという感じですか。
-- (ま)
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:0)
ヤマト版ハーロック=古代守ですが。
あの当時の西崎(とそのグループ)には面白いアイディアがいっぱいあったけど、それを実現する現実的能力が欠けていた(いる)ようです。
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:1)
よく覚えてないけど、カーキ色の軍服みたいなの着てたと思う。これは多分アニメの没設定が使われたんでしょうね。
松本版の漫画に出てきたハーロックは頭からすっぽり布被って容姿が分からないようになってましたが。
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:1)
コミックのほうって、松本氏の単行本はたしか上下2巻だったと思ったけど。あの長大なストーリーが。戦闘シーンとかかなりすっとばしてたし(^^;;
それで2000万なら上々かなぁと思う。
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:1)
でも、読売新聞の記事 [yomiuri.co.jp]によると
「そもそも、私が存在せずして作品の一コマも存在し得ないはずだ。原作者としての私の立場が不当に無視されており、控訴する」
って言う感じで本人は自分が原作者と表明していますね…。
これって「自称原作者」ってこと?
それと、この松本氏のコメントに一言。作品を作る上で重要な位置に
いたとしても、その人が著作権者とは限らないと思うんだけど…。
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:1)
今回の訴訟の場合,西崎さんも松本さんも,どちらも「自分一人が原作者だ」と主張しているらしいのが困ったところです。 ヤマトの場合, 特定個人が「原作者」としてのすべての権利を主張できるような, 絶対的なものはないのではないかと思うのですが。
この点,タレコミにも引き合いに出されていた キャンディ・キャンディ訴訟 [kyoto-np.co.jp]とは違います。 あちらは,原作付き漫画の場合に, キャラクター商品に対する権利が漫画家だけに属するのか, 原作者と漫画家との両方に属するのかが争点だったわけですので。
ところで,タレコミに「まあ、TV番組の場合、プロデュサーに著作権が全くないはずはないですよね。」とありましたが, 田中文雄さんの「神(ゴジラ)を放った男」 [netlaputa.ne.jp]を読んだ限りでは,(映画の話ですが) ないらしいです。
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:0)
裁判ではないみたいですね。つーか、どうも原作者だと主張してるの
は松本氏だけっぽいです。西崎氏は、はじめから、自分が著作権者だと
主張しているようです(裁判中のコメント参照)
そして、裁判としてはあくまで「著作人格権」がどこにあるかを
確認する裁判になってます。で、裁判中では「原作」に
あたる作品が無い、オリジナルアニメであることが確認されて、
さらにその後の事実確認で西崎
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:0)
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:0)
していれば、ヤマトは存在したでしょう。
#あれほど評価の高い作品になっていたかは解らないけれども。
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:0)
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:0)
ちらっと出てきてますね。
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:1)
という感じはしますね。基本ストーリーもガミラス艦も「ヤマト」の名前もスタジオぬえ
から出てきたような……。
共同制作ということで権利をうまく分けられたら良かったんですが。
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:0)
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:0)
フィルムのクレジットに「監督」とあるのをお忘れか。
実際松本氏は自分で絵コンテも切ってたわけですよ?
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:1)
美術監督だったハズ。
美術っていわゆる背景画ですね。
絵コンテは切っていなかったハズ。
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#そんなワタシはOS/2ユーザー:-)
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:0)
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:0)
>美術監督だったハズ。
>美術っていわゆる背景画ですね。
>絵コンテは切っていなかったハズ
見れ。
http://www.geocities.co.jp/Playtown/3064/Ymt1.htm
実際、実物のコンテを見ればその筆致で誰の手
Re:元々は原作者ではないんですけどね(笑) (スコア:0)
Re:西崎被告 (スコア:1)
他力本願。
Re:西崎被告 (スコア:1)
その通りだと思います。ヤマトはビジュアル面は松本氏が作ったといえますが、世界観とかストーリーは、西崎氏の作ったもので、そのあたりが純粋松本作品(999とかハーロックとか)とは違います。
つまり、ヤマトがある限り西崎氏と松本氏は永遠に腐れ縁です。
もし、松本氏が西崎氏と縁を切りたいなら、このままヤマトを静かに葬り去るしかないでしょう。
Re:西崎被告 (スコア:1)
Re:西崎被告 (スコア:1)
そういう経緯が実際にあったのかどうか、はっきりわからないのですが、そういう話を聞いたんです。
松本氏が長年沈黙していたヤマトを、急に999に登場させたり、自分が前面に出て映画企画を立ち上げたりしている背景にはそういうことがあり、今までヤマトを嫌っていたわけではなく、描きたくても描けなかったという話なんですけどね。
Re:西崎被告 (スコア:0)
のものが売れた利益は全部そっちに行くはずです。「版権」は
著作隣接権の一種で、著作権そのものじゃないところがポイントです。
松本氏が自分が原作者である(=著作権者である)として
新作をつくりだしたのに西崎氏
(=著作権は依然自分にあると考えている)が原作なんか無い、
自分が著作権者だ、と噛み付いたの
結局、現在の著作権保持者は誰? (スコア:1)
Re:西崎被告 (スコア:1)
(記事中では著作権という表記ですが、文の流れからしてヤマトに関する権利のうち経済的な面を指していると思われる、両者ともこの点は争っていない)
ただ、今のままでは松本氏はヤマトに関して何も権利がないということになりますから、新ヤマトのためにも著作人格権だけでも確保しておきたかったのかもしれません。
制作当時から松本氏と西崎氏はかなり対立していたそうなので、松本氏にしてみれば自分の思い通りのヤマトを意地でも作るために西崎氏の痕跡を排除したかったのでしょうね。
ただ、松本氏の言い分にもちょっと無理があるというか、大人げない部分があるような気がします。
おや? (スコア:1)
Re:おや? (スコア:0)
Space Cruiser YAMATO? (Re:おや?) (スコア:0)
著作者って一人でなきゃいかんの? (スコア:1)
ソースに以下のようにあるのですが、
日本の著作権法では、一つの作品の著作権は、一人に属さないといかんのですか? 共著と同じような扱いにしてしまえばそれでめでたし、ではないかと思うんですが。
GPL なコードの著作権は、部分を書いた個々に属しますよね? それと同じようにはいかんの?
Re:著作者って一人でなきゃいかんの? (スコア:1)
西崎が主であるという判断が下されていたということですね。
この認識の元で松本零士に著作権があるとするなら、松本零士
の漫画にはそのアシスタントにも著作権があると認めなくちゃ
いけない。それは無理があるでしょう。
「映画の著作物」の著作者 (スコア:1)
もちろんここで認められるのは「著作人格権」であって、商業的な権利(著作隣接権)はまた別の話で、これはもう西崎氏側には残ってない筈。
Re:著作者って一人でなきゃいかんの? (スコア:1)
どこかの漫画家はほぼアシスタント任せで自分じゃ何もやらないと聞いた気が、、、、
この場合の著作権ってどうなるんでしょうね?
東京高裁で和解成立 (スコア:1)
めでたしめでたし。
end