Wikipediaがサーバ増強に寄付を募集中 83
ストーリー by yourCat
金策に師も走る 部門より
金策に師も走る 部門より
Shidho曰く、"Wikiによる百科事典プロジェクト・Wikipedia。今年 (2003年) 2月には日本語版1,000ページ到達がここ/.jpでも紹介された。このサイトは3台のサーバで運営されていたが、最近になって1台がハードウェア不調のためダウンしてしまい、現在更新、閲覧にかなり制限がかかる事態になっている。これに対し、サーバ提供をしているWikimedia FoundationのJimboことJimmy Wales氏はサーバ増強などの対策のため合計20,000ドルの寄付を募る声明を発表している。Paypalによる寄付の通貨には米ドルやユーロ、英ポンドやカナダドルのほかに、円があげられているのが興味深いところ。
なお、英語の苦手な向きには2ちゃんねるのWikipediaスレで関連文書のいくつかが翻訳されているので併せてご参照を。"
[Update: 2003年12月30日 04:25 JST] 無事2万ドルを達成した。よかった。
本家サイトでも話題に (スコア:2)
目標達成 (スコア:2, 参考になる)
現地時間早朝の時点で既に1万7000ドル近くは寄付されていたそうな。
Paypalでいいのか? (スコア:1)
Re:Paypalでいいのか? (スコア:1)
VISA か MASTERのクレジットカードが必要ってのがネックかね?
この記事 [pc-view.net]読むとなんとなく日本で流行らないのも解る気が・・・
Re:Paypalでいいのか? (スコア:0)
Re:Paypalでいいのか? (スコア:0)
Re:Paypalでいいのか? (スコア:0)
Re:Paypalでいいのか? (スコア:1)
お金はいくら有っても良いので今からでも遅くない
なんか、ねー (スコア:0)
あれって、なんとかならんのかとか思うんだけどさ。
時々漏れも記事書いたりしてるけど、多勢に無勢って言うか、ね。
長ったらしい鉄関係の変な自説をポストするヤツもいるし。
Re:なんか、ねー (スコア:0)
Re:なんか、ねー (スコア:0)
しかも少し調べればすぐにわかるようなレベルの間違い。
Re:なんか、ねー (スコア:1)
#予想はついていたけど悲しすぎるのでID
Re:なんか、ねー (スコア:1, すばらしい洞察)
やっぱりひとまとまりのコンテンツとして、編集者が責任を持ってオーソライズしたものと、別々の人がばらばらに「編集」したものでは、相当の差が出てくると思います。
間をとって、WikiPediaと百科事典を出版している出版社が協力し合って上記のようなものを画策してみてはどうでしょうか。WikiPediaは、コンテンツを提供する代わりに、サーバ代を負担してもらい、
一方でWikiPedia側は(出来れば各分野ごとに)誰かしら社会的に信用のある人をたてるなどして、偏った内容や誤った内容をクリーンアップしたのちに、高い品質のものを提供するようにすれば、お互い幸せなんじゃないでしょうか。
Re:なんか、ねー (スコア:1)
>WikiPediaは、コンテンツを提供する代わりに、サーバ代を負担してもらい、
個人的には、間は無いと思っています。
少なくとも商用プロプラ辞書とフリー(策定の自由という意味ね)辞書とでは、「水と油」かなと。
前者は典型的な伽藍モデル、後者は典型的なバザールモデル。あまりに典型的すぎて水と油になるんじゃないかと。
水と油なんだけど、どっちの方式でも「辞書」は作り得るという点は、興味深いと思うのでG7
辞書ってのはつまり「要素の定義に使う言葉が、また別のところで定義されてる」という
再帰性というか自己記述性のある"世界"のことね。
まあ、それは「プログラム」とか「プログラム言語」とかとも共通する性質なので、
ソフトがそう(プロプラもフリーも存在してる)のと同様に、辞書も両方成立するんだろうな。
>誰かしら社会的に信用のある人をたてる
そんなことをする…したい…ならば、Wikiは無用です。
実際には「信用ある人を立てる」だけでなく
「信用ない(しかも実際まちがってる)奴を蹴落とす」もやらないと
後者が前者を「汚し」まくってしまって、そのサイトにおける前者の存在意義は無くなるでしょう。
が、そうするならば、Wikiのような自由参加媒体である必要は、なくなります。
「権威付けられた人」と「そうでない人(々)」の、対立とまでは言わないけど「道の違い」は、
この分野においては鮮明じゃないかと思います。まあ実際に何かが起きたってわけじゃなかろうけど。
Re:なんか、ねー (スコア:1, 興味深い)
Wikiというのは、「荒らし」に対して非常に脆いわけです
つまり、設置者 運営者が意図するコンテンツを破壊し
意図しないコンテンツに変えてしまう と。
ただ、それはあくまで運営者側に意図に似わないだけであって
Wikiとしては成立している といった話です。
Wikiは自由参加で、好きなように編集でき
コンテンツの作成 改変は自由です。
つまり皆でコンテンツを作るということでしょうか。
その「皆」の中に荒らしも含まれてます。
荒らし行為すらもコンテンツの一部である
というのがWikiのポリシーらしいです。
Re:なんか、ねー (スコア:1)
なるほど。一理有りますね。
#某所で設置者の「意図」に辟易してる真っ最中なのでG7
まあ、全削除とか、意味不明bit列を書くとか、
そういうのは流石に俺でも食えませんが(^^;
>皆で
サイト(またはサイト内の幾つかのページ)の「参加者」の数が減ってくると、
危険率は増しますね。
「皆」という考え方が機能しなくなってくる。
#Wikiで「一対一対話」という構図に拘られると疲れるのでG7
#話の腰なんて、(より面白い話でもって)おおいに折って欲しいんだけどな。
#それに、へたに対話型なコンテンツになっちゃうと、後から読み書きに支障が出がちだし。
ただ、多くても安全とは限りませんし、
多くなればなったで別の危険(衆愚とかイジメとか)も生まれますが。
Re:なんか、ねー (スコア:0)
サーバより先に (スコア:0, 興味深い)
事実に反する記述がいくつもあり、指摘しても一向に修正されません。
(GNU FDL が気に入らないので自分で修正する気にはなりません)
Re:サーバより先に (スコア:1)
どこに指摘してます?
私自身は、自分の興味のあるところと、自分が興味があって書き込んだところの履歴しか見ていないので、
修正しないで指摘だけまとまっている場所があるとしたら見てみたいです。
#でも、指摘されてもそこが興味のないトピックだと、
#その指摘が正しいのかどうかの判断がつかないこともあったり……。
Re:サーバより先に (スコア:0)
特にきまったジャンルではありません。
webのリンク経由で辿り着いたページで間違いに気付いた時に、
その記事のノートに書いてます。
(積極的に読んだり間違いを探したりするつもりはありませんので)
直ったこともありましたが、
無視されたり、自分で直せ的なコメントが返ってくることが多かった。
Re:サーバより先に (スコア:2, すばらしい洞察)
>
> 特にきまったジャンルではありません。
> webのリンク経由で辿り着いたページで間違いに気付いた時に、
> その記事のノートに書いてます。
(略)
> 直ったこともありましたが、
> 無視されたり、自分で直せ的なコメントが返ってくることが多かった。
利用方法とノートの位置付けを誤解されて
いると思います。勿体ありません。
ぜひ本文を直した上で、*必要なら* ノート
にその理由を書き込んで下さい。
参加者自身によって、気づいたそのときに
コンテンツを洗練させる(直す)事ができる
システムを用意した上で、それを利用する
というのがWikiの基本的なお約束です。
直した内容は、また次の誰かが参照した
その時にレビューされます。
場合によっては、そのコンテンツの過去の
状態も含めてレビューされます。
この歯車を連鎖的に動かすためには、
本文を直してナンボですよ。
Re:サーバより先に (スコア:0)
誤解はしていないと思います。
Wikiの仕組みは知っていますし、別のプロジェク
Re:サーバより先に (スコア:1, 参考になる)
ノートでの指摘文自体もGNU FDLの対象となりますよ。
本文には書けない、本文の修正はできないが、指摘文は書ける、
というのはスタンスとして一貫していない気がするのですが...
#諸事情によりAC
Re:サーバより先に (スコア:0)
Re:サーバより先に (スコア:0)
そう言われるのは心外です。
私はWikiPediaの成果物を積極的に利用するつもりもありません。
(これが、成果物を利用している GNU product とかなら、
もっと積極的に修正を働きかけるんですけどね。)
しかし、WikiPed
Re:サーバより先に (スコア:0)
>誤った記述は正さねばならないと考えています。
それはそうですね。実際Googleの検索の結構上位にくることもあるので、間違いが多いとWikipedia全体が信用されません。
ただ、今のところ特定の分野を除き専門家が少なすぎます。各記事最低限1,2名の同程度以上の専門家が書いていればレビューにより質が向上するんですが、中途半端にしか知らない(いろいろ調べてはいるが専門家からみたら付け焼刃)人だけが当該分野の記事を書いている状態がまだ多いように思います。参加者の数がまだまだ少ないのでしょうね。
私
Re:サーバより先に (スコア:1)
ないのですね。
著作権者とライセンスの問題は最初から手を
打っておかないと、後で芽が出た時にはまります。
WikipediaのGNU FDLはそのための手段でしか
ないと思うのですが、FDLで統一されている事の
どのあたりを問題視されているのか、聞かせて
いただけませんか。
ノートへの書き込みは、改善要求というより
隠されたヒントにしかならないだろう事は
ご理解いただいていると思います。
Re:サーバより先に (スコア:0)
適当なライセンスのような気がするのですが、
なにか欠点があるのでしょうか?
Re:サーバより先に (スコア:0)
#GNU FDL改訂の話は結構話題には出ますが
開き直りですか (スコア:0)
どうぞこれからもデタラメな辞典を公開し続けてください。
具体的な指摘を (スコア:0)
一度指摘をしても、しばらく反応がない(指摘時にわかる人がいない)とすぐに埋もれてしまうのです。お手数ですが、よろしくお願いします。
#タレコミにある2ちゃんねるのスレッドにでも構いません。
Re:サーバより先に (スコア:0)
そしてどのようなライセンスだったら協力する気になるのか、も。
Googleの方が便利 (スコア:0)
早速見てきたのですが内容があまりに無さすぎる。
あのような運用で百科事典を完成させるには無理があるように思う。
Googleで検索した方がよっぽど手っ取り早いと思うのですがどうでしょう。
Re:Googleの方が便利 (スコア:2, 参考になる)
日本語版はともかく、英語版Wikipedia [wikipedia.org]は既に百科事典としてかなりのものだと思いますよ
少なくとも今の段階では、英語版を中心に各国語版が作られているという感じなので、日本語版だけ見て判断するのはちと視野が狭いです。既に54の言語 [wikipedia.org]でWikipedia計画は進んでいます。
Re:Googleの方が便利 (スコア:1, 興味深い)
中には、いい記事もあるのだけれど、wikipediaの常連が足を引っ張ります。
新人がやってきて記事を立てると、あらを探してきつい口調でつっこみをいれます。
何も知らない新人は、怒って論争になるか、驚いて二度と来なくなるか、どちらかです。
結局、日本語版wikipediaに残っているのは、論争好きな常連だけですな。
常連だからといって、百科事典の記事が書ける知性があるとは限らないのが困ったところ。
ああ、英語版がうらやましい。
Re:Googleの方が便利 (スコア:1)
> Googleで検索した方がよっぽど手っ取り早いと思うのですがどうでしょう。
完成させようという野望を抱いていると、(少なくとも現状では)無力感に打ちのめされます。
そうではなく、自分がGoogleで調べたことをメモしておく場所をWikipediaが提供してくれている、くらいの感じで使っていればいいのではないでしょうか?自分のサイトでそういうものを公開している人も多いと思いますが、それを集めて力にしようということが趣旨、かどうかはわからないけど、そういう考え方のほうがオープンソース業界にフィットしませんか?
Re:Googleの方が便利 (スコア:1)
読む百科事典ではなく、作って使う百科事典なんですよ。
というより作る過程が楽しい百科事典かな。少なくともエントリを
生めよ増やせよの段階では間違いなくそう。
# だからと言って自分には Wikipedia に参加できるほどパワーが
# ないですがね。申し訳ないけど自分用の Wiki にメモする方が
# 楽なんで。
Re:Googleの方が便利 (スコア:0)
しかし、本当にGoogleで足りてますか?
Re:Googleの方が便利 (スコア:2, すばらしい洞察)
-> 記事がないか、必要な情報に欠けている。
-> グーグルで調べる。
-> 複数のサイトを読んで、知識を得る。
-> ウィキペディアに知識を反映。(他サイトのコピペはしない)。
ってことをときどきしてます。
英語版で知りたいことが十分まとまっていると判断したら、要点とか全文とかを翻訳したりもしてます。この際、対訳の状態でアップして他の人のチェックが入るのを待ちます。
まあ、本格的にウィキペディア日本語版が活発になったのが2月で、ほんの十ヵ月でここまで来たんですから、まあ、あと2年とか5年後のウィキペディアの姿を本来のウィキペディアと考えたら良いのではないかしら? と思いますが。
なにはともあれ、大きな可能性のあるプロジェクトです。
一つのサイトをみても必要な情報が集まらないことって多いですよね。これは、各サイトがひとりか数人の手によって更新されているからで、物によっては、2年前には充分な情報が集められていたであろうサイトも、更新が止まっていて、「残念だなあ」って事も多いですよね。
まあ、ボクはウィキペディアは「読者向け」というよりも、「寄稿者向け」の百科事典の状態にあると思います。読者よりも寄稿者優先。で、2年とか5年のオーダーで、読者向けの百科事典に移行していくんだろうと思っています。
Re:Googleの方が便利 (スコア:1, おもしろおかしい)
日本人は礼儀正しいという評価を受けることもありましたが、これはあくまで外面。
つまり外の面、周りが自分を見ているから気にして礼儀正しくしているにすぎません。
周りの人間には自分がどこのだれかもわからない
直接的にコミュニケーションしない
といった場合に日本人の陰険さが出ます。
つまり匿名性を傘にきるわけです。
海外旅行に行った日本人のマナーの悪さは最悪です。
世界遺産への落書 公共施設の利用のマナーも悪いです。
もちろん全ての人がそうというわけではありません。
ただ、そういった人が目立すぎる
そして多すぎるという事が問題になります。
日本人のネット上でのマナーの悪さは最悪です。
一例ですが、「/.のAC」 「2chの名無しさん」 いずれも荒らし 煽り目的の人が数えきれない程います。
個人の掲示板や、メールの仕方 他人に対して最低限守るべき礼儀作法
日常生活ではある程度守っているマナーですらネット上では守らない人が多すぎます。
なぜ守らないかといえば、「ネット = 仮想」という認識
直接顔が見えない 匿名性が高い といった事が上げられます。
ネット上にあるコンテンツを作成するのは人間で
ネットを介してコミュニケーションを取るとにしても
相手はもちろん人間です。
ただ「ネット = 仮想」という認識をし、そのコミュニケーションの相手を人間とすら思ってません。
自分の相手をしてくれる都合の良いプログラム(ネット上にしか存在しない仮想の物)ということでしょうかね。
#ある種のレッテル貼りです
#自己の正当性の確保のために「迷惑かけてもいいんだ」と思いこもうとしています。
#「どうせ俺が誰かなんてバレっこないし、相手もどこの誰かもわかんねーし関係ねーよ」
そういった陰険な性質を持つ人が多い日本で
Wikiのような、性善性を求められるシステムで何かを成そというのは無理があると思います。
面白半分で妨害して、人が困ってる姿を見て喜んでる奴も出てくるでしょうし
「俺が閉鎖に追い込んだんだ 俺ってハッカーなんだぜ」って感じで自慢にすらしてしまう奴もいるでしょう。
( ′∀`)「どうせバレないし」
( ´_ゝ`)「誰かに怒られるでも殴られるでもないし」
( ゚Д゚)「はぁ?関係ねーよ」
(・∀・)「俺の勝手じゃん どうせ仮想なんだしムキになるなよ」
( ゚∀゚)「Wikiなんてカモだよ。そんなの使ってる方が悪い」
こんな感じですかね。
Re:Googleの方が便利 (スコア:1)
近年若年者の凶悪犯罪が急増した「ことになっている」
んですから、そういった評判の正当性は大してあてにはならないでしょう。
長文(コピペ?)ご苦労様ですが、バザールモデルでノイズをどう排除するか、っていう問題の解決方法がナッシングと断言するのは、現段階では思考の放棄でもしないと出来ないことだと思いますよ。
世の為に手前の頭捻って考えてもらえると、自分はうれしいです。
Re:Googleの方が便利 (スコア:0)
Re:Googleの方が便利 (スコア:1)
専門的な知識を持っている人は、枝葉の知識を書きたがるだろうけれど、一般の人はもっと基本的な知識を求めているだろうから。
Re:Googleの方が便利 (スコア:0)
そもそも「完成」というものを目指していない気も。
別に便利だと思うなら、Google使うのに問題は無いし。
検索エンジンの結果とは
Re:Googleの方が便利 (スコア:0)
> ひとつの箇所に必要な資料が揃っていることが重要なのではないかと。
WikiPedia無用論は、
「ひとつの箇所に必要な資料が揃ってい」ないからではないかと。
Re:Googleの方が便利 (スコア:1)
言うのは簡単 (スコア:0)
#フレームの元にしかならないのでAC
Re:手一杯です (スコア:0)
皆様に知らしめたので、あなたはもう「報われてしまいました」
よって、あなたはその活動に関してもう報われません。
そういう事は心に思っても発言しちゃダメですよ。
それが大人ってもんでは?
Re:手一杯です (スコア:0)
別の話って気がしないでもないけど内容には一応賛成。
Re:かしらかしらご存じかしら (スコア:1, すばらしい洞察)
青空文庫 [aozora.gr.jp]とか、既に一定の成果を上げている、オープンな文化系の活動は色々ありますよ。
小規模な内は「誰でも好き勝手やってくれ」で済むかもしれませんが、ある程度の規模を目指すなら、有能な取りまとめ役がいないとうまく行かないというのは理系文系問わず言える事なのではないでしょうか?