FreeBSD 5.2-RELEASE 公開 22
ストーリー by Oliver
進歩は止まらない 部門より
進歩は止まらない 部門より
tag 曰く、 "FreeBSD 5.2-RELEASEがとうとう出ました。当初、
12月16日ごろにリリースの予定でしたが、
リリース間際になって様々なトラブルが発生したため遅れてしまったようです。SMP関係でいくつか課題が残されたため、5.3-RELEASE まで安定板にはならず、安定板の次期バージョンは 4.9.1-RELEASE の予定です。
ぱっと見で 5.1 と 5.2 の違いは (1)GENERIC カーネルのマルチプロセッサ対応化、(2)IPFW 関係のルール記述能力の強化、(3)KAME から IPsec や IPv6 の最新コードを移植、(4)/bin や /sbin のダイナミックリンク化、でしょうか。詳細は
リリースノートを参照のこと。"
雑感 (スコア:3, 参考になる)
5.2ではACPIをonにするとインストーラが起動するようになりましたので、今まで5.xが動かなかった機種でも今回のリリースで動くようになったかもしれないですね。
試しにインストールしてみて気になったのは、nicを設定するときdhcpを選択するとなぜか/etc/resolv.confが作られずホスト名からIPを引けない状態になっていました。
dhcpを使わずにIPを手動でふるか、resolv.confを自分で書けばよいだけですが、予備知識が無い場合相当困惑すると思います。
あと細かいことだけどsysinstallが/standから/usr/sbinに移動していてビツクリ。
amd64とlibkse/libthrとSMP (スコア:2, 参考になる)
libkseとlibthrは製品レベルまで達したのでしょうか? 気になるところです
portsはまだ完全に追従してる訳ではなさそうです。cvsupもありませんがいくつか機能が使えませんが、packagesは入手できます。amd64 MLを参照してください。staticにリンクしたIA32のcvsupは動作しませんでした。かなり使えるが、もう一歩、という感じでしょうか。
僕もなるべくports浄化につとめますが、アーキテクチャばりばり依存のportsはさすがに難しいです。我こそは、と思われるhackerの方、send-prよろしくお願いします。
タイミング的に、、、 (スコア:2, 参考になる)
まぁ、XFree86-4-Server-snap(4.3.99.15; 約一と月半古いもの)を使う事で私の遅
めのNotePCでもDVDが見れるようになってますし、私のマシンのMach64系のdri完全サ
ポートは、セキュリティ絡みの解決にまだかかるようなので、今ん所影響なしですが。
#XF86-4.4RC2でDVDのチェックだけしましたが、やっぱ変わらんでした。
ports/packageだけで環境を作るので (スコア:1)
VESAドライバという選択肢もありますが、それはそれで何か悲しいです。
Re:タイミング的に、、、 (スコア:1)
Re:タイミング的に、、、 (スコア:0)
あとに問題が見つかってリリースが延期されていたのに、
コードフリーズを解除してXFree86 4.4を入れるなんていうのは
論外でしょ。
Re:タイミング的に、、、 (スコア:1)
5.2-RELEASEのportsは、もうフリーズされてるけれど、-currentのportsだったら、
間に合ったりしないかなとか思っていたわけです。
#12月にx11のライブラリとか、ちょこちょこアップデートされていたので。
日本語訳の公開 (スコア:2, 参考になる)
jail (スコア:1)
という話を小耳に挟んだのですが、どんなものなのでしょう?
#タレコみ文の安定板はちょっと…。
And now for something completely different...
Re:jail (スコア:4, 参考になる)
一言で言えば、jlsは現在動いてるjail環境を一覧し、jexecは指定したJIDのjail内でコマンドが実行できます。
jexecでcsh立ち上げれば、もう向こうの世界です。
以前は、わざわざjail環境にsshしてたので、かなり楽になりました。(他の方法あったのかも?)
# jailのアップデートって結構面倒くさい
Re:jail (スコア:2, 参考になる)
(4.xで無かったのは確かですが、5.xでいつ導入されたのかは知りません。)
まあ中身はといえば、すでにあるjail環境の中で exec、lsするって言う程度のものだったと思いますよ。
日本語対応lsをjlsという名前で使っていて5.1導入時にあれっと思ってjlsの存在に気づきました。
でも、自分はjail環境使ってなくてよくわかってないので詳細はmanでも見てくださいね。
(あんまり役に立たなくてすみません…)
安定版ですね (スコア:1)
/bin や /sbin のダイナミックリンク化 (スコア:1)
から無問題なのかな…
-- みずき
Re:/bin や /sbin のダイナミックリンク化 (スコア:3, 参考になる)
障害時に/libが読めないとか、ldconfigが動かないということが 発生した場合は、かなり多数のツールが/rescueの下に静的リンク して置いてありますので、これに頼ることになります。
ツール類が動的リンクされたことにより、PAMとの柔軟な結合が 可能になり、場合によっては起動時間の削減やメモリ領域の節約 ができるようです。
Re:/bin や /sbin のダイナミックリンク化 (スコア:3, 参考になる)
> 場合によっては起動時間の削減やメモリ領域の節約ができるようです。
逆にshellスクリプトやmake等の様に短時間に頻繁にfork-execを行う場合にはダイナミックリンク時のアドレス解決に伴うオーバヘッドにより「最悪」40%程度の性能低下が発生することもありうる [freebsd.org]そうです. リンク先の例は本当に最悪ケースなのですが, 今隣のノートPCでXFree86-4のportsをインストールしている状態でsystem時間が頻繁に70%を超えることがあるので, 用途によっては十分な評価が必要になるかもしれません.
Re:/bin や /sbin のダイナミックリンク化 (スコア:4, 参考になる)
ただ、あくまでこれは暫定的な措置であり、-currentの /bin/sh はdynamically-linkedのままです。 この点については、将来的にPrebindingなどの手法により、dynamic link自体のオーバヘッドを減らしていく [freebsd.org]方針で問題の解決を図るようです。
Re:/bin や /sbin のダイナミックリンク化 (スコア:1)
javaは? (スコア:0)
#javaどころか、FreeBSDも最近触っていないのでAC
Re:javaは? (スコア:3, 参考になる)
ただ、インストールにはlinux版のjreがいりますし、最近のupdateが
ないので例の2004/01/05日問題に対応していないかも。
Re:javaは? (スコア:1, 参考になる)
正確には「native版JDK1.4.2のビルド自体のために、
あらかじめJDK1.4.xの何れかがインストールされている必要がある」
ですね。
ですから、一度native版JDK1.4.xをビルドしたら、
make packageでバイナリパッケージを作っておけば、
次回以降はLinux版JDKなしでもビルドできます。
Re:javaは? (スコア:1)
ビルドに時間を食いますが、1.4系はportsからどうぞ。
いや、ホントに時間かかりますよね…。
Sparc64でSun Fire v100 (スコア:0)
ifconfigで割り当てるとok.