インテル、起動時間短縮技術「Robson」を発表 112
ストーリー by yoosee
単純な発想を標準技術に 部門より
単純な発想を標準技術に 部門より
t-blue曰く、"CNET Japanの記事
によると、IntelがPCの起動やアプリケーションの立ち上げ時間を短縮可能な「Robson」という技術を発表した。
この技術はハードディスクからではなく、フラッシュメモリカードからデータやアプリケーションを取り出すことによって、起動、スリープからの復帰、アプリケーションの起動の各時間を短縮することが可能になるそうだ。
また ITMedia の記事によると、ノートPCで 5.4秒かかった Adobe Reader の起動が、Robson 利用では 0.4秒になるとしている。
同時にノートPCにとっては、HDDのモーター稼働時間が減ることでバッテリーの持ちがよくなる可能性もあるそうだ。
i-RAMと比べたらどうなんだろうか。あっちのほうが早いような。まあ、ノートPCにi-RAMは搭載できないし、用途や仕組みも違うものなんだけど。"
もし、非揮発性の主記憶だけでOS作れたら (スコア:4, 興味深い)
補助記憶装置いらずで、loadやsaveという概念無しの
オペレーティングシステムが実現出来そうな気がします。
ファイルシステム中の全てのファイルが最初からオープン状態であり、
また、書き換え後にも保存操作が不要だったり、
(代わりにトランザクションログやチェックポイントをとってロールバック・・)
プログラミングも、main()等の中でwhileループを回すコードを書くのでなく、
最初にオブジェクトを配置して、そこにイベントハンドラを付け加えるという
手順で、初めから起動していて、アイドル常駐前提の開発手法になるだとか、
今の常識とはかけ離れたシステムが実現可能だろうと妄想した・・。
Re:もし、非揮発性の主記憶だけでOS作れたら (スコア:1)
やはり移植性などの問題からいまの情勢を変えることって難しいと思いますし。
# 全然違うものだけど、感覚的にはCocoaやOpenDocやxinetdが思い浮かんだ
# 個人的にはすごく面白そう
はすかわ
Re:もし、非揮発性の主記憶だけでOS作れたら (スコア:1)
できたら、ストレージって概念なくなるんじゃないかなあ…」などと夢想したことがありましたが、
その後のマルチメディア系データの肥大化でちょっと無理そうかな、と思い直しました。
少なくとも、アドレス空間が64ビットだと不安…。
# いや、いくらなんでも16エクサバイトあれば足りるか!?
Re:もし、非揮発性の主記憶だけでOS作れたら (スコア:1)
Re:もし、非揮発性の主記憶だけでOS作れたら (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:もし、非揮発性の主記憶だけでOS作れたら (スコア:1)
その条件なら全部メインメモリ扱いでしょー。
# というのを妄想した事はある。だが、32bits空間では足りないんだ。
Re:もし、非揮発性の主記憶だけでOS作れたら (スコア:1)
KNOPPIXではだめですか? (スコア:1)
Re:もし、非揮発性の主記憶だけでOS作れたら (スコア:1, 参考になる)
作成者:「Nantero」社
名称 : nanotube-based non-volatile Random Access Memory
原理 : カーボン・ナノチューブのストリングの上下動
13センチメートルの直径を持つ円形のウエハーを作り出す事に成功していますが、その大きさで10ギガビット(8ビットで1バイト)を記憶する能力を持つそうです。
MRAMの方も進展はしてる [nikkei.co.jp]んだけどね
OS-9 懐かしい (スコア:1)
久々に Basic09とか使ってみたかったりして。
屍体メモ [windy.cx]
本当? (スコア:3, 参考になる)
i-Ramの前例 [srad.jp]があるので、疑ってしまうなあ。
> i-RAMと比べたらどうなんだろうか。あっちのほうが早いような。
試行したアプリが違いますがi-Ramでは という結果 [impress.co.jp]が出ています。
Re:本当? (スコア:1, すばらしい洞察)
RobsonなしのノートPCが数秒で起動ってのは、それだけで十分に早いのですが、いったいどういう仕組みなのだろう。
そういえば、Simple Boot Flag [microsoft.com]って、もうどこでも使えるのかな?
起動が早くなるんだったら (スコア:3, すばらしい洞察)
あの待ち時間が結構長くて微妙に困る。
--
「なんとかインチキできんのか?」
Re:起動が早くなるんだったら (スコア:2, すばらしい洞察)
以前なら高かったのでおいそれとはできませんでしたが、今なら1Gタイプでもそれほどではないので標準とはいかないまでもオプションとして対応くらいしてほしいですね。
#ノートのスロットにCF入れて、そこをハイバネーション領域に指定…ってできるのなら今でも実現可能か?
Re:起動が早くなるんだったら (スコア:1)
ディスプレイも改良して (スコア:2, 興味深い)
電源入れなくても済むことってあると思うんですよね。
もちろん起動時間短縮はPDAとの垣根を取っ払う意味でも大きいですな
近々リナザウ購入予定 :-P
根本的にはソフトウェア側の問題では? (スコア:1, 参考になる)
今後、より新しいメモリーデバイスが出る度に同様のアプローチを行うのは、何だかスマートではない気がします。
長く使われる技術としてはやっぱりソフトウェア側の改良しかないんじゃないでしょうか。PCでも、携帯電話の制御ソフトとかPDAのOSといったRTOSなみの起動速度は欲しいですし。
これからの携帯電話がPDA程度の機能持っても瞬時に起動するレベルを保つでしょうしね(Windows Mobileは別かも)。そうすると、日常用途としての情報機器はPCは不要ですね。画面がでかいというメリットはありますが。ワープロとか表計算まで使うようになってPCを購入するか検討となるかと。PDAの需要が先細りなのもそのあらわれかと思います。
そんな意味では、Playstationみたいなゲーム専用機は、情報機器としては理想的な製品なんじゃないかと思います。あれにブラウザとメーラとスケジューラとキーボードが最初からまとめて入ってくれれば、セカンドマシンなんて買わないですよ。
Re:根本的にはソフトウェア側の問題では? (スコア:3, 興味深い)
dietとかの実行形式ファイル圧縮ツールですね。
CPUによるリアルタイムなファイル展開の時間的コストが
ディスクアクセスよりも遥かに早かったFD時代特有の手法ですが、
今後デュアルコアなCPUがもっと流行ってきたら、また復活したりして。
...とここまで書いて、アプリの起動時間のほとんどはメモリ上へのバイナリの展開と
作業領域の初期化だ、という話をどっかで見たような記憶が...
# OSの起動時間の話だったっけな?
もしそうだとすると、復活はありえないか。
Re:根本的にはソフトウェア側の問題では? (スコア:1)
Re:根本的にはソフトウェア側の問題では? (スコア:1, 興味深い)
それって、単にMIPS積んだローエンドワークステーションなんでないか?
Re:根本的にはソフトウェア側の問題では? (スコア:1)
Palmや携帯電話の場合は、基本的なタスクは起動しっぱなしで電源OFFでもバッテリがある限りは動いてます。つまりメモリサスペンドの状態にあります。だからPalmはハードボタンを押すとすぐにアプリを起動させることができます。
携帯電話であれば、バッテリを取り外した後の起動はいつもよりちょっと時間がかかるはずです。
Re:根本的にはソフトウェア側の問題では?(ネタ: -9999) (スコア:1)
おまけにRGB D-Sub15pin コネクタがついていたようですが...
結局betaしか買ってない(^^ゞ
今となるとゲーム以外で使用する増設メモリスロットとかあればなぁ...と。
無駄? (スコア:1, 興味深い)
短縮するよりは、リジュームするようにOSを作るべきだろうと
瞬間的に立ちあがるWindowsといえばVirtualPCがある。
互換機ハードのエミュレーターとメモリ部分の復帰で
事実上スリープしてなかったことにしている。
つまりハードに記憶された設定情報の復帰と
メモリーに記録された情報を戻せば瞬間に復帰できると思うが
電源を切らなければいい (スコア:1)
Re:電源を切らなければいい (スコア:1, 参考になる)
iMacとかの電源ボタンは後部にあり、スリープ状態で停止させておくのが標準の使い方だそうです。
でもOSがアップデートするたびにスリープ機能に問題が発生してる気がしないでもないけど。
半年前にも (スコア:1)
今更新しく発表するようなものなのでしょうか。
それとももっと独自で高効率?
Re:半年前にも (スコア:1)
汎用性の高いシステムです。
それに対して、Robsonは、どんなハードディスクにも対応できる、
汎用性の高いシステムです。
…とか。
CP/Mは感性を磨く (スコア:1)
十年一日、技術がどんだけ進歩しても、根本的な問題は相変わらずなんだなぁ~と、しみじみ。
困ってない (スコア:1)
アプリケーションの起動速度とかは、一般的なビジネスソフトの起動時間くらいならもうあまり気にはしていない感じ。(コストダウンの末、メモリ搭載量が極端に少ないPCつかっている人がおおいのかな?)
一番問題は、3Dゲームのロード時間がかなり長い物が多いというのはあるね。フルスクリーンだったりすると何もすることが出来ないでロードをジッと見ているぐらいしかないので、結構いらつくし。起動時もそれなりに長いくせに、起動してからプレイしている最中もマップのロードやらでものすごいかかってる場合が多い。
既存のHDDを交換するだけで実現できればいいな (スコア:1)
以前マイクロソフトとサムソンが、HDDにフラッシュメモリを搭載してモーターへの通電時間を短くするという試み [cnet.com]をやっていましたので、それに類似の物かとも思ったんですが。これは既存のHDDを交換するだけで効果が得られるもののようなので、どうやら今回のインテルの発表した Robson とは違うようです。
屍体メモ [windy.cx]
Re:Adobeはプログラム組むの下手だから (スコア:5, すばらしい洞察)
え? 帰っちゃいけないの?
定時過ぎても働くのが日常茶飯事だとしても当たり前だと思ってはいけない気がします。
# Adobeの人じゃないのでID
Re:Adobeはプログラム組むの下手だから (スコア:1, おもしろおかしい)
Adobeのプログラマさんは世界一優秀ですよ。
なにせプロセッサの様々なキャッシュが重厚長大に存在する環境であれだけ重い処理を作れるんですから。
ハードウエアメーカーさんにとってはMicrosoft同様「新しいハードを買ってくれるきっかけを作るソフト」として重要視されてるんではないかと。
Re:Adobeはプログラム組むの下手だから (スコア:1, すばらしい洞察)
>のは珍しいわけで、単に企業努力が足りないだけだと思うんだよね。
だからこそ遅いソフトの代名詞として登場したんだと思います
起動にストレスを感じないソフトをサンプルに使われても
ピンと来ないですし
# 私はほぼ毎日定時に帰ってます
Re:Adobeはプログラム組むの下手だから (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:Adobeはプログラム組むの下手だから (スコア:1)
>まじで、Adobeのプログラマは定時で帰ってるんとちゃうかと
>小一時間以下略
無意識にこう考えてしまうことが、デスマーチを誘発する遠因に
なっていると思ってしまうのは私だけでしょうかね?
なんてこれ [dyndns.org]を読みながら思ったり。
Re:Adobeはプログラム組むの下手だから (スコア:1, すばらしい洞察)
競合がなかったのは誰のせい?
何年も前からフォーマットは公になっていたわけだけど、
ユーザが必要だと思わなかっただけでしょ。
Adobeのせいかっていうとすこしちがうよねぇ。
Re:Adobeはプログラム組むの下手だから (スコア:1)
良いコードを書いているかどうかは問題にしていないと思われます。
プログラマの問題じゃなくてプロジェクトの問題かな?
Re:Adobeはプログラム組むの下手だから (スコア:1, すばらしい洞察)
表題は「Adobeはプログラム組むの下手だから」となっていて
とてもそういう意味に読み取ることは出来ませんが。
コメント元に対して甘すぎて、Adobeに対して
厳しすぎると思います。
Re:いろいろ気になることはある (スコア:3, すばらしい洞察)
寿命(書き換え回数の制限)もそうですが、そもそもSWAPの意義からして本末転倒なので。
# メモリが少なかった頃のLinuxZaurusで、SD上にSWAP切る使い方が流行りましたが、
# 「SWAPは、RAMよりもHDDの方が容量あたりの値段が圧倒的に安いから
# 意味があるわけで、RAMと同等の価格帯のフラッシュメモリを使ったら
# 遅いだけで意味ないじゃん」とか思った記憶あり。
# まあ、メモリ増設できない機種だっただから仕方ないんですけどね。
Re:いろいろ気になることはある (スコア:3, 興味深い)
だめになります。
所謂、一度ファイルを書き込んで後はリードオンリーであるなら
実績で言うと15年ももっているシステムを知っています。
Re:HDDキャッシュ (スコア:1)
そのあとキャッシュの設定で追記不可、というやり方ができた記憶があります。
# 昔のコンパイラの実行形式は数百kbのEXEファイル1つだったんですよ(遠い目)
Re:HDDキャッシュ (スコア:1)
繰り返しコンパイル・リンクするならライブラリがキャッシュにある方がいいでしょうね。
多数のソースファイルをコンパイルして最後に1回リンクするだけなら、
コンパイラだけキャッシュにあれば十分でしょう。
コンパイル対象と使用可能なキャッシュメモリ量によるのでしょうね。
実を言うと、「ディスクキャッシュにコンパイラ常駐」という使い方は
やり方を知ってるだけで常用してはいなかったので
細かいところははっきりした記憶がないです。
ごめんなさい。
Re:HDDキャッシュ (スコア:1)
ここでいう「キャッシュメモリ」というのはCPUのL1/L2キャッシュのことではなくて、メインメモリに確保しているディスクキャッシュのことです。ディスクキャッシュといってもHDDの中にあるキャッシュメモリのことでもありません。
今どきだと、2MBのCPU L2キャッシュと8MBのHDDキャッシュが載っていたりしますが、搭載メモリが1MBだったころの時代の話です。
Re:類似技術 (スコア:1, 参考になる)
Re:MSXやPC98は (スコア:1)
# 起動時に160MBのメモリをチェックするのに2分くらい掛かるPC-9821RvII26を使い続けてる人なのでID
Re:MSXやPC98は (スコア:1)
それで、大容量化が進むにしたがってCD-ROMになって、
DVD-ROMになって、それでも足りないからHDDが載って。
#あれ?
「なんとかインチキできんのか?」
Re:MSXやPC98は (スコア:1)
でもこれをフラッシュ起動にすればいいんですよね。ノートPCだったらBIOSレベルで内蔵フラッシュからの起動とかに対応しても良さそうな気がするのですけど。ふだんはHDD起動にしとけば済む話ですし。
#CASSIOPEIA FIVAは外部スイッチでLinux起動できたなあ。あれはHDDのパーティション選択でしたが、それをFlashからにすれば…。
Re:MSXやPC98は (スコア:1)
そこからプログラムのロードが30分かかってましたけど orz
Re:MSXやPC98は (スコア:1)
そこからテープでBASICインタプリタをロードして、さらにプログラムのロードがありましたけど(;´Д`)
Re:MSXやPC98は (スコア:1)
それってBIOSの起動…
OSの概念を理解していない、小学生だった私にとってクリーンコンピュータ [wikipedia.org]は「出来そこない」のマシンにしか思えなかったな^^;