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14207 story

山かげの村に巨大鏡で太陽光 76

ストーリー by mhatta
もっと光を… 部門より

naocha 曰く、

読売新聞The Hamilton Spectator の記事によれば、アルプス山脈の山々に囲まれ、冬季に太陽の光が 届かなかった北イタリアのビガネッラ村で17日、 山肌に設置した巨大な鏡で太陽光を村に届ける装置が 稼働し、村人たちが大喜びしている。 ビガネッラ村は、200未満の人口で、毎年11月11日から2月2日まで太陽が山陰に隠れ、陽光が届かない急な谷にあります。このため市長は巨大な鏡を取り付ける計画を提案した。縦5メートル、横8メートルの鏡はコンピューター制御で太陽を追跡、1日最大8時間は村の中央広場付近に陽光を注ぐことができるという。なおこの村はWikiPediaにも掲載されており、GoogleMapsでみても、山奥なのがわかります。

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  • 妄想 (スコア:4, おもしろおかしい)

    by gesaku (7381) on 2006年12月20日 10時22分 (#1078666)
    ・村民が突然焼死する怪事件
    ・犯人のいない連続放火事件

    #「禿急増」も考えたけどひどすぎるので却下
  • by ncube2 (2864) on 2006年12月20日 11時16分 (#1078705)
    「サンダーバード」の『太陽反射鏡の恐怖』を思い出した人は手を挙げるように。
  • by yamashow (14193) on 2006年12月20日 11時22分 (#1078710)
    我が家も南側に高層ビルがあり、日当たりが悪いはずなんですが、目の前にある別のビルの窓ガラスに反射する太陽光で結構日当たり良くなってます。
    なんか、角度もちょうどいいらしく、夏場は涼しく(日陰になり)、冬場は暖かいです。

    部屋っていう狭い範囲(間口7mくらい)に巨大な鏡(たぶん幅30m×高さ15mくらい)だから太陽を追跡しなくてもいいのでしょう。
  • 現代版? (スコア:2, 興味深い)

    by R.net (29231) on 2006年12月20日 10時26分 (#1078672)
    半日村 [ehonnavi.net]を思い出した。
  • ちいさっ! (スコア:2, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2006年12月20日 10時34分 (#1078678)
    この話を聞いたときは、太陽熱発電みたいに、山肌一面に鏡を並べて
    村全体を照らすのかと思っていたのに、数十平方メートルの鏡1枚だけなのか。
    しかも見た感じ平面鏡なので狭い範囲しか照らせないのね。
    気分だけって感じだね。

    でも、まぁ太陽光発電がある場所みたいに雨の降らない地域ではないみたいだし、
    たくさん鏡を置いたら、メンテナンスが大変か。
    • by Tig3r (17335) on 2006年12月20日 10時51分 (#1078688) 日記
      うかつに多数の鏡を並べて、個別に制御するようにしたら、
      下手すると集光してしまって村蒸発するかもしれんし。

      # 実際そこまでやるのは大変だろうけどさ
      --
      -- Tig3r on the hedge
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2006年12月20日 13時54分 (#1078872)
      >村全体を照らすのかと思っていたのに、数十平方メートルの鏡1枚だけなのか。
      >しかも見た感じ平面鏡なので狭い範囲しか照らせないのね。

      距離的に数百メートルは離れているんでしょうから、見た目に凸面鏡だと光が
      散乱しすぎるんでは?ぱっと見分からないくらいの曲率の鏡なら村全体にちょ
      うど光が行き渡る気がする。

      目的が村を「暖める」ではなく、「明るくする」という事なら十分に実用可能
      範囲なのではないだろうか。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
  • by nomnom (26419) on 2006年12月20日 10時55分 (#1078692) 日記
    鏡の保守はどうなってるんでしょうね。
    時間がたてば埃などで曇って反射が悪くなって磨く必要がありそうに思いますし、その手間は自動化できないように思います。
    保守担当者で村の雇用が増えてるなら、めでたしですね。

    # ちょっと行ってみたいと思った
  • by urasin (31265) on 2006年12月20日 11時01分 (#1078695)
    ミールの宇宙鏡計画(Znamya)を思い出す。
    http://www.rikai.com/perl/LangMediator.En.pl?mediate_uri=http%3A%2F%2F... [rikai.com]
    (スラドでも紹介されていたと思うが見つからず)

    このときは、日照時間や気温・湿度の変化が環境や生態系に与える影響などが非難の対象になっていたと思う。
    広場程度の広さならそれらへの影響は皆無かもしれないが、エスカレートしてミラー300枚、とかならないことを祈る。

    #それより先にソーラーレイを思い出したのはナイショ
  • by T.Sawamoto (4142) on 2006年12月20日 14時43分 (#1078903)
    ちょっとぐぐっていたら、一年ほど前にこの件を取材したらしき記事がBBC NEWSにありました。
    ライターさんも、最初に聞いたときはジョークかと思ったそうで。:-)

    Italians hope for sunshine mirror [bbc.co.uk]

    下のほうにある図で、Viganellaの状況と鏡の設置場所が良くわかります。
    ただ、この時点では
    The regional government will not put up the 100,000 euros they need to build their mirror.
    と、まだ予算が下りてなかったようですね。
    • by hix (3507) on 2006年12月20日 17時53分 (#1079024) 日記
      その図ですけど、あの太陽の位置では村が日陰にならんと思います。
      親コメント
    • by SSDD (14919) on 2006年12月20日 18時00分 (#1079029)
      この村の話、1年ほど前にJ-WAVEの『GOOD MORNING TOKYO』で聞いたことがあります。
      調べてみたら、2005年11月21日(月)の朝でした。
      http://www.j-wave.co.jp/blog/archives/2005/11/21/ [j-wave.co.jp](ページの下のほうに説明あり)

      当時ナビゲータだったジョン・カビラ氏が村長さんに電話をかけ、
      どうして鏡を設置したいのかについて質問していました。
      1年のうち冬の3ヶ月間全く日がささないと、村民の生活に支障が出る
      ばかりか、軽い鬱になる村民も多く、村長としてどうにかしたい
      と思っていたと熱っぽく話していた記憶が。

      当時の番組では、資金繰りがたいへんなので、ぜひ日本の皆さんにも助けて
      欲しいと訴えていましたが、そのあたりはどう解決したのでしょう。
      タレコミ文にある、村のWebページの説明を翻訳してみましたが

      「9万4000ユーロの予算が見込まれた」とか
      「アメリカやスイス、ドイツの会社がシステムの有効性を保証した」とか

      しか訳出されず、寄付についてはよくわかりませんでした。
      イタリア語のわかるエライ人、教えてください。
      親コメント
  • それ何て (スコア:1, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2006年12月20日 10時16分 (#1078658)
    Znamya 2.5 [space-frontier.org]?
    # からまっちゃった [bbc.co.uk]けど。
  • 太陽のエネルギーって (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2006年12月20日 10時16分 (#1078659)
    太陽エネルギーをそんな簡単に方角変えて大丈夫なんだろうか? 天気が心配.
    • by Anonymous Coward on 2006年12月20日 11時03分 (#1078696)
      なぜかオフトピックが付いてますけど、今まで太陽光線の当たらなかったところに
      日を当てるんですから、その地域にちょっとしたヒートアイランド現象みたいなものが
      起きても不思議ではないですよね。近隣で降雪量が変わったりとか。
      もちろん影響は微々たるものでしょうけど。
      親コメント
      • Re:太陽のエネルギーって (スコア:2, おもしろおかしい)

        by Anonymous Coward on 2006年12月20日 11時50分 (#1078735)
        太陽光に常に照らされる局所点
         ⇒周囲より局所的な高温
         ⇒温度勾配により上昇気流の発生と地面近傍高度におけるその地点への大気の収束
         ⇒上昇した大気に含まれる水蒸気の凝結
         ⇒雲と雨
         ⇒加熱地点は動かない、かつ雲ができても日射が遮られないので「不動のミニ竜巻」に
         ⇒日中はいつも雨が降っているが日射は鏡によって斜め上から入射
         ⇒常時お天気雨の特異点に
         ⇒狐の嫁入の名所に

        風と桶屋くらいの因果関係で妄想してみますた。
        親コメント
    • > そんな簡単に方角変えて大丈夫なんだろうか?

      大丈夫、ちゃんと考えてある、角度とか。

      # 今回ほどこの言葉の使い途がある事例はないような……。
      --
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      Tsukitomo(月友)
      親コメント
  • そういえば (スコア:1, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2006年12月20日 10時17分 (#1078661)
    昔、雑誌に付いて来たCDとかの大量のストックを目の前にして
    「これを貼り合わせて巨大な集光鏡にすれば何かの役に立つかも知れん」
    と夢想したコトがありました。

    今は自宅に大量に存在する「使われていないACアダプター」の使い道を
    考えています。 が、いいアイデアが浮かびません(笑)。
  • by Anonymous Coward on 2006年12月20日 10時17分 (#1078662)
    設置した村長が「村人たちは大喜びしている」と言っただけでは?
    まあ明るいから大抵は喜ぶ人も多いだろうけど長年親しんできた
    風景が壊れて反対してる人もいるんじゃなかと。
    ちょっと考えすぎ?
  • by Anonymous Coward on 2006年12月20日 11時43分 (#1078729)
    ソース失念してしまったのだけど
    電子制御の鏡でビルの谷間の幼稚園に太陽光をあてるってのが今年の頭くらいにニュースで流れていましたね

  • by Anonymous Coward on 2006年12月20日 12時02分 (#1078744)
    掛かったコストですがTV報道によるとトータルで1500万円だそうです。
    広場を照らしたお陰で村人が集まりコミュニケーション促進とか話題作りになって観光になるとかあるといいですよね。
  • by sparklegate (14682) on 2006年12月20日 12時52分 (#1078804) ホームページ
    鏡を立てて反射の恩恵を受けたビガネッラ村。
    鏡を境にした隣には、逆にずっと影になってしまった村がありましたとさ。

    #とか。
    --
    - Sparklegate, Yam.
  • by Anonymous Coward on 2006年12月20日 15時18分 (#1078927)
    一体こんな話のどこがアレゲな・・・・

    と言いたいわけじゃなくて、
    イタリアのアルプスの山腹というので、
    かなり昔に./Jで出ていた、北イタリア西部の
    Doromitesアルプスの街、Allegheの近くかなーと
    思ったら全然違う場所んなのね。惜しい。

    #アレゲの近くには萌ぇーな町(Moena)もある。
  • うおっ! まぶしっ!
    --
    TomOne
  • 亀レスですが (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2006年12月21日 11時08分 (#1079415)
  • by Anonymous Coward on 2006年12月20日 10時20分 (#1078665)
    「です・ます」調とそうでない文調を混ぜるんじゃない
    って義務教育で習わなかった?
    • by oltio (3848) on 2006年12月20日 10時51分 (#1078689) 日記
      「です・ます」調と「だ・である」調の混合をあえて取り入れる文体もありますよ。
      自分で明言している例では、丸谷才一がそうですね。「です・ます」を基調にして
      「だ・である」の文を、強調の目的で混ぜ込んだり、親しみやすさを目的として
      「です・ます」を混ぜるといった使い方が見られます。

      義務教育の段階では、文章の基礎訓練として混ぜない文章の指導がされますが、訓練を
      経た後は、文体というのは自分で工夫する余地のあるものです。公文書ではないのです
      から、杓子定規に学校教育時のルールを持ち込む必要はないでしょう。ただし、特に
      意図がない場合は、二つの調を混ぜないのが原則であるのは、もちろんです。
      タレコミ文を添削するなら、混合の意図は不明ですね。新聞記事の文と自分の文を
      混ぜた際に調が混ざってしまった、ということなのでしょう。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      「だ・である」が新聞からのコピペで、
      「です・ます」タレコミ人の文章、と
      判別しやすいように書いてあるんですよ。たぶん。

      だめじゃん>コピペ
    • by Anonymous Coward

      常体と敬体の混在もさることながら、以下の点も気になります。

      • 固有名詞の表記
        • WikiPedia → Wikipedia
        • GoogleMaps → Google Maps
      • 文章の稚拙さ
        • 「ビガネッラ村は、[(A)200 未満の人口で]、[(B)毎年 11 月 11 日から 2 月 2 日まで太陽が山陰に隠れ]、[(C)陽光が届かない急な谷にあります]」の文では (A)~(C) が並列関係に書かれているが、(A) と (B)(C) は意味の上で別のグループにしないと一読して文意が掴みにくい。「人口 200 人未満のビガネッラ村は、毎年 11 月 11 日から 2 月 2 日まで太陽が山陰に隠れて陽光が届かない急な谷にある」などとしたほうがよい。もしく
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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