太陽系外縁は球状ではなく、へこんでいる 46
ストーリー by soara
実は神の掌に持ち上げられているのかも 部門より
実は神の掌に持ち上げられているのかも 部門より
7/5 15:00 JST 追記(soa): 記事中 Termination Shockの訳語として「境末端衝撃波面」とされていたところを「終端衝撃波」に修正しました。ボイジャー1に続き、ボイジャー2も太陽系外縁に到達したが、その観測結果によって、太陽系外縁の終端衝撃波 (Termination Shock) は、予想より近い位置にあり、球状ではなく押しつぶされた形であると発表された(NASAのMission News、Natureの論文)。昨年末ごろは、太陽系外縁のイメージのように整理されていたが、観測結果を反映させた結果、新しいイメージでは気持ち?下側がへこんだものとなる。ちなみに、終端衝撃波はおよそ太陽と冥王星の2倍の距離にあり、ボイジャー2から観測したデータが地球に到達するまで半日ほどかかる。
う~ん (スコア:2, すばらしい洞察)
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Re: (スコア:0)
ヘモグロビンのような形かと思ってました
Re:う~ん (スコア:1)
Re: (スコア:0)
数学的直感では(苦笑) (スコア:2, 興味深い)
少しは勉強したことがあります。
その、もの凄く乏しい知識の私のイメージからしても、球体よりは、へこんでいる方が 自然に思えます。
しかし、一般的に人間は、円、球体を始め、シンメトリに自然さを求める傾向があるんでしょうね。
その方が落ち着くからなのか、むしろ人間の心理に興味を持ちます。
物理的考察では(苦笑) (スコア:1)
Re: (スコア:0)
そりゃそうでしょ。完全なる球体なんてものは存在しないと思うのがJKです。
どこかへこんでいるのが当然です。
市場に行って、真球ジャガイモが並んでいる情景を想定してみな。きもいでしょ?
>しかし、一般的に人間は、円、球体を始め、シンメトリに自然さを求める傾向があるんでしょうね。
そりゃそうでしょ。シンメトリを崩す要因が存在すればシンメトリが自然状態で、崩す要因が付加条件と思うのだから。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
女子高生?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
自主管理ですよ。
Re: (スコア:0)
CJKのCを除いたもの?
ただ凹んでいるだけでなく (スコア:2, すばらしい洞察)
だって、観測できたのは Voyager 1, 2 の通過した2点だけなんだろ。
逆に、ほとんど球形なのだが、大きくなったり小さくなったりしているだけで、1, 2 の通過時刻の違いで観測位置に違いが生じたという可能性は無いのか?
詳しくは Nature の論文読めというところだが、あいにく本文は有料らしい。
Re:ただ凹んでいるだけでなく (スコア:2, 興味深い)
この7月1日にミッションを終えたユリシーズ(ESAの公式発表 [esa.int])は、黄道面と垂直な軌道上のいろいろなとところでで太陽風を計測し、黄道面に垂直な方向では太陽風の速度は早くて密度が低いことを発見していますから、終端衝撃波面が球対称ではなく、ひしゃげていることは十分予想されていたと思うので、なぜ、一箇所だけ凹んでいる図が出てくるのか、理解に苦しみます。
Re:ただ凹んでいるだけでなく (スコア:1)
だが、太陽の双極子磁場で南北に出る太陽風の一部は赤道面に集められて、南北の太陽風は減り(南北差なし)、赤道面には増える代わりに斜めに集まるから速度は小さくなるはずだが、その影響は見えないようだ。
太陽活動は11年周期で変動してるけど、太陽風の荷電粒子の速度は一様じゃないから、数光年の距離まで飛んでくると、光の千分の一の速度で倍程度の速度ばらつきがあると、混ざってしまって平均化されてしまうだろう。
というわけで、太陽には南だけへこむ原因は無いから、太陽系にぶつかる星間ガス(銀河ガス)の密度に南北差があるんかな?
the.ACount
記憶をよび起こしてみれば (スコア:1)
すごいなと思った (スコア:1)
気象観測衛星の運用で予算がつかずに苦しんでいる日本とは大違いだ。
Re:すごいなと思った (スコア:3, 参考になる)
という訳で日本で比べるべきはあけぼの [isas.jaxa.jp]でしょう。
ボイジャー程じゃないですが頑張ってます。
装置の老朽化等でデータリダクションが危なっかしいとかいう噂も聞いてるけどどうなのかな。
Re:すごいなと思った (スコア:2, 興味深い)
まだ10年以上観測を続けられるそうで、うまくいけば打ち上げ50年記念も
祝えるかもしれない。
当然、運用の努力や運もあったと思うけど、宇宙空間という過酷な環境下で、
これだけの期間メンテナンスフリーで機能を果たす探査機を設計した技術者は
本当にすごい。
3次元 (スコア:0)
下側って…どっち側?
Re:3次元 (スコア:2, おもしろおかしい)
第三艦橋のある側。溶け落ちてもすぐに復活するからわかりやすい。
Re:3次元 (スコア:1)
上側の裏だと思います
みんつ
Re:3次元 (スコア:1)
# オールドタイプ故に。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0, オフトピック)
# もちろんガノタ的には、そっちを書きたかったんだけどさ。
## って、解説しちゃ野暮だ...orz
Re:3次元 (スコア:1)
#エンダーのゲーム
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
もしくは、北極星と反対側。
# 今住んでいるのは渋谷の下20kmのところ。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
typo? (スコア:0)
Re:typo? (スコア:2, 参考になる)
調査不足でした (スコア:1)
MIYAZAKI Yasushi
Re:調査不足でした (スコア:2, おもしろおかしい)
必殺技っぽい
Re: (スコア:0)
Re:調査不足でした (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:調査不足でした (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:調査不足でした (スコア:3, おもしろおかしい)
「くっ。あやうくまともにくらうところだったぜ」
LIVE-GON(リベゴン)
Re: (スコア:0)
せんせー、質問~! (スコア:0)
どうも「衝撃波」というと航空機が超音速で飛ぶときに発生するものを想像しちゃうので、音がない宇宙空間で「衝撃波」といわれてもピンとこないんですよね……
# 「衝撃波」について考えているうちに、宇宙空間で星間物質の粗密波が観測できるんだったらソナーを作れるんじゃないかと考えてしまった……(^^;
宇宙空間にも音はあります (スコア:5, 参考になる)
終端衝撃波の場合は、太陽風の流れに乗って考えると、川の流れがダムに突き当たったような状況です。流れを遡って伝わる波の速度よりも流れの方が速い(超音速)ので、突き当たったという情報が上流には波として伝わらず、ダムの近くで不連続に圧力が高くなるところが生じます。図の青いほぼ球面がこの終端衝撃波面、ダムにあたるのが星間物質と太陽風が接している面で、図では右にラグビーボールのように伸びた灰青色の面です。その左側の白熱したり赤く描いてあるのは、太陽系の外の星間物質の中にできている衝撃波面で、まさに超音速航空機が作る衝撃波と同じです。
厳密に言うと大気中の衝撃波とちょっと違うのは、星間物質も太陽風もあまりに希薄なので、直接、星間物質と太陽風の粒子同士が衝突する(クーロン力を及ぼす)ことはなく、磁場を介在させて力のやりとりをする「無衝突」衝撃波であるところでしょうか。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
#土星付近に帰ってくるのは来年だな。
がんばれ太陽!まけるな太陽! (スコア:0)
一部はちょっと押されぎみ、ということですか?
ボイジャー計画紹介flash (スコア:0)