次の「サイエンス・ヒーロー」は誰だ? 79
ストーリー by makeplex
誰だ!MMRを挙げるのは 部門より
誰だ!MMRを挙げるのは 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
本家「Tomorrow's Science Heroes?」より。
自分は子供の頃、カール・セーガン博士やスティーブン・ホーキング博士らの影響を多大に受けた。今でも彼らの影響を受けていると言ってもいいくらいである。
自分自身が家族を持つようになり、今日の世の中で科学の普及に大きな役割を担っているのは誰だろうかと考えるようになった。自分の子供はまだ2歳と5歳なので、今は妻と二人で子供たちに周りの世界の面白さを見せてあげることができる。しかし今後彼らが成長していくとともに家族以外からのインスピレーションも受けて欲しいと思っている。
科学雑誌「Cosmos」なども良いとは思うが、今日の科学者で科学を面白く魅力的な視点で世間に広めているような人物と言えば誰だろうか?子供たちが尊敬し、インスピレーションを受けられるような科学者、言わば次の「サイエンス・ヒーロー」は誰だろうか?本家/.には「ブラックホールで死んでみる」の著書などもあり米国ではTV出演も多いというニール・ドグラース・タイソン博士や、ノーベル物理学賞受賞者リチャード・P・ファインマン博士、また「利己的な遺伝子」のリチャード・ドーキンス博士などの名が挙がっている。
/.J諸兄方の若かりしころの「サイエンス・ヒーロー」は誰だっただろうか?また、次世代を担うような「サイエンス・ヒーロー」には誰を挙げる?
グリゴリー・ペレルマン (スコア:2, 興味深い)
Re:グリゴリー・ペレルマン (スコア:1)
ペレルマンにもう一票いれます。
いかにも日本人受けしそうな人柄ですし。
エドワード・ウィッテンも捨てがたいのですが。
リサ・ランドールは? (スコア:1, 興味深い)
最近メディアに出てるような気がする
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%8... [wikipedia.org]
Re:リサ・ランドールは? (スコア:2, おもしろおかしい)
って、彼女、女性でしたー。「サイエンス・ヒーロー(男性名詞)」にはなれませんな。
#って、それでいいのか。
子供の頃は (スコア:1)
Dr.エメット・ブラウンでした。
Re: (スコア:0)
知名度が重要なのかなぁ (スコア:1)
ニュースなどに顔を出す方々ですと、
iPS細胞の、京都大学 山中教授とか、
ロボットスーツの、サイバーダイン社 山海教授とか、
カーボンナノチューブの、飯島教授とか
を思い浮かべますが、例に挙がった方々みたいに、長い間
表に出続ける人はほとんどいないですよねぇ。
どの科学分野がホットかで変わってしまうんだろうけど、
一般の人にとって一つの分野が長い間ホットにならない
限り、ヒーローと言える人は見つけられないのかと
Re:知名度が重要なのかなぁ (スコア:2, 興味深い)
でも,ここで言われているのって,もっと深く教育の核として根付くような 影響力を多くの人に与えてくれた人々のことを言っていると思います. 偉大な業績でノーベル賞をとる人とは別に, 「教育・啓蒙に継続的に力を尽くしてくれた人々」がいるから 次の世代に科学の情熱が繋がっていくのだと.
そういう意味で,いま現在,特定の細かい分野で大きい成果をあげた人というのは, 一部の子供には影響を与えるでしょうけど,幅広く何十万何百万の子供の 将来設計に影響を与えるというのとは役回りが違うのではないですかね. 子供世代に科学の芽を出させる,伝道師みたいな地道な努力を継続的にしつつ, 皆に愛される分かりやすさを持ち,最先端の事情にも詳しい… なかなか難しいですねぇ.
サイエンス以外の何か/Re:知名度が重要なのかなぁ (スコア:1)
でんじろう氏のデモンストレーションには、サイエンスを感じません。
「科学」と冠したマジックショー? それはそれでそれなりの価値だとは思うのですが、
いつ見ても「これはサイエンスではないな」と思い、なぜか気持ちが沈んでしまいます。
NHK高校講座の縣秀彦氏の天文解説は、とってもサイエンスだと思います。
同じく高校講座の秋山仁氏の数学は、見るたびに
「数学ってこんなにエキサイティングだったのか!」と感じます。
この両者のどこがどう違うのか、未だに言語化できないのですが、自分の中では歴然と線引きされています。
Re:サイエンス以外の何か/Re:知名度が重要なのかなぁ (スコア:1)
米村でんじろう先生は本人も仰っているとおり
実験の面白さを伝える
ことのみに徹しているわけです。
だから理論の説明はほとんどなし。
でもそれってインチキ実験と区別がつかないんです。
usagitoさんはたぶんそれがわかってるからその点を危惧してるんだと思います。
訪問販売の浄水器だとか深夜のテレショップで売ってる化粧品だとか怪しげな実験は世に蔓延してるわけで、
むしろああいうのに騙されやすいニンゲンを作ってしまいそうな感じがしておいらも見てて気が重くなります。
もちろんでんじろう先生は悪くないのですが、その後の「なぜそうなったか」部分は別の誰かがちゃんとケアできてるのか
子供はまだ教育される機会があるけどアレを見て結果だけを覚えた大人とかどうなんだろうとか。
Re:サイエンス以外の何か/Re:知名度が重要なのかなぁ (スコア:1, 興味深い)
タネはいつも説明しているじゃん。
砂糖に濃硫酸ぶっかけたのに感動して、ノーベル賞を
もらう人もいるわけだから、十分だと思う。
Re:サイエンス以外の何か/Re:知名度が重要なのかなぁ (スコア:1)
完璧ではないにせよ、そんなに否定するようなものかな…
> サイエンスを感じません。
TVで見る場合は尺の問題もあるし,細かい説明まではしていないとは思いますが,
基本的には「科学的な現象」によって起こされる「興味深い・目を引く現象」を
紹介しているというように見えるので,十分に科学の伝道師と言えると思うのですがね.
すでにコメントが付いていますが,基本的に「不思議さの原因」には
最低限の解説はつけているわけで,そこから興味を持って
なにかしらの道を進みはじめる子供がいれば,
科学の楽しさを伝えるという点は達成できているはず.
ご本人の取り組み自体にスポットを当てた番組なんかを見ても
マジックショーじゃないんだという意思を感じますし.
雑誌の影響が大きかった (スコア:1)
自分の場合,「特定の人物」よりは
購読していた雑誌や 本による影響が大きかった.
小学生の頃ならば
学研の科学 とか ひみつシリーズとか.
中学~高校ならば
ラジオの製作
…毎日 飽きずに 超!眺めていた.
…ってな感じで 理系の道に.
あと,Newtonも創刊0号から購読していた.
「竹内 均」は 個人的には好きだった
NHK教育TVの 高校物理とかでも見かけたので
それなりに影響力があったのでは?
柳田理科雄 (スコア:1)
柳田理科雄は、「科学バカ」の素晴らしさを中学生の頃の俺に知らしめた偉大なマッドサイエンティスト(ある意味)だ。
てっきり実在しない人物だと思っていたので、実在するひとりの人間で、しかも本名、という事実を最近知ってかなりビックリした。
Re:柳田理科雄 (スコア:2, すばらしい洞察)
柳田理科雄氏は科学的でないと思います。最大の問題は、観察された事実に対する謙虚さの欠如です。
ウルトラマン等の作品内の事象について「ありえない」と一刀両断したりしていますが、
いくら「ありえない」と思っても、実際問題として作品内現実でその事象が起きている以上、
その現実を一旦は受け容れるべきです。
「ウルトラセブンの首は衝撃波でもげるはず」といっても、現実として問題なく飛行している以上、
そこには未知の理由があると考えるのが妥当です。そこに見えている現実を無視して、怪獣図鑑等からの
孫引きのデータをもとにああだこうだ言っている時点で、科学とは無縁の駄弁でしかないと思います。
でんじろう先生 (スコア:1)
ヒーローと言うよりは理科離れ防止とかそういうので。
森毅先生 (スコア:1)
昔は関西のテレビ番組で実験をするときなんかには森先生が説明役としてよく出演なさってました。
それがいまでも印象に残っています。
だから「デスクの辺とデスクの上の書類の辺が平行になってると落ち着かないからわざと平行にならないように置く」とか
「椅子に座ってデスクに向かって字を書くよりも寝転がって書いたほうが上手い字が書ける」とか
実践させてもらっております(笑)
まだまだ (スコア:1)
アインシュタインだな。
なんてったって、一般相対論でノーベル賞もらってないのがスゴイ!(ノーベル賞を超えてるという意味で)
さらに、「最大の失敗!」と言った宇宙項が「科学者の皆さんは避けようとしたけど、結局のところ認めざるを得なくなった」と言うのも花マル。
the.ACount
Re:まだまだ (スコア:3, おもしろおかしい)
キミは差詰めスラドの宇宙項だな
昨今の日本では (スコア:1)
動物学者ですが (スコア:1)
Cap'n (スコア:1)
凄い出遅れたけど、次のサイエンスヒーローはこの人 [wikipedia.org]ですよ。
そろそろ成人して活躍し始める頃かと
もちろん (スコア:0)
ドクター中松で。
何となくここに付けよう (スコア:1)
大槻教授
-- う~ん、バッドノウハウ?
藤子・F・不二雄 (スコア:0)
後、アーサー・C・クラーク
今は、小山宙哉かなぁ・・・
#だいぶ方向変わったな。
とくに最後の人 (スコア:0, おもしろおかしい)
Re:とくに最後の人 (スコア:2)
Re:とくに最後の人 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
そう、スミス博士だ。
Re:とくに最後の人 (スコア:1)
Re:とくに最後の人 (スコア:1)
Re:とくに最後の人 (スコア:1)
ウェルナー・ロックスミス博士
# 再放送ではまだオープニングにしか出てないけど
Re:とくに最後の人 (スコア:1)
-- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
常備 (スコア:0)
内山安二
あさりよしとお
雑誌名(おふとぴ) (スコア:0)
後は余談(余談だけどトピに添った形で)。こういうのって、テレビ受けするタレント性がけっこうものを言う人選になりそうな気がする。たとえばよねむらでんじろう先生とか。たとえばノーベル賞受賞者級だと、子供を含めた一般向けに理解されやすいような演出は門外漢だろう。70歳80歳といった、引退した人ならそういうことに時間を割くのもさほど気にしないのだろうが、それより若いと、テレビごときに時間を取られるのは研究生活の損失と考えるだろうし。
そんなに知名度無いか…… (スコア:0)
>雑誌名は「Newton」といいたかったんじゃあるまいか。あるいはナショジオ?
日本だとやっぱりCOSMOSは知名度低いですかねぇ。
Michio KakuとかSimon Singhあたりもライターでいたりするんですが。
日系人だし (スコア:0)
ミチオ・カク氏。
ちょうど「サイエンス・インポッシブル」を読んでいるところなので。
最近のニュースにもつい反応してしまう。
2011年、宇宙インターネットが実現?
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=1227... [nationalgeographic.co.jp]
宇宙で太陽光発電、送電技術を年内から実験 政府
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090628AT3S1903C27062009.html [nikkei.co.jp]
バーバラ・マクリントック (スコア:0)
天文に興味をもった少年時代。 (スコア:0)
藤井旭: 入門書と天体写真
吉田正太郎: 望遠鏡光学
富田弘一郎: 望遠鏡工学
# の各諸氏ないし先生
# 素人に宇宙への路をひらいたことに感謝している。
部門名 (スコア:0)
フィクションだと (スコア:2)
フィクションだと、子供の頃は冒険野郎マクガイバー。
いまはふぐマンかなぁ。下ネタ満載だけど面白いよ。つくばが舞台だし。
妖精哲学の三信
「だらしねぇ」という戒めの心、「歪みねぇ」という賛美の心、「仕方ない」という許容の心
CPUの祖 (スコア:0)
Re:CPUの祖 (スコア:1, 興味深い)
わたしも嶋正利は心の中のヒーローです。
嶋正利は4004や8080の設計中、回路図が頭の中にまるごと入ってたそうです。
つまりペンと定規をもたせればソラでCPUのマスクが描けてしまえる状態だった(8080までは手書きだったそうです)。
で、ちょっとでも遊んでしまったりお酒を飲んだりしてしまうとどうしても図面の一部を忘れてしまうので、
論理設計中はまわりから人格が変わったといわれるくらい怖い形相になって仕事に打ち込んでいたそうです。
Re:CPUの祖 (スコア:1)
嶋はCPUの祖ではない (スコア:0)
TI TMS1000が二番目
Intel 4004は三番目だ
マイクロプロセッサの特許はTIが持っている
http://en.wikipedia.org/wiki/Microprocessor
Re:嶋はCPUの祖ではない (スコア:2, 参考になる)
当時TIは超名門企業でインテルは設立ほやほやのベンチャー企業だったこと、
TIやインテルや日本のシャープを含めたいろいろな企業が独自にマイクロプロセッサを開発していたこと、
日本のシャープはインテルとも深い交流があり相互に影響を与えていたこと(佐々木正氏のインタビューなどで明らかにされています)
日本コカコーラとシャープが設計し、NECが製造した国産初のマイクロプロセッサが1971年12月(=インテル4004に一ヶ月遅れ)に完成していたこと、
嶋氏らが独立しザイログ社を設立するにあたってシャープと佐々木氏個人が資金を提供したこと、
を書いておきます。
クヌース先生かなあ (スコア:0)
なんだかやだな (スコア:0)
そりゃ、憧れの人は生死にに関係ないでしょうけど
Re:農家学者 (スコア:1)
Re:計算機科学 (スコア:2)
> ビルゲイツやジョブスと比べると残念すぎる。
> 少なくとも人の上に立つ人間としてはかなり迷惑。
実業家としての手腕はともかくゲイツやジョブズに
上司になってほしいかというとそんな気にはまったく
なれない。
まぁ、彼らも俺を部下にしたいとは思わないだろが。
# 坂村健さなら上司になってもらいたいと思ってるわけでは
# まったくないです。