Ubuntu 9.10、不具合の多さが話題に 38
ストーリー by hylom
アップグレードは鬼門? 部門より
アップグレードは鬼門? 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
10月29日にリリースされたばかりのUbuntu 9.10(開発コード名Karmic Koala)には不具合が多い、ということが本家/.で話題になっている。
英Registerによると画面が全く表示されなかったり、ちらつきが発生したり、ハードディスクが認識されなかったり、エンクリプションが走らないといった不具合が報告されているとのこと。最も問題となっているのはグラフィックス関連で、グラフィックドライバやXで深刻な不具合が発生することが分かっており、現在Ubuntuフォーラムでもこの問題が取り上げられているとのこと。また9.10では新しいLinuxカーネル2.6.31ではなく2.6.28がインストールされることも問題となっており、ハードディスクが認識されない一因となっているとのこと。
クリーンインストールの場合は不具合が発生しても解決できることが比較的多いとのことだが、アップグレードの場合2割以上が「解決できない不具合」を経験しているそうだ。
原因 (スコア:2, すばらしい洞察)
Ubuntuの*.10がダメなのは定番では? (スコア:2)
8.10のリリース前のテスト版だと、インテルのグラフィックカードのファームウェアをぶっ壊すとかいう物凄い機能を搭載してたしね。
たしか、昔から*.10のデキが悪いのは伝統のはずだ。
インテルも二つのうちの一つのチームは毎回ダメなCPU作るよね。
世の中そんなもん。
Re:Ubuntuの*.10がダメなのは定番では? (スコア:3, 興味深い)
偶数.04 (LTS) … 長期サポートで不具合出るとよろしくないので開発陣必死。高品質。
偶数.10 … LTSのサポートで手一杯。低品質。
奇数.04 … LTSも安定してきて余力ができる。わりと高品質。
奇数.10 … 次のLTSに組み込む新技術の実験の場。人柱用。
Re:Ubuntuの*.10がダメなのは定番では? (スコア:2, 参考になる)
8.10のリリース前のテスト版だと、インテルのグラフィックカードのファームウェアをぶっ壊すとかいう物凄い機能を搭載してたしね。
テスト版の使用はown riskで。
また、グラフィックカードではなくNICですね。
Ubuntuの問題ではなくLinuxカーネルの問題です。不具合のあるカーネルを使用していれば、どのディストリビューションでも発生します。
http://news.opensuse.org/2008/09/22/serious-e1000e-driver-issue-in-sle... [opensuse.org]
たしか、昔から*.10のデキが悪いのは伝統のはずだ。
信頼の置けるソース、もしくは定量的な根拠の提示をお願いします。
気になりますので。
よくぞまあ壊れるもんだなと (スコア:0)
いやあ...あれは衝撃的でしたね。
ドライバでハードウェアをぶっ壊せるんだという...そんなんで壊れるほうも壊れるほうだという意味でも
# そのドライバを組み付けてぶっ壊すサーバーむけウィルスとか出てないよね?
ja_JP.eucJP は使えないみたい (スコア:2, 参考になる)
-- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
AspireOne (スコア:2)
にUbuntu Netbook Remix入れてますが、9.04から9.10にアップグレードしました。
特に問題ないというか、むしろかなり快適になりましたね。
サスペンド/ハイバネート復帰時のWiFi再接続パフォーマンスが
向上したのがかなりうれしいですね。
あと、初期画面のランチャーもかなり洗練されてみためは好きですね。
SDカードを差しっぱだとサスペンド時にフリーズするっていう
不具合だけ目をつむれば結構満足いく状態です、今は。
#でもSDカード結構困る
typoなのか?(ストーリーになる前に書いてます) (スコア:1)
9.10では新しいLinuxカーネル2.6.31ではなく2.6.28がインストールされることことも問題となっており、ハードディスクが認識されない一因となっているとのこと。
Ubuntu 9.10ではLinuxカーネル2.6.31がインストールされると思うのですが。技術概要 [ubuntulinux.jp]
Re:typoなのか?(ストーリーになる前に書いてます) (スコア:2)
6年前の Let's Note で Ubuntu 9.04 からアップグレードした際、9.04 のカーネルがデフォルトのままでした。
暫く気がつかなかったのですが、X環境でタッチパッドが機能せず、カーネルが古いままである事が原因だと気がつきました。
GRUB のバージョンが上がった事で古いカーネルがデフォルトになるよう変更があったのかも知れません。
X自体も真っ当に起動しませんでした。
ですが、xserver-xorg-video-intel では正常に表示されず、結局 VESA ドライバで使っています。
まあ、過渡期なのでしょう。
調整の後、LXDE [lxde.org]+wicd [sourceforge.net]+Midori [twotoasts.de]+Sylpheed [sraoss.jp] で快適に使っています。
Re:typoなのか?(ストーリーになる前に書いてます) (スコア:1)
https://wiki.ubuntu.com/ReinhardTartler/X/RevertingIntelDriverTo2.4 [ubuntu.com]
を参考にして,xserver-xorg-video-intel-2.4を使うと改善したりしませんか?
Debian sidを使っていますが,ここのパッケージを用いてXが真っ当に使えるようになりました.
Re:typoなのか?(ストーリーになる前に書いてます) (スコア:1)
2.6.31がインストールはずなのに、現実には2.6.28がインストール
されるので問題になってるんじゃない?
パッケージを作る際にファイルを間違えたとかいう事故かも。
追記
OpenSolarisをThinkpad X31に入れて試用中。
ATOKとWnnが使えますね。日本語化も十分行われているし、Windows
の代わりにデスクトップとして実用できる完成度だと思います。
Ubuntuは春先に試したことがあるけど、設定変更とかわかりにくく
て挫折。システム構築のしやすさはFreeBSDのほうが上だし、完成度
ではOpenSolarisの方が上という感じがしますね。
Linuxのメリットって、新技術の対応の早さと商用ソフトの充実度かな。
Re:typoなのか?(ストーリーになる前に書いてます) (スコア:1, 興味深い)
> Windowsの代わりにデスクトップとして実用できる完成度だと思います
自分視点すぎじゃないですかね。
例えば、iPodとiTunesに慣れてると、Rhythmboxでは不便が無いとは思えませんし、DVDを見るのにも一手間かかるのは、普通のユーザーには敷居が高いし、翻訳もマイナーなソフトになればなるほど適当だし。メジャーでもPidginは意味不明な翻訳が使われてたりしましたね。
無論ゲーマーにとっては論外でしょう。OpenSolarisはドライバー対応がまだまだ全然です。
なんでみんなSolaris/Linux/BSDをデスクトップにしたいのかよくわかりませんが。
> システム構築のしやすさはFreeBSDのほうが上だし
個人的にはですよね。Ubuntu Serverの方がすごい楽だと自分では思うのですが。というか、なぜrootアカウントを使い続けるのかよくわからないのと、portsとpackageがごちゃまぜになるならバイナリーだけがいいとか思ったり、パッケージアップデートで使うミラーサイトが自動で設定されてたり、PPPoEも相当さくっと動くし、BSDはpf/zfs以外ではあまり好きじゃないです。
>完成度ではOpenSolarisの方が上
どこのレベルの話でしょうか?デスクトップという点だったらLinux/BSDに比べて一番遅れてると思います。2008.11だとパッケージマネージャーもまともにGUIで使えなかった感じでした。ましなのはZFSのNautilusスライダーくらいですかね。テーマ色、アイコンは好きですが。
>Linuxのメリットって、新技術の対応の早さと商用ソフトの充実度かな
パフォーマンスもUbuntuは良いですね。Phoronixのサイトをぼちぼち読んでると分かります。
あと、サーバーはほんとに楽だと思います。パッケージは大量にあるし、楽に管理できるし、基本的に”これが普通だよな”っていうスタンスで動く気がする。
”上”ってのは自分の”慣れ”ってことですね。
Re:typoなのか?(ストーリーになる前に書いてます) (スコア:1)
管理者とユーザーの立場で明確に環境を切り替えたいため、明示的に root に切り替わってくれる方が好きですけどね。
パッケージアップデートサイトに関しては「標準の参照先」が無ければ見ることもできませんし、必要なら /etc/make.conf で変更したりできませんか? 手元だと日本のミラーを優先するようにしたりしてますけど。
Perl 使いにとっては、OS 標準のパッケージ管理システムに Perl モジュールの管理も載せておきたいのですが、その点で FreeBSD ports を上回る Perl モジュールを収録している Linux distro が見当たらない、というのはありますね。
CPAN モジュールを使って入れてしまっては OS 標準のパッケージ管理システムと別途管理しなければならないので手間が増えます。
Ubuntu は比較的多いのですがそれでもざっくり (-perl とついているものをカウント) 計測して1600 程度、Cent OS 辺りだと 50 程度と壊滅的なのですが、どのようにこの辺りを管理しているのか Linux 使いの方にお聞きしたいところです。
なお FreeBSD ports の場合は 3700 程含まれています。使いたいモジュールが大体存在する感じですね。Ubuntu だと微妙に抜けていて、ちょっと不満を感じます。
# Ubuntu Server がそれでも「かなり楽」なのは同意です。慣れてる辺りで FreeBSD の方が "私には" 楽ですが。
Re:typoなのか?(ストーリーになる前に書いてます) (スコア:2)
suとsudoの話はどっちが好きとかいうよりかは、sudo論者曰く安全性の問題だと思うのですが・・・
#ただし詳しくないのでヒャァつっこまないで・・・
Re:typoなのか?(ストーリーになる前に書いてます) (スコア:1, おもしろおかしい)
$sudo su
#■
これで・・・
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
何故か、xUbuntuのlogin画面がでてきて面食らいました。
P.S.
FreeBSDの自動パーテーションの/はちょっとちいさくありませんか。
updateでFS満杯にしてしまった愚か者なので。AC
Re: (スコア:0)
なにも気がつかず、2.6.28を削除しておりました。
# アレ、なんでこんなカーネルが入ってるんだろ的に…
なんも問題なんか出てませんが、
私が気がついてないことがあるのかもしれませんね。
Re:typoなのか?(ストーリーになる前に書いてます) (スコア:1)
なんですと! なにも気がつかず、2.6.28を削除しておりました。
もしかして、Ubuntu9.04からアップグレードされたんですか?
OpenSolaris (スコア:0)
OpenSolarisは現時点ではハード選びますからね。
どうしても変態ハードウェアには対応しきれない感じがします。
Sun純正機に近い構成であれば苦労しないと思いますが、そうじゃなければkernelpanicくらいは常に覚悟しないといけません。
安定度では勝りますが、やっぱり動くことの保証が出来ない点がなぁ...
得に問題ありませんでした (スコア:1)
Re: (スコア:0)
今回に限らずアップグレードが鬼門というのは、訓練されたUbuntu使いにとっては共通認識と思ってたので、今更こんな指摘が出ることにちょっとびっくり。
Re:得に問題ありませんでした (スコア:1)
わざわざ書くこともないと言われるかもしれませんが、私も9.04→9.10にアップグレードして何ら問題ありませんでした。不具合のなかったユーザも居るよ、という報告程度に受け取ってください。
敢えて不具合というとExaile [exaile.org]のプレイリストから「最近追加した100件」が無くなっていたこと、かな。
運転手は運転がお仕事。笑うのはブギーポップにはできない僕らのお仕事。
x61では (スコア:1)
触れ込みと違って、起動時間が伸びたなーと思いましたが
それ以外は安定しますねー。
少なくともx61では。
G40でも (スコア:0)
同じく、起動時間がのびたな~と思ったけど
それ以外は普通に使えている。
#起動時間短縮を一番楽しみにしてインストールしたのだが・・・
GRUB (スコア:1)
'initrd' command not found. とエラーを吐いて起動しなくなりました。
grubのコマンドラインで"insmod linux"したりとか
kernel直に指定したりで何とか起動できたんですが。
で、ぐぐってみたらknown probremらしく
grub-install /dev/sda
で、直った。結構あせりました。
Re:GRUB (スコア:1)
同じ不具合が出た人がLet's NOTEもってKOF2009に来ました。対処は同じ。(金曜日)
追試のためにAsusのN10Jcに入れていた9.04をupgradeしてみたら途中いくつか文字化け付きエラー発生、(upguradeだけで時間切れになったので、とりあえず終了を待って電源断。会場に放置したまま帰り)翌日電源を入れたところ違うエラーで立ち上がらず(画面写真取ったけど今手元に無し)。改めて9.10(のイメージを焼いたはず)のCDからクリーンインストールした後試しにupgradeツール起動したら、なぜかonline upgradeを促されました。
その後は問題なく動いているようですが。
ja版のイメージ落としたから改めてクリーンインストールやってみようかと思っているけれど、出張続きで時間が……。
# とりあえず三連休は睡眠不足解消に当てるぞ! 来週は近場の出張一件だけだ! 再来週も関東一泊出張だけだ!
ここは自由の殿堂だ。床につばを吐こうが猫を海賊呼ばわりしようが自由だ。- A.バートラム・チャンドラー 銀河辺境シリーズより
xdg-openの変なメッセージ (スコア:1)
でも自作のJAVAアプリはOpenJDKからPulseAudioを呼ぶライブラリー内でIteratorをぶっ壊す不具合に遭遇して、回避のするための改修 [blogspot.com]を強いられました。
それとは別件で、ちょっとした問題を見つけました。
ちゃんと機能してはいるのですが、コンソールからxdg-openでカレントディレクトリを開くと、妙なメッセージが出てきますねえ。
ちゃんとカレントディレクトリがnautilusで表示されるのだけど、"CRITICAL"なんてメッセージ出されるとちょっとドキッとします。なんなんでしょうねえこれ。
compiz (スコア:1)
ログイン後端末を使おうとメニューをクリックするとフリーズ。
あそらくあまりにも普通に安物なのでIntelチップセット内蔵グラフィックドライバの問題。
xtermでログインしてウィンドウマネージャをcompizからmetacityに変更。
gconftool -s -t string /desktop/gnome/applications/window_manager/default /usr/sbin/metacity
gconftool -s -t string /desktop/gnome/applications/window_manager/current /usr/sbin/metacity
これでようやく使えるようになりました。
Re:compiz (スコア:1)
/usr/sbin/metacity -> /usr/bin/metacity
中国製ネットブックに入れてみた (スコア:0)
けど、イーサネットが認識できなかった。結局Fedoraに入れなおして使っている。
中国製無印ネットブックは安いね(280ドル送料込み)。
不具合? (スコア:0)
Ubuntu Server 9.10をインストールして、とりあえずsshを入れて設定しようと思ったのですが
どうもsshの反応が悪く、試しにpingを打ってみるとRTTが300-400msも…
現在元々入っていたCentOSに戻していますが、pingの結果は1-2ms程度でした。
環境戻して正常に戻ったって事はソフト側の問題かなぁ
半年ごとのカルマ (スコア:0)
こんなコードネーム付けるんだから、メンテナ陣に疲れが出てるのかなと。
オンラインアップデートで9.04から移行したけど、
画面がちらついてキー入力も間欠的にしか受け付けずログインパスワードが打てないので、
リブートしてリカバリモードからNVIDIAのプロプラドライバを入れて切り抜けました。
その他はとくに問題ないし、雑なところも見当たりません。
一方kubuntuでは (スコア:0)
目立った問題はありませんでした。
カーネルも2.6.31でした。
uim+skkなのでXIMの問題には関与してません。
xorg.confを設定する時Xだけで起動しても真っ黒画面になるので散々格闘しましたが、
単なるXorgの仕様変更でX自体は無問題でした。
デフォルトのfirefoxが3.0から3.5に変わって不安だったのですが、何もなかったかのように
レスポンスだけ上がってくれました。
だだしCDをインストールする、で起動したらインストーラがハングしました。
それとXとGTK+との相性は相当悪い気がします。
アプリケーションによってはイベントがちゃんと送られません。
あとKDEの問題だけど、ルートウィンドウでコンテクストメニューを設定できなく
なってました。
マウスが… (スコア:0)
一部のアプリケーション(flashとかVMwareのコンソールとか)を使うときだけ
マウスが反応しなくなって困っている。
こんな人はいませんか?
Re:マウスが… (スコア:1)
これが原因だったのか。
早々にswfdecに切り替えましたが。
Re: (スコア:0)
解決できてません。
Re: (スコア:0)