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Anonymous Coward
on 2010年03月31日 10時43分
(#1741185)
たとえばDebian/Gnul Linux Lennyで
$ dd if=/dev/zero of=test.img bs=1MB count=1 1+0 records in 1+0 records out 1000000 bytes (1.0 MB) copied, 0.00706552 s, 142 MB/s $ ls -alF test.img -rw-r--r-- 1 user group 1000000 2010-03-31 10:40 test.img
売り文句 (スコア:3, おもしろおかしい)
この魔法のOSを導入するとあ~ら不思議、他のOSでは1TBでしかないHDDが、なんと1.1TBに!
♯「drvspace /mount d: してあるだけじゃないの?」とか
方式選択 (スコア:3, すばらしい洞察)
KiBでもいいんですが、表示が選べるといいのですがねぇ
LC_NUMERAL とか LC_RADIXとか?
M-FalconSky (暑いか寒い)
もう一息 (スコア:2, 興味深い)
# それはさすがにしないだろ、たぶん
-- やさいはけんこうにいちば〜ん!
いまさら (スコア:2, 参考になる)
なぜ1024なのか (スコア:2)
コンピュータサイエンスの世界では2進数、8進数、16進数との親和性がとても良い。
初期のCPUにはヘンテコなbit数のレジスタ等を持った切りの悪いものもありましたが淘汰されました。
いまはほぼ以下のような感じでほぼ統一してbyte、word等々を実装されている。
1byte = 8bit
1word = 2byte = 16bit
1long word = 2word = 4byte = 32bit
1quad word = 4word = 8byte = 64bit
上記の様にを2進数、8進数、16進数と親和性がとても良いのは察しがつきますか?
で、このまま数をデカクして行くと1KiB=1024Byteとした方が数字として扱いやすいのです。
1024(10進数) = 400(16進数) = 2000(8進数)
人が10進数を好んで使ってきたのはたぶん指の数でしょうね、でも10進数って数学的に見ると意外と切が悪くて扱いづらいですよね。
人間の片手の指の数が4本か8本だったら良かったのにwww
Re:なぜ1024なのか (スコア:1)
「指」で思い出したのですが,2進法と親和性が高い「デジタル [wikipedia.org]」という単語は「ラテン語の「指 (digitus)」」が由来だそうです。最初聞いたときはびっくりしました。
数・単位は基本的に人間の人体由来が多いですね。
Re:なぜ1024なのか (スコア:1)
> 1word = 2byte = 16bit
> 1long word = 2word = 4byte = 32bit
> 1quad word = 4word = 8byte = 64bit
今どきのプロセッサだと
1 half word = 2 bytes = 16 bits
1 word = 4 bytes = 32 bits
1 double word = 8 bytes = 64 bits
ってのが多いような。ARMとかMIPSとかSPARCとか。
Re:なぜ1024なのか (スコア:2)
> 数学的にキリが悪い例を具体的に教えてください。
1つの”○○進数”内で完結している話であれば具合が悪くない。
ところがA進数からB進数、C進数と進数を変換する場合に、2のN乗”進数”どおしでは親和性がとても高いのは理解できますか?
そしてコンプピュータの世界では基本2進数なのですがコレは人間から見ると大きな数を扱いにくいモノです。
先に挙げた例に追加して1024(10進数)を2進数で表すと10000000000(2進数)となり桁が多くて人間から見ると扱い辛いですよね。
そこで2進数と親和性の高い8進数、16進数に置き換えて扱うことが行なわれています。
2進⇔16進変換は慣れると簡単なことは使ったことがある人には分かるはずです。
そしてコンプピュータの世界では基本2進数、16進数を10進数に変更するのは結構大変です。
数学的にキリが悪いというのは他の進数との親和性が低いことを意味します。
Re:なぜ1024なのか (スコア:1)
彼等なら何十本でも識別できそうですので。
# 大事な機械は「触手厳禁」
Re:なぜ1024なのか (スコア:2)
つか今度は (スコア:2)
ファイルサイズの表記とメモリの表記が合わなくて混乱しない?
いずれメモリもあわせるのかなあ・・・
KB (スコア:1, 参考になる)
Re:KB (スコア:1)
修正しました。ご指摘 thx。
Hiroki (REO) Kashiwazaki
わかった (スコア:1)
ファイルサイズ管理ロジックを、全てBCD [google.co.jp]で実装しなおすつもりだな。
# ファイルサイズの小数点丸め誤差もこれで解決:-)
いままでは? (スコア:1)
え?今までは、16進数だったの?
これやる意味あるの? (スコア:1)
Re:これやる意味あるの? (スコア:1)
ハッカーの言葉遊びとしては (スコア:1)
メガ以上になると破綻するスケーラビリティのないものだということをわきまえている限りは。
大文字小文字の使い分けに気づかないような人にまでひろまってしまったのが不幸の始まりだと思う。
ダレ得??? (スコア:0)
コレは誰が得するのでしょうか?
未来のユーザ。(キリッ (スコア:2)
(T/O)
# df -h --disable-si-expression
# うーん…
Re:ダレ得??? (スコア:1)
どこにぶら下げていいのかわからないのでここに
1KB=1024B表記していたのを1KiB=1024Bに統一して
1KBと表記されていたのを1KiBと律儀に表記するならわかるんですが
タレコミ文のように「ファイルサイズに10進数を使う」とかくと、
まるで、1kB=1000Bとして 1000Bのファイルが 1kBとして表記されるように聞こえてしまうんですが
これは何かの間違いですよね?
Re: (スコア:0)
ストレージ業者
Re: (スコア:0)
だよね。本当にそれくらいしか思いつかない。
(USBメモリ等を含む)ストレージ業者が1K=1024に表記を直してくれるだけで、問題解決なのになあ、、、
マジで余計なもののような気がします。
Re:ダレ得??? (スコア:2, 参考になる)
SI単位系について定めた国際単位系(SI)日本語版 [www.nmij.jp](PDF注意)の33ページ(PDFでのページ数は34)に、kやMといったSI接頭語についてこう注記されています。
「これらのSI 接頭語は10 の整数乗を表す.それらを決して2のべき乗を表すために用いてはならない(例えば,1キロビットは1000 ビットであり,1024 ビットではない).」
1Kbyte=1024byteの意味で表記していたもののほうを1Kibyreと改めるべきで、区別がつかなくなって混乱を助長するほうにわざわざ変更するなんてとんでもない。
2進接頭語が制定されていなかった12年以上前ならいざ知らず。
Re:ダレ得??? (スコア:1, すばらしい洞察)
> 区別がつかなくなって混乱を助長するほうにわざわざ変更するなんてとんでもない。
さてどうかな、直し方を誤ってる気がする。
数字を十進数に直すのではなく接頭辞を二進接頭辞に変えるべきだと思うけどどうよ?
2進接頭辞(Wikipedia) [wikipedia.org]
Re:ダレ得??? (スコア:1)
> 数字を十進数に直すのではなく接頭辞を二進接頭辞に変えるべきだと思うけどどうよ?
メビバイトとかキビバイトとか書いてたら、そういうものを知らない人がtypoだと思ってバグ報告してきて、それをいちいち説得するよりも良いという判断をしたのだと思う。
Re:ダレ得??? (スコア:1)
Re:ダレ得??? (スコア:1)
こういうのを正確に表記しようとすると、1.44KikBytes とか、1.44kKiBytes とかすれば良いんでしょうか。この場合は、キロキビかな。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
逆に、kという単位を使いながら1024にすることで
誰が得をするのか?ということかと。
Re:ダレ得??? (スコア:1)
例えば「32bit環境では使えるメモリの上限は4GiBに限られます」という文が, 「32bit環境では使えるメモリの上限は4,294,967,296Byteに限られます」とか「32bit環境では使えるメモリの上限は4×230Byteに限られます」と書かれることになりますがよろしいでしょうか?
どう変るのかしら (スコア:0)
たとえばDebian/Gnul Linux Lennyで
$ dd if=/dev/zero of=test.img bs=1MB count=1
1+0 records in
1+0 records out
1000000 bytes (1.0 MB) copied, 0.00706552 s, 142 MB/s
$ ls -alF test.img
-rw-r--r-- 1 user group 1000000 2010-03-31 10:40 test.img
が、違う表示になるってことなんでしょうか。
ようするに (スコア:0)
いままで1k=1024としていたのを1k=1000とします
ってことでしょ。1024個集まると一つ上位の固まり1個になるってのは1024進法であって、2進法じゃない。つまり2進法から10進法になります、じゃなく1024進法から1000進法になりますってのが正解。
Re: (スコア:0)
でも「2進接頭辞」のことを「1024進接頭辞」とは言わないからいいんじゃないかな
Re: (スコア:0)
n進数とはnで「桁が上がる」って意味で、「単位が変わる」ではないですぞー
1024は2進数の10桁(512)から11桁(1024)になるところなんです。
Re:ようするに (スコア:1)
1時間=60分、1分=60秒って六十進数じゃないのですか?
となると、SI単位系はk,M,G,...と続くわけですから、千進数ってことになるんでしょうか?
十進数の10が十集まると桁上がりして100となるわけですが、1時間が六十集まると何になるんでしょう?
1/60秒はどう表記するんでしょうか?
一般人からしたら (スコア:0)
Re:一般人からしたら (スコア:1, おもしろおかしい)
>1024より1000の方が覚えやすい
えーっそんな人がいるのかよ!
Linuxとか使ってる人ってキリのいい数字は? 「256!」 とか答えちゃう人ばっかりでは?
Re:一般人からしたら (スコア:2, おもしろおかしい)
もちろん掛け算はFの段まで言えます。
Re:一般人からしたら (スコア:1)
Ubuntu は初心者向けを標榜しているから、2^n がきりのいい数字という思想そのものが問題があるという立場なのです。
そもそも、SI単位系においてコンピュータの分野だけ例外的に k = 1024 という慣例は肯定されるべきものでは無いと思います。
# ロケットが落ちるかもしれないし。それはないか。
どこまでやんの? (スコア:0)
デスクトップだけ?
それともdf等のすべてのコマンドを含めてやるの?
中途半端にやると戸惑うのはユーザーじゃないのかね?
#ロカールの変更だけでさくっとできるような問題?
Re:どこまでやんの? (スコア:1, 参考になる)
Fedora 12でいくつかのコマンド(df,du,dd)で試したところ、
サイズ指定を、例えば
という風に指定できるようになってました。
すでに各コマンドで対応されていることを前提にして、デストリビューションレベルでの対応を明示する、
ということなのでしょう。
Re:正確な容量だけでなく (スコア:1)
Re:正確な容量だけでなく (スコア:1)
必要ですか?
数枚程度までなら、わざわざ表示しなくても大体検討がつきますし、数十枚だったらそんなにDVD-Rに焼こうとは思わないでしょう。
1を聞いて0を知れ!
Re:もういっそのこと (スコア:1)
両手で2進10桁に使う方が便利だよ!
#できるもんならね。私はそんな風には動かせないが。
Re:もういっそのこと (スコア:1)
第二関節(と親指の第一関節)も使えば三進数でもいけるぞ。
#十進変換に時間がかかりそうだ。
ちなみに、十進数は「じゅっしんすう」ではなく「じっしんすう」な。
Re:もういっそのこと (スコア:1)
>ちなみに、十進数は「じゅっしんすう」ではなく「じっしんすう」な。
うーん、これは私は「ら抜き」以上に微妙な状況だと思います。
私の周囲以下の年代では多分「じゅっ」という発音の方が優勢なので、
「新しい=あたらしい」(本来は「あらたしい」)のように、
遠からず変化してしまうのでは?
Re:もういっそのこと (スコア:1)
多分「じゅっ」という発音の方が優勢
そうですね。実際に「じっしんすう」と発音している人は少ないと思います。
「新しい=あたらしい」(本来は「あらたしい」)
一方で、「女王」の例もありますね。ほとんどの人は「ジョーオー」と発音してるので、「じょうおう」と表記しそうですが、未だに「じょおう」と綴りますね。
後、「を」とかね。これを「ウォ」と発音している人は、ごく少数だと思いますが、「お」ではなく「を」ですね。
Re:ガラパゴスOS (スコア:1)
残念ながらその定義だとガラパゴスOSと罵倒されるのはLinuxだと思う。ディストリビューションを問わず。
署名スパムがウザい?アカウント作って非表示に設定すればスッキリさ。
Re:ガラパゴスOS (スコア:1)
ガラパゴス→亀に由来→KAME Project→といえばBSD
というわけで、ガラパゴスなら BSD ではないでしょうか。