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テクノロジー

空気で建物や街を浮上させる地震対策、水平方向と上下方向の揺れを軽減 45

ストーリー by hylom
天空ビル 部門より

圧縮空気を建築物などに噴射することでわずかに地面から浮上させることで地震による揺れを軽減するという技術が開発されているそうだ(NHK)。

この技術は防災科学技術研究所や日立製作所、摂南大学の研究グループが開発を進めているもの。圧縮空気によって家を浮かせて揺れを軽減する技術はすでに実用化されているが、今回開発された技術では浮上によって水平方向の揺れを遮断できるだけでなく、「特殊なパネル」によって上下方法の揺れも吸収できるのが特徴という。

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  • ・地震が終わる前にエアが尽きた時
    →正常な着地ができない?
    ・地震が終わった時、着地するベースが壊れてた時
    →せっかく揺れに耐えたのに、地震後に倒れちゃう?
    ・ベースが傾いたとき
    → 建物がツーッと横に滑って逝く?

    色々気になることはあるけど、とりあえず建物が浮くというのはワクワクする。

    # 性能検査のシステムにソフト開発者が「バルス」というコマンドを組み込んでたことが
    # バレて問題になる未来を夢想

  • by qem_morioka (30932) on 2017年09月04日 16時59分 (#3273059) 日記

    津波に耐えられる建物となるときついものなのかね。
    今の木造住宅はほとんどが基礎の上に自重で乗っかってる程度だよね…
    (ボルトで止めてるのもそれが横ずれを防ぐようなゴツイ代物ではない)

    家ってかんたんに流れるんだ…っていろんな映像をみて思いましたorz

    # 津波だけでなく土砂崩れもあるからなあ

    • by nemui4 (20313) on 2017年09月04日 17時21分 (#3273086) 日記

      友人の家も津波で流されてました。
      お母さんは屋根の上にしがみついて、流れが落ち着いてから逃げて助かったらしい。

      いっそのこと、船を陸に上げてそれを家にしてしまえば津波が来たらそのまま出航でダメージ少なそう。
      家の基礎をヨットのようなものにして地震に備えるというアイデアを漫画で見たことあったっけ(たしか赤塚不二夫先生)

      親コメント
    • by BIWYFI (11941) on 2017年09月04日 18時10分 (#3273116) 日記

      木造住宅だと、床上浸水は実質全損だから、流され無い対策に意味は少ない。
      津波保険でも、平屋で1mの浸水は全損扱い。二階建てで二階に届くとやっぱり全損扱いみたい。
      襲って来るのは、純水じゃなく泥の塊だから、耐えても建替え必須になるんだろうね。
      あと、泥と一緒に車とかも流れて来るから、下手に流れに逆らうと逆にダメージが増えそう。

      --
      -- Buy It When You Found It --
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        津波じゃないけど田舎の築60年超の実家は1959年7号台風と15号台風(伊勢湾台風)と二度にわたり床上浸水しました。
        でも、貧しかったので建て替えなんてできず、どうにか洗い流して復旧させましたね。当時は水洗便所なんかなかったし、大河川のやや下流地域だから相当いろんなものが含有されていたと思うのですが。近所では流された家はないので比較的穏やかな浸水だったのかもしれません。

        • by Anonymous Coward

          津波、高潮、洪水…現象によって差が色々あるけど、
          家が流されるか否かに一番影響するのは強い水流が有るかどうかでしょう。

    • by Anonymous Coward

      防波堤みたいな、鉄筋コンクリートでガチガチのシェルターみたいな建物を作れば
      耐えられるだろうけど、窓も扉もない(小さい)建物に住みたいと思うかな?

      そもそも歴史的大津波でも10~20mくらいなんで、海抜20m以下の場所に建てない
      限りは津波を届かせることさえ難しい。日本のような島国でさえ、わざわざ好き好んで
      沿岸部に立てない限りは対策自体が不要じゃね。

    • by Anonymous Coward

      ここ30年くらいに建てた家だと建築基準法に従って基礎にボルトで留めてあるんじゃないの?
      それより古い家は耐震工事が必要というリフォーム屋のチラシを見たことがあるけど。

      # リフォーム屋のちらしが正しければ

      • ここ30年くらいに建てた家だと建築基準法に従って基礎にボルトで留めてあるんじゃないの?

        ボルト留めしてるけど、津波のような横の力を支えるような代物じゃないよ、
        せいぜい風でずれない程度だよ

        # 津波の場合、木造住宅なら下手に耐えようとするよりも、流れたほうがいいという考えもあるか

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          > せいぜい風でずれない程度だよ

          耐震用のボルトなら地震に耐えてもらわないと困るんだが。

          • by Anonymous Coward

            昔の奴は耐震用のボルトじゃないんだよ。

            • by Anonymous Coward

              念のため聞くけど、「ここ30年くらいに建てた家だと建築基準法に従って基礎にボルトで留めてある」のボルトの話してるんだよな?

    • by Anonymous Coward

      そういえば何年前だか忘れたけど家と基礎の間に風船のようなものを膨らまして地震に耐えるってのがありましたね
      あれをそのまま膨らませれば水に浮くんじゃないかな(ムシムリ

    • by Anonymous Coward

      小さい建物は鉄筋でも基礎ごとひっくり返されるんだから、個人住宅には不釣合いな大きさのビルを建てるか、日常生活に不便な4・5階建てクラスの高層高床式建築にでもするしかないでしょう

      • by Anonymous Coward

        >日常生活に不便な4・5階建てクラスの高層高床式建築

        むしろひっくり返りやすいような・・・ 津波の前に地震でダメージも受けてるわけですし。
        1~2階部分を壁を設けずに柱だけで支えるとか、背の高い分基礎の杭も深くするとかも
        考慮に入ってるのかな?

  • 周辺ではそんな光景が展開されるのだろうか。

  • by Anonymous Coward on 2017年09月04日 18時56分 (#3273162)

    そこまでやるなら
    もういっそのこと
    メガフロート上に都市つくればいいだろ?
    海面上昇の影響も受けないよ
    魚市場の立地に困ることもない
    周囲にフロートタイプのメガソーラー展開し
    海水電気分解すれば水素も得られるし
    淡水化プラントも動かせる
    原発も下に吊るす形で設置すれば暴走すれば深海に落とせばいいだけだから安全
    何処かに係留して橋かけとけば不便もない
    下手に移動機能ついてると海上要塞扱いされかねないし…

  • by the.ACount (31144) on 2017年09月05日 12時59分 (#3273540)

    噴射で浮かせるとか空気のバネじゃなく、空気の膜で摩擦0だね。
    少量の空気で済むし、微小隙間だから空気が逃げるのも遅い。

    --
    the.ACount
  • by Anonymous Coward on 2017年09月04日 16時42分 (#3273035)

    つー、っと横滑りしていったら大変なことに...

    • by Anonymous Coward

      台風の時地震来たときとか、あと地盤沈下で水平狂ってるときとかね。
      結局支持しないと行けないならゴムでもよくないかな。

      • by Anonymous Coward

        番組見てたならわかる話だけど
        長周期パルスにはゴムを使った免震構造は脆弱なので
        建物と地盤を完全に分離してしまおうと言う発想だよ。

        街ごと浮かすとか力技と言う言葉に相応しすぎる。

        • by Anonymous Coward

          珠閒瑠市かな?

        • by Anonymous Coward

          番組見て思った。
          『このテの研究成果を、番組放映まで非公開にするとかってのはどうなん?』

    • by Anonymous Coward

      単なる強力な空気バネじゃないんですかね...横にすっ飛んでいかないようにリンクさせつつ、エアーが横に逃げないようにもする。
      むしろ浮上する高さが小さすぎるような気もします。これくらいだと平気で浮上部分の上下がガツガツ当たるでしょう。それをバネやゴムで補助する形?

      • by Anonymous Coward

        空気ばねで同じこと出来るならそのほうが稼働に必要なエネルギーが大幅に削減できそうでは有るんだけど、同じことは出来るのかな。
        ばねの側面の柔軟性を思い切り稼いでおけばできそうな気もするけど耐圧とかどうなんだろう・・・・・・

    • by Anonymous Coward

      地滑りの振動を地震として検知するとむしろ被害拡大方向に働く可能性が。

  • by Anonymous Coward on 2017年09月04日 16時46分 (#3273043)
    パネルでどうやって上下方向の揺れを吸収するのかと思ってリンク先を見たところ、「特殊なバネ」でした。
  • by Anonymous Coward on 2017年09月04日 18時43分 (#3273149)

    倒れないの?
    車のサスみたいに、スタピライザーやダンパー付けるとか。(結局今までの免震・制震と大差なし)

    # 毎分0.8立米の空気噴射は、バカに出来ないランニングコストが掛かる。←常時は無噴射で待機しておいて、振動を感知すればエアタンクとかガスジェネレーターから噴射するとかかな?

    • by Anonymous Coward

      現在、ゴムによる免震構造を使っているクラスのビルなら使えるんじゃないかな?

      > 振動を感知すればエアタンクとかガスジェネレーターから噴射するとかかな?

      長周期パルスは地表に載っている物ごといきなり断層がずれると生じると言っていたから
      揺れを検出してからビルを持ち上げるのでは間に合わないんじゃないだろうか。

  • by Anonymous Coward on 2017年09月04日 19時31分 (#3273190)

    今までの免震ダンパーとかはパッシブな常時動作型の技術だったけど
    これはアクティブ型で起動中はエネルギーを消費し続ける、要は建物~都市サイズの巨大ホバークラフトだから

    地震の初期にくる長周期パルスに対応するためにはその時点でこの装置を起動状態にしておかないといけない
    直下型に対応するためにはそれこそ常時起動で加圧ポンプ動かし続けるような無茶をしないと使えないし
    最初の地震が過ぎた後に余震に対応する為に起動を続ける為のエネルギーをどうやって維持するかも大変そう

  • by Anonymous Coward on 2017年09月04日 21時59分 (#3273266)

    年が変わる瞬間に個人個人がバラバラにジャンプせずとも家ごとまとめてジャンプできるということでよろしいか?

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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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