アマゾンジャパン、書籍の買い取り制への移行を出版社と交渉 34
ストーリー by hylom
変わる商慣習 部門より
変わる商慣習 部門より
あるAnonymous Coward曰く、
日本のほとんどの書店では、雑誌や書籍などを返品できる委託販売契約で仕入れている。この契約は書店側の在庫リスクを減らせるメリットがあるものの、これによって雑誌や書籍が売れた際の利益が少なく設定されるというデメリットもあった。そんな中、アマゾンジャパンが、雑誌や書籍について返品を行わない「買い切り」契約での仕入れを目指し出版社と交渉を行なっていることが報じられている(日経新聞の記事1、記事2)。
一般的に買い切りの書籍は返品できない反面、委託販売と比べて小売店側の利益の取り分が多い。買い切り方式の変更と共に、一定期間が過ぎた書籍の値引き販売ができる時限再販の導入も視野に入れているという。
ちなみに委託販売と再販制度は直接は関係ないので、買い切りだが値引き不可という書籍もある。
ん? (スコア:1)
岩波書店と静山社は元々買取制だよね。「それを他の出版社でもやらせてくれ」という認識でいいの?
Re:ん? (スコア:5, すばらしい洞察)
建設的に元コメントをサポートするような情報を追記すりゃ良いのに、なぜそんなイヤミな書き込みをするのだろう。
Re: (スコア:0)
マイナス思考の集まりがスラドですよ。
Re: (スコア:0)
非正規雇用の社畜が憂さ晴らしにエア経営者ムーブとかする場だから
Re: (スコア:0)
#3559733 の「オレサマ知ってるぜ」的な上から目線はすごいですね。
リアルでは誰にも相手されないで悶々としてそうで哀しくなる。
Re: (スコア:0)
てけとーに検索したら、こんなの見つけたよ!
出版社販売体制一覧表
http://www.1book.co.jp/002869.html [1book.co.jp]
左端の数字が100なら、全て買い切り、のようだ。
岩波書店、研究社、学事出版、光生館、地球社、日本加除出版、邦楽社、医学の世界社が該当する。
Re: (スコア:0)
なんか知っているから批判したとおもうが、それを追記したところが批判されてしまうから追記しないのが残念で仕方がない。
情報追加お願いします
Re: (スコア:0)
岩波しか知らなかった俺から見ればもう1社出てくるだけでも高評価。
Re: (スコア:0)
つーか、買い切りと言って真っ先に思い浮かぶのはアスキーだなあ(遠い目)
Re: (スコア:0)
単に有名だからでしょう。人の知識を乏しいと貶したのだから、もはや全ての買い切り制出版社を諳んじていなくてはならなくなりましたよ。生きるのが大変そうですね。
【回答】時間のムダを省いたから (スコア:0)
> なぜその2社を出したのか?
「岩波書店と静山社と研究社と学事出版と地球社と日本加除出版と邦楽社と医学の世界社」って書けば良かったってこと?
知名度高いのは研究社ぐらいで、他は出版業界内でもマイナーな出版社。ここのような一般向けのサイトで書いても時間のムダでしょ。
Re:【回答】時間のムダを省いたから (スコア:1)
おかげで「加除式書籍」という呼び方を知ることができました。嬉しい!
#「加(算)除(算)」だと全然対照じゃないので、すごい違和感あるね!
再版なんざトンネル会社使えば崩せる (スコア:0)
新品をペーパーカンパニーの買取屋に売ればいい
その会社が値引きして売る
国外企業なら日本は手を出さないから余裕でやれそう
Re: (スコア:0)
普通に卸さなくなるだけでは。
出版社が基本的にどんな注文が来ても断らないのは、何か法的な義務があるわけじゃないので、取引しない権利を行使されるだけだと思う。
仮に再販制度がなくても、よっぽどの事が無い限り認められる。
Re: (スコア:0)
むしろ再販制度は出版社に選り好みをしないインセンティブを与えるために認められてるんでしょ。
Re: (スコア:0)
いや、再販制度が無かったらNGだろう。
ときどき「ヤミ再販」がニュースになるよね。
Re: (スコア:0)
いや、普通の企業に、あらゆる会社からの注文を拒否してはいけないなんて義務は無いから。
独禁法、不競法あたりで禁止されているのは、その業界で他に代替の効かないような独占的なものを供給しない事によって競争を妨げること。
例えば、自社が独占生産している部品が無ければ製品が作れない状況で、ライバル企業には供給しないとか、必須特許をライバル企業だけには出さないとか、そう言うシーン。
逆に言うと、そう言ったシーン出なければ、必ずあらゆる会社と取引をしなければならない義務なんてない。
特に書籍は、売っているもの個別に見れば確かに唯一無二でも、ビジネス的には全く唯一無二の商材ではない。また、最大手の集英、講談、小学館、角川あたりをみてもシェア的にはたいしたことが無いので、よっぽどのことが無い限り規制に取引しない権利はいくらでも行使できる。
Re:再版なんざトンネル会社使えば崩せる (スコア:2)
「独占的なものを供給しない事」なんか、いくらでもふつうに行われてるやろ。w
ライバルに渡さないのも当たり前や。それが競争力の源泉なんやし。
そういうのは不公正でもなんでもないで。
独禁法の対象は、ビジネスとして不当なもののみ。
Re: (スコア:0)
そんな方法だと再販前提の卸値で仕入れることになるから無駄だろ。
別に個別の契約をする出版社も有るから普通に交渉すりゃ良いのでは?
少し位は出版社の利益も考えないと取次さん通してって言われるだけだろうけど。
Re: (スコア:0)
すでにamazonに直販したほうが(少なくとも最初の1年は)有利だったりするからね
Re: (スコア:0)
Amazonは古本も扱うのでそちら方面なら問題なさげ。
新品として売ると何か法に触れる???
Re:再版なんざトンネル会社使えば崩せる (スコア:1)
そもそも再販制度って法で強制されてるのではなく、
逆に独禁法(再販売価格の拘束の禁止)の適用除外をされてるだけ(独禁法23条)だから
販売契約の違反による不法行為ではあっても、触法はしないと思う
であってるのかな。
Re:再版なんざトンネル会社使えば崩せる (スコア:1)
契約違反と不法行為は違うのだが。。
Re: (スコア:0)
そもそも別に再販制度の枠外で取引ってのもそれほど珍しい事では無いよ。
ただ弱小書店が窓口統一して扱うに便利とか、逆に弱小出版が大規模書店のゴリ押しに取次バリアを使えるとかってだけで。
普通に買い取り契約して安売りってのもまま有るだろうに。
Re: (スコア:0)
不良在庫を安く処分したいというだけならトンネル会社なんか使うまでもなく新古本として売ればいい
そういう話じゃない?
Re: (スコア:0)
新古本とかいわなくても、再版解除して安く売るセールが定期的に行われてます
http://www.bargainbook.jp/
ことしも4月からだそうで。
この他にも、ショッピングセンターの催事コーナーなんかで回ってるのもあるよね。
Re: (スコア:0)
本に関係ない近所のスーパー(東急)で値引き本のワゴンセールやってるのはそれか.
本屋(有隣堂)の真ん前でやってるのを見た時は何事かと思ったが,
普段見掛けないジャンルや洋書など面白そうな本が結構あって,何冊か買ったっけ.
# さすがにスーパーのとは傾向が違ってた
電子書籍が伸びない? (スコア:0)
電子書籍だったら委託販売も再販制度も関係ないので、
紙書籍が滅ぶまでほっとけばいいんだろうけど、
紙書籍がしぶといので、こっちからも切り崩そうとしているのかな?
Re: (スコア:0)
アナログの逆襲にアマゾンは勝てるのかな
Re: (スコア:0)
出版社から割安で買い付けて、売れなかったら捨て値で中古市場に流して打撃を与え、それと前後してコンテンツの電子化を迫る契約を突き出して、出版社の紙離れを促進させよう、という肚でしょうか。
小口研磨はどうなるのだろう (スコア:0)
Amazonには、ぜひ小口研磨されたものは買い切り対象ではない、とか言って
出版社に突き返すようにして欲しい。そしたら、Amazonからもっと買う。
委託販売と再販制度は直接は関係ない (スコア:0)
直接関係ないし例外はあっても、返本可は書店に有利で定価強制は出版社に有利なんだからよっぽど力関係に差がないと(書店がamazonだとか)なかなか片方だけを採用とはならんだろ。