オランダで不妊治療を手がけていた医師が、体外受精の際に提供されたドナーの精子ではなく自身の精子を使っていたことが判明、波紋を呼んでいる(日テレNEWS24、BBC)。
この医師は2017年に亡くなっているが、この「精子のすり替え」によって少なくとも49人の子供が生まれているという。生まれた子供の親が、瞳の色がドナーと異なっていたり、外見がこの医師に似ていることから疑惑が浮上、DNA鑑定が行われて確定したようだ。
nemui4 曰く、
これはコワイ実話マッドドクター。この手の治療を受ける場合、検査可能な段階で早めに遺伝子検査しないと安心でき無さそう。罪なき子供らに幸多からんことを祈るのみ。
定期的に起きるね、こういう事件は (スコア:1)
やっぱり、人間は遺伝子に支配されいてるのか。
Re: (スコア:0)
不定期的じゃね?
Re: (スコア:0)
「ある程度の期間をおいて時々起きること」を「定期的」と呼ぶ人は多いですね。
もう、なんというか、諦めました。
ニュアンスが異なるので「不定期に」「不定期的に」には言い換えられないんですよね。
「ちょいちょい」「しばしば」「たまに」「繰り返し」くらいが候補。
期間が定期的か不定期かに関わらず、何度も起こること、という意味。
Re:定期的に起きるね、こういう事件は (スコア:2)
「定期」を「一定の物理的時間」ではなく、「ほとぼりがさめるのにかかる感覚的時間」と解釈すれば。
それもニュアンスは違うよなあ。
立て続けの連続ではないことが表現できていない。
Re: (スコア:0)
自分の子孫を残すのは生物の本能なんでしょうねえ
Re: (スコア:0)
つまりスラド民には生物の本能を凌駕することに成功した超生物が多いということか!
Re: (スコア:0)
自分の子供が出産されたときに、代えがたい達成感というか快感というかがあるんかな?顕微鏡で受精の瞬間を見たときか?受精卵を戻すときか?よくわからん。
Re:定期的に起きるね、こういう事件は (スコア:2)
よしよし、托卵したったぜ、親は何も知らぬままにワシの子を育てるがよい、フハハ!
みたいな歪で不道徳な優越感が目的なんでは。
二匹目のドジョウ (スコア:1)
アメリカにも、同じことを行い、その行動が理由になって、
イグノーベル賞を受賞された方がいます。 [wikipedia.org]
しばりょう (スコア:0)
司馬遼太郎の「牛黄加持」(新潮文庫「果心居士の幻術」所収)が確かそんな話。
健康 (スコア:0)
正常な男の精子使うから成功率が高くて評判も良くなってさらに患者が…
てなっちゃうんかねやっぱり
精子バンク (スコア:0)
これ日本にとっては他人事じゃないよね。
少子化ヤバイとずっと叫ばれているのに
不妊治療へのサポートは、むしろ他国より不足している状況。
なぜ本腰を入れないのか。
慶應に精子バンクがあったけど中止のようだし
法律の整備の遅れもあって存続の危機とか・・・。
Re:精子バンク (スコア:2, すばらしい洞察)
不妊治療の必要な人が増えたから少子化が進んだわけではないでしょう。
晩婚化が不妊の大きな要因ではないでしょうか。
本腰を入れるなら,(色々な器官が)若いうちに子作り・子育てに励める環境の整備,ではなかろうか。
人生百年時代とか言われているのだから,さっさと子育てを終えて,その後の半世紀を気ままに過ごすのも一興かと。
Re: (スコア:0)
>不妊治療の必要な人が増えたから少子化が進んだわけではないでしょう。
同感。
金がないから結婚も出産もしない人が、さらに治療費まで払って子作りするとは思えん。
不妊治療のサポートに払う金があれば、年金カットして子育て支援に……
若い頃は就職氷河期で若年フリーターになり,
中年では雇用の調整弁としてリーマンショックで派遣切りにあい、
次は歳を取ったら年金カットして「人生再設計」になるのかな。
貧乏くじ世代は本当に踏んだり蹴ったりだわ。
Re: (スコア:0)
日本には他国の代理母に沢山産んでもらって、その影響でその国の法律を変えてしまったとかいう人がいるからまあ他人事じゃないな。
Re: (スコア:0)
日本は、血やDNAにこだわりすぎなのも問題。
養子という選択肢がなさすぎ。
自分で妊娠して出産するか、それができなきゃ子供を諦める、の2択が基本なのが問題。
Re: (スコア:0)
昔は養子多かったのにね。
まぁ血縁がほとんどだったとは思うが…。
核家族化が影響してるのかな、という気はする。
Re:精子バンク (スコア:2, 参考になる)
「イエ」の観念が根強く残ったまま個人主義になったからかしら
養子とってまで残すようなイエじゃない、みっともない、みたいな……
自分たちの子どもとしての養子って認識になってない感じ?
Re: (スコア:0)
昔の養子は自身の家系から持ってくることが多かったはず
本家の長男が死んだら分家の次男坊持ってくるとか
Re:精子バンク (スコア:1)
まあそうなんだろうけど、
私の遠い親戚は、姪・弟の娘を養子にもらってたよ。
なかなか子ができなかったから、と聞いたけど、その後実子も生まれた。
私の母親は、貧乏子沢山の家で、兄弟(私から見て、おじ・おば)が多く、そのおじの内一人は、まったく血のつながらない家に養子に行った。
貧乏で、どうしても育てられなかった、って理由だったらしい。
一度も会ったことが無い。
Re: (スコア:0)
「産まれた子供は死なない」のが当たり前になったからではないでしょうか。
乳幼児の死亡率が高かった時代には多産が普通だったはずで、子供の多くが生き残った場合は養いきれず、他所で生きていけ、ということになるのではないかと。
Re: (スコア:0)
>日本は、血やDNAにこだわりすぎなのも問題。
「今の」をつけろよ
それに血統を重視しない民族のが少数派だぞ
Re: (スコア:0)
慶應の精子バンクは将来訴訟リスクあるけどいいよね?とかも説明を丁寧にした結果だからしょうがない
慶應の精子バンクって自分のじゃなくって旦那の精子が機能しない場合に使ってもらうだから初めから他人だぞ
遺伝ー遺産 (スコア:0)
ところで下世話な話、
この
少なくとも49人の子供たち
は、かの医師の遺産を要求出来るのだろうか?
損害賠償と慰謝料を請求したほうが良い?
それとも両方出来る?
Re: (スコア:0, 参考になる)
遺産相続は無理だと思う
親子関係の認定の際に、ドナー側(精子提供者)が拒否できるはず。
そこが通らなければ、遺産相続はむりだろうね
そうじゃないと、ドナーのリスクがあり得ないぐらい高くなるし
Re:遺伝ー遺産 (スコア:3)
ドナー側(精子提供者)が拒否できるのは正規の手順に従った時だけの筈。
非正規のだった場合は養育費から遺産まで持っていかれる可能性があったかと。
Re:遺伝ー遺産 (スコア:2, 興味深い)
果たしてドナーとして扱われるのかね
性犯罪者として扱うべきなんじゃないのかね
少なくとも患者女性にとっては知らない間に強姦されて望まない子を産んでしまったような状況なんだし
患者女性にとって子供への愛情と望まない男との子供という葛藤、生まれた子も事実を知ったときは複雑な気持ちだろう
ドナー提供の精子によるもので不妊の夫との体外受精ではないからまだ折り合いは付けやすいだろうけど
まったくもって酷い事件だよ
Re: (スコア:0)
元記事だと、裁判所がDNA鑑定を認めて、DNAが押収されますよ。
その鑑定結果での49人なんでしょ。
Re: (スコア:0)
その医師は2年前に死んでもういませんよ
Re: (スコア:0)
2年前に死んでるけど、裁判は今も続いている。
Re: (スコア:0)
DNA鑑定は死後裁判で勝ってやってるけど、賠償については報道がないな。
Re: (スコア:0)
死んだときに遺産がもらえる権利があったら、すでに死んで2年たってても、もらえると知ってから請求できるんじゃないの?
フリーセックスの国が (スコア:0)
また誤解されるわけだな