英スピーカーメーカー「KEF」、音のブラックホールともいえる技術を開発 17
ストーリー by nagazou
その性能利点にあなたは驚き感動するそうです 部門より
その性能利点にあなたは驚き感動するそうです 部門より
英スピーカーメーカー「KEF」は、革新的な吸音技術「Metamaterial Absorption Technology(MAT)」を開発したそうだ(動画)。AV Watchによれば、KEFはこの技術を使って、
「聴き手が吸い込まれていくような、臨場感あふれる類無きピュアなサウンド」を楽しめるスピーカー
を作っている模様(AV Watch、KEF Japan)。MATは複雑な迷路のような構造しており、特定周波数帯の音をブラックホールのように吸収することで、ドライバーユニットの背面から発生するノイズを99%吸収できるようになったらしい。
肝心のMAT搭載スピーカーは「もう間もなく」登場するとのこと。
無線関係のパーツとなんか似てますね (スコア:2)
あちらはGHzなので作用は全然違うんでしょうけど
Re: (スコア:0)
どうしてもマンホールのフタに見える…マンホールのフタの模様も衝撃を和らげる役割があるのかもしれないが…?
Re: (スコア:0)
蓋の模様は滑り止めでしょう
この技術で壁を覆ったらどうなるんだろ (スコア:0)
スピーカーからの反響音が消えて、純粋な音が楽しめるのだろうか?
#最後には自分の拍動が気になりそうだが
Re:この技術で壁を覆ったらどうなるんだろ (スコア:2, 参考になる)
市販の音楽ソースをスピーカーから聞く場合は、ソースに「反響した音」(電子的に付加したエコーなども)が含まれているので、
純粋に音源から発せられる音のみの物はどのみち聞けない。
無音響室で誰かに楽器を演奏してもらってそれを聞くとか、話してもらってそれを聞くとかなら、
お望みの「純粋な音」に近い感じのものが得られる。
自分が話す声は、自分の体内で伝導・反響して聞こえる成分がかなり大きいので、適切ではない。
個人ごとに受ける感覚や印象は違うだろうが、自分の感じるところでは、
反響無しの音はまったく味気なく聞こえるし、無音響室に居るとなにか落ち着かない
音響的に周囲に全く物がない広大な場所にいる感覚をうけるので、広場恐怖症的なものを感じるのかも。
Re:この技術で壁を覆ったらどうなるんだろ (スコア:2)
原理上、特定波長の音しか消せないので望むような反響音除去効果は出ないと思うなあ。
Re: (スコア:0)
円周を分割して多くの波長に対応する弧を作ってるように見えるが…
Re:この技術で壁を覆ったらどうなるんだろ (スコア:2)
でも、しょせんは離散的な波長しか消せないのでは。
スピーカーや、その反射波が作り出す連続的かつ幅広い周波数分布に対応するのは、この原理だけでは難しいように思えた。
Re: (スコア:0)
共鳴て特定波長丁度を100%、ってわけじゃない。+-5% で端はピークの半分、とかだろう。
1オクターブ(波長2倍)あたり12音階分くらい作っとけば割といけるって事じゃないかね。
伝統的な無響室は斜めに木材を組み合わせてるけど、立体な分空間を取る。
こいつはスペース効率が売りなんでは。
Re:この技術で壁を覆ったらどうなるんだろ (スコア:2)
でもさ、ヒトの可聴域って20Hz~20kHzぐらいまであって、10オクターブぐらいあるのよね。なので、オクターブあたり12音階分作ると長さのパターンは単純には120種類も必要になっちゃう。これは結構きつくない?
#1/n波長も吸音できる気はするので、実際には必要な種類が減りそうだけど
Re: (スコア:0)
それ無響室って言ってすでにあります
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E9%9F%BF%E5%AE%A4 [wikipedia.org]
ヤマハの調音パネル (スコア:0)
AV watchの記事より
https://jp.yamaha.com/products/contents/soundproofing/acoustic_conditi... [yamaha.com]
発想はこのヤマハの調音パネルと同じなんでしょうね。より吸音しやすくなっているのかもしれませんが。
Re:ヤマハの調音パネル (スコア:3, 参考になる)
ヤマハのパネル、2枚使ってる。
なかなか良いよ、さすがにこのサイズだと60とか125Hzは減らないけど、そのオクターブくらい上になると結構響かなくなる。
わりと普通の部屋で、歌を、ヤマハのパネル、グラスウールのパネル、無し、3パターン録って響き方聞いたら、グラスウールのは上のほうはきれいだけど、250Hzとかあんまり減らない。9㎝だから普通。ヤマハのは下のほうもリバーブ(ルーム)送り減らしたみたいに減る。
でもよくある布で包んだグラスウールみたいに完全に吸音面になるんじゃなくて、攪乱と反射って感じ。スピーカーの後ろに角度付けて置いたらうまい具合に後ろに音波を反射させて流してくれるっていうか(そんなに大量にじゃないけどね、リバーブ送りとしたら3dBくらいか?条件によっては6dB減らしたくらいまであるかな。)。
普通に音楽聞くのに使うなら、ライブ(響きの多い)の部屋に使ったらいいと思う、ソファーやらベッドみたいな強力な吸音材があるなら、それに向けて流せるように狙えると思う。
スピーカーエンクロージャの後ろに付けるのはいいと思うんだが、なにしろ体積と重さが重要なんだよね。スピーカーの大きさくらいの物じゃ大したことないよ、ベッド置いてあるほうが全然吸うよ、物理的に大きさが違う。
30年前の類似技術 (スコア:0)
ニューヨーク近代美術館(MoMA)に収蔵されたことでも有名な存在であるTechnicsのSST-1 [engadget.com](仕様はコチラ [audio-heritage.jp])。
一見ふつうのバックロードホーンに見えますが、バックロードホーン特有のダイレクトに放たれる音とバックロードホーンを通ってきた音の「干渉」を軽減するため、管路を分岐・合流させたり、途中にチェンバーを設けたりしています(管路がむき出しだからよく見るとわかる)。
Re: (スコア:0)
長い筒のタイムドメインのスピーカーっぽいのかなと思ったけどよくわからん
帰ってきたウルトラマンとシンフォギア (スコア:0)
MATがノイズを退治するというコラボかと勘違いした